「アルスラーン戦記 風塵乱舞(TVアニメ動画)」

総合得点
70.7
感想・評価
513
棚に入れた
2729
ランキング
1454
★★★★☆ 3.7 (513)
物語
3.7
作画
3.6
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.7

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ネタバレ

runa21 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

これぞまさに群雄割拠

アルスラーン戦記の2期ということですが・・・
短いですね・・・
ついでにこんなところで終わるの!?
ってところで終わっちゃいます。

3期あるのでしょうか・・・
まぁ、無いと困る終わり方です。


『銀河英雄伝説』と同じ作者さんということで

出るわ出るわ歴史に名を残すような英雄たちが!!


あるものは知を持ち相手の裏をかき
あるものは武を持ち相手を蹴散らし
あるものは徳を持ち人を従えていく


さまざまな国、さまざまな考え方がある中、
正直誰が王になってもおかしくはない状況。


だからこそ、血統や国の威信なんて関係なく
一臣下として、国民として、

「誰につかえたいか」

が重要になってくる。
ここで1期のラストに
ファランギースが語ったセリフが熱を帯びてくる。


「玉座そのものには意思はない――」
から始まるあの名台詞です。


どんなに武力に優れた王だろうが、
どんなに血統が優秀な王だろうが、
たとえ侵略した(勝利した)王だろうが、


どの人物が納める国が見てみたいか・・・

それを考えるとアルスラーンという人物の魅力が
一段と増してくる。


特に臣下たちは、国王が自力で脱してきて、
アルスラーンの築いてきたものを奪い去った時に、
国王の狭量さと
アルスラーンという人物の魅力を目の当たりにしたんじゃないかな。




正直1期では、
アルスラーンという人物の魅力が
そこまで突出して見れなかった。

どちらかというと臣下たちが優秀すぎて、
その優秀な臣下たちはなぜアルスラーンにしたがっているのか?
終始疑問に思っていた
(その後ファランギースのセリフを聞いて納得した)


初めからアルスラーンにしたがっていた臣下たちは違うが、
他の臣下たちはおそらくアルスラーンが皇太子だから
彼の名のもとに集まったのだろう。
だが、皇帝が戻ってきた今、彼らが使えるのは
皇太子ではなく皇帝となった・・・だけど・・・


っという感じで
皇帝が戻ってきたことにより、
「誰につかえたいか」
ということをそれぞれが考えるようになった。


本当に上手い演出。


ついでにここにきて最終話の
ファランギースのセリフが生きてくるという盛り上がり方。


すごい。本当にすごい。


そしてそれぞれがそれぞれの思惑を抱えながら
王都エクバターナへ!!



で、終了。



嘘でしょう!!信じられん。

3期ないと怒っちゃうよ!!



解説からアルスラーンが王になることは
ネタバレしている・・・でも・・・
彼がこの後どうやって王になるのかが非常に楽しみ。


ゾット族の族長が誰になるのか楽しみ(あれ?)


1期は
優秀な臣下たちに焦点を当てられていたけれども
2期は
アルスラーンの魅力がやっと出てくる。
臣下たちにとって「使えたい主」に成長していく様子が見られる。

そして3期はどうなることやら・・・。


絶対に見逃せない!!

投稿 : 2016/09/25
閲覧 : 234
サンキュー:

11

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