「HELLSING OVA(OVA)」

総合得点
77.3
感想・評価
706
棚に入れた
3701
ランキング
618
★★★★★ 4.2 (706)
物語
4.1
作画
4.2
声優
4.2
音楽
3.9
キャラ
4.3

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ネタバレ

zu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大胆にして不謹慎な世界観!残虐、凄惨な描写シーンのオンパレー ドに ((((;゚Д゚))))ガクブル

(注:残虐、凄惨な描写シーンも書いていますので、苦手な方は注意してくださいね!!)

今回、秋葉で智慧の輪さんに会った時に(自分のプロフを読んでいない方には??ですよね!すみません┏○)))お勧めの漫画「平野 耕太さんのドリフターズ 1巻」を頂いて、面白かったから続きを買わないとなぁと話をしたら、ドリフターズがいけるならと、おすすめされたのが、この『HELLSING OVA』でしたw ちなみに、TV版は観ないでいいからとの事だったので視聴してみましたww

作品の構成は、1話が約1時間で10巻です!
1巻が出たのが、2006年の2月~で最終話が、2012年の12月ということなので、約7年の時間をかけているので、最初から観てた方は結構じれったかったのじゃないかなぁ( -.-) =зフウー

アニメの制作会社も2回も変わってるのは、珍しいのでないかと(^_^;)

ストーリー

時代設定は、20世紀末、英国では不可解な吸血鬼事件が頻発し、王立国教騎士団・通称「ヘルシング機関」がその対処にあたっていたが、ヘルシング本部が強襲されるなど多大な被害を受ける。一方、犬猿の仲であるヴァチカン及びその直属「イスカリオテ機関」と紆余曲折を経て協力関係を持ち、事件の黒幕が南米に逃れたナチス残党による組織「ミレニアム」だと知る。
ブラジルでの戦闘を経て、「ミレニアム」の正体が先の大戦末期にヘルシング機関が潰した「少佐」と呼ばれる男の部隊であると分かる。少佐は英国王室の会議で宣戦布告を行い、その場にいながら少佐から無視されたイスカリオテ機関は、英国とミレニアムを共に潰そうと画策する。
そして、ミレニアムは1,000人の吸血鬼部隊を率いて再び英国本土を強襲、これに乗じたヴァチカン教皇庁の第九次空中機動十字軍3,000人も加わり、ヘルシング機関を合わせた三つ巴の大戦争が始まる。(Wikipediaより)

正直、劇画調の作画があまり好みではないので、おすすめされなければ、観ないでいた作品でしたが、1話を観て素直に面白いと入り込んでしまいましたww

背景の作画も1~4話(サテライト担当)までは、全体的に暗めで、上手く書けてると思うのですが、よく見ないと分かりにくかったのが…

5~7話(マッドハウス担当)になって、おや?少し明るめになり、背景が綺麗になったなぁと感じた!

8~10話(グラフィニカ担当)でCGが増えて、全体的の印象が、またちょっと変わったなぁw

個人的には、中盤からの方が好みでした!

感想としては戦闘シーンに迫力があって、ほとんどのキャラがキチガイじみているが、豪華な声優陣とぶっ飛んだ登場人物達による絶妙な掛け合いと台詞の回し方で、感動もするところもあるし名言も多いので観て損はないと思いますよww

キャラも立っていて、全ての主要人物はとても魅力的です。(壊れてるけどね)

個人的には、アーカード(主人公)の眷族の女吸血鬼「セラス・ヴィクトリア」とヘルシング家の執事。先代ヘルシング卿の頃よりヘルシング家に仕える老人執事(69歳)だけど、やたらと強い!「ウォルターとセラス」の掛け合いも好きだったww

傭兵部隊「ワイルドギース」の隊長「ベルナドット」も自分を無能、臆病者と卑下しながらも「ペンウッド卿」の2人も最後は、物凄くかっこよかったなぁ!!

イスカリオテ機関の神父「アンデルセン」も豪快で男気の溢れてるところが結構好きだった!

さて、残虐、凄惨のシーンが多く重い展開の本作ですが、たまにどうして、こうなったと驚く程の落差の激しいギャグがあるんですが、これにはちょっと笑わせてもらったねww

人によっては、寒いとかあのギャグはいらないよと感じられるかもしれませんが、自分は楽しまさせてもらいましたww

タイトルに使った残虐、凄惨な描写シーンのオンパレードについてですけど、序盤からかなり飛ばしていると思います!

首を切り飛ばす、胴体の切断は普通に描写されれてるし、切り刻んだ身体をナイフで壁に串刺し、槍で串刺しして掲げるなど、血が出る量もハンパない…その他にももろもろ(^_^;)

『流血描写に制限を』とか『残酷描写にモラルによる規則を』とか言っている方に真っ向から喧嘩を売る作り手の姿勢がとても素敵ですね(´・艸・`;)ぁぁぁ

また宗教や政治をネタとする作品で「ここまでやっていいのかなぁ?」と思う不謹慎さも本作の魅力でしょう!

ただし観る人をとことん選ぶ作品作りです。
そもそも観たい人にだけ観てもらうOVAなので、このくらい癖がある方がわざわざOVAを観た価値が有ると思います(^_^ゞ

残虐、凄惨な描写シーンや暴力描写に妥協が無いので、その手のものが絶対駄目な人は絶対観ない事をおすすめします。

また、家族が普通の人なら家族と一緒に観ないようにした方がよろしいのかと…ww
人格を疑われる事間違いなしですね( ;´∀`)うわ…

それとEDの背景が毎回違っていたのも、楽しめましたね(^^♪

投稿 : 2015/05/26
閲覧 : 575
サンキュー:

37

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