退会済のユーザー さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態：観終わった
(？方向に)気合の入った、ミリオタファンタジー
リアル戦争の絵作りと魔法少女とのバランスが難しいジャンルだと思う。
お話は２次大戦の王道。ミリオタ風に気合の入った戦闘シーンは制作さんの気合感じる。
特に、空を飛び２次大戦時の飛行機や戦車と戦う絵作りは、ミリオタ心くすぐり見応えあった。
ただ、黒光りするライフルにまたがりコスプレ衣装で飛び回るってのはテンプレサービス的。
アニオリ脚本らしいが、２次大戦の近代化された兵器（大量破壊・虐殺）と騎士道みたいなお話しが合ってないと思う。
個人的には一般人巻き込まない１次大戦が、騎士道みたいな魔法少女の世界観に合うと思うけど。
２次大戦で世界が学んだのは、国家レベル戦争での個人の無力さ、大量破壊兵器の残忍さ、人的損失の大きさだと思う。そこらへんがおざなりな印象。
設定や絵は良いと思うけどシナリオに深み、戦争に巻き込まれていく絶望感が感じられなかった。戦いの絵作りのためにテンプレのお話し作った感じ。
見終わって
SFロボアニメをリアル戦争の絵作りで見せて頂いた感じ。
テンプレが悪いのでなく、物だけでなく歴史まで模倣したストーリーとしか感じれなかった。魔女を人型兵器としか見れない中盤の描き方など、目指しているモノが解らない･･･ところからの壮大な結末は
「平和、私たちに託された神からの贈り物」的で飛躍と言うよりマル投げ。
