「ウマ娘 プリティーダービー(TVアニメ動画)」

総合得点
83.1
感想・評価
798
棚に入れた
2734
ランキング
332
★★★★☆ 3.8 (798)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
4.0

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ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

【Cygames】 あの競走馬が、女の子になって・・・

  「あ、あなたは?  あっ!タケぇぇぇぇっ!!」
武豊「ここに集結!・・・武でした。」

スペシャルウイーク「私たちウマ娘。」
武豊「事前登録―」 スペシャルウイーク「開始です❤」

ということで、
現役の武豊騎手も取り入れて本編でも実況解説に出演したりと、何かとソシャゲも野心的なCygames。(元・女性騎手、細江純子さんも解説出演!)
2018年春アニメ1番枠として一気に2話で出走!

2018.04.22
ダービーが競走馬ではなく「ウマ娘(馬耳&尻尾の女の子)」が出走している別次元の現代世界。北海道から上京し、ウマ娘の育成校・トレセン学園(セントールのアナグラムかと思ってたらトレーニングセンターの略称らしいです)に編入してきたウマ娘・スペシャルウイーク。二人の母の思いに応えるため、彼女の試練が始まる・・・
目指せ、『日本一のウマ娘』!(ドッコイ!・・・ドッコイ!ドッコイ!ドッコイ!ドッコイ!・・・おっと、何か別の「日本一」を目指すモノとリンクしてしまった。)

またも新たな擬人化モノ。今度は実名競走馬。競馬は詳しくないのですが、ニュースなんかでよく耳にした競走馬がキャラ名のようです。
みんな二つ名みたいな横文字だけどキラキラネームに慣れてる昨今だから大丈夫でしょうね?。ねっ?。
見た目はコスプレ女子のようでも、やはり馬の本質があるウマ娘。駆け出したい欲求と、並みの人間には無い脚力&スタミナ&運動量がありそうです。実際、自分がダートコースを全力疾走するなんて、もう想像しただけで・・・「無ぅ~理ぃ~~!」(笑)

競馬+擬人化女子+学園+スポ根+アイドル+友情(百合?)と、かなり無茶ぶりな要素が詰まりまくってて「オイオイ本当に大丈夫なのかよ。どっかでボロが出るんじゃないのか?」と、斜に構えつつ見てたのですが・・・あ、なんかイイ(今のところ)。

現実世界とのリンクも近いせいで見易い感じ。作画崩れや粗さも目くじらたてる程でもなくストーリーの流れも変な「あざとさ」や横槍も無くイイ印象。 モブも結構多いし(ホント、各社めんどくさがるんですよね)、カットも割と多めでアングルもイイ。キャラもみんな個性的で表情豊かでいいんですが、数が多くて名前が憶えづらくても毎話ちゃんと出てくる名前表示(今のところ)も嬉しいところ。
たまに見る細かい「らしい」設定{netabare}(R1:電話の受話器で聞く時は頭の上の耳にあてて、話す時は口元に R2:レース前日に蹄(ひづめ)シューズに蹄鉄を取り付けてるetc…){/netabare}も、いいアイデアだと思います。しかしウイニングライブだけはチョット・・・

そして最大の見せ場はレース本番!限られた枚数で表現した躍動感に次ぐ疾走感!ウマ娘たちの心の葛藤!響く大地!脱落者の弱音「無ぅ~理ぃ~~!」、盛り上がりまくるBGM!スパートをかけるソノ一瞬!(何度見ても)接戦に見入ってしまう緊張感!・・・気を張らせてしまう演出にまんまと陥っていまいます。(笑)

日常コメディも可愛らしく、{netabare}(トレーナーのセクハラ返り討ちやゴールドシップの変な行動など){/netabare}いい匙加減だと思いました。

そんな感じで割と安定してる作りになってる印象で、自分にとっては期待枠デス。


2018.06.18【視聴終了】『唯一抜きん出て、並ぶもの無し』
ひたすらに、ただひたすらに早く駆けることが生きがいのウマ娘たち。
ひたむきな女の子ってやっぱり見ててイイですね。メインとなるスぺちゃん(スペシャルウィーク)もカワイかった。しょっちゅう足を絡ませてカエル状態で地べたに張り付いてたり、変に大食漢でよくポッコリお腹になったりもしたけれど、極端にバカっぽくなく、明るい笑顔に癒されました。放映時にはモデルとなった実馬も亡くなったり、競馬史をなぞったストーリーも話題になりました。危惧した「ウイニングライブ」を推した挿入歌の売込みもそれほど無く、結果ストーリーに集中できて大変良かったです。

女子モノ(ギャルモノ)特有の「あざといスケベ要素(入浴シーンやきわどい衣装)」も無く、賞レースの勝負服なんかは派手だけどイヤらしくない程度に可愛らしいのが好印象。

レースにおいても、勝つ為に相手を陥れる奸計など無く、それぞれ自身の力で勝ち取る意気込みも見ていて気持ち良かったです。それこそが『本当の強さ(速さ)』なのでしょうね。(自転車レースで「勝利」に拘るあまり口八丁で相手のメンタルをダダ下がりにさせる伏見高校の妖怪少年(キモっ!)とは大違い)

監督の及川啓さん。同時期の「ヒナまつり」の監督・絵コンテもされてるようで、「ヒナまつり」も面白いのでちょっと注目株です。

投稿 : 2018/06/20
閲覧 : 211

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