「GUNSLINGER GIRL [ガンスリンガーガール](TVアニメ動画)」

総合得点
84.2
感想・評価
1142
棚に入れた
7492
ランキング
291
★★★★☆ 3.8 (1142)
物語
4.0
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.9

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月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

其々の恋愛模様・・

同タイトルの漫画原作を元に2003年にテレビアニメ化(第1期)
2008年『GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-』(TV放送2期)
2004年にはPS2用にゲームシリーズ化(1~3)されているようです。

ヨーロッパを舞台に イタリアの対テロ機関「社会福祉公社」で
超法規的活動をする 義体と呼ばれる少女ヘンリエッタと担当官
ジョゼッフォ・クローチェを軸に展開する。

義体と呼ばれる少女に関しては近未来SF的な要素を含むものの
擬態化(兵器化)ではなく 暗殺者としての最適化(特化)の為に
人体に特殊な科学技術が施され強化されているというパターン。

OP/ED/BGMなどなんとも言えない雰囲気で世界観に浸りやすい。
タイトル通り ガンアクションと少女 という如何にもな作品で
特に設定がどうのという感じでもないのだけど この世界観重視
のなんとも言えない演出と 色褪た感じの色調で粛々と行われる
暗殺・・結構ハマってしまう。

過剰な演出とか派手なバトルはあまり無い。
其々の登場人物の心理描写が多く まるで親子愛・兄妹愛・恋愛
模様を描いてるようなエピソードが多い。

義体と呼ばれる少女達は個体差はあるものの基本的には感受性や
感情表現が希薄で やや機械的な反応が多く一般常識に欠けている
独自の思考パターンで描写される事が多い。

かと言って欠落した とか欠陥というわけではなく 話数が進むと
徐々に感情面の描写も増えて変化していく。

鍵になっているのは 作中によく出る 「条件付け」という言葉。
その辺りが 躾だったり育成だったり取り扱い方のような・・
作中でも担当官其々が違う接し方をして物語のテーマのひとつに
もなっている感じかな。

こうした設定を面白おかしくギャグとして描くアニメは多いけど
徹底してシリアスに描いている感じなので結構楽しめる。
だからこそ時々僅かに覗かせる少女らしさ等が際立っている感じ。

能登麻美子、花澤香菜、池田秀一さんも出てたりする。

投稿 : 2014/05/31
閲覧 : 326
サンキュー:

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