「ビビッドレッド・オペレーション(TVアニメ動画)」

総合得点
65.6
感想・評価
987
棚に入れた
4494
ランキング
3173
★★★★☆ 3.4 (987)
物語
2.9
作画
3.7
声優
3.3
音楽
3.4
キャラ
3.4

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ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ビビッという直観でドレッドヘアーにするオペレーション・・・という意味ではありません

世界中のエネルギー問題を解決させた「示現エンジン」を完成させた一色健次郎(いっしき けんじろう)と同居している孫の一色あかね(いっしき あかね)はバイトによって家計を助け、あかねの妹・一色もも(いっしき もも)が家事全般をしながら生活をしていた。
あかねの親友・二葉あおい(ふたば あおい)が学校に復学する事を知ったため迎えに行ったのだが、
正体不明の「アローン」という敵対物質が現れ暴れている中で2人が出会い、健次郎の新しい発明「ビビッドシステム」により変身して戦いの渦に巻き込まれていく事となる。

日本の離島が舞台になっていて風情も残っていますが、「示現エンジン」などの科学技術が進歩しているので、現在よりも少し未来の世界だと考えるのが理解しやすいでしょう。


主要登場人物は、”数字”と”色”という共通項によって、それぞれの特色を表しています。

一色あかね(いっしき あかね)・・・一色→1 あかね→茜色(赤)
二葉あおい(ふたば あおい)・・・二葉→2 あおい→葵色(紫)
三枝わかば(さえぐさ わかば)・・・三枝→3 わかば→若葉色(黄緑)
四宮ひまわり(しのみや ひまわり)・・・四宮→4 ひまわり→向日葵色(黄)
黒騎れい(くろき れい)・・・れい→0 黒騎→黒色(黒)

上記のように数字や色を使っています。

元気一杯のあかね、お嬢様のあおい、剣道などスポーツ万能なわかば、内気な性格のひまわり、秘密を隠しているれい、視聴者側にどの娘が好みなのかを選択できるように工夫されています。
主要人物ではありませんが、あかねの妹・一色もも(いっしき もも)については妹属性です。

魅力的で多種なキャラを登場させる事によって、視聴者側に好きなキャラを選ばせて作品に引き込む手段でしょう。

この作品は正体不明の「アローン」と戦い世界を守る事・友情の大切さが主題なのでしょうが、これは表向きだと考えます。
「ビビッドシステム」によって「パレットスーツ」に変身する時の少女の姿や少女の下半身を強調して重点的に映している事などを考えてみると、
ある種の趣味・嗜好の持ち主に対してのサービス作品だと思います。
(マヨネーズは・・・下品ですね。)

好きなキャラの選択肢を増やしておいて、サービスシーンを入れる・・・・・
人気を得るための”大人の事情”というやつでしょうか^^;


世界の平和よりも女性キャラに主眼があるように思います。
現実の日本が平和だという証拠でしょうか。


OP曲は変化しません。
ED曲についてはメインの曲がありますが、それぞれの主要キャラが歌う話数もあり変化します。

BDやDVDの完全生産限定版特典にCD(ED曲など)が付属されています。
キャラに愛着を持たせておいてからBDやDVDを購入しない限り手に入れる事ができないCDによって購買意欲を高める制作者側の意図が垣間見れます。

話の設定段階について色々とツッコミたい事があるのですが、それを1つずつ指摘していたらフィクション作品は観る事ができないです。
(例えば、綿を詰め込んでいる人形ですが、脳や神経も無いのに動いたり声帯が無いのに話すことができるのは科学の進歩では片づけられない問題(?)ですが、ツッコんではいけない設定ですねw)

本作品を楽しめるかどうかについては視聴者側の取り方によって好みが別れそうです。
(自分には、それほど作品に入り込む事ができませんでした^^;)


アニメが好きな人の枠から、さらにターゲットを絞って狙いを定めた愛好者向けの作品であると思います。
(そのような一部の人達がアニメに対してお金を使ってくれる事によって、現在のアニメ業界が潤っている状況が保たれているという事は心に留めておきたいですね。)

投稿 : 2013/04/25
閲覧 : 277
サンキュー:

17

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