「冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた(TVアニメ動画)」

総合得点
64.8
感想・評価
84
棚に入れた
253
ランキング
3564
★★★★☆ 3.3 (84)
物語
3.1
作画
3.1
声優
3.6
音楽
3.2
キャラ
3.3

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ネタバレ

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

意外とレトロスタイルのファンタジー(錯覚かもw)

レビュータイトルについては「誉め言葉」です。

ふざけた、あるいは、そのまんまタイトルかよ!!と思いながら視聴候補にしたのですが、視聴後は大きく印象が変わりました。
視聴中も、どこか懐かしい感じのファンタジー作品の「かほり」がしましたね。
80~90年代初頭くらいまでのファンタジーブームの時代の作品にも似た感じです。
当時は、やはりいろいろな作品が乱立したのですが、どこか流儀を崩さず、節度を持って正統派を習った形での作品が多かった気がしています。
もちろん全てでは無いのですが・・・、現在の様な「なろう系」ほど乱雑ではなく、差別化の果てに行き着いたネタ合戦の様な事も無かったのです。
今作からは、どことなくそのような郷愁に似たものを感じてしまいました。

なので、じっくり視聴の証、各話レビューにしてみました。
(・・・メモ書き程度なのですがw)

第1話:タイトルイメージを覆されたような印象、もちろん、良い意味で。
あたかもネタ作品(失礼!)かと錯覚するようなタイトルだったものですから…。

比較的、落ち着いたキャラ造形(萌とかビジュアル面で)、地味めながらも堅実な印象の作画、ケルティックなBGM、あれあれ!?と軽い驚きからのスタートでした。

1話と言う事で、まだまだ詳細は解らないのですが好印象でした。

アンジェのお父さん大好きっぷりも、現時点では嫌味なく、なんなら微笑ましく見守らせてもらいました。

どことなく「世界名作劇場」っぽさもあるかも。
求心力のある作品ではないかとの第一所感です。


第2話:今回は、前回で御縁のあったボルドー家のお嬢さま方が次々と登場。
このお嬢さま方が、なかなかに賑わしく、おもしろ楽しい。
このお嬢さまを中心としたコメディ回と言ってもいいかもしれません。
それぐらい賑やかでした。
このお嬢さま方の容姿は、割と今風でしたね。
多分に個人の感想なのですがw。

それにしても、主人公のアンジェの影が薄い回でしたが、個人的に主人公以外でも物語が動かせる作品と言うのは「良作」が多い印象があります。
やはり、期待できそう、との所感は変わらずです。

最終盤に不穏なカットがあり、今後の展開が気になります。


第3話:前話の最終盤からの急展開。
んー、今話ほ少し唐突で大味だったか。
この序盤で魔王が登場か〜。
本物なのか、これで解決なのかは現時点では不明だけれども、この討伐のおかげで余裕ができて里帰りできる事に…。
無事、お父さんに会えてからの、次回へ。

次回がお父さんとの掛け合いで楽しい回になるといいなと期待。


第4話:予想どおりというか、期待どおりというか、割とアットホームな回でした。
アンジェリンは相変わらずのお父さん大好きっぷりですが、見ている分には微笑ましい、…たまに、年齢の示唆があると「う〜む…」と思うこともありますがw。
ベルグリフも嬉しそうでしたね。
今回はアンジェのPTメンバーのアネッサとミリアムも一緒だったのでさらに嬉しそうでした。
娘が増えたような気持ちだったのかもしれません、さらにアンジェにちゃんとした仲間がいることも嬉しかったのかもしれないな、などと余白も慮ってしまいました。

アネッサやミリアムも「お父さん」に思い入れがあるのかもしれないですね、そんな描写もありました。
たしか、孤児院出身でしたよね。
この二人にもスポットが当たる機会もありそうです。

最終盤には魔王についての示唆がありました。ベルグリフは、そこも踏まえてアンジェに厳しく対するのですが…。

うん、ここまで視聴してきて、最後まで
楽しんで観られる作品と言うことは確信できました。

ただキャラクタの行動につながる導入が唐突で下手くそかもしれません、との所感です。
ミリアムの帽子のところとか、アンジェに厳しい稽古をつける点などで気になりました。
その前の話数でも感じる事があったので、持病のようなものかもしれません。
(個人の感想なのですが)


第5話:序盤から面白そうなキャラが登場、からの親子旅。
もう少し、話を膨らませてもいいのではないかと思うけれども、あっさり目に親子旅は終了。
そして、酒場でのちょいトラブル。
密度はあまり濃くないものの、ポンポンとテンポよく話が進んでいく。
悪く言えば、軽いのだけれども、そんなに悪い印象はなかったかなあ。
一応、ファンタジーでありそうなエピソードは短く短くだけど盛り込んではあるんだよなぁ。

それにしても、メタな話になるが早見沙織さんのお声は素晴らしい。ほんの、ほんの少しハスキーさもありながら、聴き取りやすく、温かみのあるお声、しかも今回は、元気ハツラツもプラス、駄々っ子Ver.もプラスです。
今回のアンジェは、今まで聴き馴染んできたタイプのキャラとは少し違って新鮮に感じました。

おっと、物語に戻りましょうw。
ほーん、ボルドー家へのご招待からの、プチ女子会。
なかなかに面白い、観ていて楽しかったです。
もう少し尺を取ってもらっても良いくらいでした。
しかし、アンジェはおっぱいにコンプレックスがあるようでw結構いじられていますね。
これは、どこかの正義の味方が怒りそうですwww。

そして、今回も最終盤で不穏な空気が、そして、新キャラさんたちも次回いろいろとカラミが発生しそうです。

さて、楽しみに次回を視聴します。


第6話:ふーむ、戦闘が描かれるエピソード回だったけど…。
正直に言うと、あまりクオリティが高いとは言いづらかったかな。
これは、序盤のタイマンシーンでもそうだったかな。
ここは少し残念な点のひとつ。
ボルドーへの隣の領地からのちょっかいは退けたものの、もう一波乱はありそうな気配。
新キャラのバックボーンも描かれたが、こちらも触り程度か。

少し粗の 目立った回かもしれません。
今作はいろんなエピソードを盛り込んでいるものの、 それぞれの エピソード の 深掘りが薄い感じがします。
流れていくストーリーを重視しているのかなという印象です。


第7話:マルタとかいうおとっつぁんの侵略(?)の続きですな。
やっぱり戦闘シーンは今一つ感が出てしまっています。
普通のシーンは、なんとか見れるように仕上がって入ると思うのですが・・・。
このマルタ伯とやらの案件は、ヘルべチカ・ボルドー領主の非常なる覚悟、決着のつけ方によって幕を閉じたようです。
この領主のケジメの取り方は作品の世界観を踏まえて「仕方ないのかなぁ」って受け止めです。
自分だったら・・・と言うナンセンスな問いは今回は封印です。

新キャラのシャルロッテとビャクについては、よくわからない状態ですね。
せっかく出てきたのですから、今後、物語に絡んでくるのでしょうねぇ。
どちらも何か抱えていそうで、今のところ重めのキャラの為、面白みは少ないのですが、今後、違う姿も観れるといいなという思いを持ちました。


第8話:真面目と茶番のバランスが取れた回。
物語に絡みそうな描写とコミカルなエピソードが同時進行されていた。
また、新しいキャラ:エルフのお姫様 も登場。
今後どう 絡むのかわからないが、こちらの方でも親子のエピソードが展開されそうな予感。

大筋の物語 (魔王関係など)は、まだ不明瞭な感じ、またコメディパートではアンジェ 達がわちゃわちゃと父:ベルグリフの婚活相手を探そうとする姿がなかなかに面白かったが、やっぱりあっさり風味。

それにしてもアンジェ 自身は萌えの要素が薄いキャラと感じるのだが、楽しく面白く眺めていられるのは声優さんの魅力も大きいのでは、と再確認。


第9話:あれ?なんか話飛んだ?
と思ったらちゃんと繋がっていた。
少し 唐突だったが シャルロッテとビャク達とアンジェが行動を共にする土台作りをするラインと、同様にマルグリット、グラハムがベルグリフ達と行動を共にするラインが同時並行で描かれる。
ミトと言うキーになりそうな少女も登場し物語を大きく動かす準備が整って来たという印象も、まだ、よくわからない。

この段階で、よくわからないと言うの(ストーリーが予想できないと言うこと)は、いい事なのか、いまいちな事態なのかは判断に困ってしまうが、きっと面白くなるはずと、楽しみにしたいと思っている。


第10話:またもや唐突な出だしにビックリしてしまう。
アンジェは順調に妹(分)と弟(分)と親交を深めている様子。
なかなかにほのぼのとしていい感じだと思っていたら、突然の襲撃!
そして、謎の敵とのバトルなどを眺めているとー。

やばいっすなぁ…。
今回の話数では、いろいろと粗が目立ってしまいました。
前述の通り、戦闘シーンは褒められたものではありません。
これはアンジェが戦っているシーンでもそうですし、後のマリアのシーンでもそうです。
もはや、この作品の弱点の一つとして明言してもよいでしょう。
また、残念ながら他にもmob兵士の雑な作画などなど、その他にもクオリティのよろしくない部分が目立ちましたねえ。

 もともと、作画は超一流というわけではないかなぁ、と思ってはいたのですが、今エピソード回は目立ちすぎです。
あわせてアンジェの心理描写もドタバタして落ち着きがなく、共感性が薄かったです。
少し、残念。

ただベルグリフが出てくると途端に雰囲気が落ち着き、安心して見られるのは、これも声優さんの力量かなぁ、と思いました。

未だ詳細は見えず。
ただ物語は動き始めてはいるようです。


第11話:メタな話だが 話数的にクライマックスへの準備に入っているのかなと感じはじめた。
相変わらず描き方はアッサリ気味ではあるのですが…、
ある者は特訓に勤しみ、ある者は事情はあれど小さな旅に、そしてある者は再び目的を達する為の旅に、また、ある者は村に残る。
そして、ベルクリフもまた自身の過去と向き合う為に村を離れる決意を固める。
各キャラがそれぞれに動き始める…。

そして、ベルグリフの過去も描かれる。

いやあ、ファンタジーの醍醐味感がしっかりと出ています。
確かに剣と魔法、様々な種族や魔王なんてのはファンタジーの重要な要素であるのは間違いないのですが、もう一つの大きな要素に「出会いと別れ、仲間、旅、酒場、ギルドでの景色」なんかがあると思うんです。
この作品、意外とこの辺を感じさせてくれるんですよねぇ、雰囲気として。
ちょっと「ドラゴンランスシリーズ」を思い出してしまいました。

いろいろとツッコミどころもあるんですが、やはり、割と正統派な印象を受けています。
もちろん、コミカルなシーンを許容した上で、です。

きっと、離れた仲間がきっと「ご縁」を頼りに、また集まってくるんだろうな、と期待をしながら続きを見ようと思います。


第12話: 久しぶりにアンジェにスポットが当たる回かと思いきや、後半はベルグリフにもスポットが当たる。
アンジェのパートもそうだがベルクリフのパートも外がわちゃわちゃと騒いでいる様が眺めていて楽しい。
ただ、この回を視聴しながら、着地点どうすんだ…、区切りつけれんのか、コレってちょっと不安になってきたぞ。


第13話:ほぅー、いい終わり方じゃないか。
もちろん、残っている物語の切れ端はたくさんあるし、散りばめられた謎(?)や伏線は未回収のまま。
普通であれば認められたものじゃない。
が、中途半端とはいえ、ベルグリフの過去の一つにけじめをつけ、ある程度の仲間が集い、プチ大団円って感じだ。
しかもオチもちゃんとついてたし。



いやー、なかなかに面白かっし、楽しかったなあ。
もちろん、ツッコミどころや粗はあったし、掘り下げがうっすい点もあった。
超一流とは言えないかもだけれども、きちんと「正統派」ファンタジーに列なるポイントは押さえていたと思う(個人の所感ですが)。
あと、コミカルなパートもアンジェの「お父さん中毒w」を芯に据え、ここを各キャラがいじったり、呆れたりとブレずにネタ化出来ていた。
そもそも、最終的な目的(魔王を倒す、世界を救う、世界の謎を解く)の設定が明示されていた作品ではないので、ふわふわした点もあるのですが、それでも今クールの中で明らかにされた設定や謎については結果を知りたいものですw。

思わず、視聴後に続編の告知がないかHPまで確認に行ってしまいましたw。
これは、なんとか続きを作ってほしいなあ。
ぜひ、よろしくお願いします。


タイトルで少しだけ「損」をしているかもしれないと感じた作品、いや、まぁあ「そのまま」なので・・・w
あながち間違いではないのですけれども!

機会があれば、ぜひ視聴してみて下さい。

投稿 : 2024/04/25
閲覧 : 212
サンキュー:

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