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「王様ランキング アニメ(TVアニメ動画)」

総合得点
77.5
感想・評価
461
棚に入れた
1456
ランキング
600
★★★★☆ 3.8 (461)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
3.8

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☆の総合評価
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王様ランキング アニメの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

はちごー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

絵柄に反してジャンプ系の濃いシナリオ。

言葉が話せない主人公が周りの人々支えられながら強くなっていくお話。結構面白かった。強くなっていく過程も見れたら良かったかな。21話の作画凄くない!?

投稿 : 2023/11/28
閲覧 : 52
サンキュー:

3

ネタバレ

おおかみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ボッジ泣ける

ボッジ泣けるけど序盤がピークでした。ボッジかわいい。。

投稿 : 2023/09/20
閲覧 : 45
サンキュー:

1

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

実はジャンプ系?

原作2話位迄(2022.5)
内容は乱暴に言うとジャンプ系に近いかなと思います(友情・努力・勝利)。なので解りやすいですし、主人公の立場が同情を得やすい境遇なのも引き付け易いです。
主人公の王子とカゲはある意味、手塚先生の百鬼丸とどろろのような関係とも言えるでしょう(百鬼丸と性格は正反対かな)。絵柄は原作少し読んだ事あるのですが、子供用の絵本的なデザインになるので特徴的で一目で見分けがつきますし、この絵柄で細かい動き等非常に丁寧な作りになっています。この絵本みたいな雰囲気だけで無理って人もいるかもしれませんが、むしろこの絵柄でよく頑張ったなという印象です。なんせキャラデの作画だけの作品が多いですからね。
2期あるんですかね。ランキング1位のお宝絡みがこの期では答えが出てません。という位他は2クールで綺麗に纏めて更なる冒険へと繋げる見事な締め括りだったと思います。
とまぁ、結構好意的なんですが、お気に入りにはしないかな。

私のツボ:あれはどこぞの民族の事かな?


~勇気の宝箱~
続きかなと思ったら、キャラの過去話というかサイドストーリー的なものだった。ラスト10話が一応続きでランキング1位の宝箱の話だった。
劇場版の制作もあるらしいので更に続きをやるのか、その辺は楽しみな人もいるのかな。

私のツボ:実は父王は悪い奴

投稿 : 2023/08/02
閲覧 : 193
サンキュー:

10

ネタバレ

匿名 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これまでに無い作品

王子の主人公が強くなる作品は数あれど耳は聞こえず話は出来ない主人公は無かったし成長していくのは勿論周囲からも認められていくのは気持ちよかったです。教育にも良い作品だと思います。絵柄は児童向きなのでそこが好き嫌いに分かれると思いますが見て損は無い作品だと思います。素晴かったです。

投稿 : 2023/07/26
閲覧 : 66
サンキュー:

1

ネタバレ

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

持ち上げすぎるのも良くない気が

当初の視聴予定には無かったがネットの評判を受けて見ることにしたアニメ。
幼児向けみたいな絵柄に敬遠してしまったが、視聴してみればナルホド、話題になるのも頷ける作品だなぁと。
辛い境遇に生まれた主人公が号泣するシーンは不覚にも涙腺崩壊しそうになった。
濃密な感動描写と絵柄のギャップが更に話題を帯びそうな雰囲気を感じ取った。

主人公のボッジは王家の長男として生まれながら、赤ん坊のように非力で耳も聞こえず言葉も話せない少年。母親は既に亡くなっており腹違いの弟ダイダがいる。
城内の誰もが世継ぎはダイダの方だと思っているが、健気にもボッチは王様になることを諦めていない。
現王ボッスは死に際にボッジを後継とする遺言を残すも、継母でダイダの母親であるヒリングに遺言を棄却され、ダイダが王になってしまうことで悔し涙を流すボッジ…というのが序盤3話までのあらすじ。
で。「このクソババア〜!」とヒリングにヘイトを集めるよう視聴者を誘導しながら、3話Bパートで実はヒリングは血の繋がりはなくともボッジを実の子と同じ様に愛情を注いでいたことが明かされる。ボッジを王にしなかったのは決して疎んじたのではなく、ハンデを抱える身では重責は担えないという苦渋の決断だったのだ。
これは予想してなかった展開で非常に感動したし、ここが個人的ハイライトだったね。

とまぁ、最初の数話は非常に楽しんでいたものだが、だんだん感動の押し売りがウザったくなってきたのも事実だ。
とりあえずボッジに大粒の涙を流せとけば視聴者も泣くだろうって魂胆が嫌らしい。
あと出てくる敵キャラが、ことごとく「実は悪人ではありません、みんな根は善人です」ってのもどうかと。
明白に自分の意思込みでボッジを殺しにきてたダイダが被害者になってるの違和感ありすぎだし、諸悪の根源たるミランジョに至っては実際にボッジママ殺害してるし、どんな可哀想な過去があろうと許されざる極悪人であることに変わりはない。
おまけに父親のボッス王も強さを誇示するためにとりあえず相手をボコる真性DQN。息子の身体を犠牲にすることで地上最強の座を得てしまったドクズ。
こいつらに忠誠を誓ってるアピスとかガイジにもほどがあるし、結局あいつは何がやりたかったんだコラ。登場人物の行動原理を不明瞭にしつつ、終わってみれば大した動機もない奴ばかりなので、その点は少なからずストレスが溜まった。

極めつけは最弱が特徴だった主人公ボッジが急激に強くなる過程。
呪いでどれだけ鍛えても強くならない人間が、どんな魔法を使えば強くなるのかと思ったら「教え方が上手な師匠とちょっと修行しただけ」ってそれはいくらなんでも…
しかも、人並みに戦えるようになるどころか地上最強クラスに覚醒するとはご都合主義にも程がある。
以上のことから設定の完成度が高いとは言い難い作品だったと思う。
感動の押し付けや繊細なアニメーションで上手く誤魔化せてるけど、内容を冷静に判断すれば小学生の考えた漫画レベルと言える。(無論、すごく才能ある小学生ね)

作品タイトルの「王様ランキング」は主題になるほどの関連性は見受けられなかった。
まだ原作が続いてるようなのでこれから重要なテーマになってゆくのかもしれない。
個人的には続きが気になるタイプの作品では無かったのでどうでもいいかな。
総評としては、見て損したとは思わないし、オタ臭が薄いアニメということで一般層にも勧められる系のアニメだったが、こういう雰囲気重視の作品が実力以上に持てはやされるのは、SNS時代における良くない事例だと思うところが以前からあり(100ワニとかタコピーとか)…まぁ、終わってみれば本作は言うほどバズらなかったので実力並の盛り上がりで一安心。
アニメーションはキャラの動きから背景まで非常に丁寧で、名作を作り上げるぞというクリエイターの気概はひしひしと伝わった…が、残念ながら「鬼滅にはなれなかった」というところで、レビュー終わりです。

投稿 : 2023/07/04
閲覧 : 137
サンキュー:

3

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ぼっちは

ぼっちは明るくて優しい王様で、一生懸命強くなろうとする姿は応援したくなります。カゲは口は悪いですが、ぼっちと行動するようになります。困難な場面でも立ち向かう勇気をもらえるアニメです。

投稿 : 2022/12/21
閲覧 : 105
サンキュー:

2

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2期が気になる!

お父さん(巨人族)が『生まれてくる子から力を奪え』的な呪いを魔神(魔人?)と結んだことによって、生まれてきたボッジ(第一王子)は巨人族なのに小さく、喋れず、耳も聞こえない。
王様になるつもりでいたが、弟が王様に選ばれてしまった。
そんなボッジがあるきっかけで旅に出て、色々な人と出会い、色々な経験をし、かなり成長。
何だかんだで王様になったんだけど、友達のカゲを追いかけてまた旅に出て、自分の国を作るぞー!的な感じで終わった。

出てくる仲間が全員いい人だし、何より2番目のお母さんがいい人すぎた…。

投稿 : 2022/12/16
閲覧 : 94
サンキュー:

1

ネタバレ

chikuwa さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

耳が聞こえず言葉も話せない王子様の冒険ファンタジー

【感想(最終回までのネタバレあり)】
{netabare}
・絵柄から一見童話のようなほのぼの系のゆるい話かと思いきや思いっきりダークで重たい話だったり、一見いい奴そうなキャラが悪かったり悪そうなキャラがいい奴だったりと、実にノイタミナ枠っぽい大人好みの作品
・作品の知名度が低いから実際に集計したら10位以内すら厳しいと思うけど、ヒリング妃は「アニメ史上最高のママキャラランキング」でトップ狙えるくらい最高の母親だと思う。ヒリングのエピソードが出てくるたびに目頭が熱くなったし、ボッジ王子との再会シーンは最高だった
・デスハー王、デスパー師匠筆頭に魅力あるサブキャラが非常に多かった。正直ボッジたち以上にデスハーがどうなったのか知りたいから二期や原作で続きを見たいまである
・ラストのオチはきれいでいいんだけどそこに至るまでがイマイチ。{netabare}ダイダ→ボッジ→ダイダの王位変更が急すぎて(カゲの動向から推測すると数日~十日くらい?)ボッジが無責任に見えるし、カゲも仕事も見つからず爪弾きされたままで逃げるような形で旅に出てるから、二人の門出を手放しで喜べない。ボッジは水面下で旅の準備をしつつ王即位の半年~1年後に満を持して出立、その間カゲは定職に就いてみんなと仲良くしたりボッジの代わりに情報収集等旅の準備をしてる、とかがよかった{/netabare}
{/netabare}

【各話評価】
{netabare}
基本は○、良いと○→☆→☆☆と星が増える、悪いと○→△→×となる

1話 裸の王子 ○
2話 王子とカゲ ○
3話 新しい国王 ○
4話 初めての旅 ○
5話 からみあう陰謀 ☆
6話 冥府の王 ○
7話 王子の弟子入り ○
8話 夢のいけにえ ○
9話 王妃と盾 ○
10話 王子の剣 ☆
11話 兄と弟 ○
12話 戦いの足音 ○
13話 王国の乱れ ○
14話 王子の帰還 ☆
15話 冥府騎士団 ☆
16話 王の威厳 ☆
17話 不死の呪い ○
18話 神々との争い ○
19話 最後の砦 ○
20話 "不死身"対"無敵" ○
21話 王の剣 ☆
22話 魔神との約束 ○
23話 王様と太陽 △
_______________________________________________________________________________
☆☆☆☆ 超神回:1年に1回あるかないか  ☆☆☆ 神回:1クールに1回あるかないか
☆☆ 優秀回:何度も見るくらい面白い    ☆ 良回:非常に面白い
○ 並回:普通に面白い  △ イマイチ:一部面白いところもある  ×:つまらない/視聴断念
{/netabare}

【全体評価】
{netabare}
基本は各話評価の平均点、突出して良かった回悪かった回や最終回の良し悪しで多少変動

中の上  各話評価平均点 0.22(5/23)
_______________________________________________________________________________
☆:1つにつき1点 ○:0点 △:-1点 ×:-2点 視聴断念:-100点
上の上(あにこれ評価 5.0)1.3点以上:数年に1つあるかないか
上の中(あにこれ評価 4.8~4.9)1 ~ 1.3点:1クールに1つあるかないか
上の下(あにこれ評価 4.5~4.7)0.5 ~ 1点:非常に面白い
中の上(あにこれ評価 4.0~4.4)-0.2 ~ 0.5点:普通に面白い
中の中(あにこれ評価 3.5~3.9)-0.4 ~ 0点:普通
中の下(あにこれ評価 3.1~3.4)-0.4 ~ -1点:イマイチ
下(あにこれ評価 3.0)-1点以下:つまらないor視聴断念
{/netabare}

投稿 : 2022/11/05
閲覧 : 114
サンキュー:

7

ネタバレ

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

幸福を味わえる名作

音楽がぬーと Vaundyというのと
フォローワーさんの評価が良くて手を出したのだけど

一気見してしまった
全23話

あらすじ

{netabare}
国の豊かさ、抱えている強者どもの数、
そして王様自身がいかに勇者のごとく強いか、
それらを総合的にランキングしたもの、それが〝王様ランキング〟である。
主人公のボッジは、王様ランキング七位のボッス王が統治する王国の
第一王子として生まれた。
ところがボッジは、生まれつき耳が聞こえず、
まともに剣すら振れぬほど非力であり、
家臣はもちろん民衆からも「とても王の器ではない」と蔑まれていた。
そんなボッジにできた初めての友達、カゲ。
カゲとの出会い、そして小さな勇気によって、
ボッジの人生は大きく動きだす———— 。

King Gnu/BOY(1クール)
yama/Oz.(1クール)
Vaundy/裸の勇者(2クール)
milet/Flare(2クール)

{/netabare}

ほんわかとした絵柄で子供向けかと思いきや
絵柄で救われてる
幸せってなんだろうね?という漠然としたものや
母親の愛情が理想的で
内容も不条理だったり
障がい者について考えさせられるし
描写が丁寧だし成長過程なども見られて

泣いた
私が情緒不安定だったのかもしれないけどw
ほんわかしたりぐすっとしたり
よくできてるなぁって思った
曲のチョイスもいいしね

思ったこと

{netabare}

私も障がい者なんだけど
ま、ボッジはとある理由によりそうなってるのだけど

普通になるためには
できるようになるためには
人の何倍も努力しないといけないのね

元々備わってないと
もうどうしようもなくて
普通と言われる人たちが
皆天才に見えるレベル

馬鹿にされるし自信も無くなるし
友達できにくいしまぁ色々大変
周りがいい人ばかりならいいけど
そんな都合良くもなく
私は克服するために生まれてきたのかと思ったぐらい
いくつも山があってまた山や壁があるの繰り返し

みんな幸せになれるといいね
そんな世の中であってほしい

そんなことを思った夜更けでした

{/netabare}

投稿 : 2022/10/23
閲覧 : 188
サンキュー:

12

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

風呂敷広げるのは上手い作品

とっても優しい物語な気がする。世界観とかキャラクターの過去は暗かったりするが、本質は王子とカゲの交流だと思う。カゲの暗い過去を踏まえて王子と仲良くなっていくという行動の裏付けとしてとても良い暗い過去だった
王様ランキングのトップになるには"王の強さ"も必要であるから避けてるだけの戦い方じゃダメなんだろうなぁ。面白い構成

5.6話からこのアニメの結構気になる欠点を見つけてしまった
ボッジは相変わらず良いキャラしてるし、ママとの掘り下げも良かったし、色々なキャラの身の振り方等が描かれるのはいいんだけれど、場面の切り替えが多すぎてゴチャゴチャして集中出来ない
複数の場面で同時展開してそれが後々繋がっていく様にしたいのは分かるんだけど、今の状況と何か相乗効果がないのにとりあえずここの場面映したいから映して「謎出しましたよー」的な、重要な情報を後に出すくせに期待だけさせる感じはあまり好きではない。例えるなら『ONEPIECE』のワノ国編でレヴィリーの話が数話に1回出てくる感じ
修行編でただ修行だけじゃダレるからってのも分かるけれど、入れ替わりすぎて逆にスピード感が落ちてるように見える

そして修行終わりで実践編かと思いきや更に色んなキャラの謎が出てきたり思惑が2転3転したりと、ボッジ以外にも焦点を当ててこれまた描きたい事がボヤけているように思える
肝心のボッジももはや最強となって初期のワクワク感は無くなった
戦闘に入るまでの過程はキャラの描き方が上手いから面白いんだけれど、その戦闘は超作画で迫力はあるが戦闘自体にはあまり燃えないし面白味もない。ボッジなんて手段が数個しかない言わば初見殺しみたいな技しか無く、見ていると2.3回目で新鮮さは無くなってくる
そこでオウケンというキャラと対峙して数話重ねてしまうと、更にスピードがダウンしてるように見える

それで後半はミランジョなどの過去回想があって「実はー」みたいなパターンが少し多いとも感じたし、全員平等に救う展開に先駆けての準備感が半端ないし、思いついたアイディアを全部入れて漫画描いてそうな位ゴチャゴチャしているしで詰め込み過ぎで、後で本当にまとまるのかが不安になってくる位にてんこ盛りで何話にどんな話があったとか、もはや思い出せない
それに、許す許さないの根本的な問題をキャラ達が全員一様な見解で理解しており、今までそれぞれの思惑を詳しく描いていた割にはラストの急な鶴の一声でまとめているのは中々違和感がある

キャラの描写や2話目で泣かせられる過去の描き方など上手い所は本当に上手いし、全編通してかなり好きな内容ではあったけれど、見せ方として上手い 下手がかなり両極端な作家だと感じ、実際脱サラして40代で漫画家になってそもそもweb漫画なのでそういう能力を更に生かしたり不得意な分野で舵を取ってくれる人が居なかったのかと思うと勿体無い

OP EDは本当にどれもハズレが無くて、映像も含めて魅入る。アニメOP EDとしては完璧な役割をこなしていてとても良い

いい意味で最近の漫画やアニメなどをあまり読んでいないんだろうなと見えて、それ故に現代の所謂定石やニーズから外した様な展開も多いのがこの作品の良さだとも思えて中々興味深い作品だと感じた

投稿 : 2022/10/20
閲覧 : 127
サンキュー:

9

ネタバレ

ダークフレイムマスオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

よかったMAD

敗北。

ほんと、これって見たら挫折味わえるんですよね。おっさんなって意識低いんかな?とか想うんだけど3回見て書きたくなるのは本物以外ないですわ。

視て毎回違うアプローチで書きたくなんだけどやっぱ敗北しかないよなー。あーでもねーしこーでもねーが、言うのがあにこれ!でもアビスやオバロ、ユーフォ
言うことなきゃ敗北って認めるのは勇気だ。

参ったってわしゃあんま言いたくないんですよぶっちゃけwでもいいもんを屁理屈で貶めるのだきゃしたくない。そりゃ矜持ですよ。

レビューできなくたって好きな作品は多数あります。鬼滅なんてみんな社会現象前に言いあってそのあと盛り上がって何で?おっせー世界wってほんと想ったwスパイとかもそうwわしら言いたいこと言った後で盛り上がるのってなんか違和感しかないんですよね♪

りあたいじゃぐろいで避けられるって想ってたけど劇場でヒットすっとニキでて
もうわけわかんねーだおら。

なら、自分の観たいの見ろよな!

小悪魔サイコ、賭け狂い、ETC、ほんと実写されるのばっかw

おめーの感性でいってくれよ!それがおもろきゃえんよwじゃねーとよみいやエガや竹原チャンネルにわしゃ行くぜ!

終わり~♪

投稿 : 2022/10/04
閲覧 : 108
サンキュー:

9

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

見た目に反して良かった。

【概要】

アニメーション制作: WIT STUDIO
2021年10月15日 - 2022年3月25日に放映された全23話のTVアニメ。

原作は、『マンガハック』でweb連載中の漫画作品。
著者は、十日草輔。

アニメ版の監督は、八田洋介。

【あらすじ】

王様ランキングとは、高名な騎士を数多く従え、国民が多く町が発展している。
なにより王様自身が勇者のごとく強いこと!
それらを条件に恰好の王様をランキングしたものである。

↑“原作1巻より”

そして、ボッス王国があった。建国者で初代国王のボッスは巨人族の戦士であり、
本人の強さだけなら最強であるが、とある理由で寿命が尽きようとして病床にあった。

ボッス王には幼い王子が二人いて、どちらかが次期王になるのだが、
亡き前王妃シーナとの息子である長男のボッジ王子は耳が聞こえず口も利けずに、
身体が小さく極度に非力なことから、家来の信を得られず民衆からもバカにされていた。
後妻の王妃ヒリングとの息子の第二王子のダイダは厳しく育てられ努力を尊び文武両道。
大人顔負けの剣の腕前で、彼こそ次期国王にと推す声が多数派だった。

絶滅した暗殺集団「影の一族」の生き残りのカゲとの出会い。
兄に対する屈折した感情を持つダイダとの剣の勝負。
そして、ボッス国王の病死。

と、強い王になることへのあこがれを持つボッジ王子の人生の転機となる様々な出来事が、
ふりかかり、王子は成長していくことになるのだった。

【感想】

絵本のような作画の話題作というものの、リアルタイムでは興味が湧かなかったです。
「comic walker」で第1話を読んで、ボッジ王子のvの形の口が気に入らない。
と、まず商業としては上手いとは決して言えない作画で敬遠してましたかな。
それも、連載が進んでいくうちにキャラデザが良くなってはゆくのですけどね。

一見は好みでない作画や作風ですが、それでも人目を引くものがあるかも知れない?
との理由でアニメを見始めたのですが、既視感がありあり。

誰もが認める優秀でキリっとした弟と、健常者とは言えずにバカにされているチビスケの兄。
これは、こせきこうじ氏の、「ペナントレース やまだたいちの奇蹟」の山田太一・泰二兄弟!

無能だと思われていた兄が実は開花してない未完の大器で驚異的な能力を秘めていて、
それを武器に大活躍で『アイツはすげー奴だ!』と皆が口を揃えるスーパーヒーローになっていく。
んで、兄を愚鈍だと嫌ってたように見えていて複雑な感情を持っていた弟も、兄を認めていく。

他にも、そういう話を探していけばあるかもしれないですけどね。

何故、私がそういう話をしたかというと、この手の泥臭いレトロな少年漫画の因子を、
そのままに「王様ランキング」は、持っているからですね。

命令されて全裸で校庭一周をさせられて泣きながら走っていた落ちこぼれ野球部員が、
三軍の仲間と一緒に一軍を倒して自らが一軍となって甲子園で準優勝の大活躍、
プロでも万年最下位チームをセ・リーグ優勝に導いていく「名門!第三野球部」
同じ作者で、片手に障がいを持ついじめられっ子が立派な医者になっていく、
史実とは大幅に人間描写が異なる「Dr.NOGUCHI 新解釈の野口英世物語」

他の作者でも、様々な困難や嫌がらせに負けない若き寿司職人の「将太の寿司」であるとか、
モヤシみたいな少年がキックボクシングで格闘家を倒していく漫画とか、

1975年生まれの作者の心に、昔のジャンプやマガジンの作品が持っている、
努力+人情=勝利がピンポイントに刺さって、それが作風に影響していったのではないかと?
そして、一周回って令和の時代にこの手の作品の需要が再び生まれてきたのでしょうか?

その原作が、アニメの制作能力の高い「WIT STUDIO」の手で理解されて良いところを伸ばされる。
それで、表情豊かにキャラクターが生き生きとしたアニメとして磨きがかかっていますからね。
キャラクターが叫びまくり、目や鼻から流す液体の量が多すぎであるとも思いますけどね。
仮に下手なスタッフなら、キャラの心が響かない駄作・凡作なアニメで終わってた可能性が高く、
原作に対して誠実かつ実力のあるスタッフに恵まれた作品であるとは思いますね。

主役のボッジ王子役の日向未南さんも良かったですね。
「賢者の弟子を名乗る賢者」のルミナリアの演技は全く記憶に残らなかったのですが、
こちらでは、台詞がほぼ言葉になってないのに、声だけで感情表現が豊かでしたね。

自分としては、脱獄してきた敵数人がボッス王国を襲ってきて、
そのバトルシーンが長くて中盤がだれた感が否めませんが、
総合的には良作だとは思いますね。

・思いは違ってても、顔が悪くても、頑張る奴は嫌いになれない。
・海よりも深い母親の子供への愛情。

舞台装置に役割が近い民衆の描き方は画一的で流されやすい愚民そのものではありますが、
名有りキャラの感情や行動には、きちんと心に響くものがありましたね。

まあ、罪と罰の話が、アイツは可哀想な奴だからソイツの罪を俺が背負っていくという話が、
現実であった殺害事件の加害者と被害者の話とそぐわずに、
それで違和感が拭えなくて微妙に思えることがあったり、
(他にも同じテーマでキャラを扱っている作品は数多存在しますが)
あきらかにモデルがわかる某国の歴史的事実や事件に基づく民族性の酷さの話を、
写真などの資料をそのままに作画してアニメの第18話にぶちこんできたりで、

ふと、アニメの世界への没入から現実に引き戻されると、
んんー?と思うことが、このアニメでありましたね。
キャラが魅力的に描けている良い作品ではありますが、
そういう理由で少しだけ物語の評価が下がってしまいました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2022/09/25
閲覧 : 197
サンキュー:

35

ネタバレ

runa21 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

世界は優しさで満ちている

全く期待していなかった本作、
たまたま知り合いに勧められてしぶしぶ見たのがきっかけだけど、
とても面白かった。

面白かったのに、なぜかレビューを書けない。。。


この物語があまりにも複雑すぎて、
この複雑さがこの物語の面白さであるのだが、
それをうまく表現できないんですよ。


このシナリオのとてもうまいところは、
ボッヂとカゲの視点から見る物語なので、

はじめ、彼らの周りにいる大人たちは、
「なんて意地悪で、性格の悪いやつらなんだ!!!」
と思っていたが、

ボッヂとカゲが成長し、
意地悪だと思っていた人たちと再会した時に、
彼らの言動の裏から感じ取れる
優しさや、心配しすぎるあまりの厳しさだったことがわかり
彼らを憎むことができない。

どんなに「ひどい」と思う人にも、
その人の過去や、その人を大切に思う人がいて、
不思議と「悪い人」がいなくなっていくんです。


様々な争いや、
たくさんの人が犠牲になったり不幸になったりするのだけど、

それなのに、
その人の最初の行動理由が、
「優しさ」や「思いやり」からくるものだとすると、
憎み切れなくなってくる。

人々の争いの種は
お互いの「優しさ」や「正義感」がぶつかっておこるものだと
しみじみ感じさせられました。


おそらく、それを感じ取れるのは、
主人公であるボッヂが「耳が聞こえない」という設定だからでしょう。

耳が聞こえない。
そして巨人族でありながら体が小さくひ弱。
強い王に守られている国でありながら、
王子がこれで大丈夫なのか?

普通だったらそれを言葉になんて出しません。
でも、ボッヂは耳が聞こえないので、
その言葉を人々は彼に平気でぶつけてしまうんです。

でも、聞こえないけれども
口の動きで彼らが何を言っているのか
理解してしまうボッヂは
傷ついていながらも、気にしないふうをよそおい、
必死で笑顔を浮かべているんです。

自分なりの「強さ」を持っていても
その「強さ」がボッヂの国では評価されない。

精神的にも肉体的にも傷つきながらも、
笑顔でいようとする姿に、
カゲが初めて気がつき、
ボッヂの友人になるところから物語が始まります。

カゲという、友人兼理解者を得たボッヂは
まだまだ裏切られたり、殺されかけたりしながらも、
必死で生き抜いて、
「強さ」を手にしていきます。

こうして苦労を重ねたボッヂだからこそ、
誰かの傷ついた心とか、優しさに敏感になれるんでしょう。

そして、そんなボッヂを応援し続けた視聴者もまた、
「なんか・・・憎み切れない・・・」
という感じになっていくのかもしれない。


まだ解決していないこともある中物語が終了したので、
続きがあるのかな??

続きがあるのなら、
さらに成長していく彼らをぜひ見たいです。


個人的には、王妃様がすごく好きで(笑)
絶対にまた出てきてほしいです。

投稿 : 2022/08/27
閲覧 : 168
サンキュー:

11

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

子供向け

っというのなら
自分も子供なのかな
結構な年だけど

絵が単純っぽく
それでも観てみて1、2話で切りそうに。。

しかし観ていくと2回に1回は泣いてる感じでした

もちろん思いつきはしませんが
あまり見たことがない発想とかは無い感じ
でも組み合わせやキャラの感情がなんかぐっと来て引き込まれ。

主人公のボッチよりカゲが主役のような感じ
主人公が話さず側近が感情を語ったり表現するのはどろろや不滅のあなたのよう
でも能力無しと思われたボッチの能力開花がかなりキーになったのは事実

不滅の。。よりこちらの方が国営放送むけな気がするけど。


あと影の主役というかヒリングが
高飛車王女ではなく、必死にお母さんになろうと試行錯誤してる女性のようで
彼女の頑張りや心情に結構泣けました


結局ランキングは?という批評もありますが
出てきた王様の強さランクがわかりやすいってだけでそれでいいかな的な印象

単純な感じの絵本のような絵でしたが
ボッチとボッスの戦いはこの作画で結構みせたのが凄かったです

オッドタクシーでも絵が単純なのではなから観る気がなかったのけど面白かったのでこちらも危なかった。。


面白い作品でした
2期も楽しみです


※王様が出てくる話でopは王がつくKing Gnuなのがツボとあってたのと、最初のedの歌詞がカゲの頑張りと被ってぐっと来てました

投稿 : 2022/08/19
閲覧 : 160
サンキュー:

7

ネタバレ

ブリキ野郎 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これは凄すぎる

アニメ全話見終わった。

正直、絵だけで観るのをやめていたのだけれど、これを1話観ただけで、ガラッと評価が変わった。

もう何がなんやらですよ。良過ぎて笑
最初は背景絵のなんと簡素なとか思っていたし、キャラクターもなんと簡易なキャラクターかと思っていたけれど、まぁ凄いわ凄いわですよ。
キャラクターの奥深さや、表情の作り込み、この世界観に合った背景絵、優しさ溢れるストーリーにただただ涙腺が崩壊し続けましたね。

ディズニーかな?と思うキャラクターの簡素さだったけれど、いやこれがなかなかアクションシーンになると凄い作り込みなんですよ。
もう自分の言葉で何を言っても素晴らしさは伝わらないので、ともかく1話だけでいいから観てみて欲しい。

個人的にはヒリングという、主人公の(意地悪そうな)継母の愛が深すぎて泣きまくった。
鼻と胸が尖りすぎな件。

ほとんどのキャラクターが善人ばかりなのは、子供向けかな?って気もしたけれど、まぁそれもこの作品らしさってところだろう。

この作品にはマイナスの付けようがない。
ジブリや新海誠作品のようにメディアで大々的に宣伝される商業特化アニメなんかと比べ物にならないほど、素晴らしいアニメ。
この作品はもっともっと評価されるべきではないだろうか。

投稿 : 2022/08/19
閲覧 : 136
サンキュー:

3

ネタバレ

レド少尉 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ホクロって名前適当で可哀想w

偽ナッパみたいなドルーシが四天王最強ってマ!?

投稿 : 2022/07/27
閲覧 : 184
サンキュー:

3

ネタバレ

けす さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

お涙頂戴の駄作

異常なほど評価されてたので観てみましたが、過大評価もいいところでした。
序盤のツンデレ母の話くらいまでは面白かったのですが、それからはお涙頂戴の展開ばかり。2〇時間テレビばりに泣かせる意図が見え見えで冷めてしまいました。登場人物全員のストーリー全てで泣かせにきてるが為に全部が薄っぺらい。やりすぎです。バトルものとして観ても緊迫感もない緩いストーリー。主人公が最強になり回復系のキャラもいるから絶対死なないという安心感を与えてしまっています。

また、伝えたいところとしては、優しさは世界を救う!的なことなのでしょうが、自分を殺そうとした人物を許すことが優しさなのでしょうか?私はそうは思いません。罪を起こした人々にはそれ相応の罰が必要な訳で。その人にも悲しい過去があるから仕方ないよねで許す展開が私にはどうにも納得できませんでした。手のひら返しのオンパレードで、優しさによって人は変われるみたいな展開も多すぎです。設定がガバガバすぎてついて行けません。22話で悪魔の願いを横取りして勝手にミランジョを生き返らせた挙句、結婚宣言までしたアホ兄弟には思わず失笑してしまいました。
とにかくここまで酷いアニメは久しぶりです。
おすすめしません。

投稿 : 2022/07/23
閲覧 : 357
サンキュー:

6

ネタバレ

Puny さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

優しさで、認められる話かと思っていたら

Huluで視聴、原作は未読

【良い点】
・主要キャラが、人間らしい欠点を持っていながら
 良い面が分かり易く描かれ、ハッピーエンドで終わるところ
・絵本のような絵柄で、重い話、難しい選択というギャップ

【いまいちな点】
・先が読めない意外な展開は、素晴らしく話に引き込まれるが
 ピンチから、ハッピーエンドに持って行くために
 多少、強引に感じる箇所があり、共感が難しい点

{netabare}
【ネタバレ】
手塚治虫先生の「どろろ」の百鬼丸を思い出した。

ボッジが、父も母も巨人族なのに、人間並みに小さいのも
短剣も使えないほど非力なのも、耳も聞こえず、話せないのも
父が、魔人と契約したためであり、やっていることは、
百鬼丸の父親、醍醐景光と同じである。

一連の騒動は、ミランジョが、死んだ父を蘇らせ
一緒に暮らしたいがためで、ボッジの実母は、
ミランジョの策で、殺害されている。 
国王としては優秀で、豊かで平和な王国が続いたので
善人扱いなのが、モヤモヤする。

巨人族の女性は1人しか子供を産めない
自分が復活するためには、もう1人、子供を作る必要がある
再婚するために、妻を殺害し、後妻を娶り、次男を作り
ミランジョの魂が宿った鏡を、幼い次男に与え、洗脳する
強くなるためと嘘をつき、次男の体に父の魂を移すことに成功する

この計画を、父が知らなかったとは考えられないし
次男の体で蘇った父も、罪悪感があるようには見えません
ミランジョと2人で暮らすのを邪魔する者は全滅させると牙を剥きます

最後は、偉大な父のように、自分も、一から国王を作るんだ!
と、ボッジが旅立つという、持ち上げぶり・・・
腕力で、平和を維持し、豊かな国を作れば、全て帳消し?
ちょっと納得できません

まあ、父が赦されるのも、全滅しかかった人達の命を助けたから
なのだが、それも、なぜ、そんなことをしたのかが、意味不明。
その直後には、敵対して殺しにかかりますから。
でも、これが目くらましになり、視聴後感をよくしているのは
間違いないので、ストーリーテラーが上手ということだと思います。

ミランジョさんも、可哀想な過去はあるものの 鬼畜の所業。
全員から赦され、何もなかったかのように、次男と結婚して
幸せそうな顔をされると、父の存在より、自分の幸せの方が大事?
それで良いのか?と。
特に、殺された、ボッジの母までが笑顔で赦すのは、ありえないし
ボッジも、簡単に受け入れ過ぎな感じで、赦すことの大切さを
説いていると解釈するのは、いかがなものか・・・

現実には、ミランジョや、ミランジョの母が体験したような
悪い人間が多いので、あまりかけ離れてしまうのも、
悪いことをした人間が、幸せになり過ぎるのも、
少し、心地が悪いと思ってしまいますが、

主人公を含め、皆、前向きになれて、幸せに生きて行こうとする
エンディングだったので、自分が煩く思う必要もないかなあと。

ミランジョさんには、まだ、同情できるのですが
父には、一片の同情も持てない。というのが感想です。

あと、耳も聞こえない、言葉も話せない、短剣すら非力で持てない
主人公のボッジ君が、どのような「努力」で
周りの人から認められていくのだろうと思っていたので
デスパー氏にちょっと教わっただけで、努力の描写もなく
超人的な技を体得し、結局は、その力がメインで認められたので
優しさじゃないんだ。そこは、力なんだ。と、がっかりしたけど、
それが現実だから、仕方ないのかもしれない。

{/netabare}

投稿 : 2022/07/13
閲覧 : 150
サンキュー:

6

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

隙あらば泣くアニメ

『王様ランキング』(おうさまランキング)は、十日草輔による日本の漫画。漫画投稿サービス『マンガハック』にて2017年5月20日から毎週土曜日に更新されている。
2021年10月から2022年3月までフジテレビ『ノイタミナ』枠ほかにて2クール連続で放送された。WIT STUDIO設立10周年記念作品。ナレーションは窪田等。(wikipedia)

レビュータイトル通り本当に隙あらば泣きます。ほんと、泣き過ぎて干からびるかと思いましたよ。いやお前が泣くんかいって話ですけども、涙腺が緩くなってきたことに自覚ある方は視聴の際こまめな水分補給をお忘れないようお勧めします。

個人的にOPやEDって基本すっとばすんですよ。一回ぐらいはちゃんと見るように心がけてはいるんですが時間節約の意味もあって大体見ません。なのでCM挟まずOP後にすぐ本編が始まる場合とか結構困ります。クセで一度スキップ押しちゃうんですよ。そしたら既にAパート終わったとこまで飛ぶとかざらにあるんですよね。EDの方はCパートあるかないか気を付けるんですが、たまにEDの途中から話始めるのがあったり、稀にED自体にギミック仕込んでるのもあったりしてこっちの方が難儀だったりします。
ですがこの作品に関してはほぼ全部観ました。そしてほぼ泣きました。OPEDでこうも毎回泣かせてくる作品は初めてです。他作品でもEDならたまにあるんですけどね。OPで泣かされるってどういうことやねんって自分でも思います。別にKING GNUが好きなわけじゃないんですよ。でもあのボッジくんが歩いてるシーンを見るだけで泣けます。でも本当に泣いたのは2クール目の方のOPでしたね。ああもうダメ……思い出しただけで泣ける……多分若い人には理解できない感覚でしょうが、歳とるとこうなるんですよ。あんな小さな子のあんな様子を見せられるだけで涙腺決壊するんです。どれだけ耐えてても最後カゲくんとおててつなぐとこで溢れます。コンセプトなんかは全然違いますが小さな子供の冒険譚という意味では一緒の某アビスでは全然そんなことなかったんですがね。

とはいえ泣くのはジジイだけでなく作品の登場人物たちも隙あらば泣いとります。でも、あざとい感じというか、いやらしい感じはそんなにしないんですよね。割とこういうのって作者の「さあ泣けここで感動しろ!」って言う意図を感じるんですが、この作品からはあまりそういう感じはしませんでした。これはボッジくんのキャラ描写も含め全体的に昭和テイストな作画によるノスタルジー効果なのかもしれませんし、そもそもそこかしらで泣きまくってるので感動ポイント自体がブレてただけかもしれませんが。

でもなんかこの泣き方既視感あるよな~とは思ってたんです。最近のお涙描写ものと言えばワンピース(ドンッ!)でしょうがあれとは違うんですよね。記憶をほじくり返してマキバオー?リリエンタール?とか色々考えてたんですけど、これ「やまだたいち」かも。え?何そんなの知らないという方、絶対に検索してはいけません。何故なら知ってる人の年代がバレるからです。いいですか?決して調べてはいけませんよ?

中でも一番よく泣くのは主人公のボッジ王子でしょう。でも彼は耳が聞こえなければ言葉も喋れず膂力もないこともあり王子であるにもかかわらず民衆からはバカにされまくるし城でも継母から悪口言われるのだからそれもしょうがないことかと。少なくとも継母ヒリングは聞こえてないつもりで喋ってるんですが滅茶苦茶伝わってるんですよね。ボッジくん、実は幼いうちに読唇術とか極めてるんですよ。親の知らぬところで子は育つもんです。
ところでボッジくんの名前を「ぼっち」だと思ってた方、案外少なくないのでは?実際アニメで聞いてる限り微妙なところですもんね。その上、彼のキャラもさることながら1クールEDでも「ひ~とりぼ~っちには~さ~せな~いでよ~♪」って歌ってますし、誤解してもしょうがないところだと自分でも思います……が、今ちょっと聞き返してみたら「ひ~とりプォッ~っちには~♪」みたいな感じで結構ぼかして言ってますね。ぶっちゃけ日本語ではない発音な気がします。発音記号でいうところの/p/でしょうか?ちょっとよくわかりませんが彼の名前を「ボッチ」だと誤解させてるわけではないという処置かもしれません。そんなわけないか。

次によく泣くのはカゲくんですね。彼もしょっちゅう泣きます。彼は虐殺された「影の一族」の生き残りなんですが、「影の一族」のカゲっていくらなんでも安直すぎるネーミングじゃございませんかね?ご両親はどういうつもりでこんな名前をつけようと思ったのでしょう。見た感じ相当愛されていたように思えるのですがこの一族ではそんなに名づけにはこだわらないのかも……とか思ってたんですがひょっとしたら彼らが実際に使用する言語が違うから説が浮上しました。本作「王様ランキング」の英語版wikipediaでは名前は「Kage」のままですが「影の一族」に関しては「member of the shadow clan」とあります。なるほど、別言語からすれば「Kage」なんて名前はむしろキラキラネーム級なのかもしれません。さすが暗殺を生業にするだけあって尖ってます。

そんなカゲにかかわらず、この作品の登場人物は当初ほぼ全員何かにつけてボッジくんに手厳しかったり裏切ったりします。例外はホクロぐらいなもんじゃないでしょうか。ですがそれはあくまで表向きの話であり、実際には彼のことを想う人ばかりだったりします。そういうこともあったりして結局みんな泣きます。

実はこの作品、ことごとく第一印象と正反対のキャラ設定が付与されているんですよね。特に第二王妃のヒリング、彼女に対しカゲくんが「ヒステリックボインババア」とポリコレ的にアウトな蔑称を命名するのも頷けるほどの意地悪義母っぷりだったわけですが、その実態はもはやヒロインクラスのツンデレさんだったりするわけです。おそらく最初はあえて露悪的に描写したんでしょう、彼女の「ヒリング」という名は明らかに「ヒーリング(癒し)」を意識しており、またかなり早い段階で実際にボッジを助けていますしね。やっぱりボインは正義ということなんでしょう。二重の意味で。
ただやや露悪的にし過ぎたなとも思います。彼女のその後の様子から言ってもボッジと実子のダイダを区別して接してるようには見えませんでしたし。もうちょっと台詞を上手く回して欲しかったなと思うところではありました。

とはいえ実質ヒロインな彼女はボッジくんにせがまれたらな~んだって回復しちゃう甘々な心の持ち主。幼少のボッジくんを襲った三頭の蛇「ミツマタ」に始まり終いには彼女達自身を殺す寸前までいった「巨躯のギガン」から魔獣に至るまで根性入れて癒します。そんだけ無理してたらいくらなんでも老けやしないかと心配になるほどにガバガバポーションドーピングしてガンガン治します。
彼女のヒステリックな面も優しさから来ているようです。ボッジの死を報告するため決死の覚悟でドーマスと対立してまでも帰還したホクロに対し非情にも八つ裂きの刑を言い渡すのはボッジを愛するが故のこと。極めつけはボッス王に体を乗っ取られたダイダを救い出したい一心で、見た目は息子、頭脳は夫の腹を躊躇なく掻っ捌こうとするその直情性、いやぁ本当に母の愛は偉大ですよねー。もっとも王妃の盾であるドルーシに止められ自分がやろうとしていたことの重大さにようやく気づいた模様ですが、まあご愛敬といったところでしょう(^^)
ただ実際に優しいんですよね、彼女。自身のボディーガードであるドルーシすら何度助けたかもわからないくらいに。挙句敵方に寝返った形であるアピスまでも助けてあげる。
最後にそのドルーシとイイカンジな描写を見せられ何だかNTRな気分にさせられましたが、まあ夫であるボッス王の所業からすれば可愛いもんでしょうか、ほぼ産ませるためだけに二人の女性と結婚してますからね。ていうかどうやって産んだんでしょうかね?第一王妃のシーナはわかりますよ?でもヒリングはわかりません。ていうかそれがデキるくらいならミランジョもイケた気がしますが。まあ男女の関係にも色々あるということでしょう。ただ、息子であるダイダが男気魅せたからってすぐに当てられいつも隣にいる頼りがいのある男の腕に絡みつくとかまだまだお盛んですね全然ババアじゃないですね。このお二人もどういう関係を築いていくのか気になるところではあります。なにせボッジくんに本当にやりたいことがあるなら我慢しなくていいみたいなこと言いましたもんね。あれ、本当は自分に向かって言ってたりして。

ただ、ヒリングはこの作品においては母親色が強すぎるのもあってあまりそういう面は見たくないというのが正直なところではあります。いくつになっても親の色恋や再婚話は知りたくないというのが本音だったりするのです。現実だったらこんなこと言うのが許されるのは未成年まででしょうが、幸いなことにここは匿名空間「あにこれ」なんでわたくし恥も外聞もなく言っちゃいますよぉ~。
もっともこれはいずれ自分自身にかえってくるブーメランとなる可能性もなくはないわけですが、むしろだからこそ再婚に躊躇する人も多いのかもしれません。まさに自分が(特に子供の頃)されたら嫌なことだからしないという理由で。するにしても子供の許可を得るという儀式が必要になるのかも。

実際作中では彼女の実子であるダイダは義兄であるボッジに対して複雑なコンプレックスを抱いている様子が伺えます。実母であるヒリングが事実上ボッス王の連れ子であるボッジにかまけているところをダイダくんは幼心にどう受け止めていたのでしょうか。これ、現実社会なら珍しいんでしょうけどね、連れ子が冷遇されるという方がありがちだと思います。ただ彼女からすればボッジはあんなだしダイダには王になる者として強く逞しく育っていって欲しいという想いもあったみたいですが。
しかし結果的にそれが将来へ遺恨を残した気がします。ですがこれ難しいところなんでしょうね。親からすれば例え平等に接してるつもりでも子供は必ずしもそのように受け止めません。それこそ大人になれば理性的に処理することができるかもしれませんが、子供のうちに聞き分けが良いのはむしろあまり良くない兆候だったりするんですよね。そしてそこに付け入った形となるのが、鏡の中のミランジョだったわけです。そして、ダイダは義兄であるボッジを暗殺する決意を固めるまでに至ります。
ヒリングはボッジに対しても過保護が行き過ぎ逆転して自信をなくさせる言動を繰り返していたことを自覚します。それもこれも彼を心配してのことではありますが、まあ現代社会的価値観にに照らせば毒親のくくりなのかもしれません。いや、むしろそのような子は適正無しとして早々に脱落させることを社会が望むでしょうか。今はちょっと何かあればすぐに「特殊」扱いすることが「子供のため」「本当の愛」な時代ですからね。特に彼は王太子、この世界にSNSがあればとてもとても素晴らし~い優しさに満ちた愛あるコメントで溢れかえっていることでしょう。まさにボッジ自身が実際に民衆から受けていた扱いと同じような。

この作品には「愛」が大きなテーマとして一本の筋を形成してると思います。ヒリングはボッジやダイダに、ボッス王はミランジョに。そしてこのミランジョというキャラが本作でのラスボスにして事実上のヒロインなんですよね。彼女の存在がこの作品を重厚なものにしている……とも言えるのですが個人的にはあまり評価できないキャラだったりします。というのも、彼女のエピソードにより元々ボッジくんの成長譚だと思っていたこの作品が、実は彼女の「悲劇のヒロイン」物語を彩るものでしかなかったという側面が強くでてしまったんですよ。

ミランジョは幼い頃にたいへん酷い目にあったことにより心を閉ざしますが、過去のボッスの献身的なサポートにより心を取り戻していきます。しかしボッスは元々最強を目指して旅を続けていたため、彼女は自分の存在が彼の邪魔になってると「考え涙を流し」ますが、結局ずっと一緒に彼が最強になるためのサポートを続けることになります。その過程で過去に「自分は何も願わない」と約束した筈の魔神も利用して。
ボッジはボッスに力を与えるためだけに産み落とされた存在だったわけですが、あまりにもひ弱に産まれた彼の姿を見たボッスはボッジが安心して暮らせるために国を作るという本末転倒な事態となります。しかしボッスが死ねば自分は孤独になることを恐れ、ただ身代わりになるためだけの子供を作ることをミランジョはボッスに進言。しかし巨人族は一人しか産めないということを知った彼女はボッスの母であるシーナを謀略により殺してしまいます。ただ皮肉にも彼女自身も裏切りにあい瀕死の状態となりますが、またも魔神に願い死を回避、鏡の中へとその精神を移します。
結果的にミランジョの勧めに従う形となりボッスはヒリングと再婚、ダイダを儲けます。そしてミランジョの思惑通りダイダの体を依り代にボッスを復活させ、挙句彼の家族が邪魔だということでヒリングを、そして国そのものを滅ぼそうとするのが物語の流れなのですが……

まあぶっちゃけあまり同情できませんよね。何なら同情してもらうためにあんなこっぴどい目にあわせたんじゃないかと穿った目を向けてしまいたくなるほどに。
以降彼女、ずーっとボッスに依存してるんですよね。それでいてボッスもそれを拒絶しないどころか彼女の全てを受け入れようとし続ける共依存状態。挙句の果てに自身の二度目の今際の際ではダイダに向かって「ミランジョを頼む」など虫の良すぎることを言い放つ。ほんと、冗談も休み休みに言えって話ですがダイダはすんなりそれを受け入れるばかりか彼女を「許し」求婚までするという……さすがに興ざめとまでは言いませんし最悪の展開とまでは思いませんが、個人的にはこれでこの作品にかけられていた魔法が解けちゃいましたね。ボッジくんの文脈を外れると急にキラッキラな少女漫画というか女子向き漫画のノリになった気がするんですよ。ちょくちょくありません?「こんな状態、続けてちゃいけない!終わらせなきゃ!」って言うだけで実際には止めず、その上でイケメンに全てを肯定してもらったり急によくわからん自己正当化を始めて結局やりたいようにやる女子向けの作品、ミランジョの話ってその典型のように感じたんですよね。

先に「男女の関係にも色々ある」と書きましたが、ミランジョはボッスに対しどういう想いでいたのでしょうか。「自分にはボッス様しかいない」とのことであり、またそのためにボッスの家族をことごとく亡き者にしようと画策してきましたが、これを嫉妬というか独占欲というかは難しいところです。というのも、自分は家族になろうとはしなかったわけですから。いや、ボッスからすればもう家族も同然だったでしょうが、少なくとも彼女はそうとは思ってなかった様子です。ちゃんとした言葉が無かったからなのでしょうか?どこかでボッスは父の仇であり肝心な時に助けてくれなかったという怨みがあったのでしょうか?しかし彼は自分の家族すら犠牲にして彼女のために尽くしてるわけです。これはこれでこいつどないやねんという話ではありますがやることはやってるんです。これでもダメならお前の方から離れろという話です。一方ダイダがやったことは閉ざされた世界で彼女の心をとかしたこととイケメンプロポーズを決めたことぐらい。
なんというかダイダくんって本当の意味で「代打」なんですよね。幼い頃からの彼女の面倒を見るのは巨大で屈強な父のような存在でワガママ三昧言い放題、彼女の心を救うのは若返った王子様。本当に彼女のための役割分担がしっかりできているのですw
……そういえばボッス選手、普段から木製バットを振り回してましたよね。なんということでしょう、そんなところまで伏線だったとは!う~む原作者恐るべし。

ミランジョが生き残ったこと自体は後に魔神を助けるための伏線だとは思いますが、まあお妃様にするのはやり過ぎですよね。どーせまた一人うだうだ悩んで勝手に出奔して心配かけて追いかけてきてもらうって展開をやる気がしますが与えすぎだと思います。父親の女に息子がこだわるという展開自体はままあることですがちょっと事情が違う気がします。ヒリングがもっと彼に冷たかったりボッスに対し何らかのコンプレックスを抱いていたという過去でもあればわからなくはないですが。

更に言えばシーナが彼女を許す必然性がわかりませんし、それはボッジにしてもそうです。カゲくんを助けてもらったという恩があったとしても事実上母親殺しの張本人にして自分の力を奪った首謀者でもあるのですから。
とはいえこの作品はもともとかなり善悪に対し相対的な価値観を持っていると感じました。なのでミランジョらホウマ国の人に対しあれだけ悪逆非道な振舞いをしたギャクザ国の人に対しても彼らの環境がそうさせたとボッスの口を借りて擁護しています。そういう面から言っても昨今よくある月並みな勧善懲悪復讐ものにしたくなかったという意図自体は否定しませんが、結果としてそれがミランジョにとって都合が良すぎる話となってしまってるんですよね。

この作品、個人的には途中まで五つ星のフルスコアをつけようかなと思ってました。自分の中でフルスコアは名作ディズニーやジブリ級の作品だったのですが、これだけ泣かされたわけだし満点つけないわけにはいかないなと思っていたんですがある意味ミランジョのお陰で回避することができました。自分が好きだったのはボッジくんの話であってミランジョのお涙頂戴一発逆転シンデレラストーリーではなかったもので。

それに内容的にも突っ込みいれたいとこがしばしありました。特にボッジくん暗殺に際し都合よく冥府の入り口に突き落とすというのはあまりに出来すぎです。しかも一時は毒殺しかかっていたわけですから本来的にここで殺す予定だったという線にするのも難しいわけです。二時間ものの映画ならわかりますが、ここはもうちょっと何とかして欲しかったところでした。アピスが城に戻ってきた後も、あれ何の疑問もなくダイダが地下にいると思えたこと自体疑問でした。ここについてはひょっとしたら原作に何か理由が書かれてるのかもしれませんが。
更に言えば、ミランジョはダイダの願いで「生き返る」ことができたわけですが、それなら初めからミランジョ自身がそう願ってれば変に鏡の中に入らずとも良かったんじゃないかと当然思うわけです。もっともこちらに関しては何らかの制約を課せばいいわけですけども。

ついでに言うと自分にとっての真のヒロインはヒリングさまなわけなのです。この作品の原作自体はまだまだ続くのでしょうが、なにとぞ彼女には男なんぞにうつつを抜かさず聖母のような「ヒステリックボイン」道を貫いて欲しいと切に願っております。というか、いくら元王妃とはいえ部下に手を出すだなんてもってのほかですよババア(#´Д`)

……次章ではしれっと子供ができてそうですが。

投稿 : 2022/07/08
閲覧 : 294
サンキュー:

12

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新SFスーパー英雄(?)列伝9

なーレーション
「ボッス王国第一王子ボッジ。配下は100を越え、王様ランキング1位を誇る、超強豪王子。その輝かしい歴史の中でも、特に最強と呼ばれ、無敗を誇った10年に1人の部下が5人(四天王+ダイダ王子)同時にいた世代は、奇跡の世代と言われている。」
「が、奇跡の世代には奇妙な噂があった。誰も知らない、戦闘記録もない。にも関わらず、天才5人が一目を置いていた部下がもう1人。幻のシックスマンがいた、と…。」
カゲ
「僕は影だ。」

いや、その(汗)・・・書きたかっただけなんだよ~~~~っ。
(黒子のバ〇ケファンの方、ゴメンナサイ)
アニメ化にあたり本屋に原作マンガが並んでたんですけど、絵がアレだったんで読まないでそのままアニメを視聴しました。

いや~っ、面白かったですね~(おいっ)
主人公のボッジ王子は耳も聞こえず言葉も話せない、おまけに父であるボッス王が力を得る代償に力を奪われ、非力のまま成長するというマイナスから始まり、カゲという友を得て突き進んでいく姿を描いたものですが、マンガを読まなくて正解だったです。
でも、最初が良かっただけに、後半の失速感が残念でしたね。
それと王様ランキングって意味あったんでしょうか、それともアニメ化されてないこの後の部分で触れるんでしょうか。

それから、ヒロインはやっぱり王妃なんでしょうか、まさか人妻→未亡人がヒロインとは意表を突かれましたね(待て)
最終回、一応の結末はついたみたいですが、どう見てもこれから物語は続くようですし、いつか2期を期待したいです。

投稿 : 2022/05/18
閲覧 : 172
サンキュー:

12

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まるで絵本のような...

原作:漫画 未読

感想

最初、絵本のような絵柄とお話で子供向けかな?っと思い、2~3話見て面白くなければ切ろうかなぁって思ってたけど、主人公の王子のボッジが耳の聞こえない障碍者で、しかも魔神の呪いによって非力。
身近に誰も信頼できる者がいなく、周りからは腫物を触るような扱いを受けてたけど、序盤でカゲと友達になる展開で、二人の友情に心にクルものがあり、これは面白くなりそうだな!っと思い、視聴続行決定でした。

耳が聞こえないのと非力なせいで、義母のヒリングにより弟のダイダに王位継承権を奪われて旅に出るんだけど、その途中に四天王でソードマスターのドーマスに裏切られ、火山の谷底へ突き落されるとこは悲しかったです。
カゲに助けられたボッジは、デスパーによって非力でも持てるレイピアでの修行をしてもらい、ケンシロウの秘孔を突いて相手を倒すようなすご技を身に付けるんだけど、ボッジが強くなるにはコレしかないよね!って感じでした。 ^^;

その後は、ボッジの父であるボッスとミランジョと魔神の訳アリの過去があり、なかなかに辛く悲しい話で同情はできるけど、それでもやっぱボッジや母親には不幸でしかなかったかなと。
そんななかでも義母のヒリングは、ボッジのことを思った言動をし、ツンデレなところはあるけど、心優しい人物で良いキャラでした。
ボッジを殺そうとしたドーマスも、ダイダの命令だっただけで、実はボッジに忠義があったし、その他の四天王たちも、ボッジを気にかけた行動をしていて、なんだかんだでボッジは良い家来に恵まれていたんだなと、安心しました。

デスハー、デスパー兄弟も、不老不死になり理性を失った弟のオウケンを救う願いを、ダイダに譲る優しいところもあるし、ヒリングといい四天王といい、みんな良いキャラだったのが好印象でした。
中でも、初めからボッジの味方で友達になったカゲの行動には、泣かされる場面も多々あり、改めて友達は宝だなって思わされました。

いろいろとあったけど、最終的には大団円。
ちょっとデキすぎかなとも思える展開でしたが、不幸なキャラが多かっただけに、優しく嬉しい話の最後でもありました。流石『ノイタミナ』ですね。

全23話で綺麗な終わり方でしたが、原作はまだ続いてるみたいです。
ボッジとカゲの旅はまだまだ続くのでしょうね。
良いお話でした。

投稿 : 2022/05/16
閲覧 : 193
サンキュー:

23

ネタバレ

抹茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ストーリーが良かった

キャラの絵柄で子供向けかと思っていたけど、全然!とてもいい作品でした!おすすめです!

投稿 : 2022/05/03
閲覧 : 102
サンキュー:

2

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かったけどモヤモヤ

1話見始めた時は絵柄もあって子供向けかよと思ったが段々引き込まれていった。
序盤は裏で誰がどういう思惑で動いてるのかというサスペンス要素が良かった。
中盤はボッジの修行に王国での戦い。これも面白かった。
終盤は色々過去が明かされてその辺はすっきりしたが、キャラの扱いにモヤモヤが残った(後述)

ボッジはハンデを抱えているが乗り越える精神力の強さとサポートするキャラが良い。
カゲ、デスパー、ヒリングはとても好感度高い。
ボッジとカゲの友情はジーンときた。
デスパーはボッジを否定することなく受け入れ、素質を見抜いて育て上げる有能。
ヒリングはダイダだけを可愛がる典型的な嫌なキャラだと思ってたのでいいキャラで安心した。

構成がベタだけどわかりやすくて感情移入できる。
最初にハンデ背負って不遇な扱いされてるのを見せて、修行積んで強くなって王国を救っていくという流れが良かった。
ただ、後半はちょっとダラけたかな。
それにキャラが多すぎて1人1人の存在感が薄かったかも。

そしてモヤモヤしたのはミランジョの扱い。
何で全ての元凶のミランジョが許される話になったのかわからない。
ミランジョの悲しみを知ったとはいえ結婚してくれ生き返してくれってダイダおかしいよ。
ボッスもさぁ…1国の王が情に流されすぎでしょう。
王様失格だよ。
成仏してったけど死に逃げみたいなもので償う事が出来ない分ミランジョよりタチが悪いかもしれない。
しっかり過去を見せてくれた分、尚更納得いかない。
お前ら2人のせいだぞって感じだったから。
ダイダも感情に流されすぎててボッスと変わらん。
国民の事を考えろ。

ボッジが被害者なのに全然救いが無い。
ミランジョじゃなくてボッジを救ってあげて欲しかった。
願いを叶えてくれるならボッジのハンデを無くすことできたのだろうし。

モヤモヤした所以外は概ね良かった。
いまいちな作品が続いてたノイタミナだったけどやればできるじゃん。

投稿 : 2022/05/02
閲覧 : 167
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10

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てとてと さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

童話的ファンタジーバトルで障害者主人公が真の強さを見せる優しき物語

【良い点】
まるで絵本の挿絵のような童話風?な絵柄や独特な世界観や雰囲気で、一般的な少年漫画やライト文芸(なろう系含むラノベ)作品と一線を画す独自性がある。
巨人族や冥府、魔術などの古代西洋の神話や伝承を下敷きにした世界観構築(有名どころでは「七つの大罪」辺りみたい?)が魅力的。
主人公の幼い少年が非力で耳が聞こえず言葉も喋れない障害児なのも含め、他に類を見ない。

巧みな世界観、魅力的なキャラクターたちが、王様ランキングや悪い魔女(ミランジョ)の陰謀に翻弄される中で、主人公ボッチとカゲの友情、優しさと真の強さを得ていく。
無垢で愚直なまでに一途で心優しいボッチ王子が過酷な運命にめげず成長していくのは、カゲや多くの人々の視点も借りて視聴者も目が離せない。

一部のモブ除いて善意の物語を貫いたのも素晴らしい。
大人たちも弱さに負けて悪に落ちても葛藤の末乗り越える、敵含めて善意が困難を切り開く流れが一貫していた。
その過程の紆余曲折がハラハラさせて飽きさせない一方、こいつ本当は悪い奴じゃないな?と早い段階で察せられるので、ミランジョ含めて不快感少なく見ていけた。
魅力的キャラクター層が分厚く、凡作ならば典型的な悪役継母と思われたヒリング王妃の母の愛と強さ、名師匠デスパー、王者の威厳と強さ示したデスハーなど。
デスパーさんはアバン先生に匹敵する名師匠。(櫻井孝宏氏)

本作は弱き者たちが真の強さと優しさを知る成長譚として素晴らしい。
複数軸で主役級のドラマ、群像劇として抜群だった。冥府三兄弟の絆も深い。
ボッチは勿論、一時はボッチを裏切り謀殺しようとしたドーマス、兄への屈折した優越感と劣等感に苦しんだダイダ、強さを求め過ちを犯したボッス王、そして悪の魔女ミランジョの愛ゆえの物語も。
実はボッチは最初から強かった(精神面が)ので、弱さからの成長度ではダイダやミランジョの方が主役とも取れる。

一見非主流な作風ながら、少年漫画の王道的なバトルや強さ要素も完備。
誰が誰より強いのか?こいつもっとヤバイぞ!?の連続、ベタだけど男子視聴者的にこういうは燃える。
デスパーさんの修行で非力なボッチがメキメキ強くなっていくのも素直な王道。
四天王の奮戦とか、バトル漫画的に盛り上がるシチュエーションが豊富。
絵柄に癖があるがバトルシーンのクオリティーも素晴らしい。
ボッチ対ボッス(ダイダの体)戦は圧巻、流石は進撃の巨人の制作会社、近い時代のトップレベル(鬼滅の刃など)と比して全くヒケを取らぬ凄まじいバトルだった。

主題歌も作品の主題を完璧に表現していて素晴らしかった。
BGM含めて楽曲面も素晴らしい。

【悪い点】
ミランジョの真意が見えてくる後半の前までは、各キャラの思惑が複雑で話がやや分かりにくい。
ボッチはオリジナリティーある名主人公ではあるが喋れないためか、主人公として主体的に話を動かすのは難しかった感も。
父ボッスと戦ったけれど、もっと父子の対話が見たかった。
この点では弟ダイダの方が主人公ぽかった。

良い点と裏腹、善意の物語を貫徹するあまり、若干すっきりしない面も。
汚い要素を完全悪(ミランジョ母子迫害した邪悪な民とか、ゴロツキ傭兵とか)に全部押し付け、主要キャラの綺麗さ保つ作劇はやや好みではない。
イイハナシは良いんだけど、ケジメはちゃんとしてほしかった。

良い点と裏腹、ミランジョが悪じゃないぽいベールが剥がれて以降が若干予定調和で間延びした感も。

王様ランキングの全容など未だ未解決。
続編があれば期待したいところ。

【総合評価】8点
若干の粗はあるものの、オリジナリティー溢れる傑作。
近年のノイタミナ枠では群を抜いている。
評価は「とても良い」

【余談】
ボッチが非力な理由、「どろろ」難民救済?
父が君主、父が息子の体代償に力得る、弟がいる、と共通点が。

【余談2】
2008年放送のノイタミナアニメ「図書館戦争」にて、聴覚障害者のゲストヒロイン登場回を自主規制した事案があった。
まるでメディア良化隊の如し…
時を経て同じノイタミナで王様ランキング放送は意義深いかも。

投稿 : 2022/04/30
閲覧 : 219
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16

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エスペランさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

障害のある少年の成長記

原作が話題になっていたので見てみました。
障害のある王子が多くの逆境に見舞われながらも成長していくという王道ファンタジーです。
絵は昔のディズニーアニメのようにかわいらしくなってますが、よく腕とか吹っ飛びます(リアル系だったらダメですね)。
基本的に敵も含めみんな悪い人じゃなく仕組みさえわかってしまえば安心してみていけるアニメです。

投稿 : 2022/04/27
閲覧 : 120
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3

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STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえずの簡単な感想

 原作は未読。
 序盤は、絵のタッチが絵本のようであることもあって、耳が聞こえず、話すこともできず、
秀でた能力が何もないボッジだが、彼の素直で心の優しさに触れた人々に支えられて、王に
なっていく話になるのかと思っていたが。。。
 実際、ボッジが素直で心優しかったのはそうだったが、次第に強くなりヒーロー然とした
活躍をしていく展開になるのは意外だった。
 そのために後半になるほどアクションシーンが増えるが、WIT STUDIOのアクション作画は
見応えあり。

 意外と言えば、第一印象とは異なる内面性を持っていたり、悪逆な行動理由に過去の悲劇が
あったりといったキャラが多く、その意外性が話を引っ張る要素の一つであったり、キャラを
魅力的なものにしていたように思える。
 もっともほとんどのキャラが「実は⋯」となっていため、後半になるとそれが当たり前と
いった意識になってしまったため、意外性が感じられないものになってしまったけど。
 あと、こういった性格やバックボーンの描写に工夫が凝らしてあったに対して、ネーミング
そのものは結構安直なものが多くて笑ってしまったが。

 内容的には優しいタッチの絵に反して、残虐でえげつない部分が多かったりする。逆に言えば、
絵の柔らかさが内容のきつい部分を緩和しているとも言えそう。
 ストーリー的には未解決の部分があったり、触りだけで終わってしまったキャラもいたりで、
原作の途中部分で終わっているため未消化部分はある。特にタイトルにもある王様ランキングの
真相は分からずじまいのまま。
 それでもミランジョを巡る問題を解決して、その辺は2クールでうまいこと締めた感がある。
 もっとも主要キャラが皆救われるような「めでたしめでたし」的展開で終わらせるために
後半以降は結構強引に持っていった感じ。
 そんなわけで、ストーリーには荒い部分があったが、それを補うかのようにキャラが
魅力的だった。

2022/04/25

投稿 : 2022/04/25
閲覧 : 147
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7

ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

味のないお茶

 一言で表すと『毒にも薬にもならない作品』ですかね。
 悪役を作りたくないという作者の強いこだわり自体は悪くないと思うんですけど、題材とは噛み合ってませんでした。
 戦いを描くからには悪役には悪役、敵役には敵役なりの華を持たせてあげたほうがよかったと思います。

 あとはタイトルの問題。
 仮にも王様ランキングと銘打っているのに、ほぼほぼ国内だけで終わるのは如何なものかと感じました。
 尺の問題もあったかとは思いますが、最低でもランキング1~5位くらいは出して争わせて欲しかったです。

 前述の通り、見所という見所が特に見当たらないので、時間があるなら他の作品を見たほうがいいかもしれません。

投稿 : 2022/04/15
閲覧 : 167
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4

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かりんとう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ミランジョにあますぎる…

原作は未読です。
なので、アニメ版を観ての感想なのですみません。

前半~オウケン戦までは楽しかったです。
が、オウケン戦後半のボッス(ダイダ)が出てきたあたりからめちゃくちゃでした。
まず、このボッスが登場してきた時にボッジや家来をボコボコにした後の回復ってどういう意味だったのか(笑)??
これまでもボッスの行動が意味不明すぎて何考えてるかわからない人だなーっと思っていましたがこのボコボコからの回復でいっきにわからなくなりました(笑)

そしてミランジョですが、あそこまで悪行をしときながら許される展開って…私は正直納得できません。ミランジョが幸せになることに納得してない訳じゃないんです。ただボッジの母を殺し、ダイダの母ヒリングも殺そうとして、罪人達に国を襲わせ、結果オウケンというヤバい奴が城下町の罪のない人々まで襲われてしまったんですよ?

それがなんで…結婚??許してやってほしい??
ダイダ目を覚ませ。お前がこうなったのも全部ミランジョのせいなんだぞ。
ちょっとミランジョにあますぎやしないか…
それに魔人までもミランジョにあまいとか…お前ミランジョのお願いばっか聞いてるからその姿になるの速まったんじゃないの?

何故か途中からボッジとカゲ物語というより、ミランジョ物語になってるし、ボッジとカゲの後半の影薄っぷりときたら(笑)


うーん、最後まで観てこの作品を人にオススメしたいか?と聞かれたら…自分はオススメしないです。
ひねくれ者ならこのお涙ちょうだい的な展開にウザいとなる人もいるそうですし、ボッジとカゲの活躍をただ観てたいのに途中からミランジョ劇場だし。

作画はいい…のですが思っていたほど動きがなく、期待しすぎてたってのもありますが、あんまり良くなかったです。

投稿 : 2022/04/12
閲覧 : 535
サンキュー:

8

ネタバレ

菊門ミルク大臣 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

THE 茶番

序盤は面白かった。
それは設定や展開、キャラもきちんと動いていたから。
主人公が強くなり始めた頃からかな?
なんだか意味不明な理論というか、人の急所だとか科学的な事でいきなり最強格へとなったらしいが
そのような要素と世界観があってない気がした。魔法だとか巨人とか魔物とか…主人公の武器針だし急所突いて破壊する前に武器が壊れないことが不思議。
突きを素早く何度も繰り返す場面ありますが力ないと素早く動けないのでは?とか余計な事がそこそこチラつくパワーアップの方法かなと。正直納得出来ませんでした。
中盤はオウケン戦がくど過ぎたり情報量の増えないやりとり多いし回復が便利すぎて雑な負傷展開に。
終盤は「は?」としか言えないミランジョの処遇。
回を増す毎に残念に思う事が増えていきました。

投稿 : 2022/04/12
閲覧 : 171
サンキュー:

5

ネタバレ

Jeanne さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

優しい世界観と魅力的なキャラが良かった

漫画原作 原作未読 全23話

耳が聞こえず喋れない王子である主人公ボッジが、様々な出会いや経験を通して成長し立派な王様を目指す話です。

この作品は世界観とキャラが好きでした。
ボッジは国民から馬鹿にされており、腹違いの出来がいい弟とその母親がいます。
こういった構図から、母や弟、部下からも馬鹿にされ見下された世界観という設定が一般的だと思いますが、この作品は少し違います。

部下たちはボッジのことを心配はしておりますが慕っており、母親のヒリングは普段厳しく接していても、本当はボッジのことが可愛くて仕方ないと思っています。
辛気臭い展開が多い作品でしたが、根底にこういった優しい世界観があったので温かい気持ちで見ることができました。

また、キャラに関しては2クールという尺があったこともあり、掘り下げがしっかりとできていました。
スポットの当たったキャラで本当の意味での悪人はおらず、ボッジを中心に皆が成長し優しくなっていくのが魅力的でした。
特に好きだったのは、母親のヒリングです。間違いなくこの作品で一番かわいいヒロインでした。

作画に関しては全体的に高水準で、特にダイダ(ボッス)とボッジの戦闘シーンは同じ制作会社の進撃の巨人ぽくて良かったです。

2クール目からは複数の視点で話が進んでいくので、誰が何のために戦っているのか分かりにくく、1クール目程の勢いはありませんでしたが、全体を通して高水準の面白さだったと思います。

投稿 : 2022/04/05
閲覧 : 147
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王様ランキング アニメのストーリー・あらすじ

国の豊かさ、抱えている強者どもの数、そして王様自身がいかに勇者のごとく強いか、それらを総合的にランキングしたもの、それが“王様ランキング"である。主人公のボッジは、王様ランキング7位のボッス王が統治する王国の第一王子として生まれた。ところがボッジは、生まれつき耳が聞こえず、まともに剣すら振れぬほど非力であり、家臣はもちろん民衆からも「とても王の器ではない」と蔑まれていた。そんなボッジにできた初めての友達、カゲ。カゲとの出会い、そして小さな勇気によって、ボッジの人生は大きく動きだす———— 。(TVアニメ動画『王様ランキング アニメ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年秋アニメ
制作会社
WIT STUDIO
公式サイト
osama-ranking.com/

スタッフ

原作:十日草輔(ビームコミックス/KADOKAWA刊)

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