アリア さんの感想・評価

3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態：観終わった

CLAMPがやりたい放題したアニメ

とにかく血しぶき大量のグロアニメが作りたかったんでしょうね。
最近はホリックとかツバサ(アニメの方)とかグロ抑え目の作品が多かったですから、ここらでフラストレーション解消したかったんじゃないですかね(適当)

物語としては11話までひたすらつまらないです。
はじめはジブリ映画のような間の取り方やシーンにすごいなーとも感じていましたが、だんだん我に返ってなげーよ！！ってなります。
いらないシーンが多すぎるんです。

作画に関してはCGではないのにぬるぬる動いてて気合いが入っています。
背景も凝っているのでアニメ映画のような感じ。
ただ、古きものの戦術や動きが化け物らしくなく人間じみてて面白くないです。
予測不能な気味悪さがなくて、着ぐるみの中に人が入っているような動きで残念。

声優さんについては、のじけん演じる文人や藤原啓治さんがセクシーで耳が幸せでした。

あとホリック大好きなのでじゅんじゅんの声が聞こえた途端超テンション上がりました。
やっぱりじゅんじゅんはこの声がすごくかっこいい。
と同時に四月一日の声音や店主をしている事から、時系列を考えてとても悲しくなりました。
もはやこのアニメは文人と四月一日を聞きたいがために完走したようなもんです。

この作品に四月一日が出てきたように、モコナも当然ながら出てきた(といってもキャラ弁とか)ので、CLAMP作品のリンク部分を探したりあのキャラに似てるなーとか、そういう楽しみ方をしつつ見るのが良いと思います。終盤まで暇なので。

正直1クールで劇場版まで全部詰め込めたと思います。内容は冗長なだけで薄っぺらいですから。

そういえばこれってBLOOD+の続編？というかアナザーストーリー？？なんですよね。
BLOOD+はほとんど見ておらず、名前以外にどこが関連してるのか全然わからなかったのでwikiで調べたらやりたい放題なテーマのシリーズで笑いました。