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「わたしの幸せな結婚(TVアニメ動画)」

総合得点
74.0
感想・評価
252
棚に入れた
780
ランキング
939
★★★★☆ 3.7 (252)
物語
3.6
作画
4.0
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.7

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わたしの幸せな結婚の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ラストが ラストがよければ よかったのに

結構 面白かったのに・・最後がなんかあっさりだった・・
ただ 主人公 幸せになれてよかったね
いじめてた 義 母妹 もっと 不幸になるところ 見たかった

投稿 : 2023/09/30
閲覧 : 53
サンキュー:

2

ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

They live... ~貞子リンク~

やはり「なろう系」特有の「ふわふわ感」が宿命的につきまとってしまうのは
お約束なのかもしれませんが、同時にどういうわけか「設定だけ」は
がっちり固めてくるのがいつも奇妙に思います。

「なろう系」だから「異能」というオプションが当たり前のようについてくる
という考え方も成り立ちそうですが、軽いノリで「異能」を取り上げた割には
「サイキック」とか、あるいは【陰陽道】とかを扱った他作品と比べても遜色ない
と言いますか取ってつけただけのような印象がある反面、矛盾点が見いだせないのが
「なろう系」の不思議であります。

本作がとりわけ面白というわけではありませんが、「上級国民の秘密」を理解する上では
とても参考になる作品でありますので、一見の価値はあるように思います。

貞子=山村貞子は映画「リング」に登場する異能力者でありますが{netabare}
その元ネタは「高橋貞子」という「透視と念写」の異能を持つとされる実在した人物であります。

They live...

「高橋貞子」が本物の異能力者であったかどうかは定かではありませんが
【陰陽師】や「シャーマン」、「デルフォイの神託」の巫女は実在しております。

「カースト制度」や「アンシャンレジーム」では僧侶の身分が高い位置にあるわけですが
僧侶になんの力もないなら、なぜ偉そうに上級国民を気取っていられるのか?
意味不明ということになります。

They live...

【陰陽師】、比叡山延暦寺の僧侶、そして帝=天皇家も何かしらの秘術を秘匿しているのでしょう。

上級国民が上級国民である理由は、その辺の知識に精通してからなんだろうと
推測できるわけであります。

【出口王仁三郎】はカリスマ黒魔術師【アレイスター・クロウリー】に匹敵する
能力を持つと言われる大本教のカリスマ教祖様であります。

宗教、特に新興宗教というものは胡散臭いわけですが、どういうわけか
もの凄い数の信者が集まってくるのがミステリーでございます。

「科学万能主義」的な観点から見たらオカルトというのはナンセンスなのですが
例えば「スピリチャル」の観点から見れば【アレイスター・クロウリー】は
カリスママジシャンになるということであります。

「科学万能主義」と「スピリチャル」のどちらが正しいかではなく、
この世の現象を理解するには様々な角度から物事を見てみる必要があるのではないかと
個人的にはそう思うわけであります。

【八咫烏】とは裏天皇=真の天皇であるとの説がございます。

【八咫烏】ネタはオカルティズムの領域に区分されるわけでありまして
更には天皇家との関係性をほのめかす都合上、かなり微妙なジャンルに属する
ということになりますが、例えばこの話題に触れても圧力がかかるようなことはありません。

出資者は富裕層であり企業の株主であります。

当方の認識では出資者はかなり変わった思想を持つ人種であるようでございまして
そのような独特の価値観を作品に対して影響を及ぼしているのだと考えられます。

細かい事情は様々あるとしても
オカルト的な「異能」を扱った作品に対してNGを出さないのが現実であり真実であります。 {/netabare}

They live...故に「なろう系」は作り続けられるわけであります。

投稿 : 2023/09/29
閲覧 : 72
サンキュー:

5

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

女性に一切の民法的権利が無い明治大正時代を強く生きるヒロイン。異能の炸裂も仕方無いか…。

 最終話(12話)まで観ました。2029.09.28

 美世さん争奪戦に誰が勝つのか?と思ったら、美世さん自身が力でねじ伏せて惚れた男ゲットな感じでした。

 歴史モノの難しいところです。現実の日本を舞台にしているなら、当時は財産も長男しか相続出来ないし、契約とかも女性には難しい時代です。

 女性が家から離れて一人でまともな生活するのが不可能な時代に、自分の意思を貫く強いヒロインを描くには、やはり異能か…。わかりやすいですしね。

 他のレビューアー様が書かれている様に、話にかなり矛盾がありますが、綺麗な作画と異能バトルの勢いで乗り切った感じです。陛下を吹き飛ばしたり、やりすぎ感もありますが…。

 オドオドした美世さんの成長も楽しめました。一期で綺麗にまとまった感じですが、二期は何をやるんでしょうか?

 児玉源太郎の奥様みたいに子供を12人位産んで、一族繁栄かな?肝っ玉サイキッカー母ちゃん編?

 二期が蛇足にならないよう心配ですが、楽しみです。
………………………………………………………………………
 6話まで観ました。2023.08.11

 清霞さん、スゲェ強いです。異能のおかげで、とても解りやすいザマァが炸裂します。

 強い王子様が迎えに来てくれるなんて、ラブコメの定番です。現代だったらヤバいですが、大正くらいならアリな気がします。

 他のレビューアー様の言うとおり、清霞が美世に惚れるのが早すぎる上に理由も不明ですが、勢いがあって良いです。

 美世さんも、強くて良い男に愛されてるということで自信を取り戻しつつあるようです。イキらないと良いですが…。

 美世さん争奪戦がスタートしそうです。

………………………………………………………………………

 2話まで観ました。2023.07.14

 相変わらず暗いです。鬱展開アニメです。しかし、健気な主人公は少しづつ認めれつつもあります。実は価値のある人物らしいです。

 今の所、自己評価の低い人物がブツブツ言っているだけですが、爽快なザマァ展開になりそうなので、ここは我慢して視聴継続です。

………………………………………………………………………
 1話観てのレビューです。2023.07.06

 舞台は明治末から大正にかけてらしいです。派手さはないですが、丁寧な作りのアニメだなぁという印象です。

 小説もマンガも映画も大ヒットの少女漫画的な物語といえば、もう身構えてしまいますが、耽美的な世界観の様です。

 キャラクターの造形が少し大正っぽくないですが、リアルにすれば良いという物でも無いので、仕方無いです。

 イケメン軍人の久堂さんを観て、コノヤロー!とか思ってはいけません。名作、はいからさんが通るの例もあります。心の考証警察には、署に帰ってもらいましょう。

 多くの人が観るアニメでヒットするかは、これからの展開次第な気がします。異能力バトル的な話もあるそうです。

 今期覇権アニメになるか、今から楽しみです。

投稿 : 2023/09/28
閲覧 : 261
サンキュー:

13

ネタバレ

og3jar さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

夢中で観ました(途中一時失速したけど)

この作品は美世に感情移入出来るかどうかで決まります。出来ない人は観れないでしょうね。
{netabare}
感情移入の理由は彼女の過酷な境遇です。幼少期から継母の虐め、妹からの蔑み、父親からの無関心の3重苦の中で育ちました。自己防衛の為、自己肯定感を下げて、逆らわず、自分の意見を言わず、いつも嵐の過ぎるのを待っていました。
唯一の救いである幸次さんは家長権限で、妹の香耶との結婚が決まってしまいます。そして、家長権限で冷酷無慈悲と悪評の高い久堂清霞との縁談も決まります。美世は斎森の家を追い出されてしまいました。

彼女の境遇が人を引き付けます。OP『シンデレラストーリーは本当にありますか?』

予定調和です。期待します。

だから、彼女の人柄も全然わからないままストーリーに引き込まれます。
久堂 清霞も美世の人柄を理解しているとは思えません。比較的に相対的に、今まで自分のところに来た女が金や権力目当ての碌な人間ではなかったから、『出て行けと言ったら、出て行け!死ねと言ったら死ね』『わかりました』『はぁ?』理不尽な命令にも絶対服従の人間です。清霞にとって初めて会ったタイプだったのでしょう。

美世の性格の片鱗がわかりだすのが、第7話の美世救出後に再度斎森家に行った時の幸次さんとの会話です。『あの日僕が言いかけたこと憶えている?』『もうしわけありせん。何の事だったでしょうか?』・・・・・・

びっくり、しらばっくれた!  こんな女だったんだ!!!

嘘にはいくつか種類があるそうで、自分の為の嘘と人を傷つけないための嘘。この嘘はとてもじゃないけど、幸次くんを傷つけないの為の嘘とは到底思えません。
その後、幸次くんは『美世、また会おう』に対し美世は無言で返しました。(二度と会いませんとの意思表示と理解)
 この場面は幸次くんは美世にダメ元の告白シーンとの考察がありました。
幸次くんはけじめを付ける為に、(振られて次のステップに進む為)言ったそうです。
美世が告白を断るのなら、嘘なんかつかずに、5話の五道に冗談で求婚された時のように、率直に『私は旦那様がいいので』と言えばいいのに、どうして嘘なんかついたかわかりません。また、美世救出には美世が監禁されている場所が重要だったと思います。幸次くんの情報があって確信がなければ斎森家の門を破壊する程の自信は持てなかったと思います。好きな美世を救うため、ライバル?である清霞に助けを求めると言う、言葉には言い尽くせないような犠牲を払ったのに。(美世が幸次くんと同じ立場なら、清霞を諦めて同じことをするのでしょうか?)
 余談ですが、情報が大切と言う事で思い出すのが、信長は桶狭間の戦いの後での論功行賞で、情報を持ってきた人を最も評価しています。美世は信長ではないので、いいのですが、かつて好きだった幸次さんの切り方で彼女の性格が少しわかりました。

美世はいつ清霞を気に入ったのでしょうか?
それは初めて出会ったときに『きれいな人』って思った瞬間だと思います。
つまり、性格や考え方や信念や感性を知った上で、理解した上で好きになった訳ではなく、本能・直観です。結局は見た目です。妹の香耶も清霞とすれ違いざまに『きれいな人』とお姉様と同じ反応をしていました。

清霞はいつ美世を気に入ったでしょうか?
それは、最も信頼しているゆり江に『ゆり江は美世様がよいと思いますよ。坊ちゃんの奥さまに』と言われた辺りから、意識したと思います。では、ゆり江は何故美世を気に入ったのでしょうか?それはゆり江より早くに朝食を一生懸命作っている姿を見たからです。きっと過去にそのような婚約者はいなかったのでしょう。

6話で本編継続視聴に黄色信号。陛下(帝)登場。ここは日本ではない異世界かも知れないけど、皇室にヘイトを集める作品は不味いと思いました。作者ってひょっとして、あっち界隈の人なのか???

ストーリ上の矛盾(或いは僕の理解不足、)又は疑問
①斎森真一はどうして辰石実との約束を反故にして、久堂清霞に嫁がせたのかが不明。

②辰石実が美世を誘拐して、脅迫して婚約破棄させたところで、脅迫された意思表示は取り消すことが出来る(民法第96条第1項)のだから、意味が無い。『幸次、欲しいものを得たいのならば、手段を選べ。何事も無策だからお前は何時までたっても二流なのだ』とか独り言を言っていましたが、結局、辰石実も手段が幼稚でした。全然手段を択べていません。

③6話で陛下は『辰石の役立たずめ。このままでは薄刃の血は久堂のものではないか』と言っているが、11話では、薄刃新とは『今後は美世と他の異能者との接触は一切禁じ・・・』と言っています。どうして辰石家ならいいのかさっぱりわかりません。辰石家も異能者の家系でしょうが・・・

④清霞は探偵をやとって美世の母親の斎森澄美が鶴木澄美であることを突き止めます。そして美世と二人で鶴木家(薄刃家)に真相を確認すべく乗り込んで行きますが、鶴木新(薄刃新)は『やっと来てくれましたね』と言っています。清霞が探偵を雇って、美世の母親を調べていることを新は知らないはずなのに・・

⑤お姉さんの久堂葉月が離婚した理由は『家事が出来ない事と人としての未熟さ』を離婚原因に上げていますが、継母の斎森香乃子が料理をしているところを見たことないし、人としては未熟と言うより歪んでいます。妹の斎森香耶も料理しているとろを見たことがありません。人としても出来損ない。つまり、この世界観、時代では名家の令嬢は料理が出来ないし、離婚原因にはならない筈です。矛盾しています。名家には女中がいるのに料理する筈がない。

⑥10話で鶴木家(薄刃家)に乗り込んで行った時に、応接間で4人で話していた時に、清霞が言った『今までずっとほっておいて、異能があるとわかった途端渡せと言うのか』との発言と薄刃家は何も答えていません。11話で薄刃義浪は『自分では抱えきれない事を分け合うのが家族』だと美世に説教を垂れていますが、斎森家で美世が辛い状況だった時に、薄刃家は美世に何の手助けもしていません。これが家族の支え合いなのでしょうか? 説教強盗とでも言うのかな? どの口が言うのか

⑦その言い訳として、母である薄刃澄美が斎森家に嫁いだ時に『縁談と言う名の契約が成立して以降は連絡手段を絶たれた』と言っていますが、連絡手段を絶たれたと言いながら、11話で薄刃義浪は美世の夢見の異能を封じたのは母親薄刃澄美だと言っています。それに、9話で美世が街で倒れた時に、薄刃新は地面に倒れる前に助けています。そこまで美世の情報を知っているのに、虐待は知らなかったで通るのでしょうか?

⑧母親の薄刃澄美はとんでもない詐欺師です。実家の借金を肩代わりする代わりに斎森家と薄刃の血統の子供を残す契約をしたのに、美世に夢見の異能があるのを知った途端、封印しています。債務不履行・契約違反です。
 継母である斎森香乃子から言われた『いつまでたっても見鬼のけの字も現れないごくつぶし』って正しかった事が判明しました。(子供の前で言っていいかは別ですよ。)

⑨斎森家は鶴木貿易の借金を肩代わりするぐらい、お金を持っているのに、たかだか家が燃えたぐらいで没落する筈がないです。{/netabare}


まとめ
1話から6話の美世救出までが凄く盛り上がりました。しかし、陛下が黒幕で黄色信号。7話から11話までが下降し続け、最終回の12話で少し盛り返しました。

※2期も視聴します!

投稿 : 2023/09/28
閲覧 : 100
サンキュー:

14

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

実際、政略結婚=不幸せでないってあるのかもね。

顎木あくみの人気小説でコミカライズも上々だったという本作。
原作は読んでいません。

自分は美しい桜の木の下可愛らしいヒロインの挿絵に惹かれて
視聴を決めました。

この可愛らしいヒロイン斎森 美世が継母や義理妹の香耶に
散々虐められる、まさにシンデレラと同じような境遇にいた彼女は
父親から厄介払いとばかりに
早々に冷酷無比な久東家の当主である清霞の元へ
嫁にだされます。

美世と清霞。この二人の運命の出会いから始まる純愛物語です。

序盤、酷い境遇のもとすっかり自分なんか必要のない人間だって
思い込んでいる美世の消極的すぎる行動やちょっと暗めで
か細すぎる声量に正直ストレス溜まったとこあったな~。

気が強くてプライドの高い義理妹の香耶。
美世を陰ながら慕っていた辰石家の坊ちゃんの幸次。

せっかくのインパクトのあるキャラなのに
思ったよりあっさりとした退場にイマイチ盛り上がらない感あって
なんだかな~って思ってました。

何に対しても言いなりだった美世が清霞の隣にいる事だけは
譲れない、譲りたくないって意思を示すところは好きだったので
もっと香耶とのバトルが観たかったな~。

中盤以降は国を動かすほど大きな力である「異能」を巡って
天皇まで出てきてって話は展開していきます。

薄刃家の「異能」の力を実は引き継いでいた美世が覚醒して
瀕死の清霞を助け出す。

何が敵だったのかすらちょっとよくわからないまま、心が強くなった
美世がが打倒してしまった><!

まあタイトルからして「わたしの幸せな結婚」だしこれは
最初から美世と清霞のハッピーエンドありきなお話だから何の
問題もないんでしょうけど。ややあっけに取られながら観てました。

ラストカット。
いつも和装の美世の白いドレス姿、素敵でしたね~。
「不束者ですがよろしくお願いします。」

2期もあるみたいなんですけど、この幸せな結末からどう話が
続いてくのか。
美世を全力で守るって言葉の割にはやや活躍少なかった感のある清霞
ですけど次こそは・・ですかね。


OP りりあ。 / 貴方の側に。
「ず~とこ~こ~にいてもいいで~すか~?
  あなた~のそばに~居たい~のです・・
    あな~たの隣は 私でいいですか~?
      他の 誰にも譲りた~くないよ ♪」
  
切なくもこれだけは譲れないって力強い意思を感じさせる美世の気持ち
がそのまま歌になったような歌詞。
このOPがあったから最後までこの作品観てたとこありました。
心に響く素敵な楽曲でした。

ED 伊東歌詞太郎 / ヰタ・フィロソフィカ
インパクトのあるアーティスト名、自分はこの作品で初めて伊東さんを
知りました。
OPの美世に対する清霞のアンサーソングに聞こえてました。
優しくも情熱的な歌声良かったです。

物語自体は今一つに感じちゃいましたけど美世の可愛らしさ、
美しい描写、音楽に癒されました。

投稿 : 2023/09/27
閲覧 : 105
サンキュー:

30

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

み俺恥

原作小説は読んでおらず、コミカライズ版は読んでいた。ただ、10話でアニメに追い越された

コミカライズ版は絵がすごくきれいだったが、アニメで動かせるデザインではないので、アニメ化はどうなんだろうと思っていたが、十分きれいな作画だった。制作陣に感謝

ストーリーは、小説とか文学の視点で考えたらそれこそシンデレラのような古典的な物語で珍しくはないのだが、アニメ作品として見たら逆に珍しい展開だと思う。登場キャラの価値観が古臭いが、時代設定が明治大正らしいので、それは仕方ない

{netabare}個人的に、キャラクターがもう一人の自分と会話を始めた後にパワーアップする展開が苦手なので、そのシーンがあったのは少し残念。よくあるテンプレ展開ど真ん中という感じで、ちょっと見ていて恥ずかしい気持ちになってしまうのが苦手な理由{/netabare}

2期があるらしいが、バトルメインの展開にならないことを祈りたい

投稿 : 2023/09/27
閲覧 : 60
サンキュー:

7

ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

【最終】「なろうが『純愛成分』多めで創ったら、こんなんになりました」

【レビューNo.86】((最終レビュー)初回登録:2023/9/26)
小説原作(なろう発の模様)で2023年作品。全12話。
元々新規アニメの中では一番期待していたので、どのタイミングでレビュー書
くかってところでしたが、終わってからだとテンション下がっているかもなの
で、先にポイントを整理しておこうかと。

(ストーリー)
この嫁入りは黄泉への誘いか、奇跡の幸運か―― 名家(斎森家)に生まれた美
世は、実母が早くに儚くなり、継母と義母妹に虐げられて育った。 嫁入りを命
じられたと思えば、相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞(きよか)。 数多
の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主だった。 斬り
捨てられることを覚悟して久堂家の門を叩いた美世の前に現れたのは、色素の
薄い美貌の男。 初対面で辛く当たられた美世だけれど、実家に帰ることもでき
ず日々料理を作るうちに、少しずつ清霞と心を通わせていく――。 これは、少
女があいされて幸せになるまでの物語。
(作品情報より)

(評 価)
・1-2話:ここまでは順調(期待以上)
 {netabare}・レベルの高い作画・所作の描写
  いやービックリする位作画が綺麗ですね。いきなりOPからこのレベルって
  感じだし、桜なんかは「京アニ?!」かと思わせる繊細で趣ある作画でし
  たし。あと美世の手先が水仕事でボロボロになっている辺りも細かいとこ
  ろまでこだわっているなっていう仕事ぶりですね。
  それに時代的(明治大正を思わせる架空の時代らしい)に形式ばった所作
  が多いのですが、そういう動作も本当に綺麗に描いているなっと。
 ・丁度良い斎森家での冷遇具合
  美世は異能の家系にあって「無能」であったこと、また再婚で生まれた異
  母の妹香耶が異能に目覚めたため、斎森家での立場を失い使用人以下の扱
  いで虐げられて育ったのですが、
  ・ここの描写が弱いと物語の説得力がなくなってしまう
  ・さりとて過剰表現すると逆に引いてしまう。
  ということで、その匙加減が難しかったと思いますが、個人的には美世に
  思い入れが出来て嫌悪感もギリ抱かずちょうどいいラインだったかなっと。
  この辺りも脚本がよかったように思います。
 ・ゆり江さん
  嫁入りした久堂家のお手伝いさんで、久堂家は当主の清霞とこのゆり江さ
  んの2人だけのようです。(ゆり江さんは住み込みではなく通い)
  このゆり江さんが早々に美世の味方についたのは、物語的に大きかったと
  思います。清霞がはじめは冷血漢で美世とギクシャクするのがわかってい
  たので、「この展開まだ続くの?!」はちょっとしんどいかなっと。
  ゆり江さんがいることで安心して物語を楽しめるようになりましたね。
  見た目の割に声が若い気もしますが、作品の鬱めいた暗い空気を考えると
  バランス的にこれ位がちょうどいいのかも。
 ・美世
  今までの境遇から仕方のないところですが、自己卑下が過ぎる点がちょっ
  と観ていて辛いですね。ただ2話終わりから好転の兆しがみられたので、少
  しづつでも上向きになってくればいいですね。
  正直現状維持で引っ張られるとちょっと辛い・・・{/netabare}

・今後の見所
 {netabare}シンデレラストーリーということで、コケようがない反面他の作品とどう差
 別化していくのかに注目ですね。
 ・清霞
  冷酷無慈悲の根底には今までの女性不信があるようで・・・
  とはいえ、この辺もテンプレ感がありどう差別化していくのか。
  清霞の心がどういうきっかけでどう動いていくのか、シナリオや演出の魅
  せ方に期待。
 ・異能
  正直「普通のピュアラブストーリー」だと思っていたので、「異能」とい
  う謎要素には驚かされましたね。異能については美世にも隠し玉があるよ
  うで、わざわざ物語にぶっ込んできてる点に注目ですね。
  ・物語を輝かせる最高のスパイスとして機能するのか
  ・ただ奇をてらった不発弾で終わるのか
 ・斎森家
  ・凋落してざまあ展開?!
  ・改心して美世との和解?!
  ある意味2人の結婚については、タイトルで結末がはっきりしているだけに、
  こういうところをどうみせるかが結構重要な気がしますね。
 ・幸次さん
  美世と想いあっていたのに無理やり妹香耶と政略結婚させられるなど、男の
  視聴者からすると放っておけない存在ですね(笑)。
  ・美世の結婚が上手くいくほど、嫉妬等に苛まれて「闇堕ち」するのか
  ・斎森家の凋落(するのか知らんけどw)に巻き込まれてしまうのか
  正直あんまりいいイメージが浮かばないので、救われてほしいのですが。

 事前情報から(始めは)地味で重い話になるだろうというのはあったのです
 が、制作陣が丁寧な仕事をしており、上手く魅せてるなという印象ですね。
 作画のことを考慮すると期待以上の滑り出しですかね。{/netabare}

・3-4話:う~ん、なんか思ってたのと違う
  {netabare}・久堂清霞はもう少し気難しい方で、ギクシャクしながらも2人の距離を縮め
  ていく3,4話かと思いきや・・・
  結局2話の「毒でも盛ったか」以降、距離が縮まるってレベルでなく、完璧
  な「王子様ぶり」ですやんw
  正直この変貌ぶりに何が何だか分からないのですが?!
 ・今までの金や権力目当ての婚約者が酷すぎたのか
  ・「冷酷無慈悲」の評判はなんだったのか?
  ・穿った見方をすれば、今までの婚約者とは違う美世にそんなに逃げられ
   たくないんかいって位の手のひら返し?!
   → 何が清霞の琴線に触れて、美世を愛おしく想ったのかがよく分から
     なかったのだが。
  何か女性作家さんの妄想「『理想の王子様』を描きたかっただけなんかい」
  って臭いがしてきましたね。
 ・結局不幸要素は「虐げられて育った」美世の「自己卑下が過ぎる性格」の
  問題で
  ・そこにつけ込むように、香耶や辰石家が暗躍。
   → 清霞様が「俺tueee」でスカッと展開!
    → 美世「私みたいな女がこんなに大事にされていいの?!」
  的な「結局『なろう』やったんかーい!!」で終わらないか心配になってき
  ましたね。
 ・「俺tueee」といえば、清霞に一方的に攻められ追い込まれていた「斎森家」
  も何なんやと。お前らも一応有力な名家じゃなかったんかい!

 「清霞×美世」の関係性が深まっていく過程(特に清霞が変わっていく心理描
  写)はもっと丁寧にやって欲しかったですね。
 とりあえず美世の「秘めたる異能」と幸次さん(「闇堕ち」展開ないかな?!)
 は気になるので継続視聴しますが、こういうところをしっかり魅せないと、本
 当に、美世のピンチに「俺tueee」を見せつける「清霞様劇場」で終わってしま
 いそうな・・・{/netabare}

・5話:(視聴前)「幸次さんかわいそう」→(5話視聴後)「こいつ単なる無能やん!」
 {netabare}・正直今回、幸次と香耶の評価が変わったかな。
  ・香耶
   後妻で入った香耶の母親が「斎森家」で認められるには、美世よりも自
   分の産んだ香耶が圧倒的に優れていることを証明しなければならない訳
   で、そんな母親の歪んだ欲望を一身に浴びて育ったのが香耶なのかなっ
   と。ある意味彼女も狂った一族の犠牲者の一人なのかも。
   結局彼女も親からの過剰な圧力から、美世を貶めることでしか自分を保
   てない、そんな生き方しか選べなかったという感じですかね。
  ・幸次
   ついにブチ切れて父親に異能バトルを挑むも一蹴、そして父親のセリフ
   「異能者としてロクに訓練もしていない未熟者が!」
   え―――どういうこと?!
   異能の家に生まれて「ロクに訓練していない」って意味がわからんのだ
   が・・・兄がいたから弟の幸次はあんまり期待されていなかったってこ
   となのか。今まで何をしてたんや?!
   これじゃ幸次さんだたのドラ息子じゃん!!!!
   しかもこんな無能を婿にもらう「斎森家」はそれでいいんか?!
   もう辰石家と繋がりができ、「種馬」として跡取りさえ作ってくれれば
   それでいいやって感じなんか?
   チャラい兄に代わり、辰石家ではそれなりに期待されてたのかと思いき
   や、異能も兄の方が随分格上のようだし、結局自分に力がなかったから、
   父親の操り人形になってたんか―い!!って感じですね。

  次回は美世を救い出す「清霞様劇場」でしょうか。
  もう清々しい位に辺り一面を「炎の海」と化してもらいたいものです。
  異能者としての格の違いを見せつけてやれば、幸次さんも美世のことも潔
  く諦めがつくでしょう。{/netabare}

・6話:「なろう」と頭を切り替えた方が楽しめそうだな
 {netabare}>次回は美世を救い出す「清霞様劇場」でしょうか
  さあ、ご期待の「清霞様劇場」の開幕です!
  ・チンタラ斎森家の門を叩いてるだけの幸次さんを下がらせると、問答無
   用で門の建屋ごと吹っ飛ばす。
  ・立ちふさがる「辰石×斎森」親父コンビとの異能バトルを一蹴。
  ・なおも追いすがる辰石親父の炎の攻撃にも微動だにすることなく、雷撃
   で撃沈。しかも「気絶する程度」だと手加減を見せる余裕ぶりです。
  ・そして香耶の戯言に耳を貸すことなく、一喝すると颯爽と美世を助け出
   す王子様演出。
  >もう清々しい位に辺り一面を「炎の海」と化してもらいたいものです。 
   ・(前回の期待通り)辺りは炎の海となりましたが、その原因が清霞様
    ではなく、まさかの辰石親父だったとは・・・
   ・清霞様にも「こんなとこで炎を使うとは、どこまでも愚かな!」と呆
    れられる始末ですが、これってこの機会に
    「どさくさに紛れて斎森家にダメージ与えとけ♡」
    っていう、辰石親父の陰謀論を私は主張したいですねwww

  >「幸次さんかわいそう」→(5話視聴後)「こいつ単なる無能やん!」
   ・で、幸次さんですが、
    ・己の力のなさを自覚し、美世の安全を最優先に(プライドを捨て)、
     清霞様に助けを求めにいったところは株を上げましたが、救出劇では
     力がないため空気感がハンパない。
    ・美世と清霞様が上手くいきそうになると、香耶母娘に「もうお前イラ
     ネー、それより清霞様♡」とあっさり乗り換えられる。
    もう「清霞様への咬ませ犬」っぷりがハンパないですね。ある意味美世
    より扱いが酷いキャラなんじゃないかとw
    そして本人も、香耶の身を案じて助けるのかと思いきや
    「一番は美世。こんなお前でも死んだら美世が傷つく!!」
    って、これも結構酷くないか?!
    それにこの機に及んでまだ「一番は美世」とか?!清霞様相手に勝ち目
    「0」だろうに、幸次さんどうすんのって感じですね。
   ・それと「斎森家親父」も辰石親父と自分の妻娘の暴走に巻き込まれて
    ・訳が分からないまま異能バトルに強制参加させられるw
     (さらに清霞様の心象も悪くなっただろうし。)
    ・挙句の果て、辰石親父の愚策(?)で屋敷が丸焼けにw
    まあ今までの前科や、周りの動きに気づかない監督不行き届き等の問題
    もあるでしょうが、本人のセリフ「何故、こんなことに・・・」はまさ
    に彼の心中そのものなんだろうなっとwww 
   今後新展開が始まる感じもあり、「斎森家ざまぁ展開」はこれで終了でし
   ょうか?それとも更なる追い打ちがあるのか。幸次さんの今後を含め、ち
   ょっと気になるところ。
   (香耶は(前回レビューで書いたように)歪んだ母の育て方でああいう人
    間になったところがあり、それに気付き改心すれば「幸次×香耶」の幸
    せルートもワンチャンありそうですが)

 ・で、今回の騒動には真の黒幕がいたとw
  「辰石の役立たずめ。このままでは薄刃の血は久堂のものではないか!」
  と「陛下」と呼ばれるご仁の描写が・・・
  このシーンを観ると辰石親父は、陛下の命に従って動いただけのようだが、
  それ以上に辰石親父はノリノリだったような?!
  まずは美世を自分の手中に収め、この親父なりに今後の策略があったので
  しょうか?
  「あるべきものをあるべき場所へ」
  ついに陛下の家臣が動きだす模様。

 2話までは「ピュアラブストーリー」を期待していましたが、3話で清霞様が
 突然デレ出してから雲行きが怪しくなり、正直
 「2人の純愛なんて、もうどうでもいいやw」
 って感じになってきましたね。さすが安定の「なろう展開」といったところ
 でしょうか。
 そして作画や演出等無駄にレベルが高いのが、今となってはなんとも・・・
 私の中では「なろう作品」として頭を切り替え、「ゆり江さん」を魅力的に
 描いてくれればそれでいいや感じですかね。
 もうゆり江さんだけが「この作品、最後の良心」って気がしてきました。{/netabare}

・7話:面倒になってきたので、思い付くまま雑記
 {netabare}●斎森家親父
  美世に対しては「名門:斎森家」ぶって強く当たっていましたが、清霞様
  や辰石親父と絡むと途端に小者感がハンパない「超内弁慶」描写が哀愁を
  誘うw
 ●幸次さん
  自分の力のなさを痛感し出直しを誓っていましたが、だから異能の家に生
  まれがらロクに訓練もせず、今まで何をしてたんやと?!
  最後の美世との会話もしっかりトドメを刺されて、もう清霞様の引き立て
  役になるためだけに作られたのではないかと勘繰りたくなるほどの見事な
  咬ませ犬っぷりだったなw
 ●清霞×美世
  ・清霞様:「毒でも盛ったか」の最初だけ
  ・美世:「私みたいな女が」という強い自己卑下だけ
  で、後は周りが2人を引き裂くために騒いでるという、ラブストーリーとし
  てはいろいろお粗末だったかなっと。
  今後も結婚に向けての障害は、異能を巡る「陛下」の介入等外部要因頼みで
  、肝心の2人の間になにかすれ違い等が起こるわけでもないんだろうなっと。
  まあ「デレてる清霞様に萌え~」みたいな原作者の「私の理想の王子様」的
  な作品になりそうですね。
 ●清霞姉・異形(妖)
  ・「美世ちゃん大好き~お持ち帰りしたい♡」の清霞姉
  ・異能者を祀る墓(オクツキ)を荒らすことで現れた新たな異形(妖)
  一段となろう臭が加速しましたね。まあ前回ぐらいから頭を切り替えたので
  「ネタアニメ」として楽しませてくれれば、それでいいんですが。
  あと最近ゆり江さんの出番が少ないので、ちょっと寂しい・・・{/netabare}

・8話:清霞様、森の中で豪快に炎をぶっ放すwww
 {netabare}前回の墓荒らしで解放された「オクツキの異形」の回収率は20%程度で、
 被害者も出ている模様。
 本来は秘密主義の「宮内省(?)」も、泣く泣く「帝国陸軍」に協力を
 依頼してきた模様。
 今回も人物を中心に書いていくことに。
 ●鶴木新
  ・「陛下」と呼ばれる者のそばにいた今回の黒幕と目される人物。
  ・本職は貿易商らしいが、高い交渉能力が買われ「宮内省(?)」と
   「帝国陸軍」との連絡係として、清霞様に接触。
  ・ラストではついに美世との接触も果たす。
  自分で騒動を巻き起こしておいて「マッチポンプやんけ!!」って感
  じですが、順調に計画は進行中の模様。
  {netabare}なんとなく「薄刃家」の関係者(従兄等)の匂いがしますね。もしそ
  うなら美世を使って「薄刃家復興!」といったどんでん返しを画策し
  てる可能性もありそう。{/netabare}
 ●清霞×美世
  ・清霞様は「オクツキの異形」退治で忙しそうです。以前に不満を漏
   らした部下に「いつ如何なる時も備えが必要」と気を引き締めてい
   ましたが、その成果が試される時が来ましたね。
   → で、現れた異形に清霞様が炎を浴びせますが、森の中で豪快に
     炎をぶっ放すとか山火事大丈夫なんか?!
     以前「斎森家」で「辰石親父」が炎をぶっ放した際「どこまで
     も愚かな!」と呆れていましたが、これはセーフでしょうか?
   → それに今回は尺の都合で他の部下達の活躍は不明ですが、ちゃ
     んと部下は役立っているのでしょうか。
     その辺りただの「清霞様劇場」で終わるのか描き方に注目!
  ・一方美世は
   ・昼間は清霞姉・葉月の「淑女教育」。
   ・夜は悪夢にうなされる。
    → 隠れた異能という内的要因か誰かの術等外的要因かは不明。
   ちょっとお疲れの様子。
   「清霞×美世」は次のパーティーか美世に危機が訪れるかしか見せ
   場がない感じ(2人の心の機微といったものは描く気なさそうだし)
   なので暫し一休みという感じでしょうか。
 ●辰石一志(幸次さんの兄)
  ・父親の失脚により新当主となった一志ですが、
   ・(帝の第二皇子)堯人様に清霞様達と共に謁見、上手く立ち回る。
    (TPOをわきまえない服装は相変わらずですがw)
   ・(失敗したが)墓荒らしにかけられたに呪いの解術に呼ばれた。
   等それなりに新当主として頑張っている模様。

 帝都に未曾有の危機が迫っているらしく(あんまりその辺は伝わってこ
 なかったがw)堯人様の天啓によると「清霞×美世」にも新たな試練が
 訪れるようです。
 ラブストーリーとしては観るべきところがなくなった感がありますが、
 異能モノとしては、黒幕「鶴木」が表舞台に出てきたので注目という感
 じでしょうか。
 あと今回もゆり江さんほとんど出番なかったなw
 (すっかり葉月に持っていかれた感じですね){/netabare}

・9-10話:清霞様まさかのNTR展開?!
 {netabare}●清霞×美世
  9話で2人のすれ違い
  ・自分の気持ちを分かってもらえない苛立ち
  ・相手の考えていることが分からないもどかしさ
  っぽい描写があり、おっと思いましたが、本来ラブストーリーを描くなら
  こういうところを3-4話で丁寧にやって欲しかったんだよな。
  それが早々に清霞様が「理想の王子様」になっちゃったんで、「何やねん
  この作品は?!」って話になるわけで・・・
  その後はこの期に及んでも、美世の性格が面倒くさいのがなんとも・・・
  まあ、もうラブストーリーとして観てないんでどうでもいいですがw
 ●鶴木=薄刃家
  >なんとなく「薄刃家」の関係者(従兄等)の匂いがしますね。
  まあこの辺は予想通りでしたね。
  ・しかし、新も「とりあえず清霞様の悪口言わせておけばいいやろ」的なw
   なんというか、この作品のキャラって全体的に
   ・清霞様の凄さや美世の薄幸ぶりを際立たせるための引き立て役
   ・物語を進めるための駒扱い
   って感じで、他のキャラに全く魅力がないのが致命的というか、役割を終
   えたら使い捨てって感じで、そもそもキャラ造形やる気ないやろw
   ゆり江さんですら「葉月が来たからもうお前イラネー」扱いだし。
  ・また美世の「隠れた異能」の凄さも明らかになりましたが、
   「あるべきものをあるべき場所へ」
   ・「陛下」への忠誠
   ・「薄刃家」の野望のための「切り札」
   「薄刃家」の真の狙いは何かはちと注目ですかね。
   しかし美世の性格を考えると、本人には「無用の長物」で、むしろその力
   を求めて有象無象が群がってくることを考えると「迷惑この上ない」って
   感じだなw
  ・あと美世が今まで「無能」だったのは、美世の母・澄美の封印によるもの
   とのこと。
   次回澄美が斎森へ嫁ぎ、封印に至るまでが語られる模様です。
   個人的には封印よりも、実は器が小さく小者ぶりが際立つあの斎森親父の
   元に何故嫁いだかの方が気になりますが・・・
   (強力な異能を隠すための隠れ蓑に都合がよかったとかw)
 ●異能バトル
  いやあ、やっぱり「なろう」らしくこういうのやってくれないとw
  「美世を賭けて」の清霞様VS新の異能バトル勃発www
  ・「『薄刃の異能』は『異形』と戦うためでなく、『異能者』を倒すためのもの」
   っで、分身や美世の幻といった姑息な手段で清霞様を幻惑しますが、肝心
   の攻撃は拳銃って、ただの物理攻撃やんけwww
   いっそのこと、美世の裸とかの幻覚攻撃した方が効果あったんじゃないかw
  ・「勝負に勝って試合に負ける」
   異能では新を圧倒していましたが、姑息な手段にハマり敗北してしまった
   清霞様。だから森を薙ぎ払うような強力な炎を人の家の庭でぶっ放すのは
   やめろやwww
   「オクツキの異形」の方は、個別→群れをなして動き始めたと事態の深刻
   化を憂いていましたが、清霞様の桁外れの異能なら一網打尽にできそうで
   むしろ好都合ではw
  バトルシーン自体は作画もよく見応えがありよかったのでは。

 清霞様まさかのNTR展開?!
 最初の新の「間男ぶり」から始まり「ネタアニメ」としては面白かったかな。
 次回は美世の出生の秘密も語られるようで、そこも楽しみですね。{/netabare}

・11話:「黒」新さん、謎の茶番で「白」新さんに変身www
 {netabare}美世の母・澄美の過去がついに明かされるなど物語も終盤、かなりいろいろ
 ぶっこんできましたね。
 ●澄美×斎森家
  ・鶴木(薄刃)家が商売の失敗で傾いていたため、澄美が「薄刃の血」と
   引き換えに独断で斎森家に援助を取り付けた。(以降自ら連絡も断った)
  ・「薄刃の異能」が期待される中、待望の美世が誕生。でも母はすぐに美
   世に強力な「夢見の異能」があることに気付き、斎森家に悪用されるこ
   とを防ぐため、美世の能力を封印。
  って話なんですが、ん?!この話を聞くと
  ・鶴木(薄刃)家当主がこの援助のおかけで盛りかえすことができたと語
   っていることから、斎森家は約束通り相応の援助を行った。
  ・で、その見返りの「薄刃の異能」はというと
   ・澄美は美世を産むと2人目を作ることなく他界。
   ・残された美世は澄美の封印のため「無能」
  ちょっと待て!!斎森家丸損やんけwww
  そりゃ斎森家親父からすると、美世への当たりも強くなるやろ!!
  何か1話の風景が違ったものに見えてくるのですが・・・
  本来なら母の思い出や美世への深い愛情等に共感したりする場面かもしれ
  ませんが、上述理由により別の感情が芽生えてしまうわw
 
 ●新×美世
  隙あらばNTR、新の執着ぶりが止まらないw
  ・薄刃家に代々伝わる「夢見の巫女」のための特別な服の着用を強要。
   → 清霞様から贈られた桜色の着物を没収。(巫女コスプレ?!)
  ・清霞様に逢いたいという美世を恫喝。
   → 俺が美世をどれだけ待ち望み、幸福を感じているか。
     美世(夢見の巫女)を守ることこそが自分の使命。
     しかも美世の伴侶を兼ねてwww
  新さん略奪する気満々じゃないですか―――――!!
  薄刃の一族は裏の世界に生きるために、親しい友人や恋人を作ることを禁じ
  られている等厳しい掟があるようで、それで欲望が歪んでしまったのかと新
  がヤバイ奴にしか見えないんですが・・・

 ●清霞様
  ・「オクツキの異形」退治は順調でほぼ討伐完了。えっそんなあっさりと?
   「帝都に未曾有の危機が迫っている!!」とは一体何だったのか?!
   ・・・と油断してたら、清霞様が部下を庇い、まさかの異形の毒牙に!!
   異形に襲われたものは、呪いにより前回・辰石一志でも解術できなかった
   深い意識不明状態に陥ることに・・・
  ・その知らせは薄刃家にも届きます。
   当然美世は駆けつけたいと懇願するのですが、ここでも新が立ちはだかり
   ます。
   → 伝家の宝刀「帝との取引」
     ・薄刃家の悲願「夢見の巫女の奪還」に陛下が協力。
     ・その代わりに他の異能者との接触を一切断ち、その存在を秘匿せよ。
      (陛下の狙いは不明の模様)
     命に背けば、関係者にどんな罰が下るのか・・・
   もうなりふり構わずって感じで緊張感が走ります。
  ・しかし薄刃家当主が(文字通り)ケツを叩くと、態度を豹変?!
   とたんに新が協力的になりますw
   で、薄刃家当主
   「全く敵わんな、大事な孫たちを応援するのは祖父の役目だ」
   え―――何やねん!!この茶番は!!!!!!
  ・2人で清霞様の元に駆けつけると、新曰く
   「美世の『夢見の異能』なら彼を覚めさせることができるはずだ」

 ついに美世の「夢見の異能」が発動か?!
 しかし、ここまで美世に執着してた「黒」新さんが、謎の茶番で「白」新さん
 に変身とか・・・3話の清霞様もそうですが、何故唐突に豹変しちゃうのか?!
 原作の問題なのか、アニメ化のカットの都合なのか・・・
 それに斎森家の大恩を仇で返す澄美さんとか、もうツッコミどころ満載でしたね。
 まあ個人的には「ネタアニメ扱い」なので、今回も十分楽しめましたがw{/netabare}

・12話:面倒なので割愛
 なんかもういいやって・・・それより総評頑張ろうかなっと。

(最 終)  
・「ラブストーリー」としては残念な出来
 ストーリーは悪くないです・・・が、元々
 >シンデレラストーリーということで、コケようがない反面他の作品とどう
  差別化していくのかに注目ですね。
 その分、人物描写や地道な積み重ね等作り込みの部分でどれだけ物語に厚み
 を出せるかってところだったのですが、こちらは期待外れだったかなあっと。
 ・人物描写が雑
  → 登場人物が基本物語の進めるための駒扱いになっている。
 ・積み重ね等作り込みも浅い
  → 面白いラブストーリーが10段位の練り上げた階段を作っているとすれ
    ば、本作は3段位でポンポンポンとやっちゃってる感じ。
 例えば人物描写でいうと、あるシーンを描く時
 ・キャラをきちんと育ててる作品なら、「このキャラはどういう人間か」い
  う観点を重視し、キャラの魅力を引き出すことや整合性等といった細やか
  な配慮がなされ
  → そこに積み重ねがあり、キャラへの愛着も生まれる。
 ・本作では(その場の)「このシーンはどの見せ方が一番ウケるか」を優先。
  → それに合わせてキャラを動かしちゃってる「原作者都合」が顕著。
 って感じなので、結局あまり人物が描かれていないんですよね。
 なので、
 ・「見映え重視」なので、たしかにキャッチーさはある。
 ・しかも本作は作画のレベルが高く、上田麗奈さんらの演技も素晴らしい。
 だから「点」で観るといいシーンだなって感じる訳ですが、連続性で物語を
 観ている私にはあまり積み上がったものがなく、むしろ整合性などの面から
 違和感すら覚えてしまうという感じで、あまり面白さが感じられなかったと
 いうのが率直な感想。
 ラブストーリーにおいて人物描写や地道な積み重ねが弱いというのは、かな
 り致命的かなというのが個人的見解ですね。
 (厳しい言い方をすると、汗をかくべき部分をサボって、楽で即効性のある
  「見映えのよさ」に依存しちゃってるという印象)

・「異能モノ」としては意外とよかった
 いうても一番の魅力は作画のレベルの高さですね。
 大半の異能モノが低予算アニメで作られている現状からみると、(飛び抜け
 たアイデアがあるわけでもない)普通の異能バトルですらここまで変わるん
 かと。
 しかもこれは物語のメインでない訳で、そのシーンにこのレベルの出来映え
 とかどんだけ贅沢なんだよっとwww

最初はテンプレ展開ながらもいろいろと丁寧な作りで作画もよく期待大でした
が、3話辺りから違和感が強くなり、5話位からは「ラブストーリー」としては
もう見切りをつけた感じですね。
(この原作者、キャラ造形とか全然練り込みしてねえーなっとw)
そこからは「なろうネタアニメ」という風に頭を切り替えたって感じですね。
最終的には
「なろうが『純愛成分』多めで創ったら、こんなんになりました」
という感じの作品だったかなと。
2期決定とのことですが、そこまで続きが気になるって感じじゃないですね。
(とりあえず惰性で観てそうですがw)

あとOP「貴方の側に。/りりあ。」もあまり好みじゃなかったかな。
歌詞があまりにもそのまんますぎて・・・もうちょっと工夫しようよと。
昔、好きな曲のPVがあまりにも歌詞のまんまの映像すぎて、興ざめしたのを
思い出したw

投稿 : 2023/09/26
閲覧 : 773
サンキュー:

24

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

実写映画化もされてるみたいだね

まあ良かった
でもミヨの幸薄そうな声が生理的にあんま受け付けなかった
声優さんの演技って凄い
てかクドウ様はなんでミヨの事好きなったの?
今迄散々縁談相手追い出したんだよね?
幸薄そうだから気になったの?
それって好意じゃなくて同情とか憐憫じゃないの?
逆にミヨはなんでクドウ様を好きになってんの?
ずっと昔から良くしてくれた幼馴染のコウジの事は何とも思わず、クドウ様には何故かベタ惚れ…顔か?結局は顔なんか?

あとミヨの母親スミがミヨの能力封印するのはあまりに浅はかじゃない?
最初から政略結婚だって分かってるのに能力封印なんかしたらミヨが冷遇されるって分かるよね?
なんだったら使えない子しか生まれなかったって言われて約束されてたスミの家に対する支援が打ち切られたかもしれないし
子供守りたいならスミはミヨ連れて実家に匿って貰うか、ミヨの能力の事を斉森家へ伝えて役に立つんですよアピールして待遇良くしてもらうか、すべきだった
中途半端な行動のせいでミヨが不幸になったのが微妙

話としては不幸だったミヨがクドウとトラブルがありつつも仲良くなって自らの能力も自覚、しかし敵の手はすぐそこまで迫っていた、みたいな感じで終わり
粗はあるけど悪くはないのでオススメ

投稿 : 2023/09/26
閲覧 : 83
サンキュー:

5

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

幸せを感じる優しい結婚

この作品は原作小説は読んでませんが漫画を読んで私は凄く好きになった作品です。
アニメ化で凄く喜んだ私

まず、このタイトルが素敵ですね。
結婚をしたら必ず幸せになれる保証はありませんし、幸せ=結婚でもないわけですし、結婚しても幸せの形は一人一人で違う。
美世がした様な結婚が幸せとも限りません。
けど、「私の幸せな」って私の、あくまでも美世が感じる幸せを描いた作品である事がわかるタイトルの付け方が素敵だと感じます。



【斎森美世】

彼女は早くに母を亡くし新しい母とその母の娘で妹の香耶からも酷い仕打ちを受けていました。
血の繋がりのある父もそれを助けようとはしない。

実は美世の両親は政略結婚で愛がないと言う設定で美世を愛してはいなかった父。

本当に斎森家は最低の家なんです!
美世が雨の中で切り株見つめるシーンがあります。
これは桜の木なんでが、美世にとってのお母さんとの思い出の桜の木なんです。

その桜を新しく来た香耶の母が切り倒したり……美世の母の形見を全て奪われて売られてしまったり……
最後は居場所まで奪われて…
肩身の狭い生活をしてました。

けど、彼女の味方は幼馴染の幸次さん。
美世の味方になって助けてくれる優しい人。
けど、そんな人すら、勝手に決まった縁談で美世は妹の香耶に奪われてしまう。
そして、美世は久堂家に厄介払いとして嫁がされる事に。
久堂家は大きな家だけど冷酷無慈悲だと悪い噂がある家だった。

美世が愛されなかった理由が彼女には異能がないからです。
異能なんてなくたっていいと思うし、むしろ異能がないから愛せないはおかしい。
そんなものが虐げていい理由になってたまるものですか!
けど、頭のお堅い名家様達はそんな物が大切なんだろうね。

そのせいで、美世は異能がない事を気にしていて……
自分に自信が持てなくてなくて…
自分で自分の心の傷つけてしまう。

人って自分で前向きに考えても周りから否定されたり理不尽な事を言われると、何故か自分を責めちゃうんですよね。

異能がない事は悪い事じゃないし恥ずかしい事でもない。
そんな理由で人を傷つける斎森側の人間の方が悪であり恥ずかしい事とも気づけない人の集まり。
見るべきは異能じゃなくて、その人の人柄。

美世を見ていると本当に彼女は思いやりがある優しい女の子です。
本当に心が綺麗で人の幸せを心から喜べる女の子です。

美世には少ないけど、味方が居ました。
美世の母、清霞、幸次、花、ゆり江、彼ら彼女らは異能ではなく美世をみてくれてる。

当たり前だけど、それは当たり前じゃなくて美世にとっても本当に幸せな事なんだと思います。
美世の心はボロボロだったけど、彼女の心が壊れなかったのは、再び笑顔になれたのは、そうした優しい人達の支えがあったからだと思います。

沙耶に拉致された時に、今までは恐怖や暴力に従っていた美世が反発したのです。
それは本当に久堂家が自分に幸せを教えてくれた場所であり、清霞を本当に愛していて、それを通じて出会った優しい人達に支えられて、こんな自分でも側に居いてくれる。
そして、清霞が大切に愛してくれるから勇気を持てたのだと思います。

清霞が助けに来たシーンでは私はウルウルしました。
助けられた後も屋敷がこの件で全焼して真っ先に心配したのは、家族の事。
あんな家族でも心配する優しい子ですね。

彼女をあんな扱いをして来た家族なんて……
けど、それが美世の良さであり魅力であり、そんな人だから清霞は好きになったのでしょうね。


美世が全焼した屋敷を見に行きたいと言う。
あんな嫌な思い出でも、美世にとっては優しいお母さんの思い出もあるからね。

そこの桜の切り株に触れたら切り株が消えていたけど、アレはお母さんの異能だったのかな?
美世が触れて、清霞と一緒に居る姿を見て安心したのかな?って思いましたが実は母が美世を守るために、その桜を通じて彼女の異能を封じていたのでしょうね。
だから、魘され始めた。

けど、その能力により清霞を救い出す力になった。
もしも、幼い頃に力を母に封印されなければ善も悪も解らないまま物心つかない頃から利用され続けていたら自身の意思で大切な人を救うなんて事は出来ていたのかな?

少なくとも母は美世が自分で考えて異能を扱える年齢まで封印したのだと思います。
そうして彼女の決断の時は来たでしょうね。

自分との対話の場面は。

美世の中にある心の葛藤。
前向きになれない美世と希望を見据える美世の対話。
誰にでも前向きになれない自分ってのは居て、心の隅には必ず不安や悩みを抱えている。

それが美世の中では多分不安や悩みや罪悪感ってのが大きくて……
でも、少しの期待や希望が心の隅にはあって彼女の中で答えが出て後ろ向きだった彼女が前向きになり希望と期待が大きくなり彼女自身が自分に打ち勝った……ううん……不安も期待も受け入れて成長したのだと思う。
「旦那様と幸せになれるといいなぁ〜」は印象的なシーンですね。

で、魔法少女になったww
作品の後半は異能バトル入ってたけと美世の参戦。


【久堂清霞】

彼は最初は美世当たりは強かった気がします。
少し偉そうだったり、美世の手料理に毒が入っていると手をつけなかったり……
口が悪かったり……
お風呂だって沸かそうとしたら異能で沸かす方が早いとか………

けど、その夜に風呂を沸かしたから入るようにとか、明日の朝飯を頼むとか……ツンデレ男子かよww

けど、彼は女性に飽き飽きしていたのです。
彼の元に来た女性は逃げ出す。
それは清霞の対応の悪さだと思う。
じゃ、どうしてそんな対応になるのか。

彼の元にやってきた女性は私利私欲の為だった、お金があるから、権力があるから、だから結婚しよう。

確かにね、そういうお金や権力もその人の魅力の一つかもしれない。
けど、私がもしも、権力とお金を持っていたとして、誰かが私の婚約者ですと言われて、そこに私への恋の気持ちがないのは寂しいかな…
結婚するとなると一生ものだから多分そんな私利私欲しかない人とは続かない。

やっぱり、結婚するなら1番に私を見て欲しい、お金や権力じゃなくて1番は私であって欲しい。
皆さんはどうでしょうか?
だから、清霞もそうだったんじゃないかな?

けど、美世はお金や権力が目的じゃない。
清霞の事を考えて朝食を作ってくれたりするのも本当は嬉しかったと思う。
もしかしたら、過去に毒を盛られた事があるのかな?
逆に今までの縁談相手は手料理を作らなかったから初の手料理にビックリして咄嗟に出た言葉なのかな?

だから、清霞は考えを改めて美世に向き合おうとしたのかな?
デートに連れ出したりプレゼントを贈ったり不器用な対応だけど清霞なりの誠意だったのでしょうね。

そして、彼は彼女との結婚を考え一人で斎森家に足を運ぶ。
そこで、結納金を出す為の条件を出す「美世に謝罪しろ」その返答に美世の父は「考えさせてくれ」
……最低の返答じゃないか……
悪い事をしたら謝る。
当たり前の事も出来ない奴らなんて家が立派でも人としては底辺だよ。

そこで、清霞は美世を元気づけたくて昔、美世を大切にしてくれた花さんに再会させてくれる。
花さんとの再会のシーンは目が潤むww

花さんの幸せを聞いて泣きながら喜ぶ美世の姿に涙する私、勇気をだして清霞に自分の異能の話をする美世に優しく清霞が答えるシーンに涙する私ww
後、清香が美世に見惚れるシーンは凄くいいなぁーって思いました。

美世の「淑女としての教育を受け直したい」って言葉は彼女なりの決意だったんだと思う。
清霞と共に歩いていく為の。

けど、それと同時に美世が異能により魘されて体調を崩し始める。

その時に、清霞が美世を心配して話をする時に「寂しいなら寂しいと、辛いなら辛いと言ってくれなければわからない……私は寂しいが、お前は寂しくないのか?」ってセリフで清霞が自分の気持ちを素直に伝えるシーンは良かったですねw

自分から気持ちを素直に言い出したのは初めてじゃない?
いつも、照れながらなのにあんなハッキリとw

「甘えてもいいんだ」ってセリフも良かったですよねw

けど、美世は「ここで本当に甘えてしまったら久堂家の奥様にきっとなれない、自分の問題くらい自分でなんとか出来なきゃ家族を支える資格なんて」

ん〜……美世は少し堅いね。
自分の問題も一緒に抱えるのが家族じゃないのかな?
家族を支える資格なんていらないよね。
支えたいって気持ちが大事だと思う。
それでも、資格が必要だと言うなら「家族である時点」でそれが資格だよ。

確かに、夫婦であっても個人だし悩みを話す話さないは自由だと思う。
夫婦だからって全てを話さなくてもいいと思う。


けどさ、それで大切な人が悩んで苦しんでるのを見る清霞の気持ちはどうなるの?
心配させたくないってのが理由なら、隠せてるならいいけど隠せてないのに心配かけてるなら同じじゃない?

だから、清霞が少し強く美世に当たるセリフ「夜な夜なうなされているのを私が知らないと思うか?言ったはずだ、何でも話せと!もっと頼れ甘えろと!私が信用ならないか?だから、お前は自分から私に何も言ってくれないのか?」

清霞も心配や不安になるよね。
何も話して貰えないとそう感じるよね。
後、自分にイライラするかも…
大切な人に何もしてあげられない自分に……

多分、美世も本当に心配掛けたくないだけなんだと思う。
美世は美世なりに気を遣ったんだよね。
家庭環境が家庭環境だったから、彼女が1番恐れてるのは、拒絶や否定、大切な人だからこそ、拒絶や否定されたらどうしようと怖かったんだよね。

これは、両方の気持ちも解るから私は心が痛くて泣きそうになります。
お互いに大切で優しくて、その思いやりがお互いを傷つける結果になるのが見てて辛くて……

私も実は美世と同じで悩み相談できない人です。
迷惑になるかな?って考えちゃう。
けど、清霞の立場に私が立つと、大切な人が何かに苦しんでるのが目に見えたら心配させて欲しい、例え解決は出来なくても一緒に考えられるからって思う。

どっちなんだよって思うけど結局それが人間で、悩む立場に立つと抱え込んじゃうし、悩む人を見れば相談して欲しいとも思うものなんじゃないかな?
頭では理解してもどうしても心が決まらないものです。

二人とも本当にいい人なんだよね。

けど、清霞の「お前に勉強の機会を与えるのではなかった」これはダメだよ。
コレは美世が1番言って欲しくない否定の言葉だよ。
清霞は自分の許可が美世をここまで追い詰めた一つの原因として自分の後悔を口にしてしまったけど、美世から見れば心配事を増やしたから否定されたって感じちゃうよ。

元々は、そうならない様に言い出したお稽古だったのに。

で、美世を連れて薄刃に乗り込んだ清霞は真実を知らされ美世を掛けて勝負する事に。
結果は負け……
美世は薄刃に囚われてしまう。

でも、美世を救い出す決意をした後に緊急任務が入り任務を優先する清霞。
その理由が優しいですね。

しかし、この任務で清霞は意識を失ってしまいます。
そこに駆けつけてきたのは美世でした。

想えば清霞はいつだって美世を守り助けてきた。
けど、今回は清霞を助けてくれた。
「お前を守るべき立場のはずが逆に守られてしまったな」って優しく微笑むシーンがあるんだけどさ。

私はね。
それでいいと思うんだ。
夫婦ってさ、どちからが守るんじゃなくてさお互いに支え合い助け合うのが夫婦じゃない?って私は思ってて。

だから、私は戦闘中に一緒に横に並んでるシーンが凄く素敵だと思いました。
お互いに助け合い支え合うから後方じゃなく隣りに並び立ってるシーンが凄く良かった。


清霞「こんな面倒な男と結婚してもらえるだろうか?」ってセリフもねw
面倒でもなんでも良さも悪さも全てひっくるめて好きになってる。
悪い所以上に素敵な所が魅力だから好きなんだよ?って思いましたね。

で、私は気づいた。
あっ、これは私に言っているのではなくて美世に言ってるのかとww

美世の「旦那様こそ後悔しませんか?」ってセリフにも私は気づいた。
あっ、これは私に言っているのではなくて清霞に言ってるのかとww

ん?誰ですか?
今、妄想豊かだと思った人は!
褒めても何もでませんよ?



【斎森香耶】

この妹の香耶はね。
正直、確かに美人だけど性格は最低。
姉の美世の妄言は酷い「斎森家の恥なんだから」と言うセリフも全部ブーメラン、恥はこの香耶の性格と考え方……
元々は多分、母の「美世より全て上でなければならない」って教育が彼女の性格を悪くさせたのかな?

この妹は本当に救えないね……
清霞に少し思いがあるのか、幸次の父は美世の母の家系、薄葉の血が欲しくて息子の嫁にしようとする。
その思惑に乗った香耶は結託し美世を拉致して、美世に婚約破棄をさせようと暴力に訴える。

そこに助けに来た清霞の言葉に開き直る彼女から出た言葉は最低だった。
コイツ、本当に心からそんな風に思っていたのならかなり拗らせてますね……

最後は「どうして?」「なんで?」の疑問符ばかり……この程度の事がわからないのは本当に自分の事しか考えてなくて、自分を甘やかしてくれる人の言葉しか聞いてなかったんだなぁ〜と思いました。


【立石幸次】

彼女は本当に美世が好きだった。
多分、本当は結婚したかったんだと思う。
けど、父や家柄の圧力で従うしかなくて、望まぬ相手と婚姻させられて……

けど、本当に私が幸次が美世を大切にしてるんだと思ったのは、彼の勇気と愛を知った時です。

香耶に「お姉様と婚約したいとは思わない?」と囁かれた時、父と香耶の思惑を知り反発した事です。

好きな人と結婚出来るかもしれない。
そうなった時に人はどう言う選択肢をするのでしょうか?
中にはラッキーだと思う人もいるかな?

けど、幸次は父や香耶に反発する。
真っ先に自分達の利益しか考えていない奴ら…
けど、幸次は違う。

彼が好きな人と結婚出来ると知った上でも真っ先に考えたのは美世の事だった。
誰かを本当に愛すると言うのは、自分勝手に気持ちを押し付ける事じゃない。

相手の気持ちを考える事だと思います。
相手の気持ちや幸せを考えたから彼は二人に反発して清霞と共に美世を助けられた。
屋敷が燃える中逃げずに立ち尽くす香耶に。

香耶「お姉様が好きなのでしょう?一人で逃げれば?」

幸次「そうだよ、でもね。君なんかでも死んだら美世は悲しむ、また傷を増やす事になるんだ。」

このシーンは本当に彼女を愛しているから美世を理解してるんだろうなぁ〜って。
元に目覚めた美世が1番先に心配したのは家族の事だったし。

この人は本当に美世が好きなんだと感じるキャラクターですね。

【久堂葉月】

美世の淑女の教育の先生であり良き姉ですね。
美世に「お姉さん」と読んで欲しい人。
けど、美世は「姉」を口にしようとすると香耶を思いし上手く呼べなくて…

で、葉月は家事が苦手らしくて婚約者の家族と上手く行かなくて離婚したらしいです。
けど、その事で後悔してるらしいです。
後からその時間が大切だったと気づかされたと。
幸せな時間って案外終わってから気づく事もありますよね。

けど、もしも、そのまま幸せに気づけないまま悩みを抱えながらも夫婦生活を送るのも心が壊れちゃいそうで怖い気もするw
これも、夫婦それぞれだから難しいよね


【鶴木新】

宮内省から派遣された男で薄刃家の人
美世に接してきたり少し笑顔に裏を感じる。
この人は清霞に「貴方に美世さんを守れるんですか?」発言には少しカチンときた。
何も出来なかった、しなかった人が言ってもいい言葉じゃない。

清霞は確かに美世を危険そのものからは守れなかったかもしれない。
それでも、しっかり駆けつけて助け出した。
それが全てだと思うけど?

その時、貴方は何処で何をしてたの?
後から知ったとか、知ってたら守れた、なんてなんの言い訳にもならないよ。
清霞はしっかり守れてたんだよ。

決闘の最後も多分、清霞はあれが美世の幻覚だと見破ってたんじゃないかな?
けど、幻覚でも大好きな人を傷つける事はしたくなかったんじゃないかな?
私には大切な人を想ったからこその敗北だと感じました。

でね。
新は美世に清霞の話しをする時に美世の中で清霞の印象を悪くするような言い方をするんだけど酷いよ。
こんなやり方も凄く汚い。

ある朝の会話、「出ていくのを許さない」「どれだけ君を待っていたか」「着物を返すのは無理」「俺がどれだけ今幸福を感じてるから」「君を守りたい」「俺だけの役割が欲しい」

反吐が出ます!
美世の気持ちを何1つ聞き入れず、自由はなく彼女から大切な着物を奪って、屋敷に閉じ込めて勝手に役割に満足して幸福を感じてる?
この使命を失いたくない?

何いってんの?
ただの自分の自己満じゃん?
そんなのに人を巻き込んじゃダメだよ。
この人の言葉や態度からは美世を思う気持ちを感じない。
自分のことばかりだよ。
ただ、使命を失うのが怖いだけじゃないの?
それじゃ、斎森と変わらないじゃん。

けど、最後の帝の約束を破っても「美世に嘘はつきたくない」って言葉と美世が清霞の元に行く事を許してくれて「守ってくれる」ってのは良かったかな。

美世を清霞の元に連れて来たのを「自分のしたい事をしただけです」と話ましたが、これは自分が決めた初めての行動だったのでしょうね。

今までは役割を貰えるのを待っていただけだった新が自分の考えで行動した瞬間だったのだと思います。
お役目に縛られてばかりの彼でしたが、ようやく歩み出せた様な気がしました。


【薄刃家】

美世の母の家系です。
その家の関係で美世は夜な夜な魘されていて、薄刃について調べ始める久堂。
しかし、薄刃家は謎に包まれてる家系で……

美世の母のスミが何故、美世の異能を封じたのかが明かされます。

私はこのエピソードを聞いて……
母は娘を自分と同じ苦しみを与えたくなかったのだと思います。
薄刃の血を引いているから選ばれた自分。
そして、娘の異能を目当てにしている斎森家の人々。

美世の異能を利用されて生きていく辛さを知っるから、美世が能力者じゃなくて周りから迫害されてしまうのも覚悟の上で……

そんな美世に手を差し伸べてくれる人がいると信じて封じたのだと思います。

どちらにしても美世に辛い思いをさせてしまうから出た「ごめんなさい」にはお母さん優しさと悔しさと辛さを感じたかな。

そして、「美世、愛してるわ」には沢山の愛を感じました。


見終わりまして、やっぱり好きな作品のアニメ化は嬉しいですね。
今期は続編シリーズがめちゃくちゃ強者揃いですが新規では間違えなく上位の良さです。
まぁ、好きな作品ってのもありますがww

で、2期制作決定!!
ヤッター!!!
今からめちゃくちゃ楽しみだよ!

ドラえもんが居たらタイムマシーンを強奪して2期見に行きたいレベルですww
次は新婚生活かな?
私は漫画からなので漫画の大部分はアニメ化されたから私はこの先を知らないww
1期は少し悲しいエピソードもありましたが次はキュンキュンさせて欲しいなぁww

投稿 : 2023/09/25
閲覧 : 94
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18

ネタバレ

すぴりっと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラブストーリーかと思いきや

前妻の娘であるが故、後妻とその娘はおろか父親にまでいびられ続けて自信を失った主人公がチートな旦那様に気に入られて最後にはスタンド『デス13』みたいな夢無双スキルを用いて夢の中でボスキャラをアルテマ1発で蒸発させるといったトンデモストーリーです。
個人的には異能要素が無ければ多分高評価だったんだけど…って感じでした。
ラブストーリー好きには異物感が残り、バトル物が好きな人には中途半端感が否めない、とはいえ完走できたので極端につまらないって訳でもなく、一言でいうなら帯に短し襷に長しと言ったところです。
序盤は超オススメ、中盤あたりからはまあまあ、終盤はなんというか………こんな感じの感想でした。

投稿 : 2023/09/25
閲覧 : 57
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4

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なろうは女性向けも多いようですね。なかなか良いです

さて、なろうと言えば男性向けのイメージがありますが、実際に今のランキングを見ると女性向けが席巻していて、なろうといえば異世界チートという考え方はもう古いようです。
本作もなろうの女性向けらしいことを知り、ほーと思いました。
女性向けは異世界転生でチートとかとは関係ありませんね。

女性向けは女性向けでまあテンプレがあるらしく、婚約破棄からの成り上がり、というかより良い相手に見初められる、というパターンがあるようで、まあその一環なのだろうと思います。

しかし描写が丁寧で、不遇なヒロイン、相手の格好良さなどちゃんと描かれていて、こちら男性ですがなかなかおもしろく見られました。
うーん、女性向けもたまには見てみるのも良いかな、と思いますが…

当然本当に好みということは無いので、本数次第では諦めます。

全話感想
女性向けも偶には見てみるか、と見てみました。

クオリティも高く、なかなか悪くは無かったですね。
主人公はちょっとウジウジし過ぎでモヤモヤしますが、

後は彼は… まあ最後に自分でも言っていましたが、女性向け作品を男性向けとして楽しむには、相手の彼を主人公に見立てて男女逆に見るという方法もあるわけですね。
まああくまで女性視点なのですが。
しかしそうして見た場合、守るべき立場である男の方がヒロインに守られている、という構図になりやすい。
まあヒロインが主人公で活躍するから仕方ないとは思いますが。

というわけで完全に好みとは言い難いですが、まあ女性向けってこんな感じか、と楽しく見られました。

しかし、二期やるのかい。
一期でほぼ完結しているように思いますが… 一体何を。
以後イチャイチャするだけの話が続くのでしょうか。
まあそれはそれで良いかもしれませんね。

投稿 : 2023/09/25
閲覧 : 96
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8

shitasama さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ほんとに絵が綺麗

久し振りに綺麗な絵だった、お見事としか言いようがない、最近見たアニメの中では頭ひとつ抜けている、物語的にはなんか全体的に位イメージだけど
一気見出来るくらいのものはあると思う
どうやら2期もあるよう、楽しみてす

OPの桜綺麗だな〜

投稿 : 2023/09/24
閲覧 : 80
サンキュー:

8

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をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最終第十二話「 暗闇の中の光」まで視ました。シンデレラじゃなくてアヒルの仔でヨカッタです。あと2期制作が決定しているようです。

公式サイト;
https://watakon-anime.com/

{最終第十二話「 暗闇の中の光」まで視ました。シンデレラじゃなくてアヒルの仔でヨカッタです。あと2期制作が決定しているようです。}

視始めたときは、旧い時代設定のお話で古典的な作りのお話で、現代の世相だと批判される系かな、と心配になりましたが、むしろその逆で自己を確立して羽ばたいて行く系の現代的な少女マンガのお話でヨカッタwです。
 またイヂメやイビリのお話が一段落したら、唐突に異能が出てきて、リアル系のお話だと思っていたので、ビックリしましたが、これはこれで楽しめるのでは、と思いました。その後、お話はカップルを割き、そしてそれを元通りにする展開になりチョットワタシ的には焦れましたが、最後の2話はイイお話だったと思います。で、何よりも、もっと当たり前に幸せな生活をしている二人を眺め てみたい気がします。
 あと、HPを見ると2期制作が決定しているようです。
推すかと尋ねられたら、その問いには難しすぎて答えらられないので、全話視てw判断してください。ということにします。


{一話目視ました。シンデレラ・ストーリーなのかな?}
タイトル、PVの雰囲気など女性向けであると推測されますが、映像が丁寧に作られている気がします。取り敢えず視てみることにしたいと思います。

投稿 : 2023/09/24
閲覧 : 39
サンキュー:

9

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101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

尽くす女と守る男に一周回って新鮮味を感じる和風ファンタジー

原作小説はWeb版、ラノベ版共に未読。

【物語 4.0点】
ヒトは同類の他者に尽くすことで幸せを感じる生き物なのだという。

女は愛する旦那様のために世話を焼くことに喜びを覚え、
男は愛する女のために身命を賭して戦う。

昨今あまり語られなくなった価値観を、
主人公・斎森美世と久堂清霞の婚約者コンビのピュアな有り様から表現される。
ここから私はまず、伝統的な結婚という制度はヒトの幸せを一定程度保証していたものだったのかなとの感想を得ました。

大体「わたしの幸せな結婚」というこのタイトル。
一昔前だったらこんな平凡な作品名で世に何かを出そうなど思いも寄らなかったでしょう。
世の中それだけ価値観の多様化が進んだということでしょうし、
この作品名から一周回ってインパクトを受けた私自身に驚かされます。

結婚が幸せの絶対条件としていない点も、この作品名を含蓄のあるものにしています。
本作は純真な主人公男女の対比として、婚姻や女を血筋と権力獲得のための政略の具とする良家の醜悪さも描く。
架空の近代日本風ファンタジーである本作は、血の宿命を代々継承される“異能”という設定で固着させることで、
自由意志だけでは振り払えない、一筋縄では行かない波乱を演出しています。


あとは、自分のお気持ちで他者の表現を規制できると思っている阿呆が目に余る今日この頃。
作り手が外野の雑音に惑わされずに書きたいことを書くには、
もはや異世界やファンタジー位しかないなのではとも感じました。

例えば本作を現実の歴史ドラマなんかにしようものなら、
左から古い結婚観の押し付けだと、押し付けがましい蹴りが入ったり、
右から{netabare} 帝{/netabare} を醜悪な悪の権化に仕立てるとは何事かと怒鳴り込まれたりしかねません。

脱線しますが、近頃はNHK大河ドラマにすらも多様性やポリコレ配慮と思しきトレンドがありまして。
2年連続で、史実の裏に典型的な男女の夫婦関係とは異なるLGBTが絡んだ事実があったのでは?とのエピソードがねじ込まれていたりします。
昨年の『鎌倉殿の13人』のLGBT回は史料の裏を読んだ脚本が見事でしたが、
今年の『どうする家康』のLGBT回は正直、蛇足だった感が否めず。


愚痴はさておき、本作のファンタジー要素や異能設定に唐突感を覚える方もいるとは思いますが、
私は大河ファンタジーは得意分野なので違和感なく完走することができました。
原作者の小学校時代の愛読書『十二国記』、『彩雲国物語』、『アルスラーン戦記』。
この辺りが好みなら、1クールでは到底終わりが見えない。
制作決定した2期へ続くというスケール感も含めて楽しめるでしょう。


【作画 4.5点】
アニメーション制作・キネマシトラス

惹き込まれる映像美。

決して作画枚数がMAXという感じではありませんが、
時折見せる心情ともリンクした天候、情景描写は流石は『メイドインアビス』のキネマシトラス。
セピア調のフィルターや、主線をかすれ線にする処理など、
随所にセンスを感じる画面作りで演出してきます。

魅入ってしまうのは色彩の美しさ。
単に色鮮やかにするだけでなく、
美世を幸せにする久堂家は全体的に明るい色調。
美世を苛める斎森家は暗い色調w
と明暗を使い分けた心情表現も上々。

私が毎回楽しみだったのはHALKA氏による着物デザイン。
男が愛する女性を遠慮なく着飾る楽しみ。
これもまた語られなくなりつつある価値観ですが、
このデザインの美しさで、純心から言われたらぐうの音も出ません。


【キャラ 4.0点】
“異能を持たない”ヒロイン斎森美世と凄腕雷異能者の旦那様・久堂清霞は高濃度のピュアカップル。
美世を苛める斎森家の面々や、女を血筋としかみなさない悪役は妬みと執着に塗れる。
キャラの美醜もコントラストがくっきり。


愚かな悪女として良く踊ってシナリオも盛り上げてくれた美世の異母妹・香耶。
{netabare} 没落して奉公に出されるという形で退場してしまいましたが、{/netabare}
こういうキャラの末路や覚醒も私の好物なので、今後アニオリでも良いので出番ないかなと思ってみたり。


辰石幸次や鶴木新といった御仁は人物相関図だけ見れば、美世を取り巻く広義の逆ハーレムキャラということにもなるのでしょうか。
清霞みたいな異能の天才に生まれなかったけど家の宿命やらは背負っている。
恋のライバルとはまた違った形で美世にアプローチしてくる彼らの姿に、
理想と現実の自分との狭間で苦悩する男の渋味を感じました。


【声優 4.0点】
ヒロイン美世役・上田 麗奈さん、旦那・清霞役の石川 界人さん、
美世の幼馴染・辰石幸次役の西山 宏太朗さん。
この辺りのメインどころはアニメ化に先立ち上演された朗読劇からのキャスト継続。

アニメより先にゲームやドラマCDなどが展開された場合、
アニメキャストは変更になることが多いのですが、
本作みたいに初回から勝手を知っているキャスト陣の繊細な演技を聞いていると、
キャストの継続性ってやっぱり重宝するなと思います。

上田 麗奈さんに、どちらかと言えば元気な凛とした声のイメージを抱いていた私。
初回の上田 麗奈さんのオドオドボイスを聞いた時は、
これ終盤キャラ覚醒した時、どんだけ振れ幅大きいんだ?とワクワクさせられました。

実際、最終回見たら、{netabare} 美世は勇ましい巫女?で興奮しました。
美世が旦那様のために力強い声で宣言する相手が、弱かった頃の自分自身というのは意外でしたが。
そこの“一人二役”も含めて好演だったと思います。{/netabare}


一方で私はアニメでキャスト変更になった
斎森香耶役の佐倉 綾音さんの嫉妬ボイスや、
使用人ゆり江役の桑島 法子さんの柔和な声色にも味わいを感じていまして。
声優継続か変更かもまた良作の絶対条件でもないんだなと考え込んでしまいます。


それにしても終盤登場した堯人(たかいひと)役に石田 彰さん。
2期に向けて、良い意味で嫌な予感しかしませんw


【音楽 4.0点】
劇伴担当はエバン・コール氏。
アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』、劇場アニメ『ジョゼと虎と魚たち』
NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、劇場アニメ『金の国 水の国』
と私が連続エンカウント中の作曲家。

本作もまた緻密な心情曲だけでなく、
和洋折衷のファンタジー世界観や異能バトルなど幅広い対応力が求められますが、
上記の同氏の経歴なら何が来ても美しく彩ることができます。

同氏は日本語もペラペラですし、日本のコンテンツ産業にとって大きな力となる存在ですね。
秋からのアニメ『葬送のフリーレン』劇伴でも活躍を期待しています。


OP主題歌は、りりあ。「貴方の側に。」
“あなたの隣は私でいいですか?”などとド直球で想いをぶつけるピュアラブソング。
私は劇場アニメ『バブル』ヒロイン役&ED主題歌以来の遭遇でしたが純度は相変わらず。

ED主題歌は伊東歌詞太郎「ヰタ・フィロソフィカ」
私は『デカダンス』ED以来の遭遇でしたが、こちらもEDアニメーションの画力に負けない相変わらずのバラード巧者ぶり。


音楽は総じて私がまたアニメで聞きたいと思っていた作曲家、アーティストが、
存分に力を発揮してくれて嬉しかった感じ。

投稿 : 2023/09/24
閲覧 : 475
サンキュー:

34

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

素晴らしい映像美

明治か大正の時代を彷彿とさせる雰囲気。
映像が素晴らしく美しい。
{netabare}
使用人同様に扱われてきたとある娘が、
親の決めた縁談で嫁いでいくところから始まる。
人生に絶望している主人公。
超絶イケメンと婚約し、すこしずつ自信を取り戻していく。
最後には異能が開花し、敵首領をいつの間にか倒す。
なんともあっけないけど、そこまで長かったなあ。
{/netabare}
これでめでたし、めでたしとなったのに、第2期が作られるそうだ。
まあ、あのいじわる妹、香那のその後を見たい気はする。

投稿 : 2023/09/23
閲覧 : 102
サンキュー:

12

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

桜並木の崩壊

【魅力的に思った点】
・美世と清霞を取り巻く日常風景
・序盤の流れ

【残念に思った点】
・物語に発展性がなく、整合性もない
・その場しのぎのキャラや展開が目立つ
・キャラが一面的(特に悪役)
・設定周りが甘く、そこかしこで疑問が生じている(特に異能関連)

【総評】
・70点
  評判が良かったので後追いしたのですが、正直期待外れでしたね。
  特に異能というスパイスを用いて強引に物語を動かそうとした試みは残念ながら失敗と言わざるを得ないかと。これなら日常ものと割り切ったほうが数倍マシだったかもしれません。
  総評としてはキャラや世界観設定などの作り込みの甘さから展開部分で大崩壊してしまった作品という感じですが、序盤の構成や演出には光るものがあったので、そこら辺に興味があるなら見てみるのも悪くないと思います。

【こんな人におすすめ】
・シンデレラストーリーが好きな人
・創作物の資料となる作品を探してる人

投稿 : 2023/09/23
閲覧 : 62
サンキュー:

8

ネタバレ

Mi-24 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

帝(天皇陛下)を手に掛ける主人公の美世。鬼畜外道な行いに白目を剥いた

受け身一辺倒の主人公「斎森美世」が、イケメンのスーパーヒーロー「久堂清霞」に見初められるシンデレラストーリー。


美世はウジウジしていて人の神経を逆撫でする嫌な奴だが、幼少期から長期間虐待されていたので仕方ない。根気強いリハビリが必要な状態だ。


清霞は非常に情けない奴だ。
辰石家との美世争奪戦など「弱い奴には強い」が、肝心要な時に負けるヘタレっぷり。


【第一次異形討伐作戦】
暇を持て余す「対異特殊部隊」の初任務。
清霞は部下を連れ、異形討伐隊の指揮官として出撃するが結果を出せない。

清霞の部隊は大量の異形と遭遇するも、その殆どを取り逃がしてしまう。
その後、取り逃がした異形により、民間人に犠牲者が出るという大失態をおかす。

平時は無駄飯食らいで役立たずな「対異特殊部隊」。
やっと巡って来た有事(異形出現)に結果を出せない情けなさ。
対異特殊部隊の隊長である「久堂清霞」の能力不足が露呈している。


【薄刃家との斎森美世の争奪戦】
久堂清霞と薄刃新の一騎討ち。
善戦していたものの美世の裏切りに遭い、あっさり負けてしまう。
裏切りで不利な状況に追い込まれたのは分かるが、負けるなよ!踏ん張って何とかしろ。情けない。


【第二次異形討伐作戦】
再び異形討伐隊の指揮官として出撃する清霞。
今回は「異形殲滅」の結果が出せたのは良い。この点は誉めるべきだろう。
しかし最後の最後で、清霞は異形の攻撃で意識不明の重体になる。
最後まで気を抜くな!マヌケめ。


そして最大の問題は美世の扱い。
結局、清霞は美世の事を「保護するペット扱い」して、美世の事を一人の人間として向き合っていなかったのではないか?
本当の意味で美世を救ったのは、美世の祖父「薄刃義浪」だった。

容姿端麗で絶大な異能力を持つ久堂清霞。
数々の失敗は、有頂天になり余り深く物事を考えようとしなかったためだろう。
しかし、清霞は自分の失敗に余り気付いて無さそうなので、行く先不安だ。

投稿 : 2023/09/23
閲覧 : 125
サンキュー:

8

あ~にゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

序盤は良いのだけど‥

作画は最高レベル、声優陣も間違いないメンバーなので作品のクオリティーはとても高いです。

序盤に関しては時代設定や異能など、面白くなりそうな要素を感じたのですが、中盤から有りがちな少女漫画ストーリーになってしまったかなと思います。

バトルに関しては、やっぱり少年漫画の方が数段レベルが高いので恋愛ストーリーのオマケぐらいに考えたほうが良いです。
イケメン男子が登場するので、少女マンガ好きな女子はみても良いかも。

投稿 : 2023/09/23
閲覧 : 347
サンキュー:

4

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

『女は愛されて自信をつけるのですよ』

名家に生まれたものの、異能の力を持たず雑に扱われていた少女が悪評主に嫁ぐことになり…といったシンデレラストーリー

op.ed共に美しく良かった!
清霞の顔も声も最強なんよね。
幸次さん可哀想やし。いい人やし。辛いし。
香耶印象強すぎて、香耶物語りも欲しいし。

序盤結構好きだったんだけど、何度も訪れる鬱展開、というか美世のマイナスな発想につかれて来ちゃった、、、

ってかさ。甘々展開も早すぎて。

悪評のぼっちゃんとかいうからさ〜。
思ってたのと違うラブストーリーだった

2期も決定したのでどーなんのか楽しみにしてるよ。

清霞のデレを楽しむ作品

投稿 : 2023/09/22
閲覧 : 55
サンキュー:

5

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とうとう終わってしまいました

異能とか魔法系が好きなので
毎週楽しみにしてました。
それにキャラも素敵だし、
全12話は短い気がします。
もっと観たい作品です。

投稿 : 2023/09/22
閲覧 : 61
サンキュー:

3

ネタバレ

こま さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

12話最終回視聴。アレで生きてるってスゲーなw

2023年3月時点で電子書籍、コミック合わせて累計発行部数700万部越えの大人気作品。
小説既刊6巻、マンガ既刊4巻で電子書籍と合わせてっていってもこれは凄いかも。一応なろう作品です。


2話まで視聴済み。2話見て追放ザマァ系だと確信しました(笑)
{netabare}追放ザマァは役立たず、いらない、荷物運びしか出来ない等で追放する事。
主人公の能力をちゃんと確認もせずどれだけ凄いかも分からない、周りの評判も聞かない(聞いても理解出来ないか())、頭が一般人以下脳みそあるの?所謂残念勇者パーティの事。

確信した理由は主人公の美世は異能が使えない、清霞が美世の実家の調査を始めた、元々美世は別の家に嫁ぐ事が決まっていて、その家は美世の価値を知っていた、美世の父親はその家の人とその約束をしていたにもかかわらず約束を破り別の家に。ちゃんと聞き取れなかったものの家?か母親の血を引く娘って聞こえたので。
母親から何かを受け継いでる可能性もあるかな?連絡取れてるのを見ると美世が異能を持っていなかったのも知ってるはず、ホントの事言うとは限らないかな。知ってなお欲しがってるのなら異能を確認する方法が他にもあるとか?それほどまでに強力な能力なのかとも思ったけど父親は美世の母親と結婚したんだから異能についても知ってるはず(その為の結婚だしね)
そもそもの話し異能は受け継がれるのか?っていうね。

調査が入れば美世にしていた事が明るみになり捕まり牢屋?に。さらに言えば自分たちは悪くない全部美世の所為だ→牢屋でそれを利用しようとした人物がそこから出し、美世に復讐しようとするが清霞が助けに入り、家族全員返り討ちに合い殺されるが、死ぬ間際でさえ謝る、反省も無し、あくまで美世の所為にする。この可能性も無くはない。
他にあるのはパーティメンバーにまともな人が1人だけいるパターンもある。
うん分かりやすいw
ただここまで売れてるって事はなろう好きな男性もだけど、なろう以外読む層も取り込めてる感じはする。ザマァ展開はあるだろうけど同じとは限らないか。{/netabare}

1話と2話の感想。
{netabare}話しの内容は1話2話も鬱展開多め(2話に関しては悪魔に見えた…)個人的にはリゼロ含めて慣れているので問題無しw。コレも苦手な人、なろう嫌いな人は切るでしょうね。
とにかく美世の心を子供の頃から()ひたすら追い詰めていく話しで、唯一心を通わせた人とも別れるだけなら良いが、妹に逆NTRみたいな事をされる()これも更に言えば、妹も家族も知っているのが余計タチがわるい…。分かっていて妹が笑ってるシーンも()善逸にしか聞こえなくなった下野紘が演じる五道佳斗みたいなキャラはコレ系のアニメでは癒し枠ですね。
ひたすら踏み込むが、引き際は分かってる感じの親友もしくは悪友w枠かなぁ。

最後に美世にも異能以外の能力がある可能性、とあるであるような無効化能力の可能性も。
美世の幸せもだけど、美世の能力とどういう展開になるかも楽しみ。ちなみに2話は泣けますてか泣いたw{/netabare}

3話感想。
{netabare}相変わらず泣ける、涙腺緩すぎて困るw
今回は家族に虐められる話しが無かったのである程度楽に見れた。
この回はとにかく清霞がひたすら優しい、美世を喜ばせようとしてるのとちゃんと気遣ってるのが良い。
清霞が冷酷って言われてるのは婚約関係か、噂の一人歩きか、仕事関係なのかな。
身内に対しては優しいけど外では厳しい感じが原因か。

異能関係も話しが進み何故美世を欲しがるのかが分かる。
人の心を操れる異能でいいのかな?分かりやすく強力な異能。
どうやらその家の母親の娘と言うのが原因らしい。
母親から娘に引き継がれていると思っていて、たとえ美世に異能が無くても結婚しその子供なら引き継がれる可能性があると。
とにかくその異能が欲しいだけ。美世を物扱いしてるよねコレ。
父親もヤバすぎでしょ。自分の娘なのに。
で清霞の家は美世に異能が無いと分かれば捨てると考えている。
清霞の場合自分が本気で好きになった相手なら結婚する、ただそれだけにしか見えないけどね。なので奪いに来る感じになるかなぁ。
それと妹は何かやらかしそうな感じしかしないw
父親も美世がもし異能持ちになったら掌返すんだろうなぁw

最後のあのシーン見て思ったのは手パンがエド、炎が大佐かなってwわかる人はいるかな?
不穏な感じ、挨拶がわりって感じかな。
美世を欲しがっているのはあの家だけじゃ無いだろうしね。

話しが気になり過ぎるので最後まで視聴確定。{/netabare}

4話感想。
{netabare}結婚来たーー!やったぜ!
母親のあの言い方は成長によって発現するタイプなのかな?
「ふつうの家庭であれば」が分かりやすくこの世界について教えてくれる。
ただ言えるのは父親がヤバいのは変わらないのでまあ、うん…。

お守り持たせてる、美世の事を大事に思っての事と守るためだろうね。

1人になるフラグ来たーーーw
てっきり異能持ちが誘拐でもするかと思ったら妹でした()
この子は姉に対してそんなにマウント取りたいんかと。

お兄さんの異能は口チャックしてる感じからして、何でもではないだろうけど閉める異能かな。
花さん幸せになってて良かった。
変わらずちゃんと美世を見てて優しい感じ。
清霞も相変わらず優しいね。

美世の両親は待ってくれとか言ってる時点で心から謝る気はないでしょ。
というか何で謝らなければならないとか思ってそうなのがまた…。
清霞の家との繋がり切りたくないからイヤイヤ謝るだろうけどねw

3話最後の鳥の式神操ってたのはこいつか。
でもコレだとこの人の異能だとバレるんじゃ。
それとも希少系の異能がある以上それ以外は似た感じになってるとか、異能は隠す事が可能、コレは異能ではない、とかかなぁ。
見た感じ偵察も出来るし覗きも出来そうw
目隠しのアレ別の何かで見た気がするけど思い出せない。

いつものやつ。
アホ過ぎるのと美世をどうにか出来ると分かれば簡単に利用されるだろうね。
清霞の事も美世の相手だと知れば余計に。
そして清霞を自分のものにしたいとか言い出しそう()

分かりやすくおもしろいのが良い。次も楽しみ。{/netabare}

5話感想。
{netabare}清霞の勤めてるところに美世とゆり江さんがお弁当を届ける話しがちょっと…。

お弁当届け終えました→清霞は忙しくすぐにその場から(入り口付近)居なくなる→美世、お守りを忘れてきた事に気付く→ゆり江さん早く帰りましょう!と言いその場を離れる!?→美世突然来た車に放り込まれ連れ去られてしまう()この展開はうーん…。
ゆり江さんの話しの流れ的にお守りの効果たぶん知ってるよね?他に誰か守ってくれる人いるならともかく、そこから離れる選択肢無いんじゃ。
事情話すなりして清霞の仕事が終わってから一緒に帰れば良い。

おかしくない話しにするなら美世がお守りが無いのに気付くのをちょっと遅らせればいいだけ。ここってもしかしてアニオリ?だとしたら改悪もいいとこ。

それはそれとして美世が夢を見てうなされている事に清霞が気付き、異能を使った形跡が見つかる。やっぱりと言うか家には異能で作った結界があるみたい。異能が使えなくなるみたいな?これで美世が何かしらの異能持ちの可能性が出てくる。正直夢の内容だけだと分からないなと。

前回式神の異能は辰石父の異能だと思ったら斎森妹にも使えたので魔道具的な何かかな?
辰石父と幸次の異能はサイコキネシスかなと思った。
幸次のほうは鍛える事もしてないので父親が圧倒する展開に。
今までの事考えると鍛えなかったのも計画に入ってる可能性もあるか。

兄一志は良い兄でした。縄を解いてるの見ると同じ感じもするけど前回の見ると違う感じもある。
そして斎森家と同じく辰石父も悪魔でした…。
辰石父も斎森妹も分かりやすくクズでザマァ展開楽しみw
ただまあ妹の方は母親の言葉の影響で、こうなった可能性もあるので改心する可能性も無きにしも非ず。

斎森妹、幸次に美世と結婚したくない?と持ち掛けるが断り清霞に助けを求める展開。
今までの見るとヤンデレストーカーwの可能性の方が高かったのでびっくりw美世の事をちゃんと考えてる良い人でした。これなら幸次も幸せになって欲しいかな。

今回の話しで気になったのは透明化の異能。見た感じだと時間制限ありか、触ると解除されるのかな。式神と同じで悪用が色々出来そうw

続き気になるけどネ…は無いよねさすがに…。でも辰石父がアレだしなぁ…。
これ系の作品で見た事は無いから大丈夫なはず。{/netabare}

6話感想。
{netabare} まあある程度は予想通り。
母親と娘だけってのは意外だったけど清霞の事を警戒してなのかな。
ハサミとか出て来た時点で体を傷付ける感じもしたけど、そこまでバカではなかったらしい。
それでも頭おかしいのは変わらないけども()
頭おかしい父と母が恋に落ち生まれた子供も頭おかしいとかもうね()

清霞、斎森家の門扉が開かないので雷の異能で破壊し無理矢理敷地内にw
やったね!門扉が無くなってスッキリw

辰石父、斎森父登場。
2人は協力し異能でバリアみたいなものを張るが簡単に破壊される。
辰石父、風の異能を束ね竜巻き状にし攻撃するがバリアで完全に防がれてしまう。
清霞、雷の異能で辰石父を戦闘不能に…したと思ったら後ろから不意打ちの炎で攻撃するがこれもなんなくバリアで防ぐ、その過程で炎は家に燃え移る。まあそうだよね()
清霞、上から雷を落とし辰石父を気絶させる。
清霞は斎森妹が美世を締め殺すかもなところで登場し助ける…が妹は悪びれもなく自分こそが婚約者に相応しいとかやばい事を言い出す()

その後美世は助かり清霞の家に。
夢の中で母親と話すが現在の美世を知っていて話しかけてる感じに。
コレも異能に関係あるのか?
美世は起きると側で寝ている清霞がいることに気付く。うん、愛されてるねw
ユリ江さんも部屋に来て抱き付く。本気で心配してるのが分かるね。

不穏な空気になる場面が。
今回の事件の首謀者が出て来て美世はここに連れてこられるはずだった事が分かる。
別の計画もあり、また美世が狙われる分かりやすい展開に。
美世の異能を消す事が目的らしい。って事は首謀者に関してはその異能が欲しいわけではないのか。その力を使って世界征服だ!w

アレ?でも辰石父は美世の異能を狙ってたはず。
そもそも辰石は誘拐して首謀者に引き渡す事が目的だったのに欲に目が眩んだ感じか。人のことを言えないねコレw

殺すでは無く誘拐を選んでるって事は
殺しても異能は引き継がれるとか、殺すと異能が暴走する、異能を直接消す手段があるのでその為の誘拐とかか。

今回の話しは清霞の圧倒的な力と(まさに格のちがい)1人1つではなく、
複数持ち(清霞と辰石父)が居て異能が超能力的なものだけでなく複数(氷、雷、風、火)の属性魔法みたいな?のと、それに変化を付けれる事も分かる。
能力バトル好きにはたまらない展開w

美世の異能を消すのが目的とか世界滅ぼす的なヤツなのかなw
それとも首謀者にとって邪魔だからか。

とにかくいろんなのがたくさん出て来て更に面白くなって来た感。
首謀者はこのあと何をしてくるのか?どうやって美世の異能を消すのか?気になるね。 {/netabare}

7話感想。
{netabare}家が全焼したけど斎森家はみんな無事でした。

美世が家族を心配してるけど死んで欲しいとまでは思っていない…ではなくそもそも恨んですらいないんだろうね。全部自分の所為だと思ってる、家族を恨んでる描写も今まで無いしね。
🌸の木に関しては美世が触ったから崩れたのは何かあるのかな。

斎森家を見に行った過程で幸次と会って話す事に。
あの感じだと美世は幸次に対して恋心とかは無かったんだろうね。
美世は分かりやすく表情に出るだろうしw。清霞が初めてだったがしっくりくる。

清霞の姉登場!言いたい事は言うそんな感じの気安いお姉さんでした。
清霞の家の親の事考えるとまともな人いるんかなとか思ってたw
お持ち帰りしたいとか言い出す姉w 清霞の反応分かりやすいw
お持ち帰りとか久しぶりに聞いたぞw
これなら何があっても安心出来そう。

美世は毎日悪夢を見てる感じなのかな?外部からの異能の攻撃に対する結界張ってるから安心かと思ったら、内部干渉可能な異能もあるのか。
しかも美世の母親の実家、薄刃家が候補に上がると言うね…。

この後の展開見ると最初は呪いみたいな儀式で悪夢見せてるのかな?とか思ってたら違ったw
化け物を封印してる岩が割れその中から化け物3体。
封印が弱くなってたので再封印とかかな?まあ意味無かったみたいだけど。
周りの葉っぱが腐食してたので漏れ出た何かの所為なのか異能?なのか気になる。
コレは前回出てきた、悪い事を企んでるメガネの所為でした()

気になるとこで終わったので続きが気になる。次回はよw{/netabare}

8話感想。
{netabare}石田彰さんの声聞くと腹黒キャラをどうしても想像してしまうw
この人も裏の顔があるんじゃないかとw
帝の顔が女性の顔過ぎるw最初女性かと思った()
帝は最後に何故清霞にだけ話したのか気になる。

前回のアレ墓荒らしだったのか。
て事はメガネの差し金かな。

辰石お兄さん状態異常回復使える人でした。この異能がこの人の本来の異能かな。
帝が認めてる程のお兄さんでも呪いが解けないほどの強い力を持った化け物でした。

それ山が火事になるやつw
山にいた化け物3体を清霞が倒したけども、封印から出て来たのは人型3体なのでまだまだ終わらない感じ。元々が全員異能者でどんな異能持ちかも不明、そんなのが3人もいるからなぁ。
夜に行ったのは仕事の都合なのか、夜でないと出て来ないとかの理由があるのかな。

相変わらず美世は悪夢を見ている。清霞はこれが誰によるものか気付いている感じはした。
外側からの異能は感知出来るのを考えると内からの可能性を考えている?
物なのか人なのか…。

薄刃家の情報はほぼない状況で美世の母親から何か掴めるかもと考える。
ここで気になるのは母親を何故斎森家に嫁がせたのか?
ここから情報が漏れるかもしれないとは考えたはず。
そこまでした理由は子供を産んでもらう為はありそう。
引き継がれる異能で思い浮かぶのは子供に引き継がれると異能が強くなる、他の異能者とならより強くとかね。

美世は淑女になる為にお姉さんと特訓中。お姉さん清霞の昔話で美世を自然に笑わせる。
笑顔も大事だよね。
おねえさまはなぁ…。

メガネは現状何を考えて何をしようとしてるのか分からないから不気味…。
美世を守るとか言ってるけど美世本人を守りたいのかそれとも…。

またもや続きが気になる終わり方で次回も楽しみ。{/netabare}

9話感想。
{netabare}美世にも言ってるんだから清霞も今気になってる事を聞けば良かったのに。
悪夢を見ているのを知っていると。
なんで美世が淑女になる勉強しているのか知らなかったのは気になったな。
仕事が忙しいから気付けなかったのかも知れないけど、斎森家での美世に対する扱いが使用人でまともな教育も受けれなかったのは知ってるだろうし、気付いてもおかしくはなかった気がする。あの時点でちゃんとお互いの今を話していれば…。
清霞は良い旦那さんではある、それは間違いないけどね。

鶴木新に関してはあの感じだと、美世の心を追い詰めて自分のところに来させる事が目的かな?異能の覚醒に必要だからとかね。
あと気になるのが何故美世が特別ってのを知っているのか?やっぱり薄刃家の人間の子供であることが重要なのかな。

次の話10話は調べてるのを知っていて鶴木新はそろそろ来る頃だと思ってましたよとか言いそうw
あの性格悪そうなのを見てるとねw{/netabare}

10話感想。
{netabare}美世の能力チート過ぎて草w

他人の夢に干渉し精神操作で人を自在に操ることも可能な上、過去現在未来を見る事が出来るというゲームで言うところのブッ壊れ能力持ちwまあそれは狙われるよねw
母親と夢で話せたのは過去を見れる力かな?それともあらかじめ美世が精神的に安定した(もしくは年齢で)タイミングで発動するタイプの母親の力の1部か。

思い返して見ると辰石父は母親の異能含めて知っていて(何処で知った?誰かに聞かされた?黒幕さんの可能性あるか?)
斎森父は母親を薄刃家の人間だと知ってたはず…。
うーん…もしかして薄刃家は情報隠して結婚させた可能性も無くはないか?あの感じだと全く知らないとしか言えない。
辰石父は知っていたけど詳細は話さず価値があるとだけ言ってたとか考えられるか。まあ隠したいだろうし。

コレ系で毎回思うのは当事者(美世)無視して話しが進む感じイラッとする。
美世に関しては自分の意見をはっきり言えない性格なのに、この状況で自分の意見を言えって無理過ぎる。
分からないで正解。どちらかと言うと薄刃家に行きそうな気もしたけどね。
本音は清霞と一緒に居たいけど薄刃家に居た方が迷惑をかけずに済むと思ってそうだし。で、どちらかをすぐに選べとかもうね…。
薄刃家の連中も勝手過ぎる、あの家であの状況の美世を直ぐに引取りもせず放置してたしね。それともあの環境が美世の異能の発現、あとは早める為とかあるのか?

悪夢を見なくなる方法知ってるから教えるとか言ってるけどホントかどうかも怪しい。
清霞と戦って最後に美世の幻影出した感じ見ると計算通りなのかなって。

母親が美世の異能を封印していた事が判明したけどそれはそうだよね。
暴走とかしたら1番ヤバいタイプの能力だし。
完全な永遠に封印とか無理だろうし、何処かで解けるのは分かっていただろうから成長して精神的に安定したタイミングが1番良いはず。だからあの言葉なのかな。

続きが気になる母親過去回楽しみ。{/netabare}

11話感想。
{netabare}疑問に思ったのが斎森家にあった桜の木に、美世の異能を封印したはずなのに完全に封印が解けたのが薄刃家の桜の木ってどういうことだろう?
7話で斎森家に行った時に燃え残っていた桜の切り株で封印の1部が解けたのは今回観て分かった。
それぞれ二つの桜に半分ずつ封印したのかもと考えたけど、連絡も取れない家の行き来も出来ないんじゃコレはまず無い。
あと考えられるの桜の木(どれでもいい)が重要で美世が桜の木に触れる事が条件になっている
のはありえるかも。

もう一つ気になったのは薄刃家は事業?で失敗して大金が必要になったので美世の母親を嫁がせようとしてたみたいだけど、1つがダメになったからでダメになるような家なの?と疑問に思った。
特殊な異能を持つ名家なはずだよね?清霞が情報得ようとしてもほぼ出なかった家なはずなのに…。
今はそれが出来るほどには回復したとは考えられるけども。
特殊な強力な異能、おじいさんが言っていたように外に出すのは論外、門外不出になっているような状態なのに初期段階で母親を嫁に出すとか言ってるし、何も対策立てていなかったのかと。今までこんな状況になった事がないのかもだけど…そうだとしてもね…。

化け物の封印解いてるのは新では無かった、知らない可能性が出て来たので帝が単独で動いているのか?
そして遂に美世が自分で異能を使う決断をする。
はたして上手く使えるのだろうか?暴走する可能性も考えられる。
異能の使い方が手足を動かすように分かるのか、使ってるうちに慣れていくタイプか気になるところ。{/netabare}

12話視聴。
まあハッピーエンドが1番良いよね。どっちもちゃんと話す事が出来たしね。

陛下おじいちゃんアレで生きてるって化け物かなw
結構歳取ってて全力で力使ったらそのまま死にそうな感じだったのに。
…おじいちゃんまた何かやらかすんだろうなぁ(トオイメ

夢に入る時の演出が宇宙かブラックホールっぽくてかなりビックリしたなぁw
夢の中で巫女服に変身したのもまるで魔法少女みたいだったのもw

斎森家のはホラーかなw
諦めるのは簡単…でスバルの諦めるのは簡単!?を思い出したw
美世はホント強くなったなぁ。
アレは正と負の自分で1つになった感じなのかな?

清霞が苦戦してるので美世が戦う流れよね。
おじいちゃん部分は印を結ぶのが凝ってる演出だなと。
直近だと呪術廻戦、昔だとナルト思い出すなぁ。

新があんな感じになった以上犯人は1人に絞られる。
美世の異能はチートだからwそれも夢の中で勝てる訳もなく。

五道は抱き付くと思ってたw
コレで目覚めない問題が解決すると。

予知能力に頼ってたら誰でもこうなるかもね。
石田さんキャラ裏切らなかったw

美世は何着ても似合うなぁほんと。
髪型も良いしドレスも新鮮。

で2期制作決定!
当然と言えば当然。
美世のチート異能が覚醒してこの後どうなるのかすごく気になるw
2期来たら間違いなく観る!

投稿 : 2023/09/22
閲覧 : 595
サンキュー:

7

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「大正オトメ御伽話」的なおはなし?。。@1話目

公式情報は©2023 顎木あくみ・月岡月穂/KADOKAWA/「わたしの幸せな結婚」製作委員会
{netabare}
公式のINTRODUCTION
{netabare}
この嫁入りは黄泉への誘いか、奇跡の幸運か―― 名家に生まれた美世は、実母が早くに儚くなり、継母と義母妹に虐げられて育った。 嫁入りを命じられたと思えば、相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞(きよか)。 数多の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主だった。 斬り捨てられることを覚悟して久堂家の門を叩いた美世の前に現れたのは、色素の薄い美貌の男。 初対面で辛く当たられた美世だけれど、実家に帰ることもできず日々料理を作るうちに、少しずつ清霞と心を通わせていく――。 これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:顎木あくみ(富士見 L 文庫/KADOKAWA 刊)
原作イラスト:月岡月穂
監督:久保田雄大
設定・監修:阿保孝雄
シリーズ構成・脚本:佐藤亜美 大西雄仁 豊田百香
キャラクターデザイン:安田祥子
色彩設計:岡松杏奈
美術監督:片野坂恵美(インスパイア―ド)
美術アドバイザー:増山修
美術設定:菱沼由典 曽野由大 吉﨑正樹
プロップ:高倉武史 ヒラタリョウ みき尾
撮影監督:江間常高(T2 スタジオ)
3DCG 監督:越田祐史(スタジオポメロ)
着物デザイン:HALKA
編集:黒澤雅之
音楽:Evan Call
音楽スーパーバイザー:池田貴博
音楽制作:ミラクル・バス
音響監督:小泉紀介
音響制作:グロービジョン
脚本開発協力:森本浩二
アニメーション制作:キネマシトラス

主題歌
OP:「貴方の側に。」りりあ。
ED:「ヰタ・フィロソフィカ(いた・ふぃろそふぃか)」伊東歌詞太郎
{/netabare}
キャスト{netabare}
斎森美世:上田麗奈
久堂清霞:石川界人
斎森香耶:佐倉綾音
辰石幸次:西山宏太朗
ゆり江:桑島法子
五道佳斗:下野紘
鶴木新:木村良平
辰石一志:深町寿成
堯人:石田彰
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


第一話 出会い
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
斎森家の長女・美世は、異母妹・香耶が、父・真一と継母・香乃子に愛情深く育てられる一方で、ないがしろにされ、使用人同然の生活を送っている。やすらぎをくれるのは、心優しい辰石家の次男・幸次だけだった。
だが、父は香耶の夫として幸次を婿養子に迎える。そして美世には、冷酷無慈悲と噂される軍人の久堂清霞のもとへ嫁ぐよう命じて……。
{/netabare}
感想
{netabare}
舞台は大正時代あたりの日本ってゆう感じかな?

斎森美世は小さい頃にお母さんが亡くなって、継母が家の実権を握った家で
実母の物は捨てられ、使用人のように継母と異母妹の香耶に仕える毎日の中で
癒しは、幼なじみでいつもやさしくしてくれる幸次さんだけだったのに
香耶の旦那様として、斎森家の婿養子に決まったのは彼だった。。

そして美世は、冷酷無慈悲と噂の軍人、久堂清霞に嫁ぐことになり
向かった先は意外と田舎で
そこで、はじめて会った精霞さんは、きれいな顔をした男の人だった
ってゆうおはなし。。



前もって、INTRODUCTIONを読んでたから、だいたいの流れは分かってたけど
そうじゃなかったら、美世と幸次さんの悲恋のおはなしになるのかな?
って思ったかも。。

今回は、シンデレラそっくりな出だしで、さらに好きな男性との別れ
かなり落とされたところからはじまったから、婚約者がイケメンだった
ってゆうだけでも、ちょっとウルウルしてきちゃった^^


この先「大正オトメ御伽話」みたいな
きつい旦那さんに美世がやさしく尽くしてくうちに
彼が心を開いてく、ってゆう展開になるんじゃないかな?って予想。。

どんなおはなしになるのかな☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第二話 旦那さまという御方
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「私が出て行けと言ったら、出て行け。死ねと言ったら、死ね」。そんな恐ろしい言葉とともに、清霞との生活が始まる。帰る場所のない美世は、自分が異能を持たない役たたずだと知られるわけにはいかなかった。
しかし、どうにか役に立とうと、使用人のゆり江よりも早く起きて朝食を用意するも「毒を盛ったのだろう」と疑われてしまい……。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしだったけど、ふつうの、夫婦の恋愛ものだと思ってたら
いきなり“異能”とか出てきてびっくり!

清霞さんは、美世がはじめての家で作った朝食を
「毒入りか!?」とか言って食べなかったけど
美世の人柄の良さは感じたみたいで、最後は自分からリクエストして
次の日の朝食を作らせ、おいしい、って言ってくれたところは良かった◎


あと、清霞さんの職業は、政府の「対異特殊部隊」の責任者ってゆう感じで
この世には、少なくなったけど怪異が現れるから
それに対抗して、超能力を持った人たちが集められてるみたい。。


そして、斎森家は異能持ちの家系なんだけど
美世にはその異能が現れなくって、斎森家の跡継ぎは香耶になって
美世は肩身の狭い思いをしてきたから、卑屈になってて
清霞さんに嫌われないように、無能な件を隠そうと思ってるみたい。。

その時の美世の回想で
お母さんの形見を勝手に捨てられたり、蔵に閉じ込められたりするシーンは
ひどすぎて、胸が痛くなった。。

それと、斎森父と辰石(幸次さんの父)との電話の会話から
たぶん、未世のお母さんは、異能力の名家、薄刃家の出身みたいで
辰石父は、美世にも何か特殊能力があると思ってるのかも。。


あと、名家の娘なのに、ひどい扱いを受けてきたみたいな美世を見て
清霞さんが、斎森家に興味を持ったみたいだけど、美世の血筋が明らかになる
とか、美世が実は特別な子だった、みたいな、なろう展開もあるのかな?



異能は設定だけで、メインは恋愛なんじゃないかな?って思うんだけど
もしかして、異能バトルなんかもあったりするのかな?

美世の異能力の謎とかもあって
ちょっとおはなしに深みが出てきたみたいで、先が気になる☆
{/netabare}
{/netabare}
第三話 初めてのデヱト
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
突然訪れた、初めての〝デヱト〟。清霞は「何も欲しいものがない」という美世に、自分の買い物に付き合うように言う。これまで家を出ることがなかった美世にとって、街は新鮮な驚きに満ちていた。
その頃、斉森家では辰石実が真一に約束を反故にされた怒りをぶつけていた。「斎森美世を手にいれるのは、我が辰石家だ」と……。
{/netabare}
感想
{netabare}
久堂家のお手伝いのゆり江さんから
美世が物をほとんど持ってないことを聞いた清霞さんが
美世を街にお買い物に連れ出してくれて
ナイショで着物を仕立ててくれるみたい^^

そして、帰って清香さんから櫛をもらった美世が微笑んだ^^
ってゆうおはなしだったけど、美世は自分がきれいな事にも気が付かず
異能がないことに劣等感を持ってるんだけど
ゆり江さん、呉服屋の女将さん、そして辰石父から評価されてた。。

とくに辰石父は美世を嫁に欲しがってて
清霞さんと別れさせて、自分の長男と結婚させようとしてるみたいで
最後に清霞さんを襲った式神は、もしかして辰石父の物なのかも?

それから、美世の様子から、斎森家を不審に思った清霞さんは
情報屋?から情報を教えてもらってたけど
斎森父が好きだったのは本当は継母の方で
美世の母とは政略結婚だったみたい。。

これで、美世が冷たくされた理由が分かった。。

美世はかわいそうだけど
斎森父としては、自分の方がかわいそうだと思ってるかも?

家のために、好きな香耶と引き離されて、薄刃家の女性と結婚したけど
その娘が、薄刃家の異能、人をあやつる能力を受けついでないって分かって
自分は何のために薄刃の人間を嫁にもらったんだ!?って
きっと後悔して、こんな目に遭わせた美世を逆恨みしたんじゃないかな。。

そう思ったら、斎森父が美世に冷たく当たったってゆうのは
まったく許せないけど、気持ちはちょっと分かるかも。。

ただ、辰石父は、ただの自己中なだけな気がする。。

あと、清霞さんを襲ったのは、ホントに彼なのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第四話 おくりもの
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
清霞にお礼がしたいと考えた美世は、ゆり江に相談し、手作りの組み紐を贈ることにする。清霞は、買い物へ行きたいという美世にお守りを渡し、送り出す。だが、美世は街でゆり江を待つあいだに香耶と幸次に出くわしてしまう。
その頃、情報屋から美世の生い立ちを知らされた清霞が斎森家を訪れ、実と香乃子を詰め寄るも、2人は悪びれる様子もなく……。
{/netabare}
感想
{netabare}
清霞さんに何か贈りたいと思った美世は、ゆり江さんと相談して
髪を結ぶための組紐を作ることにし、彼女と街に買い物に出かけたんだけど
彼女がちょっと用を足しに離れた間に、香耶と幸次さんにばったり会い
香耶にイヤミを言われたことで、幸せな気分が吹き飛んで落ち込んだ。。

帰ってから暗い顔になってる彼女を見た清霞さんは、ゆり江さんに事情を聞き
美世のお世話係をしてた女中の花を話し相手に呼び
清霞さんが自分のことを心配してくれてることを聞いた美世は
隠してた、自分が無能力者であることを打ち明け、受け入れてもらった☆


ってゆうおはなしだったけど
美世が街に行ってる間に、清霞さんは斎森家を訪れ
美世にひどい扱いをしたことで、こちらから斎森家と縁を切るか
結納金を出す代わりに美世に謝罪を要求する交渉をしたけど、イヤみたい。。

そして、式神?を飛ばして久堂家を監視してた辰石父は
2人を別れさせるために、香耶を利用することに決めたところで終わり。。



相変わらずだけど、香耶の美世いびりと、美世の落ち込みが激しすぎて
いじめられてたにゃんは、学校に行ってたころのことを思い出して
見てて気持ちが悪くなった。。

「虫かぶり姫」や「シュガーアップル・フェアリーテイル」
なんかもそうだけど、これから幸せになってくんだとしても
ちょっとヒロインを落としすぎて、ギスギスが胸に刺さるみたい。。

早く、幸せパートを見せてほしいけど
結婚どころか正式な婚約もまだしてないって
まだまだギスギスが続きそうなのはイヤかも。。
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第五話 波紋
{netabare}
公式のあらすじ
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美世は、花との再会を手助けしてくれた清霞の部下・五道をもてなす準備に精を出す。だが、その幸せそうな様子を覗き見る者たちがいた。
怒りに震えるのは、美世の実母を憎んでいた香乃子のもと、常に姉より〝上〟でいるようにとしつけられてきた香耶。辰石実は、そんな香耶を利用して美世を手に入れようと目論み……。
{/netabare}
感想
{netabare}
辰石父は香耶に、幸次さんと別れ、清霞さんと結婚するよう仕向け
清霞さんにお弁当を届けるとちゅうの美世をさらった。。

香耶からその計画を聞いた幸次さんは、美世を助けるため
お父さんに異能で盾突いたけど負けて、しばられて床に転がされた。。

お兄さんに助けられた幸次さんは、彼にはげまされ
美世の救出方法を考えてた清霞さんの協力を求めに行ったところで終わり。。



うたたねしてうなされてる美世を起こした清霞さんは
異能の残滓を感じてたけど、美世にも予知能力があるとか
そんな感じなのかな?

美世は、清霞さんからもらった
いつも身に着けておくように言われたお守りを忘れてったけど
そんな大事な物、お風呂以外は肌身離さず持ってないといけないはずなのに
巾着に入れておくって、ちょっと違う気がした。。
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第六話 決意と雷鳴
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
美世が目を覚ますと、そこは幼い頃に閉じ込められたあの真っ暗な蔵の中だった。香乃子と香耶は、美世を執拗に痛めつけながら「自分から縁談を断れ」と迫る。これまでの自分なら、抗うことなく従っていただろう。でも、今は違う。
清霞は幸次から美世の居場所を教えられ、斎森の屋敷へと乗り込むが、実と真一が異能で立ちふさがり……。
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感想
{netabare}
幸次さんに案内された清霞さんが駆けつけ、斎森家の門を破壊し入ると
辰石父が斎森父といっしょに迎え撃とうとしてきたけど
当代随一と言われる清霞さんにはかなわなくて
斎森家は辰石父の放った火で焼けた。。


美世は、斎森の蔵に閉じ込められ
香乃子と香耶から縁談を断るように痛めつけられてたけど
清霞さんの言葉を信じ、断り続けた。。


清霞さんが入ってきたところで、思わず涙が出てきちゃった。。

自分がすごいと勘違いしてる香耶に
「もう、お前とは話したくない」とか言ってたのは
話したのは今回はじめてのはずだから、ちょっと言い方が違う気がした。。

「お前は、自分がすごいと勘違いしてる、ただの傲慢娘だ」
とか言った方が、伝わったかも。。

そんな勘違い母娘だったけど、死んだら美世が悲しむからって
火事から連れ出そうとした幸次さんもかっこよかった◎


この事件の黒幕が清霞さんを憎む今上帝だった、ってゆうのが分かって
こんどは直接、上帝が命令を出してたけど、清霞さんがどんなに強くても
ふつうに考えたら、国家権力に盾突くなんてできないと思うけど
久堂家は、上帝と張り合うくらいの家系なのかな?


大変な思いをしたけど、さいごは清霞さんとゆり江さんに愛されて
美世が笑顔になれたから良かった☆
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第七話 夏の華の淑女
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公式のあらすじ
{netabare}
幸次は、香耶を見捨てず、共に没落した斎森家を立て直すことを美世に誓う。清霞と美世は手続きを行い、正式に婚約者となった。いずれ、本家に挨拶する日も来るだろう。美世は、清霞にふさわしい妻になるよう努めなければと思うのだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
6話目が第1部の終わりってゆう感じで
前半のザックリしたあらすじは↑の通り。。


辰石家は、久堂家が管理することになったみたい。。

幸次さんは、美世に対する思いの告白の続きをしたそうだったけど
美世がはぐらかせたせいか、思いは伝えずに別れ
香耶と斎森家を復興させるつもりみたい。。


そして美世は、清霞さんと正式に婚約して
淑女としてのたしなみを学びたいと、清霞さんに相談すると
清霞さんのお姉さんが来てくれた。。

お姉さんはバツイチみたいだけど、とってもいい人で
美世は仲良くなれそうで、幸せを感じてたみたいだったけど
上帝一味が動き出し、封印されてた化物を蘇らせたみたいで
これからどうなるのかな?ってゆう感じだった。。



特に感動するってゆう感じのエピソードじゃなかったけど
香耶が奉公に出されて、美世たちを恨まなかったらいいんだけど
って思ったけど、幸次さんが付いててくれそうだから、大丈夫かな。。


それにしても辰石さんって、当代随一とか言われてて
上帝も一目置くくらいの清霞さんにちょっかい出すって
頭が悪いと思うんだけど、自分と斎森父の力で敵う相手かどうか
確かめてからにしたら良かったのに。。
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第八話 悪夢と不穏な影と
{netabare}
公式のあらすじ
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亡くなった異能者達の墓地「オクツキ」が暴かれたという。国に未曾有の危機が迫る中、帝の第二皇子・堯人に天啓が降りた。対異特殊部隊全体の指揮を執る大海渡、辰石家の新たな当主となった長男・一志とともに堯人に謁見した清霞が告げられたのは、命を賭した戦いが始まろうとしていること、そして、美世に良からぬ〝何か〟が起きるということだった……。
{/netabare}
感想
{netabare}
上司の大海渡さんや辰石一志さんといっしょに呼び出された清霞さんは
第二皇子の堯人様から、異能者達の墓地「オクツキ」が暴かれ
異形となった霊たちが帝都を襲うってゆう天啓が下りたことを告げられ
とくに清霞さんには、美世に悪いことが起こると言われた。。

清霞さんは、宮内省の使者、鶴木さんからオクツキの異形回収をたのまれ
対異特殊部隊を連れて、異形退治をした。。

葉月さんと淑女修行をしてた美世は、毎晩悪夢を見て休めず
ある日、街に出て実践練習してて倒れ、鶴木さんに支えられて助かった。。



オクツキの異形との戦がぜんぜん迫力がなかった。。

異形たちがすぐ街に行かない理由もよく分からないし
霊に炎が効くってゆうのも、ちょっと違う気がするし。。


あと、公的機関のはずの宮内省が
同じ公的機関(たぶん)の特殊部隊に交渉するってゆうのも変だし
するにしても、上の人を通すとかで、外部の人にたのむのも変だと思う。。

今回の場合、鶴木さんは、帝から直接指示を受けて
美世を清霞さんから横取りしようとしてるのかな?

その帝と、堯人さまがうまく結びつかないみたいなんだけど
親子でも考えが違う、とかなのかな?


最後は、メデタシメデタシになるんだと思うけど
流れが何となく読めるし、微妙なおはなしになってきたかも。。
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第九話 夢に溺れて
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
連夜の悪夢に身も心もやつれ、街中で倒れてしまった美世。レッスンの時間も減らされ、葉月のような淑女には到底なれそうもない。清霞は心配するが、忙しい任務のさなかに自分のことで煩わせたくないという思いから、美世は本当のことを相談できずにいた。一度、結婚で失敗した葉月は、美世に自分のような〝後悔〟を味わって欲しくないと願うのだが……。
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感想
{netabare}
美世は、ひどい悪夢でうなされて、夜もあんまり眠れないみたいで
街でたおれかけて鶴木さんに助けてもらった。。

清霞さんは、そんな美世の心配をしてたけど
帝都付近に現れた異形退治に忙しくて、なかなかいっしょにいられなくって
必要なことがあったら言ってくれ、って何度も美世に言ったけど
美世は遠慮して、がまんを続けて2人はすれ違い。。

そんな2人の間に鶴木さんは入り込んできて
美世を自分の方に引き寄せようとしてるみたい
ってゆうおはなしかな。。


清霞さんが、薄刃家の謎を調べるために
美世のお母さんの澄美のことを調べさせてたけど
不審な鶴木澄美ってゆう女性がいた形跡を発見して
鶴木さんとの関係を調べようとしてたみたい。。


ちょっとテンポが遅いかな。。

帝や鶴木さんが、何を考えてるかとかの説明みたいなのが
もっとあった方がいい気がした。。

あと、あの葉月さんが、大げんかをしたくらいで離婚するなんて
何があったか気になったから、彼女が離婚した時の話とかも
もう少し詳しく聞かせて欲しかったかも。。



異能力バトルの設定を借りてるけど、パターンが「虫かぶり姫」といっしょで
清霞さんが心配してるのに、遠慮して何も言わない美世にイライラ。。

バトル設定は中途半端だし
美世が疲れて暗いから、よけい、見てて嫌になってくるってゆうか
恋愛アニメなら、もっと2人がいっしょにいるシーンや
2人で異形に立ち向かったりするシーンを見たいかな☆彡
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第十話 夏の桜、そして過ち
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
美世を連れて薄刃家へと乗り込んだ清霞を迎えたのは、鶴木と名乗っていた薄刃新だった。そこへあらわれた、薄刃家当主にして美世の祖父・義浪。彼らは、美世に異能の力が目覚めようとしていることを伝えるとともに、悪夢から解放するための交換条件を突きつける。それは、美世を薄刃家に引き渡すことだった。清霞は、断固拒絶するが……。
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感想
{netabare}
清霞さんは美世を連れて、鶴木新さんの家に向かったんだけど
彼の正体は、美世のいとこで薄刃家の人間だった。。

そこで、美世の悪夢の原因が、美世の異能のせいだって教えられ
美世を開放するために、彼女を薄刃家に引き渡せって言われたんだけど
清霞さんが断ったことで、新さんと美世の取り合いで決闘になった。。


結局勝負に負け、家に帰った清霞さんに
お姉さんは美世をつれ戻してくるように言ったけど
清霞さんはまず、集団になって帝都を襲ってくる異形と戦うことにした。。


そのころ薄刃家では、美世の異能が人の夢をあやつる能力と
夢の中で現在過去未来を見通すこともできる力だ、って美世が説明を受けてて
実は美世の異能は、お母さんによって封印されてた、って
そうなった理由を、おじいさんが説明しようとしたところでオシマイ。。



薄刃家で美世がウジウジしだしたところや、新さんが清霞さんに勝ったのも
今上帝が笑ってたり、お母さんが美世の異能を封じた理由も途中だったし
はじめから最後までスッキリしない展開だったけど
清霞さんがお姉さんから頭を2回叩かれるところは、ちょっと笑っちゃったw

次回はスッキリすると良いけど☆彡
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第十一話 母が遺したもの
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
なぜ美世の母親・澄美が斎森家に嫁ぎ、愛娘の持つ「夢見の力」を封印したのか?始まりは、美世が生まれる数年前、薄刃家を支えていた鶴木貿易の経営が傾いたことにさかのぼる。薄刃家存続の危機を嗅ぎつけ、多額の資金と引き換えに澄美との縁談を持ちかけてきたのが、斎森家だったのだ。義浪は、それを拒み退けたが……。
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感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしで
結局、お母さんは、美世の力を斎森家に利用されないようにした
ってゆう感じで、誰でも思いつくような理由だった。。

おじいさんがお母さんを愛してて、許したかったってゆうのが分かって
美世を異形にやられ気を失ったままの清霞さんのところに帰らせた。。

そして新さんは、子供の頃から自分の役目が欲しくって
美世を守らせてほしかった、って思ってたみたいだけど
あっさり美世を手放し、帝が黒幕だ、って教えちゃって
ここまで引っ張ってきたのに、それでいいの!?って言いたくなった^^;

ほかにも、あれだけ強かった清霞さんが1体の異形にアッサリ倒されたり
解放されたばかりの美世の夢見の力で清霞さんを復活させようとするとか
どこかで見たような展開が続いて、何となく
思ってたようなラブストーリーの展開とは、違う気がする。。

ただ、作画がきれいなので見てられる感じかも。。
{/netabare}
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第十二話 暗闇の中の光
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
夢見の異能なら、昏睡状態の清霞を目覚めさせることができるかもしれない。必ず清霞を連れて帰ることを約束し、美世は隣でそっと目を閉じる。深い闇の中、次々と湧いてくる異形と戦っていた清霞は、美世の気配を感じて自分を奮い立たせるのだった。だが、清霞の夢の中へ入ったはずの美世が立っていた場所は、斎森家の屋敷で……。
{/netabare}
感想
{netabare}
清霞さんの夢の中に入った美世は
自分は清霞さんにふさわしくない、って思う自分と向き合い
清霞さんといっしょにいたい!ってゆう思いを伝えて克服。。

夢の中で、今上帝がけしかける異形と戦い続ける清霞さんを発見し
今上帝と部下たちを吹き飛ばして、元の世界に2人で戻ってきた。。

そして、2人で幸せになった。。ってゆう感じかな。。



今上帝が清霞さんを排除しようとしてたかがよく分からなくって
物足りない気がした。。

夢の中で自分と戦い、好きな人を連れ戻す、ってゆうのも
似たようなおはなしがありすぎだし
結果も分かってるから、茶番ってゆう感じだった。。

夢の世界から帰ってから
2人で幸せに暮らすおはなしの方が見たかったかも☆彡
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


「灰かぶり姫(シンデレラ)」だと思ったら異能バトル、かと思ったら
「虫かぶり姫」だった。。



作画はきれいで期待したんだけど、思ってた展開と違ったかな。。

原作は読んでないからもしかして
アニメになったらスカスカだった、ってゆうパターンかも知れないから
そうだったら原作ファンの人、ごめんなさい。

異能バトルは設定だけってゆう感じで、ラスボスの設定も薄っぺらかったし
新さんも自分語りしたいだけだったみたいですぐ変わったし
新さんと今上帝の関係もはっきりしなかったし
本物のボスがラスボスになった事情とかも、よく分からなかった。。


あと、生い立ちでヒクツになって、思いを素直に伝えられないままの美世と
それでも王子様ポジの清霞さんには、分かってほしかったし
美世を信じて、大きな心で見守ってほしかった。。

ハッピーエンドに向かう前に障害があるのはふつうなんだけど
最終回前になっても2人がすれ違ったままで、最終回でコロッと変わったのも
終盤の試練は、2人で力を合わせて乗り越えた方が良かったと思う。。


全体的に、作画はよかったけど
ラブストーリーならもっと2人の時間がほしかったし
異能バトルならそっちの設定もしっかりしてほしかったのに
どっち中途半端で終わっちゃった感じ。。

2人が愛し合い、信頼し合う展開を期待しすぎちゃったのかも。。









 
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投稿 : 2023/09/22
閲覧 : 428
サンキュー:

42

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まちかどかぞく

実写映画が先に公開されていたけれど
作品の立ち上げはアニメが先だった様ですな

キャッチコピーの「和風シンデレラストーリー」は
偽りじゃないし序盤戦はドンピシャ

しかし最後まで見るとこのタイトルは
わかってもらえると思うw

設定が明治時代風の帝都と呼ばれる都市
名家の血筋には固有の異能が備わっており

それぞれが婚姻関係を結ぶことで
より強い異能者を作ろうとしていた

主人公美世はその家の一つ斎森家の長女
だが異能に必要な見鬼の才がなく

亡くなった母の後妻となった香乃子と
その娘で能力者である妹・香耶に虐められ

実父からは相手にされないどころか
使用人のような扱いを受けていた

美世は母の死や唯一守ってくれた使用人花が
自分によって追い出されてしまったため
孤立感から苛めをされるがまま耐える日々

そんなある日実父が嫁ぎ先を伝える
相手は久藤清霞

名家の中でも異能の力が群を抜いているが
これまで婚約者として送られた女性は
1週間と持たず実家に戻ってくると言われている

いわくつきの所に厄介払いという形だったものの
美世は久藤家へ入ることに

清霞はぶっきら棒できついイメージだが
美世はその端正な顔立ちに心を惹かれ

これまで高慢な女性しか出会っていなかったからか
美世の奥ゆかしく控えめな態度に興味を示す清霞

ここから二人の物語が始まっていく

序盤戦は継母と妹のコテコテいじめぶりが
美世のキャラクターを色濃く反映されており

物語としてのヤマをつくっていた

齊森家と近しい辰石家があり
美世に好意を持っていたものの香耶の婚約者にされる
幸次の存在もいわゆる王道展開

最終的には清霞を横恋慕しようと
美世を軟禁した香耶の朝知恵によって
ダイナミック門破壊&放火で齊森家は崩壊するw

中盤からは美世の母方にあたる薄刃家が登場
宮内庁の職員として新が二人に近づき

毎晩悪夢にうなされる美世を助けようと
清霞が美世とともにやってきたのを利用して
二人の間を引き裂いてしまう

薄刃家は見鬼の才がなく
異能の怪物を倒す他家とは違い
異能者を倒す力になっている

美世にも能力を持っていた

それは夢に入って自分の思い通りに
相手を動かすことができる「夢見の力」

その力は強大が故悪用される危険があり
母があえて美世に封印をかけていた

だが清霞と過ごしているうちに
封印が解けて能力を発揮しており
悪夢はその副作用である

当初は美世を特殊な結界が張られている
薄刃家に留めておこうとする

新は美世を守ることを自分の役目と信じ
清霞との決闘に勝った

だが美世は清霞と一緒にいたいと
過ごせないのであればせめて一言謝らせてほしいと
強く懇願する

美世の決意に心が動いた新は
清霞に会わせるべく同行することに

しかし清霞は異能退治の際に攻撃を受け
1人異空間に漂っていた

最終回は美世が夢見の力で清霞を助け出すことに成功

美世に悪夢を見せ、異能を放っていた黒幕は
帝であり二人の力を恐れたものだった

最後は何とかラブラブ謎の光で帝ごと消し隅にしw
無事に二人は我が家に戻ってきましたとさ

後半はほらみんな大好き「まちかどまぞく」に似てるでしょ
シャミ子と美世は境遇も言動も一緒やん
力を使う目的も相手を守ることだしね

清霞はツンでありながら美世の事を
思っているのはまんま2丁目の桃ですしw

ミカンは新でいいよ(適当)

去年の「虫かぶり姫」も個人的には楽しかったが
薄幸なヒロインに上田麗奈さんは良く似合うw

石川君は「白聖女と黒牧師」でもイケメンやってるけど
金髪キャラはハズしませんなぁ~

あとは佐倉さんはマジ引くわぁ~(直球)

異能要素って本当に味付け程度になっているので
個人的には二人にもどかしさにフォーカスできるし

OP・EDも両方いいよね

最終回放送直後に二期制作決定
みんなでこのセリフを言ってみよう

「これは目汁だ! 涙ではない!」

投稿 : 2023/09/21
閲覧 : 79
サンキュー:

7

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

シンデレラとは正反対の勁いヒロイン

【総合評価☆☆☆☆】
 あらすじだけを追うと、悲惨な境遇に置かれていた女性が心優しい男性と婚約することで幸せをつかむという、フェミニストがブチ切れそうなシンデレラストーリー。だが、きちんと鑑賞すればわかるように、中身は全く違う。何よりも、ヒロインが勁(つよ)い。どうかすると、婚約相手よりもはるかに強靱な精神力の持ち主である。すがすがしいサクセスストーリーだ。
 舞台となるのは、路面電車が走り始めた明治後期の日本を思わせるパラレルワールド。柳と街灯のある商店街が描かれる(第3話)が、どちらも明治の銀座で始まったものなので、この時代と場所をイメージしているのだろう(一瞬、昭和の建築である服部時計店に似たビルが登場するのがお茶目)。「異能」と呼ばれる超能力が政治的に大きな役割を持ち、異能者の一族が貴族として重用されている。そんな社会で、異能の家系に生まれながら能力に恵まれず、父親に軽んじられ継母・異母妹から虐待される美世(みよ)が主人公。下女同然の扱いを受け、当世随一の異能を持ちながら冷酷で女性を寄せ付けないと噂される久堂家当主・清霞(きよか)のもとに許嫁として送り出される。しばらく同居するが、婚姻が無理と判断されたら即退去という暗黙の約定なのだろう。物語は、ここから当人たちの思いもよらぬ方向へと転がり出す。
 一見、ガラス細工のように繊細な美世は、常々、異能を持たない己の不甲斐なさを嘆くものの、その割には打ちひしがれることなく、状況を耐え忍ぶ勁さがある。状況に反抗する態度を「つよさ」と誤解する人がいるが、これは正しくない。社会の陋習を変えるのに必要な人脈があれば、反抗という手段も考えられよう。しかし、与えられた環境の中でただ一人生き抜かなければならない場合は、状況に逆らわずサバイバルのすべを模索するしかない。下手(したて)に出るというのは、実は最強の処世術なのである。
 父や妹に邪険に扱われていた美世だが、周囲には理解する人々がいた。上流階級に属さない女中や商人は、信頼に値する人を見抜けないと自分が窮地に陥るので、他者への評価がシビアである。美世は、こうした人々からの支持を得ることができ、文字通り微力ながら要所要所で助けてもらう(おにぎりを作ってくれたり)。
 美世の勁さは、彼女の日常生活に現れる。着物を買ってもらえなければ、自分で古着を繕う。下働きの仕事を押しつけられたら、その腕を磨く。久堂家に赴く際には、一人で路面電車を乗り継ぎ、地図を見ながら目的地に到る。正規の教育は受けていないようなので、放置された雑誌などを使って独学したのだろうか。知的で勤勉な努力家であり、したたかにサバイバルを果たしながら、凜とした女性へと成長する。『暗殺教室』の殺せんせーが口にする「清流に住もうがドブ川に住もうが、前に泳げば魚は美しく育つのです」(第1期第7話)という名台詞そのままに。
 下働きとして腕を磨いた経験は、後に清霞の部下をもてなすときに生かされる(第5話)。彼女が用意したのは、豪勢なご馳走ではなく心づくしの手料理。茄子の煮浸し、茹でた空豆、奥にあるのは蕗の薹の天麩羅か? 中央の姿焼きは、おそらく卓を華やかにするための飾り鯛で、酒を飲む間はそのままにしておき、最後に切り分けたり潮汁にしたりして、みんなで食べるのだろう。見ているだけで心が躍り、なぜか涙が出てくる。
 すべてがうまくいきそうに思えたのに、中盤からは少しずつ美世と清霞の間に行き違いが生じる。それゆえに起きた事件が第9話の後半で描かれるが、私は、見ながら篠崎誠の映画『おかえり』(傑作です)を連想した。この映画では、約束を守らない夫の態度に心を蝕まれていった妻が、ある晩、異様に豪華な夕食を作ってしまう。第9話で美世が清霞のために用意した料理も、人参をわざわざ花形に切るなど、かつての手料理とは異なって、どこか上辺を飾っているように感じられ、切ない。
 (冒頭の1章だけ試し読みした限りでは)原作のライトノベルも悪くないが、アニメ化の際に3人のライターによる脚色で細かな点に適切な修正が施されており、より感動的になった。例えば、美世が婚約者として久堂家を訪れるシーン。原作で途中まで付添がいたのに対して、アニメの美世は、実家に向かって一礼してから独りで出立する。彼女の立場と性格が自然と滲み出た、見事な表現である(郊外の電車内で向かい合わせの席にただ一人腰掛け、女中が握ってくれたおにぎりを食べるシーンも好き!)。ラスト3話は類型的で面白みに欠けるものの、それでも間違いなく2023年夏アニメの最高作だ。

投稿 : 2023/09/21
閲覧 : 66
サンキュー:

8

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

幸せな結末。

詳細は公式でも。

「メイドインアビス」のキネマシトラス制作ということで、非常に期待感を持って視聴に臨みました。原作は「小説家になろう」で連載され、KADOKAWA『富士見L文庫』でノベライズが刊行。シリーズ累計発行部数は700万部を突破しているそうです。

初回は、話としては暗いもののストーリー、作風、作画どれをとっても文句なし。覇権候補の一角が上々のスタートを切ったと思います。

んで初回。
{netabare}
おそらくは大正浪漫風の味付けの少女漫画という感じになるのでしょう。wikiを攫ってみると

古来から鬼、妖などと呼ばれ人に害をなす異形のものを退治するため、超常的な力を持つ異能者が生まれる特異な家系が連綿と続いてきた世界。主人公の斎森美世は異能を持たずに生まれ、実母を亡くし、継母のもとで義妹・香耶が異能の才を持って生まれてきたために、美世は家族から疎まれ、虐げられた生活を送っている。

そんな美世だが、辰石幸次という青年と密かに想いを寄せあっていた。しかし、ある日、幸次が婿養子として香耶と婚約。美世は「冷酷非情」という評のある久堂家の当主・清霞の婚約者候補として、厄介払いをされることになる。

といったストーリー。

まあ、マジで懸念材料は「なろう」発という点だけ。ただ、なろうにも秀作はあるので、玉石混交の「珠」であることを期待したいです。脚本やキャラデザ、作監をオール女性にしており、非常に繊細な描写となっていた初回。アニメとしての作りは、さすがキネマシトラスといった感じ。

wikiでは、おそらく「なろう」お約束の“追放ざまあ”展開になるようで、追い出した斎森の娘・香耶が清霞に一目惚れし、美世の婚姻を邪魔するといったストーリーになるようです。

言うまでもなく継続視聴です。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
ここ数年のアニメ作品に毒されて、ファストフードのような早くて劇的な展開を期待する潮流に飲み込まれている嫌いがあります。そういった心情で本作を観ると、どうしても展開に物足りなさを感じ、ハラハラドキドキの緊張感が足りないと感じてしまいます。

でも、本来アニメ作品というのは、このぐらいでいいんだと再認識させられた作品でもありました。キャラの性格や行動、気持ちの移り変わりを非常に丁寧に描いています。もちろん、キネマシトラスの繊細で作り込まれた作画も見事。今期の堂々たる覇権アニメと言っていいと思います。

落とし所も文句なし。
滂沱の涙といった作品ではありませんが、旦那様を一途に思う美世の健気さ、そしてタイトルに違わぬ「幸せな結末」は観るものの心を温かくさせてくれました。もちろん、美世を演じた上田麗奈さんの演技があればこそというのは言うまでもないでしょう。

ついつい「なろう」発ということで色眼鏡で見てしまいがちですが、本作は一味違うというところを見せてもらいました。良かったです。
{/netabare}

投稿 : 2023/09/21
閲覧 : 195
サンキュー:

8

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:----

個人的に今期の新作アニメでトップクラスに楽しめてる作品

前半は結構ドロドロしてました。ヒロインが継母とその娘(血のつながらない妹て事かな)に酷い仕打ちを受けていて、そんななかで嫁として嫁ぐことになり、嫁ぎ先では主人が用心深い性格から当初、冷たい仕打ちを受けたりと、なんかこう昔の少女マンガや世界名作劇場でいう小公女セーラのような話だなという印象でした。

それゆえに親切にしてくれる周りの人の心強さをじんわりと感じられるものとなっており、もともとのストーリーがよく出来ている事も相まってついつい先が気になり、次の週が待ち遠しくなるほどでした。

異能については中盤の話でバトルもあったりするけれども、あくまでも重要なキーワードという感じでヒロインとクールかつ内に優しさを秘めた主人との仲睦まじい感じが良かったですね。

もっとも、酷い仕打ちをした連中が中盤以降登場せず静かな感じはジャンルは違う作品ながら盾の勇者の成り上がりを思い出すのですが、この作品も同様に長期クール化していくのかな。

今のところ今期のアニメで安定して楽しめてる作品だと思います。

投稿 : 2023/09/17
閲覧 : 74
サンキュー:

10

名無し さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

早く幸せになってくれ

ジャパニーズシンデレラストーリー

絵も美しく、展開や性格に説得力があり、幸の薄そうな声の表現も素晴らしく、グッと引き込まれる作品。

投稿 : 2023/08/30
閲覧 : 111
サンキュー:

1

もけもけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

待ってました…けども

原作の小説は全部読んでないけど、コミカライズの方はずっと追いかけていて、あーそのうちアニメになるだろうなーと思ってた作品。
去年ちょうど着せ恋が終わってロスだなーと思ってた時に発表だったのを覚えてます。
嬉しいなー楽しみだなーと思ってたけども程なくしてビジュアル見て…いやキャラデザ…その後実写化発表…えええ…
実写は主演が清霞、ヒロイン美世って時点で、あーそういう展開か、せめてダブル主演が妥当だろと、原作ばかにしてるのか?ってちょっとがっかり。

はじめに出てきたキャラデザは流石に少しずつ修正されたように思うけど、これはもうラノベ原作からのアニメ化作品として、原作の挿絵やコミカライズの繊細な絵とは別物として捉えたほうがいいのかなと。

そんなことを思いながら見た1話ですが、作画はキレイで声優さんも良かったので、アニメで見られたのはやはり嬉しかった。
ただこの作品長いしまだ完結してないしで、アニメの1クールでキリのいいところまでだと、恋愛も異能も中途半端なところまでしかいかない気がするのと、原作未読の人がこの1話で何を感じて、掴まれるところまでいったのかな?というのは少々気になる。
好きな作品ながら少々複雑な気持ちで見始めてるのが正直なところ。

6話まで見て、ふたりの距離がいきなり縮まっていて、少々駆け足な感じはしますかね。
OPの曲はちょっと作品のイメージと違うかな…

8話見ました
んー、期待しすぎてたのかな、設定も原作知らないと理解しにくいところが多いのにあれこれてんこ盛りだし駆け足だし…
アニメ初見でこれが好きって人は少なそう。
原作ファンが映像化を楽しむためだけの作品かな、私個人的には正直つまらんよ。

投稿 : 2023/08/27
閲覧 : 174
サンキュー:

5

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

7話 断念します。リターンオブ香耶があるなら見ます。

7話で断念です。結局なろう系のストーリーから脱していなかったと思います。ギルドとかスキルウインドウ、レベルアップや魔物退治が無い分期待値はありました。その点は評価します。

 ですが、婚約破棄追放で王子が惚れて無双して報復するという展開でしかなかったと思います。九条デレが早すぎでラブストーリーを期待していたのに、甘々生活ものになってしまいました。

 キャラとしては香耶が濃すぎて全部持っていかれてしまった感がありました。他のキャラは内面が弱く言動に乗れませんでした。香耶の活躍があるなら見てもいいかなと思っていたらどうも一度退場みたいですね。

 ということで、ここで中止…というよりは断念の判断です。一応サブスクのチェックはして香耶が再登場するなら、見るかもしれません。

 あと作画、美しいかとおもっていましたが、明るい場面だとCG感が強い?それとも1話より落ちたのかな?美世の目がデカすぎることに気が付くと、それが気になってしかたなくなって少し気持ち悪くなってしまいました。それも断念の要因です。背景美術は良かったと思います。

 ストーリー、キャラともに2.5点ですが、香耶ポイントでキャラに+1点。作画は4。声優は美世の演技がちょっと息が詰まる感じで聞き苦しかったです、2.5。音楽は普通で3.




 2話までみました。メガネ忘れる子は諦めたので、こっちに移ろうかと思いましたが…

{netabare} 壮絶ないじめを受けている薄幸の美少女がみんなから性格を誤解されるイケメンの婚約者になる。イケメンは美少女の性格の良さとメシウマに惹かれて…え???昭和40年代の少女マンガ?
 これでもとの家族が没落するのを「助けてあげて」とか美少女がいいだしたら噴飯ものです。
 この美少女が復讐して「オーホッホッホッ、地獄に堕ちなさい」とかやってくれたら最高ですけど。

 いくらなんでもステレオタイプすぎます。見どころは??どんでん返しがあって違う家に嫁いで前よりもっと家族的立場的には不幸になるけど、能力で認められるとか?妖怪に嫁ぐとか?

 作画と美術、視覚効果とか構図はいいですねえ。話が付いて行ってないですけど…

 あ、そうか…異世界転生か…実はここが異世界なんですね???ということは婚約破棄追放ものかあ…あとはスローライフ?{/netabare}


3話 2話まで見て冗談で異世界ものと書きましたが…ガッツリのハイファンタジーで草。女の幸せを考察する作品ではなさそうです。

{netabare} 冗談で異世界とか言ってましたが、本当にガッツリのハイファンタジーでしたね。まさかロイ・マスタング大佐が出てくるとは…家系に絡んだ血の取り合い…まあ、無能力というのも作品のチューニングとヒロインの造形からいって、かなり受容的・抱擁的・癒し等々の能力を隠し持っている気がします。
 実は「魅了」でした、だったら「私の幸せ」という題名が面白い効果になりそうですけど、そうじゃないですよね?

 それと、驚くべきルッキズムというか、女を磨く=化粧と着物か…潔すぎです。そしてプラス料理です。女性の描き方が昭和の価値観なのはビックリです。つまりこういうところはまだまだ本音では需要が高いのでしょう。

 そうは言っても平成~令和の作品ですから、そこを越えて「お役に立ちたい」程度の活躍はあると思いますし、おそらくは「異質な能力」で大逆転か俺TUEEEですよね?
 最後まで無能力を貫けるなら脱帽します。それとも妊娠・出産まで行って子供が能力者なんでしょうか?それなら「幸せな結婚」の伏線は回収できます。

 で、決して大正~昭和初期ではないですよね?婚約者が家に入っているというのは特殊だと思いますが、嫁が主人と一緒に食事ってするものなんでしょうか?明治ではないので既に開明的ということ?それにしても紹介されていない上司の女性の連れの顔を覗き込むとか…
 まあ、そこが異世界感が強いと思う所以です。「後宮の烏」なども考証して云々を越えた面白さがあるので構わないですけど、真面目に「女の幸せとは何か」というのを考察する作品ではなさそうです。 {/netabare}


4話 婚約破棄追放されましたメンヘラお嬢様が、有力貴族に嫁いで立場が逆転しました!

{netabare} なるほど…久堂家関連というか、婚約・恋愛関連は主題ではない…ということですか。大正風異世界追放復讐浪漫異能バトルという感じです。いつものファンタジー世界に舞台を置き換えると、普通の婚約破棄追放で嫁ぎ先が有力貴族という感じで、プロットそれ自体はあまり目新しさは無い気がします。

 しかし舞台を置き換えたことと、虐待で精神を病んでしまったヒロインというのが、目新しいということでしょう。対妹はまさに蛇ににらまれた蛙状態でした。もうあの妹がいる限り心の安寧は無理でしょう。つまり妹がどうなるか見ものです。

 ピンチの時にヒロインに助けられて改心して精神操作されていたとか、ヒロインの性格造形を完璧にしようとして嘘臭くするのはやめていただきたい。きっぱりやって欲しいです。あるいは妹がラスボスでもいいですね。あのゴージャスな感じはやっぱり最後までそうであってほしいです。

 それにしても、改めて映像はすごいですね。アニメ技術は大したものだと思います。OPはもうちょっと動きがあれば劇場版クオリティです。
 それと、桜の描写、技術開発でなにかイノベーションがあったのでしょうか?
 
 で、気になるのはマナーです。元使用人として入り口のところで廊下で頭を下げているのはちゃんとしていると思いましたが、その使用人が上座に座っているのがどうも違和感があります。その割にまだ呼び捨てでしたし。

 ヒロインが朝、婚約者の部屋を訪ねるのに立ったままいきなり話しかけてたり。せっかく廊下で三つ指つくという描写は他ではできているのに…それだけ慌てている描写だということかと思うのですが、そこはヒロインの性格とかリアリティで言えば、やっぱり慌てていても、廊下で三つ指でしょう。
 別に異世界だからマナーが違うのだ、と言われると返す言葉もないですけど、貴族社会のリアリティラインを上げることで、作品の質がグッと上がると思います。

 作画はすごいですけど、結局中身はいつものなろう系です。このままだと、ファンタジー世界を大正に置き換えただけになってしまいます。{/netabare}


5話 バカを配置しないと物語が作れないのがなろう系の最大の弱点かなあ

{netabare} 香耶がバカすぎるでしょう。甘やかされてきたのでという事かもしれまえんけど。他人の不幸がメシウマ、他人の幸せは自分への挑戦という人物像は現実には沢山いるでしょうけど、行動がバカすぎな気がします。現実の人間はそんなもんだと言われると返す言葉もないですが、物語に配置されるとなあという感じです。
 幸次は更に上をいくバカだしなあ…それだけに香耶は闇墜ちして魔王になってほしいなあ。幸次の方が先に壊れそうですけど、幸次じゃ絵になりません。

 結界の中なのに異能の残滓…とか美世関係の進展もありますが、初めの期待から話のレベルが下がってきている気はします。というより、もともと和風の物珍しさと雰囲気だけ、という感じですけどね。{/netabare}


6話 一応恋愛もの…なんですよね?話も内面も薄くてキャラに全くのれません。

{netabare}  香耶がバカすぎなのは伏線回収があるんでしょうか?うれしくなるほどのバカっぷりですね。和装に縄…団鬼六的な淫靡さは誰かの趣味?この作画で団鬼六をぜひアニメ化してほしい。
 これは冗談ではなく香耶以外に楽しみがなくなってしまいました。

 6話です。そろそろ半分なので真面目にレビューすると、この作品恋愛が弱すぎます。2話の後半で飯を食わせてもらった、それだけ?
 一番肝心なことですが、香耶以外のキャラ全般、特に美世も九条も描写が薄すぎて、人物のアウトラインも感情の動きも伝わってこないので感情移入できません。だからラブストーリーとして成立していません。

 なろう系異世界婚約破棄もの追放ものを和風にしただけ、プロットも稚拙過ぎて話にならないし。見え見えの謎の母と能力の伏線とかかもうどうでもいいでしょう。さっさと説明しても大して面白さに変わりはありません。

 作画が凄い分余計、えっ??そんな程度?という感じがするんですけど、ここから逆転あるんでしょうか?恋愛はケリがついてるし、能力もなんかすごいのがありそうなのはわかるし。

 それと陛下って…西洋風の異世界ならいいですけど、異世界とはいえ大正日本っぽい設定で、その尊称を出してしかも悪役っぽいのって、大丈夫なんでしょうか?帳(とばり)は菊ではなく桐と鳳凰らしきデザインなので、一応ご本人ではないということなんでしょうけど、日本における陛下の尊称の対象はかなり狭い範囲の最高の方々です。
 原作はどうか知りませんが、変な事にならないようお気をつけください。

 次の7話で切るかどうか決めます。 {/netabare}

投稿 : 2023/08/17
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サンキュー:

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わたしの幸せな結婚のストーリー・あらすじ

この嫁入りは黄泉への誘いか、奇跡の幸運か―― 名家に生まれた美世は、実母が早くに儚くなり、継母と義母妹に虐げられて育った。 嫁入りを命じられたと思えば、相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞(きよか)。 数多の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主だった。 斬り捨てられることを覚悟して久堂家の門を叩いた美世の前に現れたのは、色素の薄い美貌の男。 初対面で辛く当たられた美世だけれど、実家に帰ることもできず日々料理を作るうちに、少しずつ清霞と心を通わせていく――。 これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。
(TVアニメ動画『わたしの幸せな結婚』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年夏アニメ

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