血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

おっさん大好き少女のきらら系萌え同人物

クリエイター系作品としては、冴えカノや荒野の系譜にあたる作品と思いますが
それらと比べると、ある程度野心的なものが抜けてるかな～とは思いました。
これ系の話で成功を目指すなら、覚悟というかある程度の毒は必要と思うんですが。
数話見た所では、ガチな所を目指すスタイルでもないっぽいですね。
まあ失敗してもいいや～みたいな女子高生がキャッキャフフフするのを眺めるアニメとしては悪くないんですが。ちょっとした物足りなさを感じるのも事実。

ですが、何といいますかキャラ萌えする分には悪くないですね。
ノートに思わず格好いいおじさまを描いてしまう程のおじさま萌えっ娘というのは、中々いいじゃないですか。癒し系アニメとしてはアリかと思います。

9話。
{netabare}アイリス先生わろたｗ関先輩にもう一つの人格が生まれましたね！（すっとぼけ
このダラ～としたぬるま湯な雰囲気が個人的にはいいなと思っています。
これがきらら系の魅力という奴か…。
荒野は行かずとも、魅力の程は悪くないように思えます。{/netabare}

最終話見ました。
最後までふんわりふわふわで、かわいさ以外何もない作品だな～とか思ったりもしましたが。
水葉のキャラは良かったし、関先輩が{netabare}化粧をした時だけアイリス先生になって、彼女の正体に水葉だけ気づいていない{/netabare}というネタはなかなか面白かったですねｗ

棘があまりにもなくピュアすぎるので、こんな子達が同人ゲーというマニアックな市場でやっていけるのかと感じましたが、それは私の余計な心配なのかもしれませんね。
たまちゃんのおっさん好き属性が、頭の悪いおっさん（ん、私の事か？）を勘違いさせそうなくらいの愛らしさはあると思いましたね。
まあ、たまにはこういう作品に萌えるのもいいのかもｗ