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「とある飛空士への追憶(アニメ映画)」

総合得点
63.4
感想・評価
331
棚に入れた
1533
ランキング
4274
★★★★☆ 3.5 (331)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.0
音楽
3.4
キャラ
3.5

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とある飛空士への追憶の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

P さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.3
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

この手の主人公が日系である必要性

全然しっくり来ないです。
外国の姫と恋をする日系人という構図。
国内受けしようとしているようにしか見えない。
ハーフ設定みたいですが、最後の戦闘にサムライ云々言い出したあたりも興醒め。
その前の戦闘も何故見逃してもらえたのか謎。
ヒロインの行動も理解不能な所が多いし、何より棒読みが気になり集中出来ない。
ラブロマンスらしいですが、ラブはいらなかったかな。
シリーズで、とある飛空士への恋歌を見ようか悩んでいたけど、劇場版の方で冷めてしまったのでやめておきます。

投稿 : 2021/07/26
閲覧 : 245
サンキュー:

3

栞織 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

小品ながらSF空想科学小説的作品

このサムネイルの絵は実際の本編のものとは違っていると思います。作画はエヴァンゲリオンの貞本さんのようなキャラデザインで、しかも作画も非常によいものでした。見た時はてっきりガイナックス制作だと思いましたが、違ったようです。内容は19世紀の空想科学小説的な世界観で、ナディアの島編のような漂着もので、しかしヒロインは綾波のような感じの女性です。従ってレイのファンの人は見た方がいいのではと思いました。もう少し快活に設定されていますが、深窓の女性という設定はうれしいのではないかと思いました。ラストまで無理なく物語が進んで、見たあとも爽やかな印象が残った佳作です。原作小説があるようですが、うまくその世界観で描かれていると思います。飛行機などの設定も緻密に描かれていて、小品ですが光る作品だと思います。あまり一般に知名度がないのが残念です。私もるろうに剣心のアニメ映画の会場で見たチラシではじめてこの映画の存在を知りました。もっと知られてもいい作品だと思います。

投稿 : 2020/10/05
閲覧 : 317
サンキュー:

4

ネタバレ

rori さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

うーんこれは…

総評として、物語の進行やエピソードの感動はあった。作画も目立った崩壊等はなく飛行機もよく描かれていたと思う。
ただ、その感動をものにするためにキャラクター達をアホにしすぎなんよなぁ…機密事項の意味を制作陣、原作でも描かれてるなら原作者にも考えて書いていただきたかった。まぁ軍事をリアルに描く描写では無いため、ここでは割愛するが。
あとは神木隆之介さんが主演をされていたそうで、君の名はでは声優とも取れるくらい素晴らしいアフレコでしたが、今作ではかなり残念なアフレコとなっています。ただ、神木隆之介さんの演技は許せる範疇で問題はヒロイン。ヒロインのアフレコをした、名前は忘れましたが俳優さん、かなり酷かったです。こりゃ感情移入できるシーンでも声優によって全部めちゃくちゃにされてるんやなみたいな。そんな感じにも取れました。感動シーンでなんかどもってる感あって思わず笑っちゃいましたから。監督の采配か外部の圧力かは分かりませんが声優陣によってこの作品は潰されています。ストーリーは個人的に好きなので非常に残念です。
声優陣の演技?に耐えられるのであればぜひ見ていただきたい作品ではありますが、あまりに酷いので低めの評価とさせていただきました

投稿 : 2020/04/26
閲覧 : 374
サンキュー:

2

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

声優さんの素人さが逆にいいかも

ラノベ原作で「とある飛空士への恋歌と」
少しつながりがあります。

第二次世界大戦中に活躍したような
プロペラ機が好きで,
見てみようと思いました。

内容は,公爵の娘さんを,許嫁である
ファナ嬢を,大洋を越えて
レヴァーム皇国皇子カルロ・レヴァーム
に送り届けるというものです。

しかし,状況は戦争状態,敵の単座戦闘機
「真電」戦闘機は
圧倒的な強さを誇ります。

こちらは複座偵察機で,最新鋭にもかかわらず
戦闘機ではないので,敵に劣ります。
そこで腕を買われて任務に就くのが
身分の低い傭兵の,狩乃シャルル一等飛空士。

無事ではないにせよ,空中戦ではファナ嬢を
見た敵のパイロットが,機銃の引き金を
引くのが一瞬遅れ,難を逃れます。

任務を果たす責任感ある青年で,
見ている分には安心して見ていられました。
大海原を渡る間だけの「淡い恋」
(古い実写映画「ローマの休日」)
見たいな雰囲気も描かれていて
切ないシーンもあります。
(私ならそのまま,飛行機ごと駆け落ちするかもしれません。)

ファナ嬢の声優さんは,当時新人で初挑戦の竹富聖花さん。
多分に素人ぽくて,いただけないのですが,
高貴な姫様が,なれない飛行機と狩乃シャルルに出会って
声が上ずっているとでも
無理やり解釈すれば,見れない範囲ではありません。

飛行機と,短くもはかない,身分違いなラブストーリーの
好きな方には,中編の映画ですので,見てもらって
損はない作品だと思います。

投稿 : 2019/11/10
閲覧 : 320
サンキュー:

2

ネタバレ

天啓 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

声優の大事さが良く判る

物語はいいのに・・・

物語
貴族の娘ファナを見初めたレヴァーム皇国王子カルロ
カルロはファナに求婚する
この戦争が終わったら迎えに来るからと言い残し・・・

しかし天ツ神国との戦争は更に激化し、その戦乱の最中、王都まで未来の王妃となるファナを送り届ける任務につく 主人公 シャルルだった
そして、任務中 恋に落ちる二人 さてその結末は?

結構ストーリーは良かったと想いますよ
シャルルの過去が少しづつ明かされ、自分の過去も思い出すファナ
そして惹かれあう二人 でもお互いの立場が大きな壁となって立ちはだかる
{netabare} シャルルは天ツ神の血を引く腕の良い庸兵
当然敵国の血を引く者を周りは良く想いません{/netabare}

大好物の展開です

作画もラストシーンで{netabare} 空から砂金を降らせるシーンなんか{/netabare}
とても素晴らしいのに・・・・

しかしですよ
この二人の中の人 
シャルルは【君の名は】で一躍名を馳せた神木隆之介
君の名はのかなり前の作品ということもあって いや酷い演技

そして大問題は ヒロイン ファナの中の人 竹富 聖花さん
女優件ドラッグレーサーだそうで
酷い演技でしたね
まあ、元SKEの松井さんより多少マシかなと思うレベル

主人公二人の演技でせっかくのストーリーも台無しでした

ちゃんとした声優さん使っていれば、もっともっと素晴らしい作品になっていたでしょうに とても残念です。

声優代えてリメークしてくれないかな?

投稿 : 2019/09/19
閲覧 : 423
サンキュー:

11

haiga さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 1.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

刹那の恋の物語

今観終わりました。いや~良かったっすよ。とても面白かったです。

簡単に説明。
2つの大国が争ってる世界。主人公は敵国(日本がモデルの東洋人)ハーフ故の黒髪のせいでめちゃくちゃ差別されてます。差別の不自由さゆえに求めたのは空の自由。空には身分の貴賎もありません。夢かない戦闘機乗りのパイロットになる主人公。正規パイロットはなれませんでしたが凄腕傭兵パイロットとしてレヴァーム皇国に属しています。

突然舞い込む特殊任務。虎の子の艦隊がやられてしまい、本来ならばその艦隊が護送するはずだった王子に嫁ぐ皇族の姫を、新型偵察機で単機首都に送り届ける事になります。敵の包囲網を掻い潜り12000キロの2人の旅が始まるのでした。

-----------------以下感想-------------------
昔から大衆受けする題材として身分違いの恋はあると思います。ローマの休日とか·····定番っていったら定番ですね。この作品は最底辺として差別されている主人公の飛空士シャルルと王子に嫁ぐ運命の貴族の娘ファナの一時の恋の物語です。

ファナの立ち位置やシャルルの立場を考えると2人が結ばれる可能性はゼロなんですよ。
でも旅の中で絆が深まってファナの魅力が爆発して、すごく切なくなるっすね。
クライマックスのファナとシャルルの行動には本当に切なくて、ただただ笑顔で見送るしか無いですね。とても粋で爽やかで美しかったです。
続編があるみたいですが微妙な出来栄えの雰囲気なので私は観ない事にします。この美しい物語をそのまま大事に維持したいので。

因みに声に俳優、芸人を起用したのは大きなマイナスです。それがなければ文句なしに名作でした。
やっぱちゃんとしたプロの声優さんを使ってほしいです。だいぶクオリティが落ちます。
マーケットをとるかクオリティを取るかの2択になるのでしょうが…バランスが難しいですけどね。

投稿 : 2019/09/08
閲覧 : 314
サンキュー:

11

ネタバレ

白狼 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

最後まで曖昧

正直作画はきれいだったので期待したが、主役とヒロインが最初から最後まで棒読み過ぎてなぜ監督はこれでOKを出したのだろうか…、声優も出てるので演技の仕方の違いが出過ぎて酷い、あとシナリオは位を超えた恋愛とあるが全然恋愛感が薄く、仲のいい2人って感じで、すごく同仕様もなく好き!とゆうような恋愛感が薄く、最後もそれじゃあねと、挨拶的なことをして終わるから内容は薄っすいと感じた、人によってはいいのかもしれないが、素人目からみて明らかに棒読みの二人がとてつもなく違和感があった、これオーディションでえらんでる?人気俳優グラビア女優で選んでない?選んだとしてもどうしてこの演技でOKを出したよ。これは円盤でても売れんな

投稿 : 2019/08/15
閲覧 : 209
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0

cabinmild さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

原作の魅力を映像化しきれなかった凡作

原作はラノベ。ラノベ購読者層以外への人気も獲得し、一般小説としても発売されています。

人種の問題から差別の対象である主人公シャルルと貴族令嬢ファナの、一時の淡いロマンスを描きます。

本筋には大きな改変を加えることなく映像化されていますが、いかんせん駆け足です。
差別の構造や戦争の状況、国家の体面など、原作でしっかりなされていた骨組みの描写がかなり省略されています。これだと主人公の立場に思いを馳せることがむずかしい。

シャルルとファナはどちらも責任と立場を自覚した大人です。その2人がお互いに絶対に叶わないとわかっていながら胸に秘める淡い恋がロマンチックなのですが… 本作ではかなり軽く感じられ、ラストシーンの感動が半減しています。

ファナ役は本作が声優初挑戦のグラビアアイドルで竹富さんという方だそうですが、ちょっとひどい。逆に敵役で出演されたサンドウィッチマンの富沢さんが思いの外好演されているので、余計になんだかなぁと。

アニメ化に適していたと思われる原作だっただけに残念です。

投稿 : 2018/09/03
閲覧 : 304
サンキュー:

0

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

一体何がしたかったのか。

マッドハウスの劇場アニメーションの中でもとりわけぼやっとした印象の薄いアニメ

宮崎駿の「紅の豚」や押井守の「スカイ・クロラ」に比べると雲泥の差です。
原作は読んでいませんが、非常に作りが浅くこれだったら僕でもつくれます。

投稿 : 2018/02/04
閲覧 : 388
サンキュー:

3

ネタバレ

ひらめ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

きれいなラブストーリー

お姫様と一般人のラブストーリーって
ありそうでない話。

綺麗なラブストーリーに、
空、雲、その他情景の美しさがマッチして、
非常に良かったです。
{netabare}特にラスト、金の砂を撒くシーン、良かったですね。{/netabare}


序盤は演技が気になった(とくに姫様)けれど
それについては慣れれば全然平気。

投稿 : 2017/06/26
閲覧 : 288
サンキュー:

2

★☆零華☆★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

スケールが小さい感じのジブリ作品みたいでした。

これは最近、視聴しました。
1時間30分くらいの映画作品です。


あらすじ内容を簡単に説明しますと主人公が貴族のお嬢様を王子様との結婚の為に
飛空機を使って、敵地を渡りお城にお連れするお話
ですが、実は2人は幼馴染的な感じで徐々にストーリーを通し、ヒロインが主人公に段々と惹かれていく恋模様を描いている物語でもあります。


絵柄はジブリっぽく描かれています。
また飛空機のアクションシーンは見物で違和感なく動いており、流石のマッドハウス作品と頷けます。
ですが作中に登場するキャラクターが少なく、終始、主人公とヒロインだけと言っても過言ではありません。
それのせいもあり、スケールが小さく感じてしまいました。


あと言うならば、声優さんが
主人公:神木隆之介
ヒロイン:竹富聖花
と俳優さんと女優さんが使われていました。
ヒロインに関しては素人感が半端ないです。


とこんな感じのスケールが小さい感じのジブリ作品みたいでした。

投稿 : 2017/05/08
閲覧 : 319
サンキュー:

12

ネタバレ

NKiEU33270 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

主人公の必殺技がハンマーヘッドターン

とある飛空士への追憶とは、空戦アニメだからこそ、見る価値があった。無数のアニメの中でも空戦アニメというものは、十年単位でほんの数えるほどしか出てこない。

で、その内容とは、酷いものだった。
この空戦アニメは主人公が非武装で後部銃座しかない単発複座の偵察機に王女を乗せて敵の追撃を振り切って脱出するものになっている。

この時点でわかるだろう。
味方の援護もない非武装の偵察機で敵の追撃を振り切るというのは空戦アニメを冒涜している。それでもいわゆるセカイ系とかいうよくわかんないけど泣けるとかいうお涙頂戴モノが今はウケる。

そのお涙頂戴モノがとある飛空士への追憶だ。
敵は空飛ぶ金剛型戦艦と震電の戦闘機隊が出てくる。が、この追撃を主人公は簡単に振り切ってしまう。

震電の機銃がなぜか主翼に2丁の威力がどうみても7.7ミリクラスの機銃になっており、主人公の乗る偵察機はロケットブースターと敵に撃たれた瞬間に某艦隊よろしく、横にスライド飛行できる超機動性が搭載されている。

最初に空飛ぶ金剛に撃たれるが、ロケットブースター吹かして主人公機は簡単に逃げてしまう。しかもそのとき、空飛ぶ金剛は主人公機に惑わされて味方の金剛を誤射したり、味方の金剛と空中衝突してしまう。

間違いなく敵の金剛乗りは軍法会議モノ。

次に出てくる震電はまったくの無能。
それでも震電戦闘機隊の追撃を振り切れない主人公機は必殺技とかいって失速反転、ハンマーヘッドターンをしてその場をしのぐ。

ただハンマーヘッドターンしても逃げられるわけもないんで、最後はここまで一度も出でこなかった後部銃座に座ってる王女、機銃撃ちたくないマンが突如、絶対殺すマンに変身して震電をパーンとする。

ほんでいろいろあって、物語の最後らへんになると、
主人公がサルの一つ覚えのようにドヤ顔でハンマーヘッドターン繰り返してオナる。

投稿 : 2017/05/07
閲覧 : 263
サンキュー:

0

knightgiri さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

爽やか

スタジオジブリの映画かと勘違いする、デザイン・ストーリーです。紹介欄にある画像は映画とは全然違います(原作ノベルのカバーじゃないですかね?)。この画像で本作品をパスしないでください。

ミリオタの私としては、空戦シーンとか合格点です。
ストーリー構成も無理なくテンポもいい。

敵国国民(日本を想定か?)との混血故に迫害される
パイロットの主人公(シャルル)とお姫様(次期皇女ファナ)の叶わぬ恋・心の触れ合い。 そうですね、ヒロインのファナはあのルパン三世「カリオストロ城」に出てくるクラリスを彷彿させます。

まさに「お姫様」いいですよぉ。

世間知らずのお姫様が、主人公との冒険(初恋?)を通じて成長する。そんなテーマも伏線としてあります。

別段何か特に秀でた訳ではないのですがいい映画です。「君の名は」が楽しめた方にはお勧めです。

追伸:この「とある飛空士への」はシリーズでいろいろストーリーが
   あるようですね。西尾維新の化け物語シリーズみたいな感じ。
   でもあくまでおすすめするのはこの映画のみです。

投稿 : 2017/04/15
閲覧 : 278
サンキュー:

2

ネタバレ

nakagi rin さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いつか、またはあの日、青くて黄金色の空を

「とある飛空士への追憶」
視聴させて頂きました。
原作は犬村小六先生による、ライトノベル作品です。

身分違いの恋物語は数知れず。
この作品も、その中の一つだと思います。
国のお姫様になる立場のファナと、傭兵飛空士乗りのシャルル。
物語の骨子は、シャルルがファナを国へと連れて行く間の空の旅を描いていますが、この二人が共に過ごした旅の時間はほんの数日間でした。

互いが互いを、確かに想っている。
そのことも、たぶん相手に伝わっている。
絶対一緒にいたいはずだけれど、最後の最後で、首を縦には振れない。
それは時代のせいかもしれないし、戦争のせいかもしれないし、立場のせいかもしれない。

最終的に二人はさよならを余儀なくされます。
その後、二人が再会できたかを想像してもみましたが、たぶん二度と会うことはなかったのだろうなと思います。
もし再会できていたら本当に嬉しいけれど、きっと互いを忘れらないまま、たまに思い出したりしながら、やっぱり会えなかったんだろうな...
そう思ってしまうほど、この物語の時代背景はシビアでした。

そしてそれは、二人もわかっていたんだろうと思います。
わかって手を振っていたんだろうな、そんなように思います。

かなり抽象的になってしまいましたが、とても好きな作品になりました!
飛空機での戦闘シーンも白熱でした!

どうか二人が、幸せな人生を送れますように。

以上、感想でした。

P.S:見終わった後に残る余韻の種類はいくつかあると思うのですが、この手の作品から受け取る余韻は、なんとも長く引っ張ります。この気持ち、わかっていただけるでしょうか。

投稿 : 2017/02/08
閲覧 : 229
サンキュー:

4

remi さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神映画

空と恋の物語
作画のよさに感動しました
またこの作者のとある飛空士シリーズよかったです

投稿 : 2016/11/26
閲覧 : 202
サンキュー:

2

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

公開1週間経ってないのに貸切かよ・・・
内容は究極のテンプレアニメでした。不思議なほど展開が見えるw
原作読んでませんが、非常にわかりやすい作品でした。
まあテンプレを楽しめるなら2828しながら見れるかな。

投稿 : 2016/09/04
閲覧 : 236
サンキュー:

0

ロリっ娘prpr さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 1.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

主人公とヒロインが棒読み

とある飛空士への恋歌が好きだったので前情報なく観てみたら・・・

ここまでひどい棒読みはなかなかない
棒すぎてストーリーが頭に入ってこない

声優を使ってほしかった。

役者よりも監督&音監を責めるべきだろうけど、あまりにもひどかった。



その要素をあまり気にしない人には楽しめるかもしれない。

投稿 : 2016/06/25
閲覧 : 293
サンキュー:

1

ラ ム ネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ベタはベタなりに上手くベタることもできるはず。

 古本屋で本の題名を縦覧していると、「とある飛空士へと追憶」の一節に目が留まった。タイトルになにとない見覚えがあった。棚から引き出すと、紙質の柔らかな表紙が馴染むように手のひらでたわむ。真白の表紙で大きな瞳が、追憶がともされたようにして、海と入道雲と空の青みを映している。見開くと、ページの上に赤い血がこすれているのを見つけた。誰のだ、と思ったら、私の指から出ていた。そういえばさっき料理中に人参ごときで自傷していた。きっと人参ごときなどと言うから切ったのだ。「買えってか」ワンコインだから大した痛手ではない、切った指の方が文字通り痛手だ。許せない。レジの定員が本に付着した血を見てどう反応するかわくわくしたが、彼はそれをさっさと袋に突っ込み、私に顔も合わせずレシートを渡し、笑いもせずに高い声で「アリガトウゴザイマシター」と言ったから、どうも心地わるいままになってしまった。定員のせいではない。

 この原作本からの映画化に際しては失敗があり、それは物語の整合性を随所で欠損させてしまっているということです。そもそも文字言語の作品を、そのまま音声言語と視覚的な演出に拡張して時間内に補完させようとすることは難しい話しで、どうしてもオリジナルになりえるものです、当たり前のことですが。ジブリも原作忠実ではなく、原案をもとに独自的にその作品の枠を越えてオリジナルな映画ものとして完成させています。まず原作に忠実に、共有し、ただ物語の枠からは多少外れ、物語の世界観はもちろん残し、製作はほどほど独創的に、時間内に収めなくてはならないので、内容も圧縮させて適合させ、統一性、整合性をもたせなくてはなりません。しかしここで失敗しています。ウィキペディアに載っていましたが、何人かの製作上層部が原作を読んでいなく、監督もしっかりと整合性を把握していなかったとのこと。しかもそんなことが笑い話になっていたとかで。作画も音楽もいいのに、場面の移り方や音の挿し込まれ方がぎこちなかったり、すんなりと行きすぎたり、惹きつけられなかったり。基本が典型的な内容だろうと、それはそれでよいとして、だから些細なところが大切になって来て、繊密に練りあげてダイナミズムを含ませよう、子どもでも見られるようにしようとか、素人で考えられてしまえるのに、なにかあったんだろうか、やはりもったいないと思う。もっと時間を長くとって間が空けられたらよかったとも思う。小気味よく、たんたんたんたん進展していってしまうのに、こちらは感情移入もできないまま、なんとなくの雰囲気のなかで取り残される。もったいない。

 これは魅力的な物語でしかない。伝えたいこと、描きたいことはシンプルで、でもその簡潔さに人は憧れを抱くからいいとして、あとは細部と統一性。シンプルだからこそ細部の支えがいる。統一性は、地上サンマルティア、飛空一日目から五日目の段取りと、最終シーンの黄金の雨の別れでそれとなくまとまっている。問題は細部で、手を抜いたのか、これが惜しい。細部に疑念、矛盾が感じられ、整合性がないから違和感を覚えて、そんななんだかよくわからないものに、私は身をゆだねることができなかった。伝えたいことはシンプル、そのシンプルな流れに人を乗せられているか、伝えたいことが伝わっているか、飛行士シャルルの気にさせているか、次期皇妃ファナの気にさせているか、引き込みに成功しているか、されない。されるためには、多くのことに目をつぶらなくてはならないか、その細部に。まるで大きなものばかりに気を取られ、それを支える小さなことを忘れているような。んー。

 ラストシーン(ファナの引き渡しの辺りから)はよかったです、輝いてて。あれで随分と許容する。けっして細部が補完されたわけではないが、ダイナミズムってやるなあ。でもまあラストシーンはそういうもので、ジャァーン!!と壮大に終幕してくれれば、後腐れがなくすっきりして、よかった感じがするものです。
 主題歌がミュージカル女優の新妻聖子さんで、前々からファンだったので、ひとつ嬉しい点。歌詞はあまり、でしたが。

投稿 : 2016/03/25
閲覧 : 416
サンキュー:

8

ネタバレ

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

20年に及ぶ空に憧れた飛空士達のプロローグ

劇場公開のレビューはおいておきます、他の方の評価と似たり寄ったりなので。

今年に入ってから恋歌の続きが気になったのでラノベ誓約1.2と読んでみたら…めっちゃ面白いやん
結局追憶から戻って『追憶』『夜想曲』『恋歌』『誓約』全17刊読了。
いゃ~面白かった。

それぞれの感想もしたいのですが
シリーズ最高傑作の誓約だけちょこっと…

坂上清顕
ミオ.セイラ
イリア.クライシュミット
ライナ.ベック
紫かぐら
セシル.ハウアー
バルタザール.グリム

男女7名がエアハント士官学校に編入する為に飛空艇で敵中突破する所から物語は始まります。
のちにエリアドールの7人と呼ばれる
身分を隠してるもの、実はスパイだったもの含めて…
順調に士官学校生活を過ごしていると思いきや、空の一族ウラノスの魔の手が密かに進んでいて、さらに戦争の足音も。
途中から超鬱展開、酷すぎる、可哀想すぎ…とにかくハッピーエンドに…
作者過去の追憶、夜想曲、恋歌は切なく苦い別離のエンドだったので。
シリーズ中盤から恋歌メンバー、クレア.クルス/イグナシオ.アクシスと運命が交差してゆきます。
7人全員が主人公でありヒロイン、ヒーローの話、優秀過ぎるし成長が半端ない。

最終刊では運命のウラノス/空の一族との運命の決戦に…
坂上清顕、狩野シャルル、カルエル.アルバス、吉岡武雄のスーパーエースが揃っての200ページに及ぶ空戦は圧巻。
追憶、夜想曲、恋歌、誓約の全てが回収されてゆきます。

空戦に恋の行方、読み出したら止まらなくなる作品
最高、それしか言葉が出ません。

狩野シャルルとファナとの出逢い、千々石武雄と吉岡ゆきとの出逢い、狩野シャルルと千々石武雄との出逢い。
カルエル、クレア、アルエル、イグナシオとの出逢い。
エリアドール7人それぞれのとの出逢いがあってこの結末に繋がる様に思えてきます。

全シリーズ通しての私的なベストヒロインはクレア.クルスかな、けなげで自分犠牲にしすぎカルエルにもったいないw

シリーズ通して私的なNo1飛空士は千々石武雄、圧倒的な個性と強さめっちゃ好きになってしまった。

気になった方はぜひ読んでみて下さい、そのあとでついでに、劇場公開盤追憶、アニメ恋歌でも。
誓約のアニメ化…無いかな、アニメ失敗しすぎたTT



世界を救ったのは飛空士達ですが…ラーメンも世界を救うなぁと、恋歌知ってる人ならピンとくるかな?…最後の感想です。

投稿 : 2016/02/25
閲覧 : 288
サンキュー:

6

Yasupeso さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とある暇人のアニメ探し

とある飛空士シリーズの1つ目にあたる作品ですね。

見終わった時の感想
シャルル、シャルル、シャルル。。。。シャルルってなんかのアニメでいたな。。。
あークララだ!
っていうのは置いといて、
飛行機での戦闘はケッコーかっこよかったと思います。
ちゃんと撃たれてたしね。

お互い気持ちが通じ合っているのに身分の違い。やるべきことの違い。
戦争の中ではこういうこともあるのだろうなとも思えます。
ちょっと寂しいですが。。。。これシリーズとして大切なところ。

最高です。とは人によって言えませんが、ハマった人は多分シリーズを
読みたくなります。とても先が気になりますよ!

私の感想文になりましたが、
時間ある方は、ぜひ見てください。

声優さんいつもながらごめんなさい。

シリーズ通して、シャルルはちょいちょい出てくるらしいですよ。

投稿 : 2016/02/20
閲覧 : 248
サンキュー:

2

ネタバレ

よたる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まだ終わりません 僕だけなら撃ち落とされてもいいけど...

{netabare}
「まだ終わりません 僕だけなら撃ち落とされてもいいけどファナもいるから」
{/netabare}
このセリフがたまりませんね

身分違いの愛をお互いに分かりあいながら、自らの職務の責任を胸に刻み付け、感情に流されそうになる自分を食い止めていく。
そんな2人の姿が切なくて、とても感動できる作品です。

結末の一等綺麗なシーンは見逃せません。
飛空士シャルルの男らしさがかっこよすぎです。


原作のラノベでもボロボロ泣いたのが懐かしい思い出です。
個人的には感動具合は原作の方がやや上回りましたが(←こちらもおすすめ)、
アニメではシャルルがボロボロになりながらも、弾丸飛び交う中を一心に飛んでいくのが映像として見られるのが良いところです。
大空を舞う本作。背景も綺麗で作画が良いです♪


ちなみに、シャルルは
アニメ「とある飛空士への恋歌」にちょびっとだけ出演します。
そちらもぜひ

投稿 : 2015/11/01
閲覧 : 299
サンキュー:

4

Yuyu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

好みが別れる

結末で好みが別れると思う。演出は素晴らしいと思うけど、俺は嫌い
追憶とかいうタイトルだったので、ずっと視聴を避けていました。過去を偲ぶってタイトルがエンディングのネタばれしてるんだもん。

爽やかな感じもするけれど、アメリカ暮らしが長かったからかな……こういう結末は嫌いです。日本人は好きだよね、こういう結末。後、ストーリーからして、あまり浮き沈みがないのも特徴かな。何か物足りなさも感じたかな。

しかも、絵の世界観が紅の豚やラピュタみたいな感じだったので、やっぱりこの結末は嫌です。特に最後のエピローグの解説文は余計だと思いました。あぁ本当にダメなんだって止め刺された感じがして……。

まったくないジャンルだと受け入れられるんですけどね。消費豚はわがままですね本当に。

声優は最初は微妙だったけど、中盤からノッてきた印象を持ちました。特に王女様、仮面を被ってる状態の時の声はマジで、どうしようかと思いましたけど。

キャラは好きです。特にやっぱり、主人公には憧れますね。ラストみたいなことができる人って男女問わず素敵です。周りに実在しないのが悲しいところです。

投稿 : 2015/10/08
閲覧 : 368
サンキュー:

1

緑の先駆者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

原作が有名なので、アニメ観てみた。正直、物足りない。

原作のラノベが有名。原作を読む前に、アニメ鑑賞をしてみることにより、二毛作を画策。

ラノベ原作なのに、こんなに健全なアニメが存在していいのか、というくらい健全なストーリー。
盛り上がりに欠けて、先が読める展開で、正直、物足りない。ストーリーはわかりやすいけれど、汚れてしまった大人には、足りないものが多すぎる。時代背景は戦争まっただなかにも関わらず、戦闘シーンがしょぼすぎて、男の子向きではない。ターゲットのユーザーは、ピュアな小学生、中~高学年の女子か?


後日談

アニメ鑑賞後、原作を読んでみた。
原作は、もう少し、ストーリーに浮き沈みがあって、キャラクターも、もう少し深堀りされていて、アニメより少しだけ楽しめる。少しだけだけど。
「追憶」と一緒に「恋歌」の方も合わせて、6冊の本を購入してしまったので、ちょっと後悔。

投稿 : 2015/09/01
閲覧 : 247
サンキュー:

0

D.D さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かったですけどねぇ

評判等から期待せずに視聴しましたが面白かったです。

お話としては、恋の観点からすると叶わぬ恋の物語ですかね。
概要としてはあらすじ通りですかね。

大人の判断というか、自分たち以外の大勢の人の事を考えればよくあるお話ですよね。

ダメダメな点としては酷評されている声優さんですかね。
レビューに書かれている方もおられましたが、ちゃんとした声優さんだともっと深みのある作品になったんじゃないですかねぇ。


個人的な印象としてはジブリのルパン三世みたい?
飛行機とかに興味なくても面白いんじゃないですかねー?

投稿 : 2015/07/25
閲覧 : 354
サンキュー:

1

ネタバレ

イノイノ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見ごたえあった

最初声優さんにあれ?って思った。最後の方は全く気にならなかった。
内容は良く見ごたえがあった。

自分の希望ですが最後駆け落ちとかでも良かったかも…

投稿 : 2015/07/02
閲覧 : 293
サンキュー:

0

124 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

かっこよかった

久しぶりのアニメ映画でしたが、とても面白かった。
ヒロインの声優さんに最初はうわーって感じでしたがすぐ慣れました。
戦闘シーンは手に汗にぎる感じが最高です。

投稿 : 2015/06/11
閲覧 : 337
サンキュー:

0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ヤバイ、又、間違えた(>_<)

間違えた(>_<)観たのは此方だった(>_<)恋歌の方は観てないや(>_<)
サンキューもらっちやったし、うわぁ、どうしょう、、(>_<)

取り敢えず、同じ内容なのですが、(>_<)


予告編観たとき、、物凄く期待してたけど、観たらちょっとガッカリだった。

原作読んだ事がないから何とも言えないのだけど、尺足らず?だったのでは、、と思います。

絵柄は間違ってなければ、サクラ大戦の人だったかと、、

サクラ大戦好きだから、だから、残念な作品でした
。間違えて、済みませんm(_ _)m

投稿 : 2015/05/15
閲覧 : 307

takekaiju さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

あっさりした味わい

原作既読。
敵地にて命を狙われる皇妃を単独飛空機によって脱出させる恋と空戦の物語。
映画アニメらしく雄大な空とぬるぬる動く飛空機の爽快なアクションが目を惹く作品です。

大まかなストーリーは原作通りですが、回想や細かな描写が省かれています。
映像作品の性であり、メディアの特性上致し方ないのだけれど、心理描写が省かれているところが、原作との大きな違い。物語の展開もテンポよく進むので、感動的なシーンにも十分に浸ることができないところは残念。

そのため、文庫を一冊読むのに比べてずいぶんあっさりと終わってしまったと思いました。原作をとんこつ醤油の家系ラーメンに例えると、アニメ劇場版はとりがら醤油ラーメンといった印象です。

特に、本作の魅力でもあるひと夏の恋の描写が不十分に感じました。原作では、心の殻に引きこもり機械人形のようだったファナが、空の旅とシャルルとの交流から徐々に自分を取り戻し淡い恋心を抱くのですが、ファナの心理描写がごっそり抜けているのでシャルルとの絆が浅く感じます。そのせいで、ラストのお別れのシーンも必死のファナの行動に違和感を覚えます。

とはいえ、小説では表現できなかった躍動感溢れる飛空機の舞や真電との決闘、空戦のシーンなど映像作品ならではの見所もありました。

投稿 : 2015/04/27
閲覧 : 346
サンキュー:

2

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 1.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

色々な部分で残念感が

 原作は未読。
 割と近代化された異世界を舞台にしたハイファンタジーといった感じで、ファンタジーと
書いたが広義のSFでもあるのかな。
 こうした舞台設定に加えて、空中戦が中心となると「LAST EXILE」シリーズなんかを思い
出したりするが、こういう世界観は割と好き。

 あまり細かい舞台や時代の設定は判らないままだったりしたが、大局的な歴史を描くのでは
なく、その中の一部である狩乃 シャルルとファナ・デル・モラルのやり取りを描いたもの
だから、全体は薄ぼんやりしていてもいいのかなと。

 展開としては身分の違う男女が訳あって、行動を共にすることになり、互いに恋心を抱くが、
その恋が実ることなく、また別々の道を行くと、まあ「ローマの休日」パターンと言うような
感じで、こういう切ない話は結構好きだったりするが、シャルルとファナが次第に心を通わせて
いくような描写はちょっと弱い気がした。もう少し二人が次第に仲良くなっていくような
やり取りがあっても良かったんじゃないかと。

 敵である帝政天ツ上から追われる逃避行中という危機的状況であるが、これまでに無かった
自由を得られたためか、ファナはそれなりに楽しそう。
 ただ、それまでの生活やレヴァーム皇子との婚約にもそれほど不満があるような描写が
無かったためか、今一つピンと来ない感もあった。

 自由と言えば、飛行シーンも逃避行中心のためか、劇中でシャルルが語るような
「空は自由」といった部分を体現したようなシーンがあまり無かったのも残念で、飛行
シーンとしては終盤の千々石 武夫との一騎打ちに代表される戦闘シーンが見どころだった
みたい。

 主要キャストは非声優中心で、テレビシリーズとはリンクしていない劇場公開作品なんかでは
よくあること。
 個人的には非声優をキャスティングすることには割と寛容な方であるとは思って
いるんだけど、さすがにこれはなあ、という感じで、はっきり言って主役の二人は下手。
 前述の「心の交流」や「空は自由」の描写が弱いと思ったのは、もしかして主役二人の演技の
稚拙さが余計にそう感じさせたのかもしれない。

投稿 : 2015/03/15
閲覧 : 242
サンキュー:

1

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

☆大空のロマン

作画の素晴らしさで戦闘シーンが迫力ありました。(*^_^*)


雲の間から出る夜空の満天の星空がロマンチックでシャルルも
カッコいい素敵なパイロットでした♪~☆*・゜゚・*:.。..。.:*・.。.:*・゜゚・*

シンプルに大空と飛行機と自然が纏まって良かったです♪♪♪♪~☆

小学館ガガガ文庫

アニメーション制作/マッドハウス

製作:トムス・エンタテイメント


2011.10.1公開

投稿 : 2015/02/28
閲覧 : 249
サンキュー:

4

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とある飛空士への追憶のストーリー・あらすじ

たった二つの戦争中の大国しかない世界―――。『空の上では身分は関係ない』という自論を持つ「シャルル」だが、彼はまさに社会の底辺層であった。両国のハーフであるためにひどい差別を受ける彼は、飛空士としての腕の自信と、ある思い出だけを頼りに生きてきている。そんな彼に対して「ファナ」はシャルルが属する空軍を擁する大国の次期皇妃。天と地ほどの身分の差がある二人が主人公である。物語はシャルルがある作戦を告げられることから回り始める。それは「順調に進んでも五日はかかる広い中央海を、ファナを連れて二人で敵中翔破せよ」というものだった。接点がなかった二人に、つながりが生まれる。(アニメ映画『とある飛空士への追憶』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2011年11月1日
制作会社
マッドハウス
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A8%E3%81%82%E3%8...
公式サイト
hikuushi-tsuioku.com/
主題歌
≪OP≫新妻聖子『時の翼』

声優・キャラクター

神木隆之介、竹富聖花、小野大輔、富澤たけし

スタッフ

原作:犬村松緑(小学館『ガガガ文庫』刊)、原作イラスト:森沢晴行、 監督:宍戸淳、脚本:奥寺佐渡子、キャラクターデザイン:松原秀典、メカニックデザイン:山田勝哉、総作画監督:田﨑聡、美術:橋本和幸、撮影:棚田耕平、CG監督:設楽友久、色彩設計:小針裕子、編集:木村佳史子

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