「<物語シリーズ>セカンドシーズン(TVアニメ動画)」

総合得点
91.4
感想・評価
3412
棚に入れた
20162
ランキング
32
★★★★★ 4.2 (3412)
物語
4.2
作画
4.2
声優
4.3
音楽
4.0
キャラ
4.3

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ネタバレ

愛花 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

『大好きでしたよ、阿良々木さん』

猫物語(白)「つばさタイガー」
{netabare}
羽川さんが苛虎(かこ)を見て以降、羽川が寝泊まりした場所が次々と燃えていく。苛虎は羽川の嫉妬の心が切り離されたものだった。羽川はブラック羽川に、2人、2匹で羽川の心の中に帰ってきてとお願いする。

戦場ヶ原さんと羽川さんがこんなに仲良いとは知らなかった!そして戦場ヶ原さん、阿良々木くんに毒されて変態になっているぞ……恐るべき阿良々木くんの影響力‼︎

最後のシーンの阿良々木くんはかっこいいな〜!服ボロボロなのも含めて(笑)カッコいいよ!!

そして阿良々木くんにフラれて泣き叫ぶ羽川さん、やっと普通の女の子になれたね(^_^*)
{/netabare}

傾物語「まよいキョンシー」
{netabare}
夏休みの宿題が終わっていないことに気付いた阿良々木くんは忍ちゃんに頼んで前日にタイムスリップする…つもりが11年前の母の日の前日にタイムスリップしてしまう。そこで阿良々木くんは八九寺真宵の死亡事故を防ぎ未来に帰ると、世界が滅亡していた。
その未来では忍=キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードが世界を滅ぼしていたのだ。阿良々木くんは忍野メメからの手紙を読み、キスショットと対面する。自殺に失敗していたキスショットは阿良々木くんと忍の姿を見ただけで救われたようで、自分をエネルギーに変換させることで阿良々木くんと忍を元の世界に返してやる。

まよいキョンシーと言いつつ、八九寺真宵の出番は少ないですね〜どちらかというと忍ちゃんの物語。大人になった八九寺真宵さんは登場しましたが(^_^*)逞しかったですね、さすが真宵ちゃん、阿良々木くんと付き合えるだけのとこはあります( ̄▽ ̄)
{/netabare}

囮物語「なでこメデューサ」
{netabare}
なでこスネーク事件の時に自分が殺したクチナワさんに頼まれて、撫子はクチナワの死体を探す。暦おにいちゃんの部屋でお札という形で保存されたクチナワさんの死体を発見するが、そこで暦おにいちゃんと忍に出くわし、撫子はお札を飲み込んで蛇神となってしまう。撫子は暦おにいちゃんと忍を殺そうとするが、暦おにいちゃんの恋人からの電話により、殺すのは半年待つことにする。

あれもこれも、結局は全て扇ちゃんの思惑通りなわけですけど。。

撫子ちゃんの妄想、恐るべしです。。ああ、それでOPがもうそう❤︎えくすぷれすだったのですね。このOP、すごく中毒性があります。。リピってしまう。。アニメーションも良かったです♪
{/netabare}

鬼物語「しのぶタイム」
{netabare}
ある日阿良々木くんと真宵ちゃんは「くらやみ」に襲われる。阿良々木くんは忍から彼女が400年前「くらやみ」に襲われた時の話を聞く。その後再び現れた「くらやみ」から逃れた先の山奥で臥煙伊豆湖に出会い、「くらやみ」が狙っているのが真宵ちゃんであること、迷い牛という怪異から外れた真宵ちゃんを消し去ろうとしていることを教えられる。真宵ちゃんは涙しながら阿良々木くんに別れを告げ、成仏する。

今回は忍の話というより真宵ちゃんの話ですね。傾物語と対になっているのでしょうか(^_^*)

阿良々木くんは真宵ちゃんとの別れを受け入れられないようで、ごちゃごちゃ言ったり自分が八九寺とまよい続ければいいんだと言ったり、阿良々木くんってこんなにもわからず屋だったっけ…という感じでした。それほどまでに阿良々木くんは八九寺真宵を愛していたんですね。

最後の真宵ちゃんの「いいじゃないですか、阿良々木さん。離れていてもずっと一緒だとか、心の中の思い出は消えないとか、いつも私の傍に居るとか、二人の絆は永遠とか、それでもいつか阿良々木さんが本当に困った時にはきっと帰ってきますとか、そういうので何とか納得してください」という言葉のあたりからね、もう号泣でした。最後のキス、「失礼、噛みました」「大好きでしたよ、阿良々木さん」まで。

これ以降真宵ちゃんの出番はないのでしょうか(;_;)
{/netabare}

恋物語「ひたぎエンド」
{netabare}
今回は貝木さんメインですね〜語りも貝木さんです(*σ´ω`*)σ

OPの「木枯らしセンティメント」、笑いました。昔風の絵、曲が流れてクスッと笑い、貝木=三木眞一郎さんがデュエットで加わったところで大爆笑してしまいました…ヽ(;▽;)ノ
感傷ごっこでセンチメンタリズムと読むのも爆笑です…

この物語の貝木と斧乃木ちゃんの2回の会話で、貝木は悪ぶっていて人に誤解されるが実はいい人だってことがわかりましたね。

この時まで私もすっかり騙されていました(°_°)

またこの会話の中で貝木が言った言葉「お前は影縫の監視役だろう」も気になりました…

最後、漫画のことを言われて顔を真っ赤にして動揺する撫子ちゃんが初めて人間、少女に感じました。撫子ちゃんは今までそういう自分、漫画を描くのが好きな自分をクローゼットに押し込んで、おとなしくて目立たない、暦おにいちゃんが大好きな少女を無意識に演じていたのでしょう。

貝木が撫子ちゃんを説得する言葉は、撫子ちゃんを言いくるめようとしているわけではなく詐欺師ではない貝木の本当の心を言っているように感じました。「なろうと思わなきゃなれない」は貝木の偽物論『そこに本物になろうという意志があるだけ偽物のほうが本物よりも本物だ』に通じるものがある気がします。

ところで貝木泥舟は、このラストで死んだのでしょうか⁇憑物語で手折正弦が死んだことを考えると、貝木が死んだこともあり得るのでしょうか…(;_;)しかもこの物語、ひたぎ「エンド」ですし…
→花物語で思い出しました‼︎阿良々木くんが卒業した後、貝木が登場するので、生きてたってことですね(^_^*)

ここでまた扇ちゃんが絡んできましたね。撫子ちゃんにフラれて蛇の呪い返しをくらった少年に、扇ちゃんは詐欺師が帰ってきたとでも言ったのでしょう。扇ちゃん本当にブラックだ…未だその意図も読めません…

恋物語を見終わって、物語シリーズの中で私は貝木泥舟が1番好きかもしれないと思いました。(これも貝木にまんまと騙されているのかもしれませんが、ね( ̄▽ ̄))

{/netabare}

ひとつひとつの物語が絡み合ってどんどん深くなってきましたね。忍野扇が何を目的としているのか気にかかります。

また作画が化物語とはまた変わりましたね。個々の物語でもちょっとずつ違ってるようにも見えます。

セカンドシーズンの物語の中で1番好きなのは恋物語でした♪
泣けたのはもちろん鬼物語でしたが…>_<…

投稿 : 2016/02/13
閲覧 : 456
サンキュー:

41

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