「NieR:Automata Ver1.1a[ニーアオートマタ](TVアニメ動画)」

総合得点
68.6
感想・評価
149
棚に入れた
570
ランキング
1979
★★★★☆ 3.5 (149)
物語
3.2
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.5

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ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

失われた目的のための不毛な戦い 

嫁がこれのゲームやってて(私は内容を知りませんが)
なかなか物語的にヘヴィというので視聴開始。

【作品概要】
 地球が機械生命体という地球外の何かに占拠され、
 人類は宇宙に避難。
 地球を奪還するためにアンドロイドを地球に派遣している
 という物語です。

【作品に対する感想】
 紆余曲折ありましたが、
 不毛な戦いの物語の救いの無さ・・。
 そんな感想でした。

 不毛の先に相互理解に至れたら、まだ救いがあったのかなぁ。

 人間って同じフォーマットの生き物の間でですら
 相互理解が難しいんだから、
 「出来なかった」って終わりもまたリアルなのかなぁ。

 しんどい物語も、救いや得られるものがあってこその
 エンターテインだと個人的には思ってるので、
 ただ不毛でしんどいだけだと
 ほんとにただ疲れるだけなんですよね。

 で?結局どうなるの?な終わり方だったんで、
 ゲームやアニメの続編の販促的な立ち位置の作品なのかな?
 とは感じました。


1)物語
 登場するのは人間の形をしたアンドロイドと
 露骨なロボットの機械生命体。
 西暦は5000年くらいだったかな?

 {netabare}
 途中
 「もしかしたらアンドロイドたちは地球奪還の使命を
  帯びたまま戦い続けているも、人類はすでに滅亡している?」
 って思っていたら、やっぱりそうだったんですね。

 人類滅亡の後を見る…というのは私的に結構ストレス。
 FF13-2もそういったシーンがありましたが、
 言葉にまとめられないストレスを感じるんですよね。
 あるべきものが無いってのがストレスなんでしょうか。

 この作品においても、例にもれずにストレスを感じます。

 団地の跡、ショッピングモールの跡、居住区の跡…
 いるべき人がいない違和感がストレス。

 だからこそリアリティがあるとも言えます。

 ちょっとマブラヴのBETAを連想します。
 {/netabare}

 機械生命体が人類を学習して模倣しているのも
 得体のしれないストレスですね。

 得体のしれない気色悪さがストレスですが、
 それもまたこの作品の魅力なのかもしれません。

2)作画
 バトルを含め高いレベルだったんじゃないかと思います。

 主人公2Bのフィギュア見る限り、
 ちょっと肉感的過ぎて抵抗あったんですよね。

 しかしアニメの方はシュッとしてて杞憂に終わりました。
 そして瞳がきれい。

 ただあのゴスロリメイド衣装を採用したのは
 作中のどういった立場の人なんだろう…
 とは気になりました(^^;

投稿 : 2023/08/06
閲覧 : 99
サンキュー:

16

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