「約束のネバーランド(TVアニメ動画)」

総合得点
92.5
感想・評価
1116
棚に入れた
5359
ランキング
20
★★★★☆ 3.9 (1116)
物語
4.1
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

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ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

命懸けの脱出

2045年、孤児院で生活する少年少女。
里親が見つかれば、孤児院から出て外で暮らせれる。
ある日、一緒に暮らしていた家族(血縁関係無し、孤児院で一緒というだけ)の一人が孤児院を出る事になったが、その子供がいつも大事にしていたぬいぐるみを届けようと、エマとノーマンが追いかける。
しかしそこで見たのは、孤児院を出たばかりの子の死体、そして子を連れだしたママの他、化け物の姿が多数あった。
この孤児院が真実に気付いたエマとノーマンは、孤児院からの脱出を計る。
という物語。

【キャラ】
[エマ]
物語の主人公の少女11歳。
身体能力、知力共に優れている。
性格は他人を見捨てれない優しすぎる子。

[ノーマン]
11歳の男の子。
身体能力はエマに劣るものの、知略、全体的なものの見方に優れている。

[レイ]
11歳の男の子。
身体能力、知力、共に優れており、合理主義者。

[ママ]
孤児院(プラント)の管理者であり物語の敵。名前はイザベラ。
子供を育て管理するのが仕事。

物語は基本、エマ、ノーマン、レイが物語の中心となって行動し、ママがそれを阻止する。

設定とか内容とか。
{netabare}
表向き孤児院と呼ばれる施設は『農園』と呼ばれている。
そこに連れてこられた子は、首に番号を与えられ、同時に左耳に発信機を埋め込まれる。
農園で育った子は6歳~12歳の間に、本部にいる『鬼』に提供される。
農園には1~5のプラントがあり、特殊なテストの点数の低いものは6歳の時点で孤児院を出るという名の『出荷』。
テストの出来の良い子は、12歳まで育ててから出荷。
頭が良い程、品質が良く、品質の良い脳は12歳まで育ててから食うかららしい。

エマとノーマンが出荷されたコニーの死体を見て物語が動くが、誰かに見られた事はママにばれていた。
そしてその行動をしそうな人物としてめぼしも付けられており、監視が厳しくなる。

監視を増やす意味で孤児院にシスターが1名派遣されてくるも、このシスターは現在のママであるイザベラを蹴落とし、自分が孤児院のママになろうと企む。

そんな中、エマ達は脱出を試み、仲間を増やそうとする。
最初にテストの点数が良い同じ年長のレイに声を掛け、次に1つ下(10歳)のドン、ギルダにも声を掛けるも、子供達の中に内通者がいる可能性に気付く。
ノーマンは罠を張り、内通者がレイだと突き止めるも、レイは本来6年間掛けてエマとノーマンだけでも生きて逃がそうとしていた事を語る。

シスターはイザベラの失態を見つけたのか本部に報告する事を決意するが、同時期に本部から呼び出され、逆に始末されてしまう。
一方エマ達は農園の外へ出ようとするも、高い塀の外側は、底が見えない程の崖になっており、外の世界に出るには本部から伸びている橋を通るしかない事を知る。

その状況に脱出する手段を失ったエマ達に、ママからノーマンの出荷が決まった事が伝えられた。
それでもノーマンを脱出させようとするも、ママに追いつかれ、エマは足を折られる。
ノーマンは自分が逃げれば、他の子どもが代わりに出荷される可能性が高いと考え、脱出を諦め、エマとレイも絶望する。

すっかり戦意喪失になったエマとレイだが、それでもママからの監視が消える事は無く、ついにレイの誕生日前日となった。
12歳になると、出荷される事が決まっている為、エマとレイは夜中に二人で会い、本音を話し合う。

脱出を諦めた振りをしながら、互いに計画を着々と進めており、レイは孤児院を火を付け、火事を起こし、更に自分にも火を付ける事でママを足止めしようと考える。

一方エマは、ドン、ギルダを始め、他の子達にも真実を話しており、全員での脱出を進めていた。
だがどうしても4歳以下に話をしても納得して貰えるか、動けるかかなり際どかった為、置いて行くことを決意する。

しかしエマは、決して子供達を見捨てる訳ではなく、出荷されるのは早くても6歳になるまでは安全であり、5歳以上がいない状況ともなれば、テストの点数が悪くても簡単に出荷しないだろうと考え、まずは自分達が外の世界へ出て、2年以内に助けに来るという計画を立てていた。そしてその際には、他プラントの子供達も助けるつもりだった。

孤児院に火を放ち、ママをおびき寄せると同時に子供達を家の外へと避難させる。だがそれだけではママに阻止される為、二人は発信機が埋め込まれた耳を切り落とし、発信機を逆手に取り逃げる。
塀まで走り抜け、5歳以上の子供達全員で塀を登り、そこからロープを崖の向こう側の木に結び付け、崖を渡り無事脱出する事に成功。

ここで、話が一度終わります。

作中に出て来る、ミネルヴァの本、そしてフクロウのマークがモールス信号になっている場面がありましたが、この謎は2期で解明されるのかな?
しかもミネルヴァという人物は主人公達に協力的とも思えることから、主人公達と同じく脱出した人間なのではないかと考えます。
この人物も気になります。
{/netabare}
既に2期が決定しているみたいで、その後の事が気になるところです。
見ている時は、一体どうやって脱出するのだろうか?
現実的に考え、幼い子供は連れていけないが置いて行く訳にもいかない。
そんなやり取りが多く、絶えず飽きず、続きが気になる内容でした。

明るい話では無く、感動系でも無いと思うので、好みがかなり分かれそうですが、ストーリーはしっかりしていると思いました。

投稿 : 2019/04/06
閲覧 : 352
サンキュー:

24

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