「劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード(アニメ映画)」

総合得点
74.0
感想・評価
224
棚に入れた
1664
ランキング
939
★★★★☆ 4.0 (224)
物語
4.0
作画
3.9
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
4.1

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ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いちばん大切な想い

すべてのクロウカードを封印し、そしてすべてさくらカードに変えて平穏を取り戻した友枝町。小狼から告白された桜は、その答えを未だ告げられずにいた。むかえた小学6年生の夏。小狼が突然日本に帰ってきて、想いを伝えるチャンスが巡ってきた桜であったが、そんな矢先、クロウカードの気配が桜を襲う。

クロウからの記憶の引き継ぎが不完全でエリオルの記憶にもなかった”53枚目のカード”が発動されたのだ。すべて正の力を持つ52枚のクロウカードたちに対して、最後の一枚はそれを打ち消すために52枚分の負の力を持っている。エリオル邸の取り壊しによって強大な負の力をもつカードの封印が解かれ、友枝町と桜に危機が訪れる。

最後の「無」のカードは仲間を奪われたと勘違いして、桜からさくらカードを奪い返していく。それを防ぐためには「無」の封印しさくらカードに変えるしかないが、そのためには”いちばん大切な想い”を犠牲にしなければならない。

桜は小狼への気持ちを犠牲にせず、カードを封印し、小狼に好きだと伝えることができるのだろうか。


実に素晴らしいエンディングだった。カードキャプターさくらの集大成がそこにあった。最初から最後まで「大切な想い」というテーマを貫き、それがすべてを変えていくんだという希望がひしひしと伝わってきた。


続編があったらいいのに、と思いつつも、素晴らしい終わり方だったので、むしろ続編はなくてもいいとも思った。

でも、続編は(一人亡くなってしまったが)キャストの変更はなく始まるらしく、20年ぶりにカードキャプターさくらが歴史を刻んでいくことはとても楽しみである。

投稿 : 2018/01/03
閲覧 : 177
サンキュー:

3

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