「クオリディア・コード(TVアニメ動画)」

総合得点
68.4
感想・評価
655
棚に入れた
3204
ランキング
2057
★★★★☆ 3.3 (655)
物語
3.3
作画
2.7
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.4

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ネタバレ

chariot さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

中間感想文。(7話まで)

3人のラノベ作家が同じ設定を元に違う都市の話を書いた小説を原作とする作品で、小説の後日談となるオリジナル作品。

多分円盤情報から全12話。


アンノウンと呼ばれる未知の生命体と戦う世界が舞台。
東京・千葉・神奈川と都市ごとに主席・次席を置き、アンノウンからの防衛を目的とした戦線を張る。
(細かい設定の説明が不足気味なので大雑把に捉えた世界観…)


5話まで視聴。
捻くれたキャラ同士の会話がメインと思いきや、徐々にシリアスモードに展開中。
説明が足りないのは後々に起こる事態のインパクトを効果的にする為なのかもしれないけど、とにかくよく解らない状態です。
多分こうかな~?という予測だけで押し進められている感。
{netabare}アンノウンがなんなのか?
未知の生命体と思っているのできっと当事者たちにもよく解ってないもんだろうと予測。
コードとは?
管理タグみたいなもんなのか?付け換えられるのか。
首のコードに目印のようなものをつけられると狙われるのか?
アンノウンがどの程度の知力があり、過去にどんな行動を取ったのか解らないので何故そうなるのかは不明。
核心に触れる設定のはずなのでいずれ説明があると思われる。。

さて。カナリアさんが死亡との事ですが。
これ生きてますよね?
もしこれで死亡確定しているのであれば作品の評価は下げざるを得ないです。
メタ的にメインキャラ6人の1人である事もそう思う理由のひとつですがとにかくその死に対する扱いが雑すぎる。
壱弥の落ち込みと姫の涙だけで「はいさようなら」と済ませるのなら脚本、演出面で最低ランクと思われます。
遺体がある訳でもないのに行方不明ではなく死亡扱いにするのは過去に同様の件があったと思われますが…
それでも納得してしまうメインキャラたちに違和感が。。
どうにも東京組に不幸を被せて来ているのも意図的な感じもしますし、きっとハッピーエンドにする為に先に落としておく方向じゃないかと。
それでもやっぱり5話の演出で視聴者を動揺させるには弱すぎる気はしますが…

5話演出で光るのは青生がメガネを受けとるシーン。
え?何を見たの???と興味の持てる演出。
あれこれ説明をしないのはこういう場面でこそ使うべきで、ここはGJ。


正直なところ、ストーリー展開にはそれほど興味が持てていません。
千葉組の兄妹が良い感じに面白いので個人的にはグダグダ話してるだけの作品でも良かった気がします。
ちなみに現役のJKに聞いたら今のJKはウケるとかあんまり言わないそうです。。
明日葉ちゃんは何年前のJK設定なんだろうか。。。
あと千葉カスくんのぼそぼそ言う声が聞こえません。
お兄、もうちょい声張って。。
{/netabare}

7話まで視聴。
世界が見えてきた感があります。
{netabare}なるほど…現実世界と思われていた作中の世界は仮想世界かもしれない感じですかね。
ああ、これもしかすると面白いのかもしれません。
今までゆるく観ていたので雑なストーリー展開だと思ってましたが設定は細かいのかも。
しかし圧倒的に演出面や伏線の張り方が甘い上に作画も迷走しているのでとにかく状況が掴みにくいように思います。
今回の千葉兄妹+青生の協力によるほたるちゃん移動ルート確保作戦や力尽きそうな姫の元にナイト・ほたるが到着するシーンは演出面でもう少し上手くやればもっと華がある場面になった気が…
なんだか色々勿体ないですね。。

とりあえず言っとく。
悠木碧さん(姫)の演技が良い◎
今回の孤軍奮闘する姫、回想シーンでの幼い姫、普段の元気で明るい姫、仲間を奮い立たせる姫、どれも力の入った演技で聴き入ってしまいます。

5話までの感想でカナリアは生きているだろうと予測しましたが、仮想世界であるならコードが破壊されると現実世界に戻るのなら納得ですね。
今回登場した女性型アンノウンがカナリアではないか?との予測もあり、あちら側からどう見えているのか、本部は何を隠し何の為に子供たちにコードを埋め込みアンノウンと戦わせるのか…
ちょっと先が楽しみになってきました。
さて、カナリア、姫、ほたると離脱した状態ですので、次は千葉兄妹のどちらかに照準を合わせてくるんでしょうね。
霞兄はほたるから何かを託された。
お兄は意外と頭の回るヤツなので何かを考え行動に移すはずですが…
そして今回出番すらなかった壱弥…
もはや聞く耳持たない感じの壊れた彼をどう説得して使っていくのか…{/netabare}

小説読みました。
千葉編のみですが(笑)
{netabare}今回の仮想世界説を含めて考えると色々気になる事もあります。
「どうでもいい 世界なんて」は戦闘科ではない生徒たちにもスポットを当てている内容で、アンノウンとの戦いに於いて必要性の低い彼らの存在意義は?
アンノウンと戦わせる力「世界」は個別に与えられた特殊スキルだとして、
戦闘系ではない「世界」を発現させた無能(敢えてこの単語で)もいる…
世界を作り出している黒幕は何故戦闘に向かない無能な生徒も含めて仮想世界で都市を運営させるような事をしているのか?
メタ的に言えば戦闘向きの能力者のみが登場する設定でも問題ないはずなのにわざわざ非戦闘員を登場させる意味は?
この辺も含めてこの世界がどんなものなのか、気になります。{/netabare}

投稿 : 2016/08/21
閲覧 : 198
サンキュー:

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