にゃんた さんの感想・評価

3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

下品だが美味

（１話１２～３分で全１３話）

「珍遊記」
「稲中卓球部」
あたりのエッセンスが大いにあるコメディ作品。
下品なギャグで笑える人向け。
（個人的には、珍遊記よりは大人しい気がする）

登場キャラクターのほとんどが
思考も行動も下衆で下劣でアホでマヌケな変態。
もう、悪魔も天使も人間も虫も排泄物も大した違いは無い。
皆きょうだいであなきょｒｙ。
色んな意味で癖のあるヤツばかり。

このタイプのギャグ作品では、一人だけマトモなキャラを置くことで
周囲の変態っぷりを強調して可笑しくみせる。
そして、次第に唯一のマトモキャラも毒されていく
or隠していた変態っぷりをあらわにしていく。
・・・のが定番なのかもしれない。

本作品では、女子大生さくちゃん（cv佐藤利奈）がその立ち位置。
唯一のマトモキャラが、
ときに翻弄され、ときにキレて突っ走る。
控えめだが芯のある演技が素晴らしかった。

また、このマトモキャラが、
ただのツッコミ要員になっていないことが
本作品が単調にならなかった要因だと思う。
個人的には結構楽しめた（２～３回は声を出して笑った）。

４月から２期放送がスタートするらしいので
気になった方は予習をどうぞ。