タック二階堂 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 2.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
涙なしでは観られないシュールギャグ。
詳細は公式でも。
KADOKAWA『ハルタ』にて連載された佐野菜見さん原作コミックのアニメ化作品です。制作はGEEKTOYS×CompTownです。
今年8月、原作者の佐野菜見さんが36歳で早逝されました。「坂本ですが?」を描かれた方で、シュールギャグに定評がある漫画家さんでした。
本作も、初回は意味ありげなダーク感を出しつつ、「何やってんだよ双子www」的なツッコミを入れつつニヤリと笑える仕上がりになっています。
「坂本ですが?」感を楽しめる作品であり、同作が好きであればハマること間違いなさそう。これが遺作となってしまい、本当に心からお悔やみ申し上げます。そして、責任重大ですよ、GEEKTOYS! 「デッドマウント・デスプレイ」の片手間とか言われないように、気合いを入れて制作してほしいです。
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
いや、驚きました。
序盤の雰囲気を活かしつつ、しっかりと泣かせにくるとは…
双子のミギとダリ。それぞれ違う道を歩き出したとしても、離れていても通じている。感動的なフィナーレでした。
非常にバランスの取れた良作だったと思います。
原作者さんのご冥福をお祈りするとともに、こういった作品を創り出せる才能が失われたことを非常に残念に思います…
{/netabare}