タック二階堂 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ど田舎でくまと暮らす女子中学生巫女さんのお話。
熊を奉る神社に巫女として仕えている雨宿まちは、
都会に憧れる中学生。ある日、幼少の頃より
共に育ってきた後見人(人?)の喋るヒグマ・クマ井ナツへ
「都会の高校へ行きたい」と訴えます。
ところがナツは大反対!
長きにわたる山育ちで、都会の常識を知らない
まちの事が心配なのです。でも、どうしても
「村を出て広い世界が見てみたい」と言うまち。
そこでナツは都会で生きるために必要な知識を
クイズで出題するのですが……。
(公式サイトより)
というお話。
今期一番の注目作が早くも登場。
初回は、前評判通りの面白さでした。
テンポもいいし、ナツのCV(安元洋貴)もベストマッチ。
原作(1巻のみ既読)の良さを上手いこと映像化しています。
なんとなく「ばらかもん」っぽいなーと思っていたら、
キネマシトラス制作。納得です。
これは、今後が大いに期待もてそうです。
============第2話視聴後、追記です。
通常運転になりました。
初回のアレなネタのせいで、そういう作品なのかと
断念した人もいるみたいですが、この作品自体、
そういう路線じゃありませんよ。
田舎あるあるネタがメインの、巫女ギャグコメ
だと思いますので、そこが楽しめるなら、オススメ
できます。
===========第3話視聴後、追記です。
まちの夏向け巫女装束コンテストの選考です。
えっちだ。パンチラどころの騒ぎじゃないくらい
えっちでした。だが、嫌いじゃありません。
キャラデザが本当に力が入ってますね。
「ばらかもん」の美和や、なるもそうでしたが、
女の子のキャラデザは本当に気合いが入って
いて、とにかく可愛く魅力的に描こうという
気持ちが伝わってきます。
それだけでも観る価値のある作品ではないかと。
===========第6話視聴後、追記です。
ちょーっちロリ向けに振り過ぎかな―。
や、じゅうぶん面白いんですけど、ここまで原作
あざとかったっけなー、という気が。
もちろん、今期では上位なんですけどね。
===========第11話視聴後、追記です。
まちが東北アイドルコンテスト出場のために
仙台に行くお話です。
ここへきて、前後編モノ?です。
とは言え、全体的な大きな流れみたいなものが
あっての話なので、違和感なく続きモノとして
楽しめます。果たして、逃亡したまちは
どうなる?
レベルの高い春アニメの中でも、ここまで
常に上位で推移してきた良作。あと2話?
===========最終話視聴後、感想です。
アイドルコンテストの会場から逃げ出したまちが、
村民の村おこしの思いを知り、戻ってくるお話。
そして、もう都会の高校には行かないという
まちの決断、ナツとイチャイチャでおしまいという。
噂によると、ここ数話はアニメオリジナルストーリー
だそうで、なんとなくテンションが違うなという
印象ではありました。
1クールで、ひと通り起承転結を付けたいという
気持ちは分からなくもないですが、ちょっと最後は
冗長な感じもしなくもありませんでした。
まあ、もちろん序盤の面白さからハードルが
上がってしまった感じはありますが。
佳作ではあります。