「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完(TVアニメ動画)」

総合得点
86.7
感想・評価
727
棚に入れた
3241
ランキング
182
★★★★☆ 4.0 (727)
物語
3.9
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.1

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ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

やはりお前の青春ラブコメは間違っていた。

詳細は1、2期でも観てください。

まあ、そこから始まるのは当然と言えば当然なんですが、未視聴の人にとっては、なんなんだいったい状態でしょうね。

今回も制作はfeel.継続。OPのやなぎなぎも変わらずです。キャラデザの作画は、より力が入って良化していますね。

初回は、まあ「オワリノハジマリ」の導入ってところ。小町が可愛いと。

いずれにしても、ヒッキー、雪乃、結衣の三角関係がどういう結末になるのか。最後まで見守りたいと思いますよ。

気になるのは、やなぎなぎのOP「芽ぐみの雨」の歌詞。「もしこの物語が終わるのなら、結末は“雪”じゃなく雨が降ればいい」。まあ、結衣推しなので、その結末のほうがお望みなんですけどね。

=====第3話視聴後、追加です。
{netabare}
うーん……。

この回を簡単に説明すると、小町が合格して、プロムのお手伝いしました。

それだけ。

1話まるまる使って、それだけって……。完結編の重要なクールじゃないんですかねえ。もう少しこう凝縮できなかった?

うーん……。
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
プロムの開催がピンチ!
ということで、ヒッキーは平塚先生と話すために結衣を置いて学校に戻ります。

で、延々とヒッキーが雪乃を手伝う理由についての禅問答。

意地でも「好きだから」と言わないヒッキーは、手伝う理由を「責任だから」と。で、ようやく生徒会室に行きます。そこには、仁王立ちのいろはずが……。はたしてヒッキーはプロム開催のお手伝いができるのでしょうか?
{/netabare}
というお話です。

なんていうか……。これ小説だったら会話劇であり、心理描写などが書き込むことができるのでもつと思うのですが、アニメだとひたすらに退屈。特に大きなイベントがあるわけでもなく、ただプロムを開催するしないという話だけで、ここまで来ています。

しかも今回は、ある意味、蚊帳の外のいろはすのモノローグが入ります。えっ? これまでの「なんですか? 先輩私のこと好きなんですか? キモいんですけどごめんなさい」的な冗談じゃなかったの? ヒッキーのこと好きなの?

とまあ、堂々巡りのじくじく拗らせた面倒くさい恋愛会話劇が続いていきますね。さてさて……。
{/netabare}
=====第9話視聴後、追記です。
{netabare}
うーん……。

なんというか、なんでこうももってまわった言い方しかしないのか、キャラ全員が。作者が言葉遊びと行間を読ませたいだけなんじゃないかって気がしてきました。

これアニメにする必要あるのかなって感じ。

ドラマなら、こういう心理戦というか、言外の表情で伝わるものもあるとは思うんだけどね。

とにかく話が進まない。おそらくヒッキーの結論を描くまでのアイドリングが9話まで続いてる感じ。クリスマスのトリプルデートで出せた結論じゃないのかって……。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}{netabare}
当て馬企画の合同プロムをやっつけのように終わらせ(ま、それでいいんですが)、それによってヒッキーとゆきのんの気持ちが急接近。ようやく、ゆきのんが「最後にひとつ。あなたが好きよ」とプロムの後片付けのときにヒッキーに告白します。

それを待ってた!

でまあ、付き合うことになりまして。時は流れて4月。奉仕部は解散かと思いきや、小町がいろはすと一緒にやってきて、部の承認の紙を見せます。そして、結衣も教室にやってきて「やっはろー。えっと、依頼っていうか相談なんだけどね。私の好きな人にね、彼女みたいな人がいるんだけど、それが私のいちばん大事な友達で……。でも、これからもずっと仲良くしたいの。どうしたらいいかな」と。

長くなりそうということで、明日もあさっても、ずっと続くからって。要は、結衣はまだ諦めないよーというENDでした。
{/netabare}
という最終回でした。

まあ、綺麗な大団円じゃないでしょうか。
11、12話は、このシリーズをまとめる展開で納得の行く流れでした。ぶっちゃけ、こんな感じの流れはもっと早く作れただろうとは思いますが、ここまで引っ張ったのはヒッキーとゆきのんが面倒くさい性格ということを演出したということなんでしょう。

1期と2期の修学旅行あたりまでは、いい感じにラブ&コメディとして成立していましたが、2期の終盤から3期まるまるコメディの要素が消え、ラブ&シリアスという感じ。正直この3期はエンタメ性より、長かったこじらせ三角関係を収束することに腐心して、“なんとか終わらせました”という印象です。なので、観ているほうとしては、楽しいというよりは「やっと結末が描かれてよかったね」という感想になります。

ぶっちゃけ、小町が加わった新・奉仕部があれやこれや活動する、この先のほうが気になったりしますw

とは言え、賛否はありますがfeel.のキャラデザ・作画は僕は好きです。特に結衣は中の人も相まって、非常に可愛らしい“すべり台”ヒロインとして存在感を出していたと思います。

シリーズ通してOPを担当したやなぎなぎさんの楽曲も、作品のイメージにマッチしていて良かったと思います。そしてEDはメインヒロイン2人の楽曲。これも良かったですね。要所で使い方もよく、早見さんソロ、東山さんソロが上手く効いていたと思います。

もちろん、この「完」は一見さんお断りの作品なので、これから俺ガイルを観る方は、当然1期から観ることをおすすめします。なんだかんだ良作の部類ではないかなと思います。シリーズ全体として。
{/netabare}

投稿 : 2020/09/25
閲覧 : 297
サンキュー:

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