退会済のユーザー さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

脚本構成が神掛かっているユフィの最後は鳥肌が立った

最初に断言します。
この作品を超える作品は今後生まれないだろうと！！！！

まず今作品は主人公が正義ではなく悪役側の珍しい作品で
まあ主人公からしたら己の信念と考えを実行しているまでで
単純に正義か悪か決めれる話ではないですけどね。
悪役にもそれぞれの信念を持って行動していると思わせる内容でした。

そして毎回続きが気になる終わらせ方で、もう次を見たいと思わせる脚本構成
予想上回る話の数々
{netabare}ユフィがルルーシュや日本(イレヴン)の人達を救おうとした計画の記念式典の際に
ルルーシュがユフィと和解し、賞賛の言葉送って{/netabare}
私｛ああ和解して平和になるのか、ハッピーエンドに向かうのかな？｝と思っていた矢先
{netabare}ギアスの暴走でルルーシュの意思とは関係なく、勝手に発動しユフィに日本人(イレヴン)を殺せと命じてしまう。
式典会場にいる日本人(イレヴン)を銃で虐殺をし始めたユフィ{/netabare}
私｛ポカーン……え！？……嘘だろ？｝
このシーンは今まで見て来たアニメでも味わったことのない高揚感にも似た
何とも言えない気持ちの昂りを味わいました。そして鳥肌。

ちなみにこの作品での私目線の物語りの主人公はルルーシュとスザクの２人(公式はルルーシュ)
最初はお互いが敵対しているとは知らないです。
ルルーシュはスザクがランスロットのパイロットとは知らず
スザクはルルーシュが黒の騎士団のゼロとは知らず
だが{netabare}ユフィの死を切欠に{/netabare}２人の道は決別をする。
{netabare}ルルーシュ「お前の存在が間違っていたんだ」

～悲しみから怒りに表情を変えてゆくルルーシュ～

スザク「お前は世界から弾き出されたんだ！ナナリーは俺がっ！」
ルルーシュ「スザァック！！」
スザク「ルルーーシューーーー！！！！」

～銃声～{/netabare}

そして物語はコードギアス反逆のルルーシュＲ２へと続く。


【総評】
物語：世界観や設定も好きだが、上記で説明した通り、次を見たいと思わせる脚本構成
作画：キャラデザが凄く好み。また戦闘シーンなど迫力の構図
声優：福山潤、櫻井孝宏、折笠富美子、大原さやかとアニメファンなら誰もが知っている現在でも活躍中の声優陣
音楽：アニメ主題歌で人気を誇るFLOWのCOLORS
　　　独特の歌い方で印象ある曲を歌うALI PROJECTの勇侠青春謳
　　　歌手こそ知らなかったけれども{netabare}シャーリーの記憶を消す{/netabare}場面で流れ涙を誘ったSunSet Swishのモザイクカケラ
　　　BGMも良かった。
キャラ：それぞれがとても魅力的で全キャラに感情移入できる。
　　　　何故なら個々のバックボーンが丁寧に描かれ文句の付ける隙間を与えないから。

故に全てが神掛かった作品でした。