「ハイスクール・フリート (はいふり)(TVアニメ動画)」

総合得点
74.5
感想・評価
945
棚に入れた
4055
ランキング
883
★★★★☆ 3.5 (945)
物語
3.2
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.6
キャラ
3.6

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ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

酷過ぎる

本来ならこんな作品はレビューも書かずにスルーするのが一番なんだろうが、知人に勧められ苦しみながらも全部観た末のストレスの発散と、ここでの高評価ぶりに唖然としたので書き込むことにした。

脚本の酷さは今までのアニメの中でも頭抜けているだろう。生死にかかわるシリアスな展開があったと思えば次回は女同士イチャつきながらの日常回、という繰り返しを平気でやれる神経を疑う。
本来、ドラえもんやクレヨンしんちゃんなどの1話完結型作品なら、キャラクターが毎度記憶喪失になり、成長もなく過去話と食い違いが出てくるのも当たり前と容認出来る。
しかし、これは12話のストーリー物である。前話、挙句には5分前の緊迫すら全員瞬時にリセット出来るというあまりにも杜撰かつ破綻した物語展開は、ご都合主義的すぎて怒りを通り越して呆れてしまう。

ネズミウィルスについては全く説明されずに終わる。恐らく、設定を無理に作ったはイイが途中で大きな矛盾に気付き、放り投げたのだろう。
武蔵の乗組員は感染者もそうでない者も、食料などをどうやって得ていたのか。
何故だれも砲弾の犠牲にならないのか。何故正体不明だからといっても級友が乗っているであろう艦をノリノリで攻撃出来るのか。
挙げたらキリがないほど酷い、酷過ぎる。
中には「漫画だから」「アニメだから」という者も居るだろうが、アニメだから許されるハードルを自分から上げておいてそれは許されない。例えば主人公の乗る艦は補給を受け、補給の重要性を強調していたり、それなりにリアルな艦隊戦描写をしたりと、拘った設定をしているのに、ある場面ではその「縛り」をいとも簡単に破る。
こんないい加減な話はない。

とにかく、監督やスタッフが描きたいシーンのことしか考えてないのが良く分かる。戦闘艦。女の子。
それだけで釣れると思っているのだろう。そういう意味で、このアニメは進撃の巨人の実写映画と良く似ている。視聴が苦痛なのもそっくりだ。

たかがアニメ、されどアニメ。こんなレベルの作品が売れるような社会でないことを祈る。

投稿 : 2016/07/14
閲覧 : 272

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