「推しが武道館いってくれたら死ぬ(TVアニメ動画)」

総合得点
79.5
感想・評価
463
棚に入れた
1679
ランキング
490
★★★★☆ 3.8 (463)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.7
キャラ
4.0

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Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

きみのために生きてる

この作品の原作は未読ですが、タイトルが物凄く気になったのを覚えています。
「推しが武道館いってくれたら死ぬ」って、正直意味が全然分かりません。
これじゃ、推しが武道館に行ったら共に喜びを分かち合うことができないじゃん!

…ってなことも思わなかった訳ではありませんが、キャストを見て俄然視聴意欲が湧いてきました。
主人公のえりぴよ(?)にファイちゃん、本渡さん、「かおちゃん」こと石原夏織さん、そして市ノ瀬加那さんといった顔ぶれ…
ホント、良いキャスティングだと思います。


岡山県在住のえりぴよは、マイナー地下アイドル「ChamJam」のメンバー・舞菜に
人生を捧げている熱狂的なオタク。

えりぴよが身を包むのは高校時代の赤ジャージ。
えりぴよが振り回すのはサーモンピンクのキンブレ。
えりぴよが推すのは舞菜ただ一人。

収入の全てを推しに貢ぎ。24時間推しのことを想い、
声の限りを尽くして推しの名前を叫ぶその姿は
オタク仲間の間で伝説と呼ばれ、
誰もが一目置く存在となっていた。

「いつか舞菜が武道館のステージに立ってくれたなら…死んでもいい!!」
そう断言する伝説の女・えりぴよのドルオタ活動は
アイドルもオタクも巻き込んで今日も続く…!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

まず初めに…
公式HPのトップページのイラストが鬼懸かっているんですけど…!
イラストは全部で3種類あります。
・えりぴよが前を見据えて舞菜の名前入りタオルを横に広げているイラスト
・ChamJamのライブの風景…メンバーと観客のみんなが映っているイラスト
・握手会の会場で、握手券を両手に持ちながら舞菜に駆け寄るえりぴよのイラスト

どのイラストも沢山の想いが詰まっているのが分かります。
思わず見惚れてしまったんですけど…!
これで目頭が熱くなるって、どんだけ涙腺ぶっ壊れているんだろう…^^;

私はリアル3次元の推しはいないので、きっとえりぴよと同じ立ち位置になることは無いと思いますが、アニメでも結構同じような気持ちになれると個人的には思っています。
もちろん、特定の人間を対象にしたモノはありません。
でも向かう姿勢だったり、言動だったり、勇気だったり…
そういうパワーを与えてくれる作品があることを、もう十分に知っているので。

あ、でも22/7の「滝川みう」のフィギュアを予約した特典として「直筆サイン会参加券」が付いてきて、フィギュアの台座にサインして貰えるそうなのですが、えりぴよの握手会と滝川みうの直筆サイン会って通ずるモノがあったりするのかな?
…なんてね^^;
そりゃえりぴよさんとは推し度が違いますからね。
私なんかはえりぴよさんの足元にも及ばないことくらい分かってますって^^

えりぴよと舞菜のすれ違いがもどかしくて堪りません。
きっとお互い普通に接することができたら、秒で済んでしまうことだと思います。
ですが、お互いに普通に…素直に接することができないから事態がややこしくなるんです。
ホント、二人に教えてあげたいですよ。
お互いがどう思っているかってこと…
お互いにどうしたいと思っているかってこと…
そうしたら全ては解決して物事は円満な方向に進んでいけるでしょうに。

それと、アイドルファンのこと…これは絶対に忘れてはなりません。
くまささんを見ていると、WUGのワグナーだった太田さんが被って仕方ありませんでしたよ。
どちらもどっしりとした風貌ですが、オタクってやっぱりこういうイメージが強いんでしょうかね。
太ってて、眼鏡かけてて…

くまささんにはデジャヴュを感じましたが、市ノ瀬さん演じる玲奈ちゃんは
アイドルとは違った可愛さがあったと思います。
きっと市ノ瀬さんによる補正係数が掛かっているんでしょうけれど^^;

でも、本気で自分の好きを貫き通す姿勢は個人的には大好きです。
だから舞菜を応援するえりぴよさんを私も応援し続けたいと思います。

オープニングテーマは、ChamJamによる「Clover wish」
エンディングテーマは、主人公のえりぴよによる「♡桃色片想い♡」
個人的にはオープニングも軍配かな。
えりぴよが街中に貼ってあるChamJamのポスターを見て喜び飛び上がっているシーンがありましたが、ストリートファイターというゲームに登場するリュウの「昇竜拳」に見えて仕方無かったのは私だけでしょうか^^;?
エンディングには懐かしさを感じましたけれど…

1クール全12話の物語でした。
最終話で舞菜とえりぴよが少しだけ本音を言い合えたのは良かったと思います。
綺麗に纏まっていたのではないでしょうか。
それにしても最後のテロップの「?(ハテナマーク)」は一体何を意味するんでしょうね。
もしかして終わらないってこと…?
この作品についても今後の情報を楽しみにしていたいと思います。

投稿 : 2020/03/31
閲覧 : 273
サンキュー:

35

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