「紙ひこうき(アニメ映画)」

総合得点
63.6
感想・評価
61
棚に入れた
337
ランキング
4163
★★★★☆ 3.7 (61)
物語
3.9
作画
4.1
声優
3.0
音楽
3.7
キャラ
3.7

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田中タイキック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

この男、操作系の能力者かなぁ!?

2012年公開 上映時間7分
シュガー・ラッシュと併映されたディズニーによる短編アニメーション
第85回アカデミー賞 短編アニメ賞 受賞

駅のホームで電車を待つ男女、男性が持っていた書類が風に飛ばされ女性の顔に直撃してしまい
書類には女性の赤いキスマークのハンコが押されてしまうハプニングから始まる恋の物語。

舞台はおそらくニューヨーク、街の感じから40、50年代っぽい。
モノクロで描かれているのに決して古さを感じない。
それどころか光と影の描写なんかフルカラーで見るより鮮明で繊細に映ったりします。
例えば屋内の照明より外の太陽光のほうが明るいっていう光量の違いとか、影の濃淡とか
手書きに見えるCGの感じとかを見ても独特かつ最新の技術を惜しみなく使っていることがよくわかります。

後半のファンタジックな展開は某漫画の『想いを込めて作った物には念が宿る』
って設定を思い出して勝手に納得しました。ゼパイルさんの贋作がどーのこーのみたいなやつ。
まぁとにかくロマンティックでスゲー好きでした。
現代人の大人を主人公にしたディズニー作品ってほとんど無いと思うけど
そんな大人でも夢を見ていいんだっていう作品は貴重かもしれないですね。

投稿 : 2016/05/03
閲覧 : 314
サンキュー:

15

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