「夏目友人帳 肆(TVアニメ動画)」

総合得点
87.0
感想・評価
1864
棚に入れた
10903
ランキング
171
★★★★★ 4.1 (1864)
物語
4.2
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
4.1

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ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

またまた優しい気持ちになる作品

世界観:6
ストーリー:6
リアリティ:7
キャラクター:7
情感:7
合計:33

小さな頃から、妖怪と言われるものの類をみることができ、周囲から疎まれてきた夏目貴志。祖母レイコの遺品「友人帳」に書かれた妖怪達の名前を返す日々を送るうち、たくさんの友人や大切な場所を手にしていた。しかし、多くの妖怪を統べることのできる友人帳を狙う妖怪は多く、ある日、猿面の妖怪達に襲われ、彼らの住む森へと連れ去られてしまう。用心棒の妖怪・ニャンコ先生と共にその森から去ろうとする夏目だったが…
(公式サイトより)


いつもながら癒しを求めての続編視聴です。

1,3期と比べると感動回がやや少なかった印象ながら、夏目とニャンコ先生のじゃれ合いや夏目と家族、友人、妖とのやり取りなどにほっこりしながら視聴できました。

多忙な中で素直に見ていたからか、ツッコミを入れたくなった場面が少なかったです。好きな回は2話、4話、13話でしたが、4話が一番でしたね。

{netabare}とある妖(ヨビコ)が、昔、小堂で話をしていた人間の女性が残した古い手紙の内容を知るため、綺麗な紙に戻せる妖(カリカミ)を呼んでほしいと、友人帳を持つ夏目を頼る話。

紙の古び方でも想像していましたが、既に手紙を書いた女性はこの世になく、名を奪ったレイコも同様。
「妖の胸には、今も鮮やかなあの声も、笑顔も、みんな、ずっとずっと、遠い日々。人はあまりに、あっという間に、流されて。」

人間の女性の恋する相手を演じていたという話ですが、現実的に考えて女性は相手が男性本人でないことを、正体を明かす前から知っていたように思ったのですが、私の考えも許容できる手紙の内容だったことも良かったです。

4期のEDは情感度高めで、手紙を語らせないでEDに入るところも美しくて、グッとくる良回です。

また、最後の幼少期に住んでいた家を訪問するエピソードも、私も幼少期に住んでいた家や風景を失っているので印象的でした。{/netabare}

夏目友人帳は妖などとのバトルシーンもありますが、心の痛みのほうがよく伝わってくる作品です。

(参考評価推移:3話4.1→7話4.0→12話3.9→13話4.0)
(視聴2018.7~10)

投稿 : 2018/10/20
閲覧 : 456
サンキュー:

19

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