「言の葉の庭(アニメ映画)」

総合得点
85.8
感想・評価
1993
棚に入れた
9499
ランキング
215
★★★★★ 4.1 (1993)
物語
3.9
作画
4.6
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
3.8

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ネタバレ

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「今が1番幸せかもしれない」

さすがです。と言いたくなるような作品でした。
作画も細かく美しく、雨の音や物音も鮮明で、
すごくリアルにまた身近に感じましたヽ(*´∪`*)ノ"

主人公 靴を作るのが好きで夢を持つ孝雄(15歳)と
苦しい悩みを抱え、前に進もうとする百香里(27歳)のお話。

性別や年齢、おかれてる立場・・それもとても重要な事。
だけど、それ以前に人は人、弱さも強さも迷いも夢も感情も
みんなそれぞれにあること・・そう思いました。

年齢15の少年。年齢27の女性。
離れ過ぎ。ふとそう思いがちな考えだったけど
好きになる感情は誰にでもあって、誰にでも思える。

私自身の余談ですのでスルーしていただいてOKです^^
{netabare} 私自身が歳が離れてるからと、子ども扱いして
彼の気持ちを勝手に離れさせようとしてしまった過去を鮮明に思い出させられました。
歳が離れてても
私の抱えてた悩みを聞いてくれようと受け止めたいと言ってくれた彼と
歳が離れてる子に悩みを吐き出すのが恥ずかしかった私。
笑ってごまかして、いつのまにか嘘を並べて・・
きっと彼は私なんかより大人だったのかな。そんな考えをしていた自分が恥ずかしい。{/netabare}

と余談を交えてしまいましたがそんな事を自然とフラッシュバックしてきました。

お話の感想に戻します。
途中、孝雄視点と百香里視点で交互に物語が進んでいきました!
ここ、個人的にはすごくよかったです。
あと孝雄の爆発的な感情と涙に百香里が泣きながら
大声で自分の気持ちを吐き出したとこなんかすっきりしました。

2人は結局どうなったのか。
明確にはされていないものの、秒速5センチメートルの最後とは
また違い、お互い別の場所にいるものの・・
百香里の手紙、そして孝雄が完成させた靴。
きっと孝雄が百香里を迎えに行く日がくるのではないかと
そう感じる事ができましたヾ(●´□`●)ノ
だから改めて「今が1番幸せかもしれない」時がくることを願います。

主題歌♪「Rain」 秦基博
よく合っていた曲だったと思います。

私にとっては、いろんな事を感じさせて考えさせてもらえた作品でした。
約40分。オススメです♡

投稿 : 2015/03/19
閲覧 : 579
サンキュー:

61

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