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「マザー 最後の少女イヴ(アニメ映画)」

総合得点
計測不能
感想・評価
3
棚に入れた
17
ランキング
7729
★★★★☆ 3.7 (3)
物語
3.3
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.7
キャラ
3.7

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マザー 最後の少女イヴの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

森の人 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

オウム事件直前の社会のムードが分かる

環境問題について考えさせる、子ども向け映画として作られたもの。
制作された当時(1993年)の空気が色濃く反映されており、二十年以上たった現在からみると、かなり奇異な印象を受ける。

この作品は、近代合理主義(理性重視・人間中心・科学万能)が環境悪化を招いたとして批判し、感性重視・自然回帰・宗教賛美を謳う。
{netabare}
例えば、劇中で、肉体が失われ「魂」となった「神」を、ヒロインが「願う」ことで目覚めさせ、ヒロインが「預言者」的に、「神」の言葉を代弁する。
そして、物語の最後には「神」によって人々の「魂」は「救済」され、「魂の集合体」となって、ヒロインの「魂」に ≪科学の力は不要である≫と語らせるのである。

これだけを見ても、当時の新宗教隆盛の影響を感じずにはいられない。

「近代を捨て、前近代に戻れ」と言わんばかりの内容であることに加え、その主張の正当性を「神のお告げ」(宗教性)に求めてしまったことで、現在に至っては、説得力がなく、現実味もないという悲しい作品になっている。
{/netabare}
ヒロイン役の三石琴乃(セーラームーンの月野うさぎ、エヴァのミサトさん、ドラえもんののび太ママ)の熱演や、背景の作画、撮影技術(光の表現)など、良い点も多いだけに、普遍性のなかった脚本が悔やまれる。

投稿 : 2014/12/31
閲覧 : 283
サンキュー:

1

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2021/07/06
閲覧 : 35

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2015/06/24
閲覧 : 114

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マザー 最後の少女イヴのストーリー・あらすじ

環境問題をテーマに取り組んだ長編映画。TOKYO FMなどが本作の企画に特別協賛として名を連ねている。 かつては最高レベルにまで発達した惑星マースの文明だが、その地表は環境汚染に苛まれていた。人類の最後の砦であるドーム都市アトランシティ……そこの訓練センターAISで学ぶ内気な少女イヴは、人間の精神パワーたるアストラル能力の開発を学ぶ女の子の一人だ。都市の上層部は彼女たちの記憶操作さえいとわず、人々には科学的に作り出した自然を本物と信じ込ませている。だがそんな上層部の陰謀を暴こうと、抵抗団体アカシアンが密かに活動。アカシアンの少年デューとの出会いを機にイヴの運命は変わろうとしていた……。 イヴを演じたのは当時「セーラームーン」シリーズで注目を集めていた三石琴乃。本作は三石の初主演劇場用アニメとして宣伝された。監督は『いっしょにとれーにんぐ』ほかの鈴木行、キャラクターデザインは『ペリーヌ物語』などの関修一が担当。(アニメ映画『マザー 最後の少女イヴ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1993年12月26日

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