「魔法少女なんてもういいですから。 セカンドシーズン(TVアニメ動画)」

総合得点
61.3
感想・評価
158
棚に入れた
646
ランキング
5347
★★★★☆ 3.3 (158)
物語
3.2
作画
3.3
声優
3.4
音楽
3.3
キャラ
3.5

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ネタバレ

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

これで好きなだけ仕事が出来る

アーススターは無尽蔵の資金を有しているのか、矢鱈と続編を作りますよね。
まぁショートアニメなので作りやすいのもあるのでしょうが。


<物語>
偽アリスちゃんことダイヤちゃんはアニメオリジナルキャラですが、彼女が加わって主に4人の日常が描かれていますね。
1期に続いて起伏の無い平々凡々なアニメになるのかなと感じていたのですが、9話で物の見事に予想を上回りました。
この回は俗にいう夢落ちENDの一つで、お父さんが夢の中で変身ヒーローとなって娘達と一緒に戦うってな話です。
そんなお話の何処が特殊かというと、ずばり戦っている相手が労働基準監督署なんです。
"人々の生きる喜びである仕事を奪う悪の帝王、労働基準監督署"とは劇中の台詞。
そんな労基が"八時間労働遵守"や"サービス残業禁止"を叫んで町を破壊する様子にお父さんは怒り、栄養ドリンク(1本5000円)を飲んで"この世に仕事がある限り喜んで働き続ける魔法中年、父"に変身します。
力を合わせて悪を殲滅し、"労働基準法、万歳!"という敵の断末魔を聞きながら、"これで好きなだけ仕事が出来る"と締め括っています。
お父さんは娘のために24時間労働も厭わない社畜人間で、日々労働に身を窶す姿が以前から確認されていたんですけど、手の施しようがありません。
つか倒しちゃって良いんですかね?労働基準監督署・・・。
労働者の権利が叫ばれる時勢において、逆手に取った痛烈な社会風刺をよもやこんなアニメで見れようとは、御見逸れいたしました。

<作画>
1期に引き続き、OPは江畑諒真さんの一人原画。
その他、作画的見所は上々でショートアニメだからこその上品さが感じられますね。

<声優>
国民的声優アイドルユニット、アーススタードリーム。

<音楽>
国民的声優アイドルユニット、アーススタードリーム。

<キャラ>
ゲーム廃人のお爺ちゃんのキャラが活かしますね、海行ってまで「ときメモ」やってるのは吹きました。


9話は油断していた所をグーで殴りつけられるような衝撃がありましたね。
偶にこういう回をぶっ込んで来るのでアーススターのアニメは侮れません。

投稿 : 2017/02/20
閲覧 : 232
サンキュー:

4

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