天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態：----
続私的アニメ感想簿６１
土俵の鬼と呼ばれた初代若乃花こと花田勝治の半生を描いたアニメ映画です。
まあ、若貴兄弟の伯父といった方が分かりやすいかも知れないですね。
えっ？分からない・・・う～ん、アニメつながりでいうと、ジョジョの奇妙な冒険第３部の冒頭で留置所にいた空条承太郎がラジオで聞いていた、千代の富士を結果的に引退に追い込んだ貴乃花の伯父です（余計分からんわっ）
当然、日本相撲協会推薦のアニメで、ナレーションを緒形拳が務めるなど、芸能人が多数声優として参加した作品でもあります。
戦争にいった父の代わりに力仕事をして母と幼い兄弟を養い、戦後巡業に来た力士を倒した事でスカウトされ力士としての道に進む事になります。
そこでレオのモロボシダンもかくやという位の力道山らの厳しいシゴキに耐え、三歳になった息子を火傷で失うなどの不運に負けず、ついには横綱となり、引退後に弟の満が貴ノ花として、また甥の勝と光治がそれぞれ若花田と貴花田として魂を引き継いでいく形で終了します。
まあ、その頃の若貴人気もあってアニメ化されたんでしょうけど、当時としても絵柄が古臭い感じでしたね。
ちなみに初代若乃花の物語は実写映画やＴＶドラマスペシャルされており、ＴＶドラマでは若い頃を
「俺は太陽の子っ！ 仮面ライダーBLACKっ！RXっ!! 」
こと倉田てつをが演じてます。
だから土俵で負けそうになると、体に埋め込まれたキングストーンが光り出し（ウソ）逆転勝利したり、リボルケインで敵を切り裂い・・・たりはしません（おいおい）
主役の若乃花こと花田勝を三木のり平、峰野勝成、山崎裕太の３人が演じており、他にも花田満を根津甚八、力道山を荒勢、両親を川谷拓三と丘みつ子がやってます。
