「機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2(TVアニメ動画)」

総合得点
72.6
感想・評価
273
棚に入れた
902
ランキング
1092
★★★★☆ 3.6 (273)
物語
3.4
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.5

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ネタバレ

カール さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

古典を引用すると頭良く見える説

1期視聴済み。

新シリーズが始まるたびに、
「これガンダムでやる必要ある?」
ってのがガンダムの呪い。

では今回、
「ガンダムでやる必要があったか」
との問いは、
「必要ないかな」ってのが個人の見解。

さてこの作品は、
シェイクスピアの
「テンペストじゃねえ?」
ってのが囁かれております。

話の流れや単語を抜き出すと、
頷く点もありますが、
「テンペスト」の雰囲気を
醸し出しているだけのような気がします。

特にこの2期のあらすじを端的に言えば、
「娘の新居を建てようとしたら
地元住民と揉めました」
みたいなお話です。

建築問題に、
業者や町内会が入り乱れ、
業界用語や専門知識で口論し出すので、
なんだか難解なストーリーに見えてきます。

因みに、
テンペストの初演は17世紀初頭。

その前の16世紀は、
血生臭い侵略と征服の時代で、
魔女狩りが盛んだったのもこの頃です。

おやおや、
何やら作中で、
聞いたことのある言葉や設定ですが、

こういった視点でガンダムを語りだすと、
なんだか、
高尚な芸術に思えてきます。

でもガンダムって基本は兵器なんですよ。

モビルスーツが戦っているのを見て、
「やべっ! かっけぇっ!!」
って言ってガンプラを買いに行く。

そう、
ガンダムはガンプラの
PVであってほしいのです。

ただし、
脱白人至上主義、脱美少女、
LGBT、ポリコレ、

陰キャ、コミュ障、発達障害、繊細さん、
語尾に「おじゃる」って付けそうな眉毛。

そういった現代社会における、
見当違いのクレームや諸問題の、
オールレンジ攻撃をかわしまくった
当作品の主人公は、

過去の常識を踏襲する呪いから解かれた、
未来の祝福すべき主人公だと私は確信する。

スレッタかわいいよスレッタ


ありがとうございました。

投稿 : 2023/07/18
閲覧 : 75
サンキュー:

2

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