Ssoul30 さんの感想・評価

4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

「変ショリ」の名は伊達ではないぜ。

ストーリー

憧れている先輩がいる食事付きの下宿、「河合荘」で親の転勤の影響で一人暮らしをする事になった宇佐和成はまだ河合荘の住民の事を知らなかったのである。そこは変人たちが集まると言われる下宿だと。この物語そんな河合荘の住民のおもしろおかしい日常物語です。

私の感想。

毎週この作品が楽しみで生きている日々を過ごしていました。この作品はなんと言うか私の好みのド真ん中にストライクでした。主人公の不幸になれている所から、ヒロインが主人公の事を勘違いしている所すべて最高でした。

私がこの作品で高く評価している所はすべて登場人物が色々な意味で残念だが、その個性豊かな残念さがストーリー展開に最高な出汁を出し、コクのある話になっている所です。私は料理もアニメもコクがある作品が大好きなのですよ。しかしまあ、この作品の出汁はかなり濃い癖の強い灰汁が出ると思いますが。

この作品はかなり面白くて色々な人にオススメしたい作品なのですが、まれにキャラクターのキャラデザが丸く小さいミニチュアになるシーンはあまりよいとは言いがたいですね。なんだか、折角かわいらしいキャラクターが少々いまいちになってしまっています。

しかしまあ、シロさんはあまり個人的には合いたくない類の人間でしたね。他人事だと思って楽しんで見ていましたが、リアルでシロさんみたいな人とルームメイトになってしまったら嫌で嫌でしょうがないと思います。四六時中ドMにかまってかまって光線を浴びされられたらたまったものではありませんよ。私が飼っているペットに餌くれ餌くれ光線だけでもかなり苦しいのに人間に言葉ありのビームを食らったら嫌で事が尽きないですよ。本当に宇佐くんは苦労しているのでしょう。


Ｓｓｏｕｌのワンポイントピックアップ！！
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品を見る時は変ショリの宇佐殿の見事で多彩な処理のテクニックを注目してください。神がかかっています。

オープニング

「いつかの、いくつかのきみとのせかい」
このオープニングは最高です。
このオープニングを説明する言葉が「最高」以外見つかりません。キャラクターの説明もこの作品にはネタバレしてもまったく影響がありませんし、このほど良い作品内のストーリーネタバレもこの作品の面白みが増すのでよかったです。
特に私がこのオープニングで注目している所は河合 律の本好きを利用して律と和成がほんの中の登場人物かの用にどんどんシナリオと同時に服装が変わって行くのが本当によかったです。実に探究心沸くオープニングで監督のこの作品への愛が感じるオープニングでした。

エンディング

「My Sweet Shelter」
なんと言うかこの作品のよさがかなり出ているエンディングなのですが、いまいち良い曲とは言いがたい曲なんですよ。なんと言うかこの作品が元々あまり萌えの少なめの作品なのですが、この曲はわざとらしい感じで萌えを入れてきているので面白さが落ちていました。