カミタマン さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
新たなるヒロインは登場せず^^;
2020/12/06 投稿
視聴前の知っている情報:主人公がエウレカとレントンの子供
見始めてまず感じたのは,画面の美しさです。
特に,アオの登場シーンは映画と思うくらいの美しさ,完成度でした。
冒頭で東京が廃墟になっていること,
話がちょっと進むと舞台が沖縄だと言うことが分かってきます。
沖縄は沖縄諸島連合となっていて,日本とは別の国。
主人公アオが暮らす磐戸島は実在しませんが,八重山諸島の設定で地形的には山や平地や湾の感じから石垣島をモデルにしたものと思われます。
ここで気になるのですが,このAOの世界が我々の暮らすこの世界の未来か,この世界にかなり近い別世界では無いかと言うことです。
「ポケットが虹でいっぱい」がまるっきり別世界だったことを考えると,AOも純粋に「交響詩篇エウレカセブン」の続編では無い可能性もあるも有るかもしれないと言うことを感じました。
1話ではアオが「機動戦士ガンダム」のアムロのような展開でニルバーシュに乗り込みシークレットと戦い倒します。その後物語序盤は割とテンポ良く話が展開し物語に引き込まれていったのですが,途中から退屈なのか見ているといつの間にか寝ている^^;と言った展開になりました。5話くらいから10話くらいまでは途中寝てしまい何度も行ったり来たりしてやっと先に進みました。
そして中盤{netabare}いよいよエウレカ登場!作品中の女性キャラの中で異次元の美しさです,ヒロインオーラ全開!やっぱエウレカは違います(*´д`*)
終盤のゲネラシオン・ブル(今更ながら気が付いたのですが、「アオの世代」という意味ですよね?)が世界を敵に回すあたりになってくると物語も盛り上がり面白くなってきました。(トゥルースの無茶な無双設定とナルの立ち位置はちょっとひっかっかりましたが・・・)
最終的にはレントンも現れ,またもや世界はサーストン家によって救われ,AOの作品世界と「交響詩篇エウレカセブン」の世界の関係もまあなんとなく理解でき物語は終わりました。{/netabare}
最終的にはこの作品何かが足りないように感じました。自分なりの結論としてはこの作品に決定的に不足している要素はヒロインだと思います。
ナルは中盤不在,立ち位置的にもヒロインでは無い感じ。
フレアとエレナもヒロインと言うよりはチームメイト,エレナのオタク設定の言動はキャラとしてはかなり立っていていいのですがヒロインでは無いですよね・・・
最強のヒロインオーラを放つエウレカは登場シーンも少なく主人公の実の母(笑)
視聴者的にはエウレカセブンの続編と言ったらいわゆる,boy meets girl的な物語を期待すると思うのですが,その期待には全く答えられなかったというか,答えようとはしていなかった作品だと思います。