uta@愛の戦士 さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

予想通り＝期待通り

まず思ったのは、「伏線を張る→回収する」。この流れがスムーズでしっかりしているな、という事です。たとえば、
・愛梨の言葉を悟が懐かしいと感じるシーン。後に加代の言葉として再登場します。
・「上野は電車一本でいける」など...
他にもたくさんあります。タイムリープすることによる演出上の利点をフルに活かせていると思います。
この伏線回収力がこの漫画、アニメの最大の魅力だと思います。

タイムリープものという大きな共通点があり、シュタゲを彷彿とさせる作品でしたが、「劣化シュタゲ」に留まらない新たな魅力を、回を重ねるごとに発見できました。「僕だけがいない街」の意味が最後にわかった時には、やられたと思いましたねｗ　最後にしっかり愛梨も登場し、すべてのものが収まるように収まった。合点がいった。そういう気持ちで終えられる良作でした。