「ストライクウィッチーズ劇場版(アニメ映画)」

総合得点
71.5
感想・評価
570
棚に入れた
2952
ランキング
1284
★★★★☆ 4.0 (570)
物語
3.9
作画
4.1
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.2

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ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

比較的に手堅い。

アニメーション制作:AIC
2012年3月17日に公開された劇場版アニメ。
監督とキャラクターデザインは高村和宏。

【あらすじ/概要】

ガリアに続いてロマーニャをも「ネウロイ」から救った11人の魔女「第501統合戦闘航空団」は再び解散をし、
メンバーはそれぞれ原隊復帰していた。なかでも功績著しい主人公の宮藤芳佳は魔法力を喪って退役。
芳佳は扶桑皇国の横須賀に帰り、医者を目指していた。
1945年9月のある日、服部静夏軍曹が芳佳を訪問する。
欧州屈指の名門の医学校への留学生として芳佳が選ばれたという話。
留学に必要な身分として芳佳は軍籍に復帰し、静夏と共に船で欧州に向かう。
「ネウロイ」から解放された欧州各地の復興が進む中、魔女と「ネウロイ」の戦いは未だ続いているのだった。

【感想】

観た印象としては、相変わらずのパ○ツへの接写があるものの随分とお行儀よくなっちゃたなあ…。
赤の他人である不特定多数と一緒に観る劇場版作品であるが故か、
視聴者が他人に見られては困る表情をしないための措置なのかもしれないです。

女の子同士で、おっ○いに顔を埋めてモフモフすることもなければ、
宮藤の、おっ○い大好きに起因する愚行の描写もありません。
皆で一緒にお風呂で裸の付き合いもなければ、
ルッキーニちゃんの全裸での、おっぴろげダイビングジャンプも無いです。
ペリーヌさんみたいに少女たちが顔を真赤にして喘ぎ声を上げることも当然無いですね。

おどけたシーンも当然存在するものの、ちょっとしたギスギス感を含めてシリアス成分が多め。
新参キャラの目線を通して宮藤芳佳という人物の再確認。王道という名の御都合主義。
そして501部隊の友情パワーで終幕へ。あれ?随分と普通のアニメになっちゃったなあ?

観てて恥ずかしくなるような、
あられもないサービスシーンの数々こそがストライクウィッチーズの本体だったです?
まあ、邪心を持たずに元気な魔女たちとの再会を素直に楽しめば良いのではないか?という感じ。

ヴェネチアを舞台にしたゴンドラ漕ぎ競争を、某アニメ以外で観られたことが意外と言えば意外だったりで、
アクション面ではTV版よりエンタメしてましたね。

他に良かった点。魔女ではない普通の軍人さんたちが、
「ネウロイ」と戦う姿を沢山目にすることが出来たことですね。
あと、「ネウロイ」への反攻作戦を魔女だけに頼らず、軍人による援護が見られたことですね。

この映画は普通にいい話であるには違いないです。
しかし、初めてこのアニメシリーズに触れる人やキャラ愛をこの作品には持てない人たちには、
ちょっと退屈だったかもしれないです。

TVシリーズから映画化した他の劇場版アニメのテンプレから外れない、
ファン向けの映画作品であるには違いないと思いました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2017/04/17
閲覧 : 336
サンキュー:

24

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