「劇場版 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(アニメ映画)」

総合得点
計測不能
感想・評価
9
棚に入れた
56
ランキング
7723
★★★★☆ 4.0 (9)
物語
3.9
作画
4.1
声優
4.2
音楽
3.7
キャラ
4.1

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ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

はめフラ好きには最高なこと間違いなし。はめフラの良さを損なわず、劇場版の利点を追加した最高の作品。

視聴完了
劇場版 
上映時間ベースで105分
予告映像や注意映像、エンディングとおまけを含むので本編は90分くらい

ジャンル
ゲーム天才悪役令嬢もの。
でも今回は別ゲーの話だから実は悪役令嬢ではない。

設定
アニメ2期の続き。
学園は卒業済みで、キースの話も終わっておりポチも存在。

ストーリー展開
本編の基礎となるフォーチュンラバーと同じ制作会社が作るゲーム、明日を見つけて、だったかな?、というゲームが舞台。同じゲーム会社ということで、ゲームの中で世界が繋がっているらしく、この劇場版でも別ゲーであるフォーチュンラバーのキャラクターたちが普通に登場する。

ストーリーとしてはいつも通り好き勝手に動くカタリナが、冒頭城の宝物庫みたいなところでとある小鳥と出会い、寄り道のキャラバンでとある集団と出会う。小鳥がよく懐いている少年アーキルに不思議な既視感を覚えながら普通に過ごす日々、の中でソフィアと2人きりになる機会があり、そこでアーキルが別ゲーの攻略対象だったことを思い出す。また、フォーチュンラバーと同じ会社ということで基本鬼畜設定であり、主人公と出会うまではどん底。
アーキルの場合はとある国の第3王子でその国の王家は動物と意思疎通ができる能力があるがアーキルは特別強い力を持ったが故に、国王に駒として使われていた。
一方でとあるキャラバンの人たちと出会い家族の温かさを得る。アーキルもキャラバン人たちと一緒に世界を見て回りたいと願うようになるが、それをよしとするはずがない国王は、キャラバンメンバーを監視し人質としていた。
その状況を打開したいアーキルは過去に失われた聖獣を取り戻すことを条件にキャラバンメンバーを解放することを約束させ、カタリナたちが暮らすその国に来る、というところまでが劇場版が始まる直前までの話。
その後ゲームの中では、聖獣は呪われており、命を削ってまで従えたアーキルだったが、国王はその経緯を知るキャラバンのメンバーを、1番の親友以外皆殺しにし、親友は人質とするもアーキルの枷となりたくないと自害。アーキルは憤怒から聖獣の力を使い王国を滅ぼす。というバッドエンドから乙女ゲームがスタートするらしい。
カタリナはそれを思い出し、悪役令嬢としてはめフラをへし折るため、仲間たちの力を借りながら聖獣の呪いを解く。
呪いが解けたことによって正気を取り戻した聖獣は、かつて王家に貸し与えた動物と心を通わす力を取り上げ、結果キャラバンのメンバーもアーキルも解放されて、世界を回る旅に出発した。その際、大きな力を持つ聖獣を悪用しないため、今回の出来事に関わる全員の記憶を消して。ただし、カタリナの記憶だけはアーキルと再び出会うと蘇るというおまけ付きで。

感想
総評1000点
良かった点
全て、だが、あえて挙げるなら、設定、アクションシーン、ストーリー、コメディシーン、エンディング、曲、おまけ、導入

悪かった点
ない

レビュー
ハメフラはめちゃ好きで、原作・アニメ共に全て買っているので劇場版もすごく楽しみにしていた、が、上映館がそこまで多くなく、上映時間もフルで105分。90分映画ってあまりいい思い出ないんだよなぁ。作品覚えてないけど何かの映画ですごいガッカリした経験がある。
そんな感じで、1度上げた期待値をある程度下げていざ視聴!!、、、最高でした!!!

そもそも導入に説明はあるけどこの劇場版はアニメの続きで土台が完全に出来上がっており、やることも思い出した後は聖獣の呪いをみんなで協力して解くだけととてもシンプル。そのため90分でも十分。さらにその中でもカタリナ脳内会議や、よっこらせーどっこいせー、ジオルドとカタリナの密会(参加人数は8人)など、ザ・はめフラってシーンも散りばめられ最高。またいつものカタリナに噴き出すシーンもしばしば。
逆に原作を読んでいるとそんなに感じず、アニメでもそんなにウェイトが大きくなかった魔法によるアクションシーンは映画というスケールの大きさを最大限に活かしとても迫力があった。馬車の追走劇もかっこよかったが、本編キャラ勢揃いによる複合魔法は圧巻で、その一方でカタリナを一人で守るジオルドもめちゃかっこいい!

また、設定とラストも素晴らしく、本編と関係ない世界ではない、しかし劇場版の話を本編に影響させない、ただしアーキルとカタリナの関係だけは後で使えるように伏線は残しておく、というのはとても上手いなぁと思った。
後はエンディング、曲自体もいつものアンジェラのテンポの良い感じですごい好きだが、曲のためを使って記憶のことをぶち込む展開も最高。
さらにさらにエンディング後のおまけも良かったし、始まる前のメタ的な脳内会議も最高。
もう本当に最高だった。

とりあえずおまけ冊子が2種類告知出てたので、もう一回は行く。

投稿 : 2023/12/08
閲覧 : 179
サンキュー:

4

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