「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる(TVアニメ動画)」

総合得点
64.3
感想・評価
53
棚に入れた
259
ランキング
3800
★★★★☆ 3.3 (53)
物語
3.2
作画
3.3
声優
3.3
音楽
3.3
キャラ
3.2

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ネタバレ

easy さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.0 状態:今観てる

【途中評価】これは少年の成長物語などではなく、中の人は『年齢+35歳』である。一人称「私」「女性と付き合ったことがない」推定10歳幼女にあわわわ~の気持ち悪さ。白々しい音楽に溜息、物語世界の神である作者の言葉「いい人アピール」カリスマ0無能者となる

【本作における私の前提】

「少年の成長物語」として見ているのであれば、
設定・前提に対して、認識としては間違いであると思います

※ 「35歳」で亡くなった主人公の物語である  
※ 「35歳」+3歳、6歳、11歳…、このように見る
※ よって、気持ち悪い 

原作、といってもなろうですが、活字では「私」の語りで物語が進む
原作はおそらくここでバランスを取っているのだろう
そう、この気持ち悪い奴は、原作活字では本来なら『私』であった

対してアニメは前世35歳+6歳=41歳が「ぼく」
41歳「あわわわわ~」
やめてくれ

例を挙げる

第5話『嵐、来る!』
推定10歳・幼女婚約者との初顔合わせ
男性6歳+35歳に対し、女子10歳、このシチュエーションは、
男性41歳が、女子10歳を相手にお見合いしているわけだ

 41歳 vs 10歳

前世では光栄SLGが趣味の35歳、
コミュ障気味といったって、姪や娘ぐらいの子供だろう?
保護者の立ち位置で本来なら温かい目で見守ったりするものだ

「ぼくおんなのことつきあったこともないのにぃ」

うわあ…薄ら寒い、気持ち悪いわけだよ…
女性と付き合った事がない35歳だからというではなく、
厄年迎えるような年齢の『私』が吐く台詞ではない

父の死にしてもそう

「いい人アピール」という作品の要点(後述)
コレを吐いたおっぱい担当クソ女の出世過程を省くために、
次の回で3歳→6歳、3年浪費する程度まではまだ許容出来た
無意味だけど

さらに6歳からいきなり11歳まで時間が飛ぶ、5年だ
いいですか、5年です、5年
5年も使ったのに、11歳+35歳はといえば

 部下が増えていない(のはまだいい、変だけど)
 婚約者の父親の顔すら未確認
 父の病気を治す努力をしていなかったようだ、お前…
 死刑執行を見て吐き、戦いにはひとり置いてけぼり、うえーん
 世情?諜報?なにそれ?…人材発掘する理由はどこいった

引きこもり少年すら戦場に出ているのに『46歳』ひとり置いてけぼり
46歳が挫折しました、ってお前5年の間、何やってたんだよ…
3歳までに読み書き覚えるってさ、原始人世界じゃ神童扱いではないのか?
41歳が5年かけて何やってた事になってんだよ、何もしてないのか

11歳じゃない、46歳なのに
11歳じゃないともう一度書いておく
11歳じゃない、46歳、46歳でしょうコイツ

46歳、父親と同じ視点に立ってすらいない
11歳の物語じゃないのに
11歳と思って皆さん見ているのかな

領主会議の立ち居振る舞いを見て、
どこが11歳+35歳サラリーマン?とワケが分からなくなりました
初めてバイト面接受ける高校生かよ

繰り返しますが、

「少年の成長物語」として見ているのであれば、
設定・前提に対して、認識としては間違いであると思います
原作活字版では『私』なんだからさ


 ※ 音楽に注意 ※

はじめてのふぁいあーぼーる!
じゃんじゃんじゃん!ボリュームアップ!

「どうです?盛り上がるでしょう?」

無能でも偽善者だからオッケー!
まごころさえあれば勧誘に成功しまーす
的な都合のいいお話

クソキャラクソシナリオでこれでは、
背後にいる音響監督のクソいやらしい意図しか感じません

偽善には反吐が出ます


 ※ コピペプロット ※

1. みんなとちがって奴隷起用しちゃうぼく信長様オマージュ
2. わたしの盗みは子供をくわせるため「いい人アピール」
3. 父「俺が憎まれれば!家を出やすいだろう!」(雑コピペ疑い始める)
4. 10歳女子「将来の夢はお嫁さん」
5. 10歳女子「主人公さまは平民に好かれてるなんてすごいですわー」
6. コロシを見てゲレゲレ嘔吐(ここでコピペ作品と確信を持つ)

何処かで見た事のあるシーンばかり
もしかしてこれ、しょぼい原作プロットをアニメ制作側が
上手くデコレーションしている?

初ファイアーボールを大音響で流す臭さや、
中年幼児を白目にさせたりするギャグ描写がかなり寒いので、
評価最悪だったのですが、プロットからして駄目なんじゃなかろうか


- - -

本題

最善の策 vs 最善の策
私は凡人ですので、面白いと思えるのはそういった応酬だ
「だが断る」

さて何回「中年幼児」と書いたのやら
素質、才能が可視化されても自らが無能ならば勧誘はどうなるか
こうなった


【第1話】

主人公前世35歳、
自室テーブルに置いてあるゲームソフト『信長の伝説』
初回は重要、要点が詰まっている
しょーもな、失礼、数値化イメージは光栄SLGってわけですね

転生先パパ顔がどう見ても信長テンプレなのは偶然ではないのだろう
このコンテンツの中心に有るのが有能マン信長様なのは明白ですが、
人気取りたいイケメン執事、ビジュアルが信長コピーではあんまりなので、
信長的な血筋にもなるし、中年幼児の転生先・パパ顔に使ったわけだな
くだらない

過労死後、赤ん坊と化した中年主人公が3歳までに読み書きを覚える
35歳なら当然だよな
この流れで安心していたわけですが、中年過労死キモ設定の常として、
続く第2話で既に 『中年は精神まで幼児化』 しているのが判明

本当にキモい、いつものアレです

私はステータス、数字が宙に湧く安直クソ設定は心底大嫌いなのですが、
まあそれは覚悟のうえだからいいよ、主人公には全くカリスマが無い
「キミSSS!うちにきて!」「いい人アピールしないでよ」「あ、あう…」

このパターン、面白いか?
人を引き入れるため、何のノウハウも持ってないんだよコイツ
断られたらハイそれまで、都合のいいイベントが起こるだけ
自らの魅力・策略で勧誘出来ないゴミ中年幼児

初回は主に女子人気出したいであろうFEジョーカー、ではなく信長執事が
温和な奴であったからこそ表層に出てきませんでしたが、
回進めるごとに中年幼児の無能が露になる、言われたら言われっぱなし
レスバすら出来ない、下っ端、雑魚中年が幼児退行しただけである

「まごころさえあればきっときもちはつたわるんだ!」

本当にコイツはヘビーワークな元サラリーマン(中年)で、
面接、プレゼン、営業などを言論戦略無しで乗り切れていたのだろうか
無理そうだよ?

ああジョー(略)ってのはファイアーエ、アレですカムイ様
どうでもいいですね


【第2話】

「いい人アピール」
全キャラ管理者、世界の神である作者、作者の考え方が分かる回

 構成される人物3名
・中年幼児(レスバも出来ないおじさん、見た目3歳児)
・信長君(神たる作者に無能とされた中年幼児が使う便利アイテム)
・犯罪者(腹を空かせた子供よりも自らのマウントを優先するゴミ)

ジョーカー、じゃねえ、万能執事と化した信長君を拾う際、
「いい人ぶってんじゃねえぞ」的な台詞を第1話で出さなかったこと
私はとても不思議だったのですが、この回でいきなり判明
ていうか、また貧民からの勧誘だよ…、引き出し無いのか?
だから「いい人ぶってんじゃねえ」的な台詞を取っといたんだね?
しょうもない…

前回拾った信長君に教えるどころか、世界情勢を逆に習ってたり、
つまりは『世の情勢も把握せぬまま人材等とほざいている』のが分かったり、
メイド「信長君けっこーイケてるしぃ」モテ役奪われてたり、
中年幼児の魔法がショボすぎてパパから進路に見切りをつけられていたり、
中年幼児「ドラゴンのたまごぉ!?」35歳+3歳が露店に騙されかけたり、
屋台でおいしいもの食べよお、おのぼりさん中に金を引っ手繰られたり、
中年幼児・主人公がほぼほぼ無能であることが判明

中年幼児、ホンットーに気持ち悪い…

勧誘ターン
勧誘相手に金を奪われるが、中年幼児、無能ゆえアワアワするしかない
おいしい役割をいただいてゆく信長君がスタイリッシュ捕縛、無能バンザイ
眼前の中年幼児を見ず全を語る、勧誘対象おバカ(貧民女性)さん登場

犯罪者「私たち乞食を上から見ないでよ貴族さま」
等と自らを省みないモノとして、矛盾した僻み&嫌味のお時間スタート
外見3歳の中年幼児を相手にレスバ開始
もう一度、相手3歳児です、大丈夫かこのクソアマ、下品で失礼
上から目線の論拠が穴だらけでも突っ込めない中年幼児「あ、あう…」
中年幼児は無能かつカリスマ0なのでこんな感じ

アンタ仮にも仕事漬けで亡くなった成人男性でしょう?
狡猾さとか、こう、サラリーマン交渉術みたいなの発揮出来ないの?
人事課出身幼女デグレチャフさんレベルは期待しないけどさテメエはよう


 ※※※ 第2話にして『作品の要点』最大の見どころ ※※※

 18:33-「いい人アピールのつもりぃ?」勧誘に毒づく犯罪者クソ女
 --- 僅か66秒後 ---
 19:39-「いい人アピール」盗みは孤児のためデスヨー、自らアピール


これギャグかな…
違うのだろうな…

バカにされる子供、僻み入りで拒否する女、
双方、相手を崩すための武器は「いい人アピール」です
勧誘者・勧誘相手の評価を前後編2話で反転させなければならないため、
『2者を同時に処理したら失笑物な流れになった』のでしょう
自らを省みない「バカの自己紹介」構図になってしまった

アニメ制作がいちいちイラッとくるポーズ指定を入れたであろうクソ女、
「いい人アピール」2コマ落ちにしか見えませんよ

 『キャラクター』とは、善も悪も神である作者の分身であり、
 クソ女「いい人アピール」指摘は、つまりは作者からの言葉でもある
 物語が「いい人アピール」で構成されている事を示唆しています

 中年幼児の行動は成長がなく、全く変化しません
 「うちにきてください!」「やだ」「あう…」からの、イベント
 勧誘に備えての戦略・ビジョンが常に何もない
 他人頼み運頼み「ぼく、こどもがすきなんです」うえぇ…とか、
 「いい人アピール」のみ、狡猾さ0、だから面白くない
 
 『主人公のオレツエー要素が分散化されたから面白い』
 とおっしゃってる人がいますけど、例えば婚約者10歳幼女など、
 「主人公様は徳が高い」
 ぼーんやりとしたテンプレで、かなり無理矢理に褒めたたえてますが…

◆ クソ女、中年幼児の金を奪う
◆ チンピラに捕まりそうな所を(便利アイテム信長君が)助ける
◆ 勧誘失敗→クソ女、乞食代表面で薄っぺらい嫌味、3歳児に
◆「いい人アピール」と3歳児へ嫌味を言ったあと、身内のガキども登場
◆「いい人アピール」クソ女版が66秒後に発動、ガキを見せ大金ゲット
◆ クソ女、結局チンピラに捕まる(キャラ無能化によるイベント)

 主人公を無能に、おいしい役割を信長君に割り振っているように、
 「チンピラ放置したらそうなるよね」ぐらいの事も考えさせない、
 『キャラクターを無能にする』展開がこの段階で既に始まっていた

 クソ女にしてもそう

 目の前の3歳児と語らず、話の風呂敷広げて無意味なマウントを取りたがり、
 養うべき子供達という現実より、自らの貧相なプライド優先で好案件を断る
 個を見ず全を語り、他を捨て私を優先させる

 この時点で此奴のキャラ評価は『クソ女』になりました
 覚悟も信念もない、口先だけ、そんな奴は男女問わず『クソ』です
 3年後14歳時を見るとおっぱい要員のようです、ああやだやだ

勧誘する側、される側、
全てが神たる作者のさじ加減一つで雑に扱われている
コイツらの行動全てが薄っぺらい、そう見えてくる回なのでした


最後に

作中において、
この物語の全てを一言で顕わした言葉は、

 『いい人アピール』

であった

投稿 : 2024/06/11
閲覧 : 38
サンキュー:

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