「GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-ガンスリンガー・ガール イル・テアトリーノ(TVアニメ動画)」

総合得点
62.3
感想・評価
362
棚に入れた
1838
ランキング
4853
★★★★☆ 3.4 (362)
物語
3.6
作画
3.2
声優
3.3
音楽
3.7
キャラ
3.5

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ネタバレ

uppo さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まだ序盤

原作全15巻読破。
2期やってようやく5巻分。
アニメじゃあまり描かれてなかったと思うが、この時点では本当の意味でヒルシャーとトリエラは分かり合えてない訳で。
この時のヒルシャーの気持ちを考えるとグッとくるものがある。
戦いに勝った事を褒めてもらいたいトリエラ、戦ってほしくない、怪我をせず少しでも長く生きてほしいと思うヒルシャー。
言い方が悪いかもしれないが、このピノッキオとトリエラとの死闘もヒルシャーが、トリエラを守るという事により強い意志を固める前座と言ってもいいかもしれない。
とは言ってもただの殺し屋だったピノッキオの心情の変化も十分見所だと思う。
ちなみに担当官の中ではヒルシャーが一番好きです。


ここからは原作のネタバレ。
この後も話は続いていくが、口が裂けても感動したとか言える話じゃない。
ラバロやラシェルは死んでもなお生きている人達に大きな影響を与えている。出番はどっちも少ない二人だが、この物語でとても重要な存在になっていると思う。
原作の15巻の「希望」はこの物語の集大成として絶望の中に僅かな希望を残してくれたと思う。
ヒルシャーやラシェルの思いをロベルタに託し、そしてその思いはスペランツァ(希望)へ。
人身売買で死にかけた少女はどんな形であれ命を繋ぎ止め、そしてそこから生まれた新たな命(スペランツァ)が、表舞台に出て歓喜の声で称賛される。
そして彼女は言う「私を育ててくれた母、そして・・・天国の2人の母へこの言葉を贈ります。世界には今も確かに希望がありますよ。」と。


少しでも希望がある限り夢を追いかけていたいものですね。

投稿 : 2014/09/09
閲覧 : 331
サンキュー:

7

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