音乙 さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

よく地上波で出来たな…という印象が

原作自体は好きだが。かなり欝っくるしい重たい作品の中でも{netabare}死傷者が他に比べても多いサーカス編。この話は特に後味が悪く読み返したくない、{/netabare}秀逸だが倦厭したくなる編ではある。
正直これを映像化するのかと怖さ半分で見た。
実際ほぼ原作通りで改変もなくよくよく纏めてきていたし原作既読の面でいえば不満はまったくない秀逸な作品だったと思う。
サークル団の面々、そして「お父様」。キャラ個性に合った声優さんが配されていて特に後半の重苦しい雰囲気そのままで、最後まできちんと映像化するというスタッフさんたちの信念は感じられたと思う。
ただどうしても原作の時点で引いてしまっている面があったので好評価だが見返したいかといわれると…な作品。