XrJne07636 さんの感想・評価

1.8
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態：観終わった

見なくて良いんじゃない？ 追）爆笑の最終回

まだ途中だけど評価が覆ることはなさそうだし
もうまともに見る気が失せたから書いてしまおう

内容としてはかわいい女の子たちが船に乗って戦うお話
まあガルパンとか艦これとかアルペジオの「美少女×ミリタリ」ブームに乗ったんだろう
そしてガルパンやアルペジオは愚か、艦これすらまだマシに見える作品が出来上がった
艦これ3-4話レベルの振れ幅のシリアス-ギャグをたった1話のAパートBパートでやってしまう構成力には恐れ入る

BGMもちぐはぐで、ある意味面白い

主人公である艦長殿は、「家族」とまで称した乗員をほっぽり出して友人を助けに行ったり（副艦長に「私たちは家族じゃないのか！」とまで言われているのにそれを無視して、である）となかなかにファンキー
他のキャラも強引にキャラクター性が付与されているだけで見ていて痛々しい

極めつけは物語の核心とも言える部分
事の発端となったのはネズミが媒介する未知のウイルス
伏線を匂わす感じでちょこちょこ画面に写ってはいたため、誰もが予想し、そしてその予想がハズレであってくれと願ったことだろう

それを解決するのはたまたま乗り合わせていた天才博士ちゃん
もはや何でもありか
視聴者を馬鹿にしている

その辺を見て一気に視聴意欲が失われたがもう終盤
切るのも負けた気がするので録画の再生だけはして流しておこうと思う

まだ見ていない人、気にはなっているけど・・・という人
超押してる声優が出演してるとかの宗教上の理由でもない限りは時間の無駄なので見ないことをおすすめ

【最終話視聴後追記】
もうぶん投げるつもりだったけどあまりにも面白かったので追記

序盤、中盤、終盤とそれなりにこなし、
最初からこれができていればまだ・・・とすら思える展開（退屈）
これまで様々なもの（主に糞）を積み上げてきたはいふりが本当にこのまま終わってしまうのか・・・？

そんなはずはない
陸に戻り安堵する乗員たち
その最後の一人が地に降り立ったその時・・・

なんの前触れもなく轟沈する晴風
敬礼で見送る艦長たち
あまりにも雑な「突然の死」に笑うことしかできない俺

たしかに度重なる激闘で船体も消耗したことだろう
全速力で海を走りぬけ、時にはワープもした、
最後の戦闘では武蔵に体当たりを敢行し、
浸水するほどの被害も出た
轟沈もおかしくない

だが、港につくまでなんの前触れもなく、
きっちり皆が下船した後に「さん、はい」と号令があったかのように沈みだす様はもはやギャグでしかなく、改めてこのアニメの構成力、描写力のなさを印象づけるものとなってしまった

せめて港まであと一息で大きく傾くとか、
それで急いで脱出し、洋上で、小型ボート（スキッパーでも良いけど）から敬礼で見送るとか
もういくつか間に描写があってもよかったのではないか
そう思えてならない

（もちろん、そうじゃなかったからこそ最後を爆笑で〆られたのだからクソアニメとしては正解である、というのは言うまでもない）