セメント さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ボクは影だ
でも、影は光が強いほど濃くなり光の白さを際立たせる
バスケアニメといえば「スラムダンク」があるわけですよ、どうしても名作と比べられる運命の下にありながら、よく頑張った方だと思います。
本作は「テニプリ」的な能力者バトルの流れを汲んでいて大きく異にするのですが、まぁ致し方ない所でしょう。
1期だと緑間との試合がメインでその前後は結構ぐだぐだしてて冗長に感じるかもしれません。
最終回前の24話、あの"憧れるのはもうやめる"の名台詞が出た黄瀬と青峰の勝負回なんですが、黒子達主人公チームを忘れ去る勢いで途轍もないクオリティーのバスケアクションが描かれていて、冗長だった後半を一気に持ち直せた感じがしましたね。
いやー、ほんとこの回良かったです、シリーズを通しても単体でオススメできる回だと思いますよ。
メインアニメーターの中澤一登さんが1stOPや2ndED、その他多くの回を担当していて、作画的見所は豊富です。
他にも石田慶一さん、黄瀬和哉さん、片桐貴悠さん、頂真司さんなどProductionIG系の実力派原画マン達が軒を連ねていて、流石の仕上がりとなってますね。
声優は沢山いますね、男性声優がメインですが。
黒子は小野賢章君、「ハリー・ポッター」の声の人ですね。
火神は小野友樹さん、最初細谷さんかと思ってたんですが、細谷さんは日向順平役でした。
黒バスの曲と言えばこれ!って感じですね、「Can Do」を超える曲が他にないです。
何の間違いか、EDをヒャダインが歌っていて、やめてーって一人叫んでしました。
1期だと誠凛の面々と、黄瀬の海常、緑間の秀徳ですか。
キセキの世代と火神以外は薄いチームかなぁと思いますねぇ、誠凛も木吉が前半は居ないですし。
エースが点数を稼ぐワンマンプレイになってる感が否めませんが、キャラクター多くなるもの面倒ですしねぇ。
良くも悪くもジャンプアニメです、腐女子からの支持が熱すぎて男性のファンは入り込む余地がない気もしますが、ベースにはスポ根があって男子が見ても白熱すると思いますよ。