「とある飛空士への追憶(アニメ映画)」

総合得点
63.4
感想・評価
331
棚に入れた
1533
ランキング
4274
★★★★☆ 3.5 (331)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.0
音楽
3.4
キャラ
3.5

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ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

声優さんの素人さが逆にいいかも

ラノベ原作で「とある飛空士への恋歌と」
少しつながりがあります。

第二次世界大戦中に活躍したような
プロペラ機が好きで,
見てみようと思いました。

内容は,公爵の娘さんを,許嫁である
ファナ嬢を,大洋を越えて
レヴァーム皇国皇子カルロ・レヴァーム
に送り届けるというものです。

しかし,状況は戦争状態,敵の単座戦闘機
「真電」戦闘機は
圧倒的な強さを誇ります。

こちらは複座偵察機で,最新鋭にもかかわらず
戦闘機ではないので,敵に劣ります。
そこで腕を買われて任務に就くのが
身分の低い傭兵の,狩乃シャルル一等飛空士。

無事ではないにせよ,空中戦ではファナ嬢を
見た敵のパイロットが,機銃の引き金を
引くのが一瞬遅れ,難を逃れます。

任務を果たす責任感ある青年で,
見ている分には安心して見ていられました。
大海原を渡る間だけの「淡い恋」
(古い実写映画「ローマの休日」)
見たいな雰囲気も描かれていて
切ないシーンもあります。
(私ならそのまま,飛行機ごと駆け落ちするかもしれません。)

ファナ嬢の声優さんは,当時新人で初挑戦の竹富聖花さん。
多分に素人ぽくて,いただけないのですが,
高貴な姫様が,なれない飛行機と狩乃シャルルに出会って
声が上ずっているとでも
無理やり解釈すれば,見れない範囲ではありません。

飛行機と,短くもはかない,身分違いなラブストーリーの
好きな方には,中編の映画ですので,見てもらって
損はない作品だと思います。

投稿 : 2019/11/10
閲覧 : 319
サンキュー:

2

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