「とある魔術の禁書目録[インデックス] Ⅲ 第3期(TVアニメ動画)」

総合得点
74.5
感想・評価
643
棚に入れた
3082
ランキング
883
★★★★☆ 3.4 (643)
物語
3.1
作画
3.4
声優
3.6
音楽
3.4
キャラ
3.5

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

科学と魔術が三度交わるとき、物語は大きく動き出す!!

この作品の原作ノベルや漫画は未読です。
私は本格的にアニメの視聴を始めたのが2012年…
この作品が放送されたのは1期が2008年秋アニメで、2期が2010年秋アニメ…
つまり、私が視聴したのはリアルに視聴された方よりずっと後なので、記憶が新しい…筈なのですが、恥ずかしながら殆ど記憶に残っていませんでした^^;

レビューを見返そうと思った時に、記憶の残っていない理由が発覚…
私は見返した時に、物語の内容をある程度思い出せるようレビューを書いているつもりです。
ですが初期のレビューではそんな事は全く考えていなかった上、視聴を始めたばかりの頃はレビューを書いていなかったり、纏めて書いてみたり…
今回このとあるシリーズは薄っぺらなレビューを纏めて書いていました。
これじゃ記憶にも残らない筈です…

最初にお断りしておきますが、私はこの作品を自分の枠内でですが楽しませて貰ったと思っています。
でも、本作品を視聴した第1印象は「スケールでかっ!」「ん? ローマ正教?」
物凄い置いてけぼり感を食った気がしたので、思わずwiki先生を訪ねてしまいました。

そしたら、2期までは学園都市内での様々な出来事が描かれていて、物語の舞台が学園都市を飛び出すのがちょうど3期の始まりだったんですね。
2期のラストでは次への繋がりを期待させる展開だったと記憶していましたが、まさか舞台がここまで激変するとは、夢にも思っていなかったのが正直なところです。

ここでふっと目にした登場人物…
wiki先生では主要登場人物が分かりやすく記載されていました。

<科学サイド>
・上条当麻
・御坂美琴
・一方通行
・浜面仕上

<魔術サイド>
・インデックス
・ステイル=マグヌス
・神裂火織
・土御門元春

約1名を除く7名は1期からバンバン活躍していたので主人公クラスのキャラと言われても違和感はありません。
ですが約1名…「浜面仕上って誰でしたっけ?」が私の登場人物に対する違和感でした。
3期では結構アチコチで登場するんですよね。
登場頻度で言ったら、御坂美琴の何倍出ていたことか…

でも浜面って、2期までで登場していましたっけ?
全く覚えていないんですよね…

舞台が学園都市から世界に移り変わったこと、舞台の変更に伴って登場人物も大きく変わったこと、この2点が置いてけぼり感を食った理由だったみたいです。

きっとこれだけ置いてけぼりを食ったら、視聴を中断してもおかしくなかったと思いますが、何だかんだ言いながらしっかり完走しているのは、この作品自体の魅力と面白さにほかなりません。
やっぱり無能力者(レベル0)の上条当麻がボロボロになりながらもゲンコツ一つで勝負を挑んでいく雄姿は格好良いと思いますし、御坂の自分の気持ちに正直な行動は好印象でした。

変わったといえば、一方通行への見方がこの作品で大きく変わった気がします。
学園都市第1位の能力者…レベル6に最も近い男として、これまで散々な事をしてくれました。
粗野な言動は今期でも相変わらずなのですが、ある事をきっかけに彼の変化の歯車が大きく動くことになるのです。
思い返してみると前兆はあったと思います。
でも些細なきっかけでしかなかった…
それをしっかりと手中におさめ、きっかけを変化に変えたのは一方通行の意志そのもの…
2期までは正直あまり好きなキャラではなかったんですが、今期でだいぶ株が上がった気がします。

個人的に好きだったキャラは天草式十字凄教に所属する女性魔術師である五和。
公式HPには「奥ゆかしき天草式の少女」と記載されていましたが、CVがかやのんと知って納得…
物語終盤に活躍したミサカワースト…CVがくまちゃんとは公式HPの登場人物を見るまで気付きませんでした。

公式HPのキャラクター紹介…科学サイドと魔術サイドに分かれているのをみると改めてこの物語の登場人物の多さを感じずにはいられません。
名前を見てもピンときませんが、キャラの顔と名前が一緒になっているのを見ると思い出すのが容易です。

そして公式HPのキャラ紹介には一言添えられています。
例えば、上条当麻は「幻想殺しを持つ不孝少年」、御坂美琴は「常盤台の最強電撃娘」など、とても格好良くて分かりやすい紹介だと思います。

でも必ずしもそればかりじゃないのが、このキャラ紹介の面白いところ…
例えば滝壺…「絶対追跡逃亡不能な癒し系」
何のこっちゃ…というか、もう何が言いたいのか分かりませんよね。
でもピンクのジャージでボーっと突っ立っている滝壺を見ていると「なるほど…」と思えるから不思議です^^

すっかりレビューが破綻してしまいまいた…
私は表現できませんでしたが、作品の出来映えは決して悪くない作品です。
2期まで視聴して続きの気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、黒崎真音さんの「Gravitation」と「ROAR」
エンディングテーマは、いぐっちゃんの「革命前夜」と「終わらない歌」
4曲とも好きですが、真音さんの2曲は今期の楽曲の中でも特に好きな曲でした。

2クール全26話の物語でした。
3期までで原作の「無印」全22巻がアニメ化されたことになるんだそうです。
ここから、原作は「新約」として第1巻から物語が描かれています。
そういった意味では、本当に区切りの良いところまでアニメ化されたんですね。
1期から通しで見たら印象が変わると思います。
私も視聴前に過去作を一巡しておこうかともおもいましたが、時間の関係で断念しました。
でも続編が制作されるなら絶対視聴したいと思います。

投稿 : 2019/04/21
閲覧 : 241
サンキュー:

19

とある魔術の禁書目録[インデックス] Ⅲ 第3期のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
とある魔術の禁書目録[インデックス] Ⅲ 第3期のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

Ka-ZZ(★)が他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ