うにおいくら さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
腐女子系アニメか?
中の人の豪華さだけで見始めたアニメ。
中国のモバイルゲーム配信会社のHappy Elementsが企画・原作を務めるオリジナルアニメ。日本と中国での展開も予定しているという、言ってしまえば中国国策企業が金に物を言わせて創り上げたアニメかもしれない……まあ、面白かったらなんでも良いんだけど……。オジサンにポリシーはない。
そう考えるとこの豪華な声優陣の理由がよく分かる。
中国人の女子二人がロンドンに留学するところから物語は始まる。
最初の5分の女子留学生のウダウダした会話でオジサンは切りたくなった。
しかしここで切るのは流石に気が短すぎるだろうとガンマンする。兎に角オジサンは気が短い。
で、イケメン3人登場。
もしかしてこれは逆ハーレム・腐女子系アニメかと再び切りたくなったが、櫻井孝宏・岡本信彦・杉田智和を信じて続けて見る事にした。
ちなみに余談だが、このアニメを見る直前に「殺戮の天気」を見ていて狂喜状態の岡本信彦の声を聴いていたので、その余韻に引きずられた感があった。
正直言って第一話を見ただけではこの豪華な声優陣でこの内容か?と思う出来だった。
オジサンが見続けるのにはきびしいアニメか?
なんせ主人公のバイルー・トンが30年ほど前に流行っていそうな正義感の強い勝気な女子と言う今更観ても痛いだけの設定だった。
そう、その当時を見ていたオジサンが見てもノスタルジーも感じない、ただたんに痛いレベルだった。
しかしこのイラつく役に 花澤香菜は見事にはまっていた。
これほどイラっとしたのはアムロ・レイの古谷徹以来久しぶりだ。
偶然だが、このアニメを見る直前に見たシュタインズ・ゲート(ゼロ)のまゆしぃの声に癒された後だったので、このアニメを見終わった後に再度、お口直しにまゆしぃを見たのは当然の結果だ。
同じ花澤香菜ならまゆしぃの方がオジサンは安心して聞ける。
オジサンは癒し系に救いを求めるのだ。
それにしても話の流れが悪い。ギャグシーンは滑り気味で冗長過ぎる。
作画も単調で同時に「はねバド」を制作している同じランディフィルムの作品とは思えない。
もしかしたらこちらは新人教育を目的とした京都スタジオ制作かもしれない。
ちなみに「はねバド」は美味しく毎週見ている。
という事で癌あったが主人公に感情移入が全くできずにイラついたまま6話切り。