「ひとりぼっちの○○生活(TVアニメ動画)」

総合得点
74.8
感想・評価
401
棚に入れた
1527
ランキング
850
★★★★☆ 3.6 (401)
物語
3.6
作画
3.6
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.8

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ネタバレ

まにわに さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

コント養成所

{netabare}キャラの名前が性格を表していると最初は考えるが、必ずしもそうではない様子。出オチでもなさそうだし。
そこで思ったのが、この名前は芸人の芸名に近いのではないかということ。
これは、クラスがお笑い養成所で、各キャラの組み合わせでコントを繰り広げる話なのではないか?{/netabare}

2話: {netabare}反対の肩を叩かれて誰もいない相手に友達になりませんかはいいネタだと思う。{/netabare}

3話: {netabare}タイミングのズレだったのが、仲良しで食い違うまでずらして、冗談が上手でひと巡りさせる。1分の遅れから、台本が空回りし、風邪で休んでる間にはじめましてだから2話分ズレた、というよくできたお話。当人だけが楽しいというレベルなのがいい。{/netabare}

5話: {netabare}本人は至って大真面目なのに、その人を知る者にとってはなぜか可笑しい。横山ノックがこのタイプだったらしい。{/netabare}

6話: {netabare}ナンセンスギャグ、お決まりの勘違いネタ、人情味を出して、コミックソングでまとめる。昭和喜劇の匂いがしないでもない。
わっはっはを連呼するので、ワハハ本舗のことかとも思ったが、よくわからなかった。{/netabare}

7話: {netabare}コントとして見ているので、ついつい笑ってしまって、申し訳ない気になった。
ネタとしては我が子を千尋の谷に突き落とすライオンか、弟子と師匠とかで、失笑を大きな笑いにつなげるコント。
泣ける喜劇という見方もできそうで、素性を明かせない生き別れの母娘でも通る。
いずれにせよ言えそうなのが、演技力が要求される芝居が重要で、でもアニメだからそれ以前の問題ということもある。
もしかして、笑っていいよね?という話なのかも。{/netabare}

8話: {netabare}ドリフと逆ドリフ。
思っていたのとは違ったけど、思ってた以上にドリフだった。
ソトカの忍者ネタはいつかやるとは思っていたが、忍者コントといえばドリフかなというのがあって、これをやるには5人目を待たなければならなかったわけだ。
ピン芸人とか、師匠と弟子とか、芸人と縁深いテーマなだけに、深い話になってきた?{/netabare}

10話: {netabare}直近のアメトークと同じテーマで、感想が引っ張られた。
芸人なら、1日でも早く入門したら兄弟子、先にデビューしたら先輩という世界。前後がはっきりしないと敬称で探りを入れたり、逆にはっきりするとギクシャクしたり。
さらに友達だとそのへんがずっと曖昧になってくるのを、関係性が先か態度が先かで入れ替えながら、本作のテーマの逆を突いた結末につなげている。
回想で見切れるアルとか、他人のボケに乗っかって?邪魔をせずに去る佳子とか、脇もいい仕事をしている。{/netabare}

11話: {netabare}おはようございますが芸能界の空気で、CDデビューまでが枕。
内職収入がプリクラ代になるのもよい流れで、大物女優がゲストのコントとして成立している。{/netabare}

最終話: {netabare}もしかして間違い探しかとも思ったが、よくわからなかった。
最終話で1話と較べて違いを出すことはよくあるので、その線でクイズっぽくしてまとめたという見方?{/netabare}


見終わって: {netabare}脚本の名前で念のために2話目を見て、その時にはこんな感想の話になるとは思っていなかった。
とくに3話が秀逸で、そこから期待が高まっていった。
芸人の業界ネタは裏テーマだろうが、表のテーマも5話のアルの歌あたりからぐっとよくなっていったように思う。
あとは10話もよかった。{/netabare}

投稿 : 2019/06/24
閲覧 : 230
サンキュー:

5

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