エウネル さんの感想・評価

4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

キャラを楽しむ典型的な萌えアニメ。

典型的な萌えアニメでした。内容は薄いです。

別に萌えアニメを否定してるわけではありません。アニメなんだから3次元では楽しめない理想のカワイイ女の子を見て楽しんでもいいと思う。「〜ちゃんは俺の嫁！」と言っている人に共感はできませんが…。

この話は友達がいない三日月夜空（みかづき よぞら）が友達を作るために「隣人部」という部活を作ります。そして隣人部に集まった、なんらかの理由で友達が作れない男ひとりと女の子達の話です。

僕は部活で仲良くゲームしたり、話している時点で「友達じゃん」と思いましたが、隣人部の部員達はメンバーを友達と絶対に言いません。それはこの話が「友達」の定義をテーマとしている話だからだと思います。他人、知人、友達、親友の境界はどこなのか？答えは出せない問題だと思いますが、大事な問題だとは思います。

話の内容はイマイチでした。前半は萌えやエロばかりだったような気がします。正直、内容が薄くてあまり覚えていないです。ラストは良かったです。夜空の変化が見られ、小鷹との関係が明らかになる良い回でした。

キャラデザは素晴らしいと思います。夜空はもちろん、柏崎 星奈（かしわざき せな）、志熊 理科（しぐま りか）、楠幸村、羽瀬川小鳩の全員がとても可愛いです。ですが「このキャラが好き」と言えるほど好感が持てませんでした。僕はイマイチこの作品に登場するキャラの性格や立ち位置が好きになれなかったみたいです。

ちょっと過大評価されてるところがありますが、キャラを楽しむアニメとしては良作だったと思います。