当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「青山剛昌短編集(OVA)」

総合得点
64.6
感想・評価
15
棚に入れた
58
ランキング
3650
★★★★☆ 3.5 (15)
物語
3.7
作画
3.5
声優
3.3
音楽
3.5
キャラ
3.5

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

青山剛昌短編集の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「ちょっと待ってって」は名作

別段コナンが好きなわけではないのだが、短編であり青山剛昌氏のデビュー作である「ちょっとまってて」は大昔読んで感動した覚えがある。

少年誌にしてはラブコメではなく、きちんと「恋愛漫画」になっているという点について非常に驚いた。

いわゆる「ショタコン」と呼ばれるであろう歳の離れた科学の天才少年が作ったタイムマシンに憧れの年上の女性が乗って未来に行き、10年の歳月を経て再会を果たす。という短編なのだが、非常に良くまとまっている。

とてもロマンチックでありながら、SF的な感性も織り交ぜた素晴らしい作品だと思います。

「もう、先輩じゃないでしょ?」というラストのコマは、今でも印象に残っています。

投稿 : 2021/09/13
閲覧 : 231
サンキュー:

2

ネタバレ

無毒蠍 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

名探偵コナンでお馴染みの青山剛昌が描いたショートストーリーをOVA化した作品です。

小学生のころ観たことがあるのですが懐かしいですね。
もう売っちゃったんですが原作の青山剛昌短編集も持ってました。
内容はショートストーリーが三本収録されていて約一時間ほど。

「ちょっとまってて」
天才高校生の高井豊が二つ年上の彼女に追いつくためにタイムマシンで二年前に飛ぼうとしたら
彼女のほうが二年後に飛んでしまうというお話…はたして豊は彼女をまっててくれるのだろうか?

「さまよえる赤い蝶」
名探偵コナンより江戸川コナン(工藤新一)の父親、工藤優作の若かりし日を描いた外伝的作品。
謎の女性から挑戦状とも受け取れる暗号を聞かされた優作は
その暗号を解いて女性を探し出すことが出来るのだろうか?

「夏のサンタクロース」
彼女に振られた佳祐がひょんなことから自分のテレカと核兵器の作動キーを取り違えてしまい、
振られた彼女に文句を言ってやろうと公衆電話で核兵器を作動させてしまう。
核兵器を作動させる際に圭祐はパスワードを入力したらしいのだが圭祐は何も憶えておらず…




上記の三本が収録されたOVAなんですが「さまよえる赤い蝶」は短かったです。
10分もなかったんじゃないかな?
ノストラダムスネタやポケベルにテレカや公衆電話など時代を感じさせる作品ですね。
「ちょっとまってて」は小学生のころ観た内容をいまだに憶えていたほど印象に残ってました。

セリフの臭さとかに青山剛昌節を感じずにはいられません(笑)
アガサ博士と小五郎がしれっと出演してたり演者がコナンの出演者でかためられてたりと
どうしても名探偵コナンを連想してしまう作風になってます。
脚本がコナンシリーズの人だからでしょうか。
内容的には成人した方が観るとちょっと照れくさいかもしれません。
良くも悪くも時代を感じるので。

【B70点】

投稿 : 2014/12/13
閲覧 : 611
サンキュー:

0

ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

短編集は名作集とはその通り

この作品2巻あるのですが、私実は1巻しか見ていません。
ですので★による評価はしませんが、感想は書きたいなあと。

1巻目も3つのオムニバス形式のストーリーなんですが、その中で私が一番大好きな作品で青山作品の最高傑作とも思っている『ちょっとまってて』に絞ってレビューを書きたいと思います。

概要を書くと、年上の彼女麻巳子に年齢のコンプレックスを持っていた天才高校生・豊が、それを解消するために、タイムマシンを発明。しかし決行という時になって、豊の真意を察知した麻巳子がタイムマシンを勝手に使用。『ちょっとまってて』と言い残し、豊の目の前から消えてしまいます。翌日豊が学校に登校すると、周りの奇妙な変化に気付きます。麻巳子の事を皆が忘れてしまっているのです。これがタイムマシンの影響だと考えた豊は自分もどんどん麻巳子の事を忘れてしまっていってる事に気付き、自分だけは忘れないと様々な対策を施しますが、努力も空しく、豊は段々と麻巳子の事を忘れていく―という話の筋です。

麻巳子は豊との交際についてあんまり気にしてはいませんでしたが、豊の方は違っていて、年下でおまけに背丈も彼女より低い。そして自分が天才高校生という事で世間から良い意味でも悪い意味でも注目されてしまっている現状を踏まえた上で、今のままでは麻巳子に釣り合わないという事を考えていました。その対策として、過去に飛ぶ事で、自分と麻巳子を同級生にしてしまおうと考え付くわけです。しかしその為には機械を背負った上で、屋上から飛び立つという行動をしなければならない。躊躇してしまった豊の隙を突いて、麻巳子は機械を背負い、屋上から飛び立ちます。振り向き様に豊に何か言葉を残した上で―。余談ですが、この時に麻巳子が何と言っているか分からないようになっています。口パク状態です。ただタイトルが『ちょっとまってて』なので、恐らく彼女は去り際にそう言ったのだろうと視聴者に想像させる演出が見所だったりしますね。

この作品の肝は、最初は麻巳子が待つ側の人間になっているのが(今は年下で人生経験も浅い豊がいずれ成長して麻巳子に相応しい男になるという展開から)途中から完全に逆転している事ですね。麻巳子が一足先に2年後に飛び立った事から、結局待つ側になってしまったのは豊でした。そして豊は待つ側に出来る事として、必死に麻巳子を忘れまいとします。しかし結局豊も時が経つに連れて、麻巳子の事を忘れてしまいます。ここで豊の待ち姿勢は一旦保留。次に待つ側になるのが、豊の後輩になる友里で、豊に想いを寄せている彼女はあの手この手で豊の気を惹こうとします。が、終盤で麻巳子と再会した事で、友里の想いは成就しない事に。麻巳子は友里を気遣ってか、ごめんと言い、泣きながらも、最後はそれを笑顔で受けた有里も次へ歩き出します。待ったことで成就した想いと待ったけど成就しなかった想い。それぞれ違う結末を同時に描いているのは、見事としか言いようがありません。

待つ立場が作品の展開によって変わるケースは珍しいわけではないですが、待つということ自体をテーマに据え、それを二転三転させた所が、この作品の良い所かなと思います。最後麻巳子が豊に『ちゃんとまっててくれた?』『何いってんのよ。もう先輩じゃないでしょ?』で、二人の関係性の発展を示し、そこで締めるラストもテーマに沿っていて清清しいです。この作品の待つという関係も後の『名探偵コナン』の工藤新一と毛利蘭にしっかりと受け継がれてはいますね。そういう意味では由緒正しいコナンのベースの作品だと思います。まあ作者一緒なのに由緒もクソもないんですが。

短編集が名作集とはONE PIECEの尾田先生の言葉ですが、私もそう思いますね。短編は長編に比べて話を作るのが格段に難しいと思います。星新一作品なんか読むと、短編の素晴らしさ難しさは実感として湧き上がってきますよね。余談ですがEDはまだ声優になって日が浅いと思われる田村ゆかりさんが歌っておられます。歌声が結構初々しくてちょっとノスタルジックな雰囲気に浸れますよ。

投稿 : 2013/02/04
閲覧 : 429
サンキュー:

4

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/03/27
閲覧 : 72

ザカマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/03/17
閲覧 : 132

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2015/06/26
閲覧 : 130

頭のなかJET!!! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2015/03/29
閲覧 : 132

nomki さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2015/03/09
閲覧 : 95

たけたろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2014/11/19
閲覧 : 92

チーズゴック さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2014/09/25
閲覧 : 105

じぇ~むず さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2013/11/09
閲覧 : 135

voeu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2013/06/23
閲覧 : 119

きききき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2013/05/23
閲覧 : 111

青山剛昌短編集のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
青山剛昌短編集のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

青山剛昌短編集のストーリー・あらすじ

青山剛昌の初期の頃の短編漫画を収録したコミックス。
そこに収録された漫画を原作としたOVA。(OVA『青山剛昌短編集』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
OVA
放送時期
1999年3月17日

このアニメの類似作品

この頃(1999年3月17日)の他の作品

ページの先頭へ