ともか さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

怪談物と推理系のハイブリッド?　アニメファン以外の方にもおすすめできます!

怪談系のアニメは自身初めてなので、結構期待して観ました。

物語の内容が非常に濃くて見応えがありました。
怪奇現象の真相が少しずつわかっていって、毎回続きが気になります。

次の回を「観させる」つなぎ方もそそられる感じで
非常に上手くできていたと思います。

怪談物として期待していたので、
6話頃まではイマイチ変化に乏しかった感じがしましたが…

7話辺りから一変!超怖いです((゜Д゜;;))
流血とか潰されたりとか他にも色々…人の死に方がグロ注意です。

11話～最終12話の前半は、登場人物ほぼ全員が{netabare}疑心暗鬼になり、
目の前に見えた人を見境なく殺そうとする、もはやバトルロワイヤル状態です。
さすがに、いくら何でもキャラを死なせすぎじゃないかと。{/netabare}
「そういう物語だ」と言われてしまえばそれまでですが、
個人的には少しマイナス点です。

{netabare}この年の怪奇現象は食い止めることができましたが、
また翌年度以降はどうなるの?とか思ったり。。{/netabare}

まぁ、こういう終わり方にしておくと、
その気になれば別年度編として第2期も作成できますね。


私には物語(と推理)が難しかったですが、
答えとなっていた部分のカットを
最終話でまとめて見せてくれたのでOKです。
これでもう1回繰り返して観てみると良いのかも。


音楽面はOP曲は雰囲気が合っててなかなか良いです。
ただ、ED曲が異常に優しい感じなのはなぜだろう?
怖い話を見せた後の癒しなのかもしれないけれど、
個人的にはインパクトに欠けてて印象に残らなかったです。


声優は登場人物の性質上、評価のしようがない気がしますが、
キャラとヴォイスの違和感は特に無かったです。


物語が濃く、キャラもわりと普通な人間なので、
アニメファンだけでなく
一般の方々にもおすすめできる作品であると思います。


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アニメには直接関係ありませんが、Anotherの実写映画版も観ました。
死んでしまうキャラが減っていたり、
グロテスクなシーンも演出が程々にされていたり、
{netabare}結末部分で主人公が「死者」をぶった切るのではなく、逆に
主人公が引き止める中「死者」が自ら消えていく{/netabare}ように変えてあったり、
といった具合で、実写なのに むしろアニメ版より観やすかったです。
多くの方が観やすいように配慮されていたのだと思います。

劇場での放映は9/14頃に終了してしまいましたが、
そのうちテレビで放送されたり、BD・DVDが出たりしないのかなぁ？
アニメ版を好きになれた方は、見比べてみてはいかがでしょうか＾＾