「キルラキル(TVアニメ動画)」

総合得点
86.7
感想・評価
2472
棚に入れた
12808
ランキング
184
★★★★☆ 4.0 (2472)
物語
3.9
作画
4.0
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
4.1

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ネタバレ

dolcetto さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

わけがわかんない顔してるな?そりゃそうだ、わけがわかんねぇのがこのアニメだからなぁ!

主人公は父の仇を探しに本能字学園へ転校してきたチンピラ少女。その学園では生徒会長が極制服を生徒に与え、武力と恐怖で支配していた。主人公はその学園に秘密があると睨み、勝負を挑む・・・

最初は女子高生がただ破廉恥な格好で戦う系の見るに堪えないアニメだとあまり期待はしていませんでしたが、展開はギャグもありテンポが良く見続ける事ができ、終盤は熱い展開の連続で気持ち良く見れました。

王道のバトル物でありながら、世界観やその他の設定その物が完全にギャグ。王道系の終盤のノリはシリアスになりがちだと思うんですけど、シリアスと言う名のフィールドを王道とギャグのツートップが足並み揃えて勢い良くゴールに突っ込んでいく感じで、なぜか違和感を感じさせません。展開は一転どころか二転三転以上する熱苦しい展開であり、終盤のヒートアップは最高潮。

作画は最近の他王道ものアニメと比べると、コミカルでメリハリのあるカートゥーン色の強いもので独特な味を出してます。

キャラは満艦飾マコも良いキャラしてると思いますが、やっぱり一番は美木杉先生ですね。その他のキャラも魅力的です。声優さんもそれぞれのキャラに合う個性の強い声ばかりで作画を活かした素晴らしい配役だと思います。

主人公は威勢が良く潜在能力は高いが、生命繊維についての秘密をいろいろ知らない分、{netabare}ダークサイドに落ちたりと{/netabare}やや心が弱いみたいです。皐月様の方は{netabare}子供の頃からある程度知っており、黒幕に反抗する機会を窺っていたみたいであり、体を張って主人公を試そうとしている所を見ると、{/netabare}元々意志が強く鍛え方も違うみたいです。そんな良いライバル関係があり、ラストに懐かしいキャラや姿,自重しないギャグ等が熱い展開を演出できる要因になっていると思います。
{netabare}
美木杉「DTRでステージまで一気に飛ぶ、来い紬!流子君!」
流子 「道頓堀ロボか」
美木杉「DTR!」
流子 「道頓堀だろ?」
美木杉「DTR!」
犬牟田「まぁ、どっちでもいいけど」
美木杉「DTRね」{/netabare}

個人的に以下の話をお勧めします。

第23話「イミテイション・ゴールド」
第24話「果てしなき闇の彼方に」

私としては珍しく終盤の話を挙げました。終盤だけ見ても面白さは伝わらないと思いますが、1話から見続けラストでこれだけ盛り上がれる作品も珍しいと思います。{netabare}ガマさんの活躍とヌーディストコンビのボケとツッコミ。最終決戦で敢えて死亡フラグを立てるマコタイム。とどめに忘れていた鮮血の能力。最後は悲しい部分もありましたが、笑いながら泣ける良いアニメでした。デートEDの皐月様とガマさんの姿は微笑ましかったです。{/netabare}

投稿 : 2014/08/18
閲覧 : 319
サンキュー:

24

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