「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました(TVアニメ動画)」

総合得点
67.0
感想・評価
339
棚に入れた
1093
ランキング
2567
★★★★☆ 3.1 (339)
物語
3.0
作画
3.1
声優
3.3
音楽
3.2
キャラ
3.2

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ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

よくある“なろう”追放モノ…

かと思いきや、意外と悪くないですね。

あ、詳細は公式でも見てください。

また、ずいぶんと長いタイトルですね。「小説家になろう」原作のテレビアニメ化作品で、シリーズ累計120万部を突破した人気作品。もともと夏アニメとして放送される予定でしたが、何らかの事情で秋にスライドした作品です。

勇者パーティーから追放された主人公が、辺境の地で勇者パーティー時代の知識と経験を活かして薬屋を開業したら、そこにかつてのパーティー仲間であるヒロインがやってきて、同居生活を送るというお話ですね。

なんか、「チート薬師…

おっと、それはいけない!
まあ、簡単にいえば華やかな舞台から追放された主人公が、のんびり暮らしたいと思っていたところに可愛いヒロインがやってきて、イチャイチャドタバタするって感じの話みたいですね。

なろう読者の夢と憧れが詰まった作品みたいですが、不安要素もあります。

ウルフズベインとスタジオフラッドの共同制作で、ウルフズベインは「ピーターグリルと賢者の時間」という15分枠のエッチなアニメを担当したぐらいしか、目立った実績がないんです。スタジオフラッドに関しては、ほぼ制作協力メインといった感じ。それなりにビッグタイトルのこの作品を、どう処理するのか未知数って感じがしますね。

案の定、事前PVから作画も微妙な感じなので、もしかしたら大きな期待はできないかもしれませんね。原作ファンの期待に応えられる出来になるといいですが…

=====で、初回視聴後、所感です。
{netabare}
まあ、上のあらすじ通りなのですが、いわゆる「追放なろう」作品とは異なり、追放される理由がちゃんとあるのが好感持てました。

主人公は、神から与えられた“加護”が「導き手」というもので、初期レベルが+30という。これにより、勇者パーティーの序盤では活躍できるものの、メンバーのレベルが上ってくると、だんだん不要になってしまうという意味がちゃんとあります。

まあ、そもそも「導き手」という加護って、それは勇者として生まれてくる妹を導く運命というものなのでしょうけど、じゃあ妹が生まれる前は何してたの?と思わなくもないですが、まあ無理はない設定ではあると思いますね。

で、すんなり追放されて辺境の地でスローライフを送りたいと、名前を変えて隠遁生活を送る流れも、テンプレではありますが悪くない。初回のアクシデントを難なく片付けるのも、単に「俺TUEEEE」ではなく、勇者パーティーに所属していた高ランク冒険者だから無理はない。

そして、自分の加護が「導き手」という、単に初期レベルが高いだけの能力で、いわゆる一般的な「コモンスキル」しか身に着けられない。だから、追放されて当然だと考えるのも自然で、凡百の「なろう」とは一線を画している内容という印象を受けました。

作画に関しては、まあ、何の工夫もない「ナーロッパ」の背景や、「ピーターグリル」レベルのキャラデザと、決して高い評価ができるものではない感じ。ただ、ストーリーの良さに引っ張られて、なんか観させられてしまうという感じですね。作画がダメだから観てられないというほどのことはなさそうです。

まあ、何かと色眼鏡で見られがちな「なろう」作品ではありますが(しかもバカみたいなタイトルだし)、少なくとも初回切りするほど悪くはないといった感じです。
{/netabare}
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
だらだらと主人公とヒロインの過去回想。そして、追放側のストーリーも同時並行的にけっこうしっかりと見せる…

どっちも面白くないし、話があっちこっち。

うーん、初回の段階では悪くないのかなと思ったんですが、やっぱり「なろう」なんでしょうか…
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
スローライフパートは、風邪薬をクッキーに混ぜて売ったら売れたよ-!

勇者パーティーパートは、戦士キャラが勇者を探しに行くぞ。あいつは、きっと生きてる。

そんだけです。

いやあ、面白くないねえ…
次で判断します。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
いや、まあ、確かにスローライフなんだけどさ…

行きつけのサウナが、新たにできたスーパー銭湯に客を取られちゃって、おやっさんが廃業しようかと思っていると。

で、主人公がハーブ入りの薬草をぶら下げれば、いい匂いだし疲労を回復する効果もあるから、と薬草を売りつけますよ。

で、やってみたらお客さんが増えたよ-!おやっさんも、まだまだサウナは勉強だなっつって店を続けることにしたよという。

いや、ホントにこれだけなんです。その中に、野郎3人によるサウナ我慢大会を2回も入れてくるっていう。そのうち、ひとりが真っ赤になって倒れるという展開まで一緒。

ダメだこれは。いちおう、何かを匂わせるように勇者パーティを少しだけ見せて、奴がいなくなってバラバラになったということを呟くだけという。

ちょっと退屈になってきましたので、ここで離脱します。あ、でもスローライフはスローライフなんで、そういったものがお好きな方なら楽しめるんじゃないかと思いますよ。
{/netabare}

投稿 : 2021/10/28
閲覧 : 412
サンキュー:

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